2019年に発表され瞬く間に代表的コレクションとなった「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。クラシックなラウンドウォッチでありながら、オーデマ ピゲのアイコンである8角形のインナーケースをサンドイッチして、立体的な造形美を表現。風防ガラスは優雅にカーブを描き、光の反射により美しく煌めきます。伝統と革新を取り入れたディテールが美意識を刺激する人気コレクションです。
CODE 11.59の開発は、12年10月には基礎設計がスタートしていたという、次世代基幹ムーブメントの開発にまで遡る。03年から熟成改良が重ねられてきたキャリバー3120を代替する、3針自動巻きの「キャリバー4302」と、数千個単位で製造されるマスプロダクト機としては同社初となる、一体型自動巻きクロノグラフの「キャリバー4401」の同時開発だ。14リーニュまでムーブメントサイズを拡大することで基礎体力を大きく向上させた両機は、現在ではオーデマ ピゲの各モデルに搭載される現代スペックのワークホースとなっている。香箱径の拡大によるパワーリザーブの延長(約60時間→約70時間)と、振動数の増加(2万1600振動/時→2万8800振動/時)を踏まえたうえで、さらなるパフォーマンスアップも盛り込まれている。