コロナ禍でも安定!買取ビジネスの市場規模が伸びているワケとは?

コロナ禍でも安定!買取ビジネスの市場規模が伸びているワケとは?

身の回りの物をリユースしながら暮らす生活は、家計の節約になるだけではありません。

掘り出し物を発見したり、上手に高値で売って小遣い稼ぎをしたりする消費者が増え、買取業界の市場規模は年々拡大しています。

買取業界へ参入するなら、フランチャイズ型の経営が安心です。この記事では、フランチャイズ加盟や、買取業界の市場の動向について紹介していきます。

買取業界の市場規模は拡大中?

 

買取業界の市場規模は拡大中?

「フリマアプリの話題を頻繁に見聞きする」「テレビや雑誌などでリサイクルを紹介する特集が多い」と感じる人は多いのではないでしょうか。

中古品市場に関する専門紙「リサイクル通信」がリユース市場について調査を始めた2009年以降、市場規模は右肩上がりで拡大し続けています。

2021年には前年比の11.7%増の2兆7000億円規模に達しました。「中古市場データブック2018」が「リユース市場は2020年には1兆9500億円、2025年には2兆500億円に達するだろう」と推定していたことを考えると、それを大幅に上回るスピードで成長していることが分かります。

なお、この数字には法人間の売買や輸出に関する値、自動車や住宅などは含まれていません。

2015年度に環境省が調査した消費者アンケートによると、いらなくなったもの、使わなくなったものの処分方法として最も多いのは「自宅・物置に保管」で、「バイク・原付バイク」以外のすべての商品カテゴリーでも50%以上にのぼります。

買取市場で人気の高いブランド品は60.3%、携帯電話・スマートフォンは80%、書籍は62.3%が使われないまま、自宅に眠っているのです。

また、不用品をリユースショップに売ったことがある人の割合は19%、リユース品を購入した人は14.5%と、リユースショップ利用者の数にもまだ拡大の余地があります。

こうしたデータを見ても、潜在的な市場が大きく、今後伸びる可能性が十分にあることが分かるでしょう。

「リサイクル通信」の調査による、2020年のリユース市場2兆4169億円の内訳をみると、BtoCの店頭販売が8862億円、ネット販売が4326億円で、CtoCのネット販売1兆583億円という内容です。

コロナ渦という事もあり、CtoCのネット販売が大きくなっていますが、リユースショップを利用する安心感にはかなわないと考える人も多いでしょう。手続きや梱包の手間を考えると、個人間のリユース取引はどの世代の人も簡単に行えるものではありません。

こうしたことから考えても、リユースショップの需要は高く、今後も利用者が増えていくことが予想できます。

下記記事では買取業のおすすめの開業方法と儲かる仕組みについて詳しく解説しています。

なぜ伸びている?

 

なぜ伸びている?

ネットオークションやフリマアプリの利用が一般化し、リユース品の売買に抵抗感を抱かない人が増えています。

リユース品は低価格で手に入るうえ、廃盤・限定品の商品や流通量の少ない商品を見つけられる点もメリットです。

「短期間しか使わないマタニティウェアや子ども用品はリユースで」「年齢的に似合わなくなったジュエリーを販売しよう」など、上手に使いこなせば節約にもつながります。

インターネットを利用した取引が活性化するのと同時に、実店舗のリユースショップに足を運ぶ人も増加傾向です。

2020年7月にプラスチック製買い物袋が有料化され、地球温暖化や環境問題が身近なこととして感じられるようになりました。

国連が提唱するSDGsが連日メディアで取り上げられて一般に浸透し、消費者のエコ意識が高まっています。

また、高齢化・核家族化が進んでいる現代日本では、自分自身が元気なうちに持ち物や財産を整理する「生前整理」でリユースショップを利用するケースも多いです。

時計やアクセサリーなどの財産を買取業者に売ることで、その資金を老後の生活に生かすことができるからです。

買取業界は不況にも強い!

 

買取業界は不況にも強い!

数あるビジネスの中で、景気に左右されず「不況知らず」と言われているのが、買取ビジネスです。その根拠となっているのが「金の買取価格は不況時に高騰する」という傾向にあります。

金は世界中のどこでも価値が認められており、それ自身に価値があるものです。有価証券のように破綻するリスクがないため、不況になると買い求める人が増え、買取価格が高騰します。

買取価格が高騰すると金を売って現金化しようと考える人も増え、買取ビジネスが活性化するのです。金は世界中の人にとって投機の対象であり、その価格はドル相場や世界情勢、景気が悪化すると上がる傾向にあります。

金の買取ビジネスにとっては、ピンチこそチャンスだと言えるでしょう。プラチナやブランド品も同様の傾向があります。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大に伴って多くの企業が売り上げを落とす中、買取専門店は好調を維持しています。

景気の悪化や先行きの不透明さから、資産を現金化したいという需要が高まっているのがその理由です。

また、緊急事態宣言が発出され、ステイホームを余儀なくされた多くの人々が、その時間を利用して家の不用品整理を行いました。不用品の買取を依頼する人が増えたこともあり、買取ビジネスは活況を呈しています。

買取ビジネスは運用しやすい

 

買取ビジネスは運用しやすい

買取業界は、未経験でも参入しやすいビジネスだと言われています。ほかの業界に比べると開業資金が少なく済むからです。

通常、店舗を経営する場合は、商品の仕入れ費用、店舗の契約料や賃料、スタッフの人件費、光熱費などが必要ですが、買取専門で開業するならこれらの経費を大幅に削減することができます。

買取専門店は販売をしないため、在庫を抱える必要がありません。買い取った商品を一時的に保管するスペースと、利用者が持ち込んだ商品を査定するスペースがあればよいので、賃料など店舗にかかる費用を抑えることができます。

スタッフを雇わずに1人で運営でき、1日5~10組程度の接客で収益化することも可能です。

リサイクルショップを運営する場合は、買取専門に比べると開業資金が必要ですが、いずれもフランチャイズに加盟することで、開業当初から安定した経営が望めます。

未経験でも可能!

 

未経験でも可能!

買取ビジネスはフランチャイズ本部の選択肢が多いことも特徴です。

フランチャイズに加盟することで、専門的なノウハウが必須な買取業界でも十分に収益を出すことができます。

各フランチャイズ本部によってサポート内容は異なりますが、いずれも開業前の研修に力を入れており、未経験であっても確実にスキルを身につけることが可能です。

経営や広告宣伝についてのアドバイスも受けられるため、脱サラして独立するといったケースでもスムーズに始めることができます。

買取ビジネスにおいて、最も必要となるスキルが「目利き」です。目利き力がなく、適正な価格をつけられないことは、買取業者にとって致命的と言えるでしょう。

真贋を見抜けずに偽物を高値で買い取って、大きな損失を出してしまうリスクもあります。フランチャイズ本部では、査定の判断が難しい場合に、電話やスカイプを活用したサポートを行い、こうしたリスクを回避しています。

また、品物をスマホで撮影するだけで、AIが真贋を判断してくれるサービスも提供されています。フランチャイズ本部のサポートや、業界向けサービスを利用することで、経験がものをいう目利き力のカバーは十分に可能です。

フランチャイズに加盟することで、未経験者でも安心して独立・開業を行うことができます。

フランチャイズで参入しよう

 

フランチャイズで参入しよう

買取ビジネスの市場規模や、将来性について理解できたでしょうか。

買取ビジネスは今後ますますの発展が期待されるため、参入すると決めたら早めに行動を起こすことが大切です。参入への扉は、フランチャイズに加盟することで未経験者にも大きく開かれています。

 

説明会などに参加して、自分のスタイルに合ったフランチャイズ本部を探してみましょう。

大吉では詳しい資料を請求することが可能です。また、無料の説明会も行われているので、気軽に問い合わせしてみましょう。

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