買取ビジネス・買取事業の仕組みとは?種類や儲かりやすい理由などを解説!

買取ビジネス・買取事業の仕組みとは?種類や儲かりやすい理由などを解説!

起業を検討する際に、まず決めるべきはどのようなビジネスを行うかです。

選択肢はいろいろありますが、その中に買取専門店というビジネスがあるのはご存じでしょうか。

買取ビジネスは、他の業種と比べて儲かりやすいうえに、起業のハードルも低いという非常に魅力的なビジネスといわれています。

本記事では買取ビジネス・買取事業に興味があるという人のために、種類や儲かる仕組み、具体的な企業の仕方について解説していきます。

買取ビジネス・買取事業の仕組み

買取ビジネス・買取事業の仕組み

 

買取ビジネスは、利用者から買い取った商品をその値段よりも高く売り、その差額で利益をだすものとなっています。

仕組みだけで考えると物凄く単純ですが、これがなかなか容易ではありません。

なぜなら、安く買い取ろうとしても利用者がその価格に不満があれば商品を売ってくれず、買い取った商品を高く売ろうとしても相手が割に合わないと考えれば購入してもらえないからです。

したがって、利益を出すには顧客が納得してくれる買取価格を的確に見抜き、その価格内でなるべく安い査定金額を提示し、買取価格よりも高く買い取ってくれる販売先を確保することも大切です。

つまり、この2つの条件さえクリアできれば、買取ビジネスは確実に利益を出せるビジネスといえるのです。

買取ビジネス・買取事業の需要

買取ビジネスというと、一般的には市場規模があまり大きくないニッチなカテゴリーに属するビジネスと思われがちです。

以前はその認識は正しいといえましたが、近年のリユース品への需要の増加によって、大きな変化が起きています。

リユースマーケット市場は年々規模が拡大しており、2025年には3.5兆円規模になると予測されています。

金額が大きいため、規模感がわかりにくいかもしれませんが、目安として理美容市場が2.1兆円、食品宅配市場が2.2兆円程度といわれていることからその規模の大きさがわかると思います。

理美容店は日本全国で25万店舗以上とされていますから、それ以上の市場規模というのは驚かれる方も多いと思います。

下記記事では買取ビジネス・買取事業の需要について詳しく解説しています。

買取ビジネス・買取事業の種類

買取ビジネス・買取事業の種類

買取ビジネスには、大きく分けると3つの形態があり、その企業の規模や業態によって、対応している形態が変わります。

1:店舗買取

店舗買取は、「お客様に商品を売りに来てもらう」ことで中古品を買取する形態です。買取ビジネスの中では、最も一般的な形態と言えます。

物理的に店舗を構えるため、「近くに住んでいる人」が主なターゲットであり、地域性が強く、リピーターなどのいわゆる「お得意様」を作れるかどうかが重要になってきます。

店舗を構えるため、コストなどのリスクが高く、知名度の問題などもあるため、新規参入のハードルが高くなっています。

そのため、店舗買取はすでに店舗を広く展開している大手が主導権を握っている状態といえます。

2:出張買取

出張買取は、「お客様のところへ査定員が出向き、そこで買取を行う」ことで中古品を買取する形態です。

売り手にとっては自分で中古品を持っていく必要がないため手軽に利用しやすく、店舗買取よりも広い範囲の利用者がターゲットになります。

近くに拠点を構えている同業他社と競争になる場合も多いため、地域や買取ジャンルなどで「ここの地域ならこの業者が良い」「ジュエリーやブランド品ならここ」といった評価を築くことが重要です。

3:宅配買取

宅配買取は、「お客様から業者に中古品を送ってもらい、それを買取する」ことで中古品を買取する形態です。

中古品を自分で梱包し、配送しなければならないため、出張買取と比べて利用者側に多少手間がかかります。

しかし、自分のタイミングで買取依頼ができるため、利用者にとっては最も利用のハードルが低くなります。

また、自分で依頼する場所を選択できるため、出張買取のように対応できない地域がなく、全国どの業者でも利用できることもメリットといえます。

利用者が全国から選べるため、選択肢となる企業が多く、競合より良い条件で取引し、利用者から良い評価を獲得できるかが重要になります。

買取ビジネス・買取事業が儲かりやすい理由

買取ビジネス・買取事業が儲かりやすい理由

 

買取屋は初心者が起業するのに向いているビジネスです。なぜなら、他のさまざまな業種と比べ、リスクが低くて儲かりやすいからです。しかし、なぜそのようなことがいえるのでしょうか。

そこで、本段落では買取専門店が低リスク高リターンである理由を3つのポイントに分けて説明していきます。

1:在庫スペースが抑えられるので運営コストが低い

買取専門店と同様に利用者から品物を買い取るビジネスとしてリサイクルショップや質屋などがあります。これらの業種との大きな違いに在庫スペースの有無があります。

リサイクルショップや質屋の場合は商品を売るための販売スペースを必要とします。また、商品がいつ売れるかわからないので販売コーナーに置き切れない商品を保管するためにかなり広いバックヤードや専用の倉庫が必要となります。

一方、買取屋の場合は店頭販売をしないので、そういったものは一切不要です。なぜなら、商品の種類に応じて引き取ってもらう本部や業者が既に決まっているため、買い取ってすぐに売ることができるからです。

そんため、必要なのは顧客が商品を持ちこめて事業者がそれを査定するための場所と、買い取った商品を一時保管するためのちょっとしたスペースのみです。

7坪ほどの小スペースでの開業が可能であるため、家賃や人件費を最小限に抑えられることができ、その分、利益を確保しやすいというわけです。

2:不況に強い

買取ビジネスは、他の業種に比べて不況を追い風にすることができる業種だといわれています。

近年の例を挙げると、新型コロナウィルスのパンデミックにより経済全体が冷え込んでいた中、買取ビジネスは売上が上昇していました。

これは、不況になるとその不安から資産を現金化しようとする行動原理が働くせいだと考えられます。

また、広い販路をもつ買取専門店の場合、海外にも販路をもっている場合が多く、物価高や円安であっても、その分高く買い取って売ることができるため、売り上げが上昇する傾向にあります。

このような要因から不況に強いビジネスモデルであるといえます。

3:盗難・万引きの被害がない

商品を売買するビジネスにおいてくの人が頭を悩ましているのが盗難リスクです。国内における年間の万引き被害額は約4,615億円にもなります。

特に、貴金属やブランド物といった高額な商品を扱っている店舗の場合は万引きや強盗のリスクも跳ね上がり、一度でも被害にあってしまうと元の価格が高いため、全体の収益が赤字になってしまうことにもなりかねません。

買取と販売を同時に行っているリユース店の多くはブランドバッグやブランド時計などの高額な商品も展示しているため、万引きや盗難を防ぐ対策は不可欠です。

一方で、買取屋の場合は対策なしでも万引きや盗難のリスクを最小限に抑えることができます。なぜなら、そうした店の場合は、買い取った商品を陳列することがないため、店頭での万引きや強盗のリスクが基本的にないからです。

4:確実に売れる

自店で買い取ったものを売るタイプのリユース店は、利益を得るために買い取った商品を自力で売る必要があります。

つまり、上手く買い取りをしてもその後全く売れなければ、在庫だけが増えて、利益を得ることができず収支がマイナスになってしまいます。

そのため、お金を出して買い取る際には「本当にこれが売れるのだろうか」という不安が常につきまといます。しかし、買取専門店の場合はそうした心配は不要です。

なぜなら、買取専門店の場合、業者の本部や買取業者の査定額との差額で利益を出すため、買い取った時点で売り先が確定しているからです。

つまり、買取を行えば行うだけ、利益が増えていくシステムが構築されており、販売努力をする必要ないというは大きなメリットだといえます。

買取ビジネス・買取事業はフランチャイズがおすすめ

買取ビジネス・買取事業はフランチャイズがおすすめ

買取屋を起業する際には、大きく分けて2つの選択肢があります。

ひとつは個人での開業で、もうひとつがフランチャイズへの加盟です。この内、特に初心者におすすめなのがフランチャイズです。

もちろん、個人店にもメリットはあります。なんといっても創意工夫によって自分の思い通りの店作りや営業戦略を行えるのは大きな魅力です。

ただ、それで成功するにはかなりの知識と経験が必要であり、初心者がいきなり自己流で店を始めると、多くの場合は失敗に終わってしまいます。

したがって、もし個人店で成功を収めたいのであれば、準備期間にかなりの時間をかけることが必須です。

その点、フランチャイズならごく短期間で起業することができます。

なぜなら、開業するに当たって本部が全面的にサポートしてくれるからです。

長年培ったノウハウを効率良く伝授してくれるので短期間で店舗運営に必要なノウハウを身に付けることができ、商標に知名度の高いブランド名を使用できるため、広告のコストも少なくすみ、集客も容易です。

そのうえ、多くのフランチャイズでは開店後でも分からないことがあれば、すぐに対応してくれるようになっています。

たとえば、買取屋を始めた初心者が最も不安なことといえば「査定の仕方がわからない品物が持ち込まれたらどうしよう」という点ですが、フランチャイズ本部には買取サポートシステムなども整っているので安心です。

未経験で買取ビジネスを始めようという方は断然フランチャイズがおすすめです。

下記記事ではおすすめの買取フランチャイズ本部と評判について詳しく解説しています。

買取ビジネス・買取事業を始めるなら、買取大吉

買取ビジネス・買取事業を始めるなら、買取大吉

買取ビジネスを始めるうえで、不安な点として「適切な査定ができるかどうか」「利益をだし、店舗を続けられるかどうか」の2点がよく挙げられます。

この2点の懸念点を解消するならば「買取大吉」のフランチャイズが特におすすめです。

「買取大吉」では、オンラインによる独自の査定サポートシステムを導入しており、本部に真贋・査定を依頼した商品の売却額を保証しています。

そのため、査定が未経験であっても適切な査定ができ、本部の提示額よりも少ない金額で買い取る事ができればその時点で利益が確定させられます。

また、開業初日から本部のスーパーバイザーが訪問し、店舗で実践的な現場研修ができるうえ、運営に関する困りごとがでても、その都度オーナーサポート部に電話で相談する事が可能です。

開業後も徹底したサポート体制を整えているため、店舗継続率※97.3%と高い数値を記録しています。※2022年10月~2023年9月のデータです。

まとめ

さまざまな点において買取ビジネスが儲かりやすいビジネスであることは理解できたでしょうか。また、個人店よりもフランチャイズの方が低リスクであるという点も重要なポイントです。

したがって、経験が浅くても買取ビジネスで成功したいという場合は、未経験者も参入可能な買取専門店のフランチャイズが有力な選択肢となります。

「買取大吉」では詳細な資料を請求することができます。また、無料の説明会も行われているので、気軽に問い合わせしてみましょう。

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