フランチャイズ加盟を検討しているなかで、「フランチャイズの開業はやめたほうがいい」と言われたことがある方もいるかもしれません。
確かに、フランチャイズには起業成功を支援するサポート体制が整っているなど、多くのメリットがあります。
しかし、加盟金やロイヤリティの支払い、本部の方針に従う義務など、デメリットも多く存在します。そのため、フランチャイズよりも自力で起業を選ぶ人もいますが、すべての人がフランチャイズ開業に向いていないわけではありません。
そこで、今回の記事では「フランチャイズ開業がやめたほうがいい」と言われる理由や、フランチャイズ加盟が向いている人・向いていない人の特徴について詳しく解説します。
目次
フランチャイズ開業はやめたほうがいい?
「フランチャイズ開業はやめたほうがいい」と言われることが多く、加盟に対してマイナスのイメージを持つ方も少なくありません。
実際、ニュースや各メディアでネガティブな報道を目にすることもあり、その影響で悪い印象を抱いてしまうこともあります。
しかし、フランチャイズには、経営が初めての方でも安心してビジネスに取り組めるようなサポートが整っており、実際に成功している加盟者もたくさんいます。加盟に対する否定的な意見は、環境や人によって異なるため、一概にそれを信じるべきではありません。
正しい判断を下すためにも、なぜ「フランチャイズ開業はやめたほうがいい」と言われているのか、その理由をしっかりと理解しておくことが大切です。
【開業を考えている方必見】フランチャイズはやめたほうがいいと言われる4つの理由
フランチャイズでの開業をやめたほうがいいと言われる理由は、以下の4つが考えられます。
・ロイヤリティ支払いにより期待していたよりも利益が少ないケースがある
・ブランドイメージや経営状況に左右される
・本部からの十分なサポート体制が整っていない場合がある
・経営する際の自由度に制限がある
これらの4つの理由について、「なぜフランチャイズ開業をやめたほうがいいのか?」を詳しく解説します。
1.ロイヤリティ支払いにより期待より利益が少ないケースがある
フランチャイズをやめたほうがいいと言われる理由の1つに、ロイヤリティの支払いがあります。
フランチャイズでは、本部からノウハウを提供され、ブランド名を使用する代わりに毎月ロイヤリティを支払う必要があります。このロイヤリティの金額や種類は、加盟先によって異なります。
そのため、売上が少ない場合でもロイヤリティの支払いは避けられず、思うように利益を上げることが難しくなることがよくあります。事前に、どの程度のロイヤリティが発生するのかを確認しておくことが非常に重要です。
利益を上げるためには、利益率の高い業種を選ぶことも大切です。フランチャイズのロイヤリティについて詳しく解説した記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
2.ブラインドイメージや経営状況に左右される
フランチャイズは、ブランドイメージや本部の経営状況に大きく影響されるため、これを不安に感じる人のなかには「やめたほうがいい」と考える人もいます。
確かに、フランチャイズのブランドを利用することで、効率的に集客できるというメリットがあります。しかし、もし本部や他店舗で不祥事が起き、ネガティブな報道が流れると、ブランドイメージが悪化し、集客に悪影響を及ぼすことがあります。
さらに、本部の経営が悪化し、集客が減少すると、利益が上がりにくくなる場合もあります。
本部の経営が困難になり、事業の継続が難しくなれば、たとえ自店舗の売上が良くても、廃業に追い込まれる可能性もあります。このような状況では、自分の裁量で判断できない部分が多くなります。
本部の知名度を活用できることはフランチャイズの大きなメリットですが、その一方で、ブランドイメージの低下や悪い印象が定着すると、その影響は自店舗にも大きく及ぶことになります。
3.本部からの十分なサポート体制がない場合もある
フランチャイズの強みである本部のサポートを十分に受けられないこともあります。
多くのフランチャイズ本部はサポート体制を強みとして掲げていますが、実際に受けられるサポート内容は加盟先によって異なります。ですので、事前にどのようなサポートが提供されるのかをしっかり確認することが重要です。
日々の営業に関する徹底した指導や、慣れるまでの営業同行など、手厚いサポートを提供する本部もあれば、指導力が不十分であったり、そもそもサポートを一切行わないような悪質な本部も存在します。
本部からのサポートが不十分なために経営がうまくいかず、利益が上げられない結果、廃業を選択せざるを得ない場合もあります。
このような経験をすると、高い加盟金やロイヤリティに対する見返りが得られず、「やめたほうがいい」と考える人も出てくることでしょう。
4.経営する際の自由度には制限がある
フランチャイズに加盟すると、経営の自由が制限されることが多いです。
例えば、経営方針や店舗の内装・イメージなどは本部の指示に従わなければならず、自由な経営はほぼできません。
経営の自由度には制限があるものの、フランチャイズ加盟店は本部とは別の法人であり、経営の責任は店舗のオーナーが負うことになります。たとえ本部からサポートを受け、集客や事務作業を任せられたとしても、最終的に利益を上げるための経営判断や舵取りはオーナー自身の仕事です。
自由な経営ができないことに不満を感じ、思うように運営ができずにフランチャイズ加盟を後悔する声も少なくありません。このような点が理由で、「フランチャイズはやめたほうがいい」と言われることもあります。
フランチャイズ開業をやめたほうがいい人の特徴
フランチャイズ開業をやめたほうがいい人の特徴として、以下の3つのポイントが挙げられます。
・フランチャイズに加盟すれば自動的に儲かると考えている人
・イチから起業したいと考えている人
・経営者として努力を怠る人
加盟金やロイヤリティを支払えば楽に儲かると思っている人は、フランチャイズ開業はやめたほうがいいでしょう。ここでは、これらの3つの特徴を持つ人について詳しく解説します。
1.フランチャイズに加盟すれば儲かると考えている人
フランチャイズに加盟するだけで儲かると考えている人は、やめたほうがいいかもしれません。
確かに、ゼロから自分で起業するよりはフランチャイズの方が楽な面も多いですが、経営していくなかでさまざまなトラブルに直面することもあります。店舗運営をしっかりと行わなければ、最終的には廃業に追い込まれるリスクが高まります。
あくまで経営者としての責任を忘れてはいけません。
また、フランチャイズ本部が「ブランド力」「集客力」「再現性」などのメリットをアピールするのは、加盟店を増やして自社の利益を上げるためでもあります。
そのため、これらのアピールを安易に信じ、加盟するだけで簡単に儲かると考えてしまう人は、失敗する可能性が高くなります。
2.イチから起業したいと考えている人
自分自身でゼロから起業したいと考えている人には、フランチャイズは向いていません。
なぜなら、フランチャイズは既存のブランドと、これまで培ってきた経験やノウハウを活用して運営することが基本だからです。
そのため、扱う商品やサービスについて自分で考えたり、方向性を変更することはできません。本部が定めたイメージやルールに従うことが前提となるため、自分が求めている企業イメージと乖離してしまうこともあります。
特に、これまで経営者としての経験がある方の場合、自己流の方針を優先しがちで、本部のルールとの間にトラブルが生じるケースも少なくありません。
自己流の経営を目指したい方や、起業家精神が旺盛な方は、自分自身でビジネスを構築した方が、やりがいやモチベーションの向上につながるでしょう。
3.経営者として努力ができない人
経営者として努力ができない人は、フランチャイズに限らず、ビジネス全般で成功するのは難しいです。
例えば、集客がうまくいかない、売上が落ちてきたといった場合、競合の調査や世間の変化に対して積極的に情報を集め、適切な対応をすることができなければ、起業しても成功は難しいでしょう。オーナー自身が動き、努力し続けなければ、経営を軌道に乗せることは不可能だと考えておきましょう。
そのため、フランチャイズだからといって他力本願にならず、経営者として前向きにビジネスに取り組む姿勢が大切です。
また、努力を全くしないわけにはいきませんが、投資型フランチャイズ、コインランドリー、自動販売機などのビジネスモデルであれば、ほとんど手間をかけずにお金を投資するだけで運営が可能です。手間暇をかけたくない場合は、こうしたビジネスを検討してみるのも1つの選択肢かもしれません。
フランチャイズ開業に向いている人の特徴
フランチャイズ開業に向いている人の特徴として、以下の3つが挙げられます。
・責任感が強く、率先して働ける人
・フランチャイズのシステムを尊重できる人
・ビジネスアイデアがなくても独立を考えている人
ここでは、これら3つの特徴について詳しく解説します。
1.責任感が強く率先して働ける人
自店舗の売上に対する責任感を強く持ち、自ら率先して働ける方はフランチャイズ開業に向いています。
本部が優秀であったとしても、成功するか失敗するかは最終的に加盟店のオーナー次第です。加盟後に本部から受ける助言や指導は通常月に1回程度であり、大半の時間はオーナー自身が経営判断を行う必要があります。
また、オーナーが率先して働くことによって、従業員も自然とその姿勢に従うため、店全体のサービスの質が向上します。
例えば、某大手コンビニが求める理想的なオーナー像には「経営者として独立したい」「チャレンジ精神あふれる方」などが挙げられています。これからもわかるように、経営者として責任感が強く、自ら積極的に働けることがオーナーに求められます。
2.フランチャイズのシステムを尊重できる人
フランチャイズのシステムや本部のパッケージを尊重できる人は、フランチャイズ開業に向いています。
なぜなら、フランチャイズで成功するためには、まず本部の指導にしっかりと従う謙虚さが重要だからです。
フランチャイズのシステムを尊重できないと、ロイヤリティに不満を抱いたり、本部が設定したシステムやルールに従わない事態が生じることがあります。それが原因で、お客様からの信頼を失うリスクも考えられます。
そのため、フランチャイズで成功するためには、本部と加盟店との間で良好な関係を築き、謙虚にフランチャイズシステムを実践することが不可欠です。
3.ビジネスアイデアがなくとも独立を考えている人
ビジネス案がない方でも、独立に対する熱意があれば、フランチャイズ開業に向いていると言えます。
フランチャイズは、ゼロから商品やサービスを考える必要がなく、すでに確立されたビジネスモデルを基に開業できるため、初心者でも始めやすいという特徴があります。
独立したいけれど、ビジネスアイディアが浮かばず、「開業したいけれど、何をどうすべきか分からない」という方も少なくないでしょう。このような方にとって、既存のビジネスモデルで開業できるフランチャイズは非常に魅力的な選択肢です。
自分自身でビジネスをイチから生み出すのではなく、好きな商材やブランド、または興味のある事業分野でフランチャイズを通じて開業することで、より積極的に事業に取り組める点も大きなポイントです。
4.経営者と会社員の両方の立場から仕事が楽しめる人
経営者としての自分と、会社員としての立場の両方を楽しめる方は、フランチャイズ起業に向いています。
フランチャイズでは、1店舗のオーナーとして経営を行うだけでなく、本部の決定に従うという会社員的な要素もあります。
例えば、飲食店のケースを見てみましょう。
本部が一部のメニューの提供終了を決定した場合、顧客からの要望が多くても、加盟店側はこの決定に従って運営を続けなければなりません。つまり、経営者としての判断力が求められる一方で、本部の方針に従うという会社員的な役割も忘れてはならないのです。
このように、経営や職場環境の全てをまとめるオーナーとしての立場と、会社に属する社員としての立場があります。異なる2つの役割を楽しみながら取り組める方には、フランチャイズビジネスが向いていると言えます。
フランチャイズ開業を成功に導くポイント
フランチャイズ開業を成功に導くために、以下の4つのポイントは押さえておきましょう。
・フランチャイズに関する情報収集を行う
・加盟する本部を慎重に見極める
・提示された契約内容をしっかり確認する
・事業計画を立てて資金調達を行う
ここでは、これらの4つのポイントについて詳しく解説します。
1.フランチャイズについて情報収集する
フランチャイズで開業して成功するためには、情報収集が不可欠です。加盟前には、以下のような情報を広範囲にわたって収集する必要があります。
・フランチャイズビジネス全般について
・参入予定の業種について
・加盟を検討するフランチャイズについて
また、経営方法や財務諸表の読み方、マーケティングやリーダーシップについての知識も重要です。これらを積極的に学ぶ姿勢が求められます。加盟後も、引き続き情報収集と勉強を続けていきましょう。
2.加盟する本部を見極める
優れたフランチャイズ本部を見極めることは、成功への第一歩になります。加盟を検討する前に、以下の5つのポイントを確認しましょう。
1.本部の経営理念や将来のビジョン
2.直近の財務状況
3.店舗数の推移や収益性
4.加盟後のサポート体制
5.訴訟件数
さらに、将来性を評価する際には、商品開発力や供給の安定性も考慮する必要があります。
本部の説明会で質問し、情報を得ることは重要ですが、本部訪問時にはアポイント対応や社内の清掃状況、社員の活気などもチェックすることで、自分に適した加盟先かを判断できます。
また、既に加盟しているオーナーの店舗を訪問し、実際の評判を聞くことなど、細かいリサーチも欠かせません。
3.提示された契約内容をよく確認する
フランチャイズ契約書は非常に重要な書類であり、細部まで十分に検討することが欠かせません。
契約書は長文で難解なことが多いですが、通常は本部から契約書の要点をまとめた「法定開示書面」が交付されるため、理解できるまで説明を受けましょう。後々のトラブルを防ぐためにも、契約書の内容をしっかりと確認する必要があります。
特に以下の点を確認することが大切です。
・本部に支払う金銭の内訳
・地域の独占的な営業権(テリトリー権)の有無
・本部と加盟店の債権債務を相殺する仕組み(オープンアカウント)
・運営・経営指導の体制や費用
・契約の満了や中途解除に関する規定
契約書は、事業が続く限り関わり続ける重要な文書です。不明点を残さないように慎重に確認し、理解を深めることが求められます。
また、本部訪問時に急いで加盟を決めさせるようなケースも存在します。契約内容を十分に吟味できていないまま契約を結んでしまうと、後々後悔する可能性がありますので、契約書に署名する前に十分な検討時間を確保するようにしましょう。
4.事業計画を立てて資金調達をする
フランチャイズ開業を成功させるためには、十分な事業計画を立て、資金調達をしっかり行うことが非常に重要です。
開業にかかるのは、店舗オープンのための初期費用だけではありません。事業を軌道に乗せるための運転資金や返済計画も含めて、全体的な資金計画をしっかり練る必要があります。
特に、フランチャイズ本部が提供する募集パンフレットに記載されている開業資金総額には、店舗物件の取得費用が含まれていない場合があります。
そのため、必要な資金を自分自身で洗い出し、見積もりを立てることが不可欠です。最低でも、必要資金の3分の1、できれば2分の1は自己資金で準備することが求められます。
開業資金不足に対して、リース契約を強く推奨する本部もありますが、安易に利用すると、返済負担に苦しむことになります。開業後、資金繰りが厳しくなり、最終的に廃業するリスクを避けるためにも、開業資金や運転資金の内訳を慎重に確認し、漏れがないように何度もチェックしましょう。
フランチャイズのよくある失敗例
フランチャイズのよくある失敗例として、主に以下の3つが挙げられます。
・不利な契約内容だった
・資金面の見積もりが甘かった
・本部に頼りすぎて自分で経営を主導できていなかった
ここでは、これらの失敗例について詳しく解説します。
ケース1.不利となる契約内容だった
フランチャイズ契約においては、初めから失敗するリスクが大きい不利な契約内容が存在する場合も少なくありません。特に、以下の2点は注意が必要です。
・ロイヤリティが高すぎる
・近隣に同じフランチャイズチェーンが開店
事前に同業種のロイヤリティ相場や契約条件を調査し、提示された内容が適切かどうかを判断できるようにしておくことが重要です。また、テリトリー制が明記されていない場合、近隣に同じフランチャイズチェーンが開店して競合するリスクもあります。
契約条件やその内容をしっかり確認することで、こうした不利な状況を避け、失敗のリスクを減らすことができます。
ケース2.資金面の見積りが甘かった
フランチャイズにおいて、資金面の見積もりが甘いために失敗する事例は少なくありません。
月々のランニングコストやロイヤリティなど、利益に関係なく発生する費用が多いため、事前に資金準備を徹底することが非常に重要です。資金面での見積もりが甘いと、フランチャイズに加盟しても失敗するリスクが高くなります。
ブランドの知名度が高くても、開業直後にすぐに利益が確保できるわけではありません。まずは売上がないものとして仮定し、経営に関する見積もりは余裕を持って、厳しめに考えることが大切です。
ケース3.本部に頼り切りで自分で経営を主導していない
本部に頼りすぎて経営指導すらできていないオーナーは、失敗するリスクが高いです。
フランチャイズに加盟しても、経営を主導するのは自分自身です。本部が事務作業などをサポートしてくれる場合でも、店舗経営の状況はしっかり把握しておく必要があります。
フランチャイズ経営の基本として、オーナー自身が経営を行うという強い意識を持つことが重要です。本部に頼れるところは頼りつつ、効率よく店舗運営を進めることが求められます。
買取フランチャイズの経営を成功させるポイント
買取フランチャイズの経営を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
・継続的にマーケットを調査し、市場の変化に対応できる力
・ビジネスモデルに柔軟性を持たせること
・顧客ニーズに応じたサービスの多様化
・失敗の原因を分析し、適切な対策を講じること
また、店舗運営には他にもさまざまなスキルが求められます。下記の記事では、買取フランチャイズで成功するためのポイントや必要なスキルについて詳しく解説しています。
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まとめ
今回は、「フランチャイズ開業はやめたほうがいい理由」についてご紹介しました。
確かに、ニュースなどで「フランチャイズ本部に騙された!」といったマイナスな報道がされることもあります。しかし、すべてのフランチャイズ本部が悪徳というわけではなく、良心的な会社のほうが多いのが実情です。
もちろん、自分で経営方針を決めたいというスタイルであればフランチャイズは向いていませんが、他人から「フランチャイズはやめておいたほうがいい」と言われても、すぐにその意見を鵜呑みにするのは賢明ではありません。
フランチャイズが合うかどうかは、その人の性格、スキル、環境によって大きく異なります。まずは説明会に参加したり、情報収集を行い、自分の目や肌感覚で本当にフランチャイズが向いていないかどうかを判断することが重要です。