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アメリカ発世界五大ジュエラーの一角「Tiffany & Co」のブランドの歩み
初日の売り上げはなんと$4.98。ニューヨークで文房具、装飾品店として創業。
今や世界五大ジュエラーと呼ばれる世界的ジュエリーブランドのTiffany & Co(ティファニー)ですが、何と実はそのはじまりは文房具店としてのスタートでした。1837年、アメリカのニューヨークでの創業で、フランスであのHERMES(エルメス)が創業した同年に創業しています。当初は、ティファニー&ヤングという名前で創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・バーネット・ヤングの2人の名前からとったブランド名でした。
創業当初はジュエリーではなく、文房具や装飾品の取り扱いからスタートしたのですが、値札をつけて値引き交渉に一切応じないという当時としては画期的なスタイルを貫いていました。そして驚くことに、創業初日の売り上げはたった4.98ドル、日本円で約500円程だったというのです。
今では、高級アクセサリー、ジュエリーのイメージしかないティファニーも創業はそのような今のイメージとはかけ離れたスタートだったのです。
首元に1つ添えるだけで様変わりするティファニーのネックレス
顔に一番近い首元を演出するかしないかで印象が随分変わります。ティファニーのネックレスを付ければたちまち最上級の演出ができます。インパクトあるハードウェアネックレスは存在感抜群!!シンプルなスタイルにオススメです。
重ね付けで差をつける
男性がするネックレス重ね付けは「オシャレ」と「いやらしい」の表裏一体。でもティファニーは重ね付けはオシャレ一択です。重ね付けしたい方にオススメなのが、トップがスクエアタイプのネックレスです。重ねるネックレスによって違う表情を出してくれるので一歩上のオシャレを楽しめます。
愛されるには理由がある。ティファニーのネックレスはメンズも着けたい逸品揃い
世界中で愛され続ける王道ブランド『ティファニー』。なかでもジュエリーは大人にとって憧れそのものです。特にネックレスは、女性ばかりではなく男性にも頼もしい存在になります。
今こそメンズが注目すべき『ティファニー』のネックレス
『カルティエ』、『ブルガリ』、『ハリーウィンストン』、『ヴァンクリーフ&アーペル』と並び、世界五大ジュエラーの1つに数えられる『ティファニー』。これまで大統領夫人や王室の女性たちを華やかに彩り、数多くの名女優を虜にしてきました。そのこともあり、「女性を輝かせるモノ」としての印象が強いですね。ただ、最近では男性のためのコレクションも登場し、世の男性たちをも魅了しています。中でも呼び水となっているのはネックレスです。ファッションシーンではジェンダーレスな服が浸透している今、世界的ジュエラーもそれに追随するかのごとく、男性にとっても嬉しいアイテムをラインアップしています。
どうしてこんなにも世界中で『ティファニー』は愛されているのか?
『ティファニー』の輝かしい歴史は、1837年から始まりました。奇遇にも、フランスでは『エルメス』が誕生した年です。創業者はチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・バーネット・ヤング。当初は両名の名からとり、ティファニー&ヤングという社名でスタートし、文房具や装飾品を取り扱っておりました。そして、1848年にはヨーロッパの貴族より高価な宝石を買い入れることに成功。1850年代には現在の社名に変更し、ブランドの代名詞となるジュエリーの販売をスタートさせました。
以後、パリ万博では銀製品部門でグランプリを受賞。1800年代後半にはすでにトップクラスのジュエリーブランドとしての地位を確立しました。その美しさに魅了された著名人やセレブリティは数知れず。有名どころでは、グレース・ケリーやオードリー・ヘップバーンでしょう。特に後者は映画での共演がよく知られておりますが、その後も生涯を通じて有効な関係を築いたと言われています。総じて言えるのは、世の女性たちが憧れるアイコン的存在から愛されたということ。それが高貴にしてファッショナブルなブランド、『ティファニー』なのです。
まずは押さえておきたい『ティファニー』定番ネックレス
元大統領夫人のジャクリーン・ケネディ・オナシスや名女優エリザベス・テーラーなど、『ティファニー』を愛した人々を挙げれば枚挙に暇がありません。その中には男性のハリウッドスターやプロスポーツ選手らも含まれます。実は以前より男性からも熱い支持を受けていたのですね。なかでも新たな定番シリーズのネックレスは、男性たちの心をきっと動かすに違いありません。
■ティファニーT
2014年にお目見えした「ティファニーT」シリーズ。ブランドの長い道のりを考えればまだまだ歴史は浅めですが、今やブランドを代表する定番となっていることは昨今の人気からもはや疑いようがない程です。特徴的なのは、ブランドのイニシャルを象ったモチーフ。素材1つとっても、18Kゴールドやシルバー、ステンレススチールなどバリエーションは豊富で、そのラインアップは思わず目移りするほど。
例えば、モチーフが向かい合うようにデザインされた「ティファニーTスクエア」、フォルムは似通っているもののモチーフが丸みを帯びている「ティファニーTワイヤー」、まるで笑っているかのように見える「ティファニーTスマイル」、2つのTのヘッド部分をくっつけた「ティファニーT TWO」があります。シンプルなその姿は男女を問わず着用できる素養を感じさせ、「ティファニーTスマイル」のようなさりげないウィット感が垣間見えます。
■ハードウェア
ブランドの新たなアイコンとして注目を集めているのが、「ティファニー ハードウェア」。インスピレーションのベースは『ティファニー』の本店もあるNY。洗練された街並みと都会で生き抜く女性の強さをイメージしながら、クラシカルな中にエッジを効かせたデザインで仕上げられています。理想の姿へと昇華させるべく参考にしたのが1971年のアーカイブ。そこで発表されたユニセックスなブレスレットを背景にした、従来の『ティファニー』とは異なるハードな姿が男性にもぴったりです。
スタイリッシュな美しさのイメージが強い『ティファニー』ですが、同シリーズではつなぎ合わせたチェーンとボリューム、そして重量感に力強さが覗きます。その姿は、男性が着用するにふさわしい佇まいでとなっています。特にネックレスは、バックからフロントにかけてチェーンが徐々に大きくなっていく作りのため、デザインはシンプルながらも存在感があり、着こなしのワンポイントとして大いに実力を発揮してくれることでしょう。
■1837メイカーズ
“メンズのためのコレクション”として2019年の発売以降、ブランドの根幹であるクラフトマンシップや美学をより感じさせるシリーズとして多くの支持を獲得しています。ジュエラーの枠にとどまらず、同社がNFLや野球の世界大会、WBCなどのトロフィー製作にも携わっていることはつとに知られておりますが、同シリーズではその伝統がイメージソースとなりました。
自社のホローウェア工房の職人によってハンドメイドにより仕上げられるコレクションは、どれもが男心をくすぐるものばかり。とりわけ、シンボリックなモチーフを携えたネックレスは、モダンでミニマル、それでいてダイナミックかつボリューミーな姿に、職人のスピリッツと誇りが覗きます。とはいえ、モチーフのエッジを立たせない線からは『ティファニー』らしさも。強さと美しさをコーデに添える、非常に頼れる存在です。
■メンズ一番人気の「シルバー925」
Tシリーズやハードウェアなど、一番の人気はやはりこのシルバー製のアイテムです。シルバーアクセサリーとは言え、やはり一流ブランドであるティファニー。同じオールシルバー素材でも、他のシルバーアクセサリーブランドのアイテムとは全く異なる、非常にエレガントでラグジュアリーな雰囲気を放っています。
■ラグジュアリー感の「K18」
金額も一気に跳ね上がりますがK18製のアイテムも人気は高く、1点コーディネートに加えるだけで圧倒的なラグジュアリー感を加えてくれます。
■シルバーとゴールドの良いとこどり「コンビ」
ヴィンテージアイテムやメイカーズのブレスレットなど、一部のアイテムで見られるシルバーとゴールドのコンビです。まさにシルバーとゴールドの良いとこどりのようなアイテムで、他の人と被りたくないという方にはまさに最適なアイテムです。
他にも見逃せないアイテムがズラリ『ティファニー』の傑作ネックレス
メンズシーンにおける『ティファニー』の存在感が日増しに高まっている昨今。上で挙げた注目シリーズはまだまだほんの一部に過ぎず、他にも魅力的なアイテムが目白押しです。ここでは、ファッションとしての存在感を遺憾なく発揮してくれる、私たちにとって嬉しいモデルを厳選してご紹介します。
■ナットチャームペンダントトップ
『ティファニー』のこれまでの長い足跡の中で、代表的な3人のデザイナーがいます。その1人こそ1980年に初コレクションを発表したパロマ・ピカソ。NYのグラフィティアートを取り入れたデザインは革新的で、『ティファニー』の歴史のみならずデザイン界に革命を起こしたとまで言われています。工業用パーツをベースに洗練を纏わせたこの一品からは、彼女の意志とインダストリアルなイメージを匂わせるNYが透けて見えます。
■ダイヤモンドポイントスクエアタグペンダントネックレス
シンプルなスクエアプレートに施された精巧なカッティング。『ティファニー』のダイヤモンドポイントのパターンは、ダイヤモンドの底部に覗くキューレットの、幾何学的でクリーンなフォルムからインスパイアされています。グラフィカルで立体的なそのデザインをいざ纏ったとき、胸元からエレガンスさを醸し、エッジの効いたデザインが着こなしをよりモダンに演出するでしょう。
■ハードウェア リンクペンダント RG
成功を求め世界中から人々が集う世界有数の大都市、NY。誰をも平等に受け止める包容力があるが、等しく試練も与えます。その中で生き抜くには強い意志と覚悟が必要です。それを胸にエレガントに立ち向かう女性の姿をカタチにした同シリーズ。斬新なゲージリンクと繊細なチェーンのコントラスト。ゴールドながら嫌味を感じさせないその姿がとても魅力的です。
■1837インターロッキングペンダント
スターリングシルバーのリングがインターロッキングされたペンダントトップ。そのリングには、『ティファニー』のロゴだけでなく、記念すべき創業年がささやかに刻まれています。滑らかなカーブを描く美しいフォルムを一層引き立てるシンプルなその姿は、同ブランドの真骨頂。身につけたそばから美しさをさりげなく主張してくれるに違いありません。
■メイカーズI.D.タグペンダント スターリングシルバー
いつの時代も男心をくすぐるミリタリーテイスト。ドッグタグはその1つに数えられます。フラットな鏡面仕立ての逸品はスタイリッシュでありながら、『ティファニー』に携わる職人たちの技と誇りが随所に香っています。ブランドの伝統と卓越したクラフトマンシップを湛えた秀作です。
■エルサ・ペレッティ ビーン ペンダント ネックレス
1974年に『ティファニー』のデザイナーに就任し、類まれなデザインセンスと独創性溢れる発想によりシルバーやダイヤモンドジュエリーのイメージを覆したとされるエルサ・ペレッティ。彼女もまたブランドの歴史を語るうえでは欠かせません。彼女が生み出したデザインは、シンプルかつ先鋭的。ゆえに、時を超えて愛されるものが多くあります。ビーンペンダントはモデル名の通り、愛らしい豆の形をしており、男性の胸元にも遊び心を運び込んでくれることでしょう。
■バートップボールチェーンネックレス
デコラティブな装飾は華やかさを存分に演出してくれる一方、こと男性が付けるには、これみよがしとも受け取られかねないことも考えられます。そこはかとなく気品としゃれっ気を漂わせるならば、バートップがおすすめです。4センチにも満たないコンパクトなバーの中に、ブランドロゴ、所縁のある街のイニシャル、そしてシルバーの割合が刻印されているシンプルなデザインです。
■パロマ グルーブ バー ティファニー
1980年代のNYでシーンを席巻していたアートと文化の流れ。それを体現していたのがパロマ・ピカソでした。『ティファニー』のクリエイティブを担った数多くのデザイナーの中でも、彼女がもたらした貢献は計り知れません。波打たせた表面は精緻に富み、ユニークにしてスマート。その造形美はアートを身に纏う楽しさを教えてくれます。
【番外編】是非、身につけて欲しいブレスレット
ティファニー好きならご存知のはず、見るもの付けるものを魅了する「ボーンカフブレスレット」。ヴィンテージでさえ高値で販売されています。女性のイメージが強いですが、実は男性が付けてもオシャレに演出可能です。男らしいブラックリングやカジュアルコーデとどんなアイテムと掛け合わせてもワンランク上を演出してくれるのがこのボーンカフブレスレットです。シルバーは店頭に並んでいることはレアです。あればマストバイなアイテム。シルバーの輝きが全然違います。
そして、重ね付けにオススメなハードウェア。遊び心がありつつもどこか品を感じるTiffany HardWear(ティファニー ハードウェア)のブレスレット。重ね付けしても嫌味な感じが出ないです。国内では入手困難なレアアイテム。シルバーの重厚感とティファニーの高級感を味わえるアイテム。さりげないオシャレができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?男性にお勧めのティファニーのアイテムについてご紹介させて頂きました。この記事の内容をまとめます。
ティファニーというブランドの歩みとしては
・初日の売り上げはなんと$4.98!ニューヨークで文房具、装飾品店として創業
・オーダー用カタログを発行し、ティファニーブルーというブランドを象徴するカラーへ
TIFFANYが今メンズから支持を集める3つの理由は
・多数の芸能人やアーティストも愛用するファッション性
・ブランドがメンズラインに力を入れている
・職人によるハンドクラフトに拘った高品質なアイテム
メンズにお勧めの厳選3つの人気コレクションは
・ブランドの頭文字Tから着想を得た「ティファニーT」
・ハイファッションとストリートスタイルを掛け合わせたコレクション「ハードウェア」
・モノづくりの美学を再確認させてくれる、男性のためのコレクション「1837メイカーズ」
ティファニーのアイテムの魅力を最大限に引き出す素材使いとしては
・最も一般的な「シルバー925」
・ラグジュアリー感満載の「18K」
・シルバーとゴールドの良いとこどり「コンビ」
・よりハイエンドアイテムへと押し上げる「ダイヤモンド」
男性の人気もこれからもますます高まっていくと思われるティファニーですが、この記事をきっかけに更に興味を持っていただけたら嬉しいです。