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Supreme×THE NORTH FACE

Supreme×THE NORTH FACE

Supreme(シュプリーム)を日本語に直訳すると「最高、最上、至高」という意味です。Supremeのブランド名は、設立者のJames Jebbia(ジェームス・ジェビア)と当時、付き合っていた彼女が紙にいろんな言葉を書き出して「Supreme」という言葉が出たとき「それいい感じだな」という感じで決まったそうです。SupremeとTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のコラボレーションは2007年のスタートより今まで10年以上に渡り継続されており、歴代のアイテムは全て超人気アイテムとなっています。

Supremeが日本で不動の地位を確立した理由

ブランド設立当初日本では、ニューヨークから買い付けられた、ボックスロゴTシャツ、ボックスロゴパーカー、ボックスロゴキャンプキャップなどが渋谷/原宿にあるスケーターブランドショップ「ストーミー」で販売されていました。また「テクニック」、渋谷区神宮前のとんちゃん通りにあった「STUSSY原宿チャプト」、渋谷区神南のファイヤー通りにあった「MADE IN WORLD」、渋谷区宇田川町にあったDJ MUROがプロデュースしていた「SAVAGE!」などでも販売されていました。

Supremeは当初、コカ・コーラのロゴをパクったロゴ?洗濯したら一発でダメになる貧弱なプリントのペロペロ素材のTシャツ、読み方が分からない「シュプリーム、シュープリーム、サプリーム、スプリーム、スーパーミー」などと呼ばれていたマイナーブランドでした。Supremeはニューヨークのマンハッタンの伝説のセレクトショップ「Union NYC」のオーナーだったJames Jebbiaが、1994年4月にニューヨークのマンハッタンのラファイエット通り274に$12,000で設立したスケーターブランドです。

シュプリームの設立前はUnion NYCを経営しながら、Stussy(ステューシー)の設立者のShawn Stussy(ショーン・ステューシー)と共にStussy NYCの設立に向けてStussyで働いていました。ジェームス・ジェビアが内装を手がけたニューヨークのショップは、地元のスケーターが気軽に入れるような広々とした店内となっていました。また、組み立てたスケートボードを店内で試し乗り出来るように、店内中央に空スペースを設けていました。

オープン当初のSupreme ニューヨーク店は、初代スタッフでスケーターのGIOVANNI ESTEVES(ジオ)の友達などを含む、地元のスケーターのたまり場となっていました。KNOW WAVE/aNYthingの設立者であるAARON BONDAROFF(エーロン・ボンダロウフ)も、初期のスタッフとして働いていました。

スケートボードショップにありがちな暗くてゴチャゴチャした内装ではなく、高級ブティックをイメージした高い天井と真っ白な壁の内装でした。オープン当初はZOO YORK、SSUR、THRASHER、SPITFIRE、VANS、e’s、DC SHOES、ATM、GIRL & CHOCOLATEなどのスケーターブランドを取り扱うセレクトショップで、James JebbiaがデザインしたSupremeオリジナルのTシャツが数点販売されていました。オリジナルデザインのTシャツが人気を博したことで、James JebbiaがデザインしたTシャツ以外のオリジナルアイテムを徐々に増やしていきました。

James Jebbiaは「シンプルでクリーンなもの、当時の人が思いもしないような服を作っていた。僕は服を作るときは、自分が”着たい”と思うものしか作らない。」と雑誌のインタビューで語っています。シュプリーム設立当時の1994年、ケイト・モスをモデルに起用したカルバン・クラインのモノクロ広告にSupremeロゴのステッカーを貼るプロモーションで一気に知名度を上げました。プロモーション直後、カルバン・クラインから抗議を受けました。初期のスタッフであるPOOKY(プーキー)が、James Jebbiaから渡された10,000枚のステッカーをニューヨークの街中に貼り付けたプロモーションが、NEW YORK TIMESで特集された有名な逸話があります。

他にも2000年にルイ・ヴィトン、2007年にNCAA(全米大学体育協会)、 2009年にNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)などのデザインを真似したデザインのアイテムをリリースしたことで抗議を受けています。

Supremeは今までにマイルス・デイビス、ウータン・クラン、パブリック・エネミーなどのミュージシャン、バスキア、キース・ヘリング、カウズなどのアーティスト、チャーリー・チャップリン、ウディ・アレン、クリント・イーストウッドなどの映画監督、モハメド・アリ、パトリック・ユーイング、高見山などのスポーツ選手、キング牧師、マルコムX、バラク・オバマ元アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領などの歴史に名を残す著名人などをトリビュートしたアイテムを数多くリリースしています。

THE NORTH FACEは、1964年(昭和39年)にアメリカ、サンフランシスコで創業しました。創業者はダグラス・トンプキンスと当時の妻のスージー・トンプキンスで、創業当初は通信販売と小売業として、ロッククライミング用品やキャンプ用品を販売していました。そして、創業から2年後の1966年(昭和41年)に、一番最初のTHE NORTH FACEのショップがサンフランシスコのノースビーチにオープンしました。当時は、バックパックとスキー用品を扱う比較的小さなショップでした。

さらに、その2年後の1968年(昭和43年)ダグラスはケネス・ハップ・クロップに株式を売却するという形でTHE NORTH FACEを引き継ぎます。後にケネス・ハップ・クロップは、ダグラスのことを「美意識とデザインセンスが高く、自然保護に熱心だった。それが、THE NORTH FACEに受け継がれていて伝統になっている。」と語っています。

ケネス・ハップ・クロップはまず現在のTHE NORTH FACEのロゴマークを作りました。そして、内部にアルミフレームを搭載したバックパックを設計・製造します。当時から、THE NORTH FACEでは独自性のある製品創りを目指していました。1966年(昭和41年)に、ダウンジャケット(ダウンパーカー)の原型とも言われるシェラ・パーカーを発売します。 これはダウンジャケットやマウンテンパーカーと呼ばれる世界中の製品の原型と言っても過言ではありません。

1975年(昭和50年)には、世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」を開発します。「オーバルインテンション」は、建築家にしてデザイナー、 さらに哲学者でもあったリチャード・バックミンスターフラー博士が提唱したジオでシック(測地線)ドーム理論を具現化したテントです。

ジオデシック構造は、複数のポールでよりたくさんの交差点を作ることで最小の面積で最大の容積と強度を得られる構造で横からの風に最も強い構造です。1976年(昭和51年)のイギリス・カナダ合同隊によるパタゴニア遠征では時速200kmとも伝えられる暴風雪に従来のテントが吹き飛ばされていく中で「オーバルインテンション」だけが吹き飛ばされなかったというエピソードもある程です。

現在ではテントの主流はドーム型テントとなっていますが、ドーム型のテントを最初に開発したのが「THE NORTH FACE」だったのです。THE NORTH FACEは2000年(平成12年)にアメリカのVFコーポレーションに買収されました。VFコーポレーションは、ジーンズのLeeやスニーカーのVansを抱えている総合アパレルメーカーです。

Supreme×THE NORTH FACEが人気の理由

次にこの章ではSupremeとTHE NORTH FACEのコラボアイテムが何故こんなに人気を集めているのか、その理由について解説します。

ブランド両者の良いとこどり!機能性と共存したファッション性

機能性と共存したファッション性です。先程ご紹介した通り、アウトドアブランドとして創業しそのお墨付きの高性能な品質のTHE NORTH FACEの製品をベースに、現在のファッションシーンでカリスマ的な人気を誇るSupremeのデザイン性が加わり、まさに両ブランドの良いとこどり、どちらのブランドのファンも納得する高いレベルでのコラボレーションが実現していることが人気の最大の理由といえます。

 

~愛用している芸能人~

・木村拓哉

・岩田剛典

・ASAP ROCKY

・DRAKE

・IAN CONNER

・窪塚洋介

 

世界的にはスケートボード、ヒップホップ、パンクロック、ハードロックなどをフィーチャーしたユースカルチャーを体現した独自のデザインは、カニエ・ウェスト、エイサップ・ロッキー、ドレイク、トラビス・スコット、ファレル・ウィリアムス、ジャスティン・ビーバー、クリス・ブラウン、ナズ、ショーン・コムズ、デビッド・ベッカム、ネイマールなどの世界的に有名なミュージシャン、アーティスト、セレブ、スポーツ選手に愛されています。

ダウンのお手入れ方法

そろそろ暖かくなりはじめ、ダウンを着なくても大丈夫かな?と思ったら、しまう前にきれいにしてからしまいたい。でも、クリーニングに出すと結構お高いです。家族全員分となると、かなりのコストになってしまいます。それなら今年は、自宅で洗ってみませんか?この技をマスターすれば、コストをかけず、家族全員分、良い状態をキープして、来年もダウンを着ることができます。

実は家でも洗える?ダウンジャケットの洗濯してみよう

実は、ダウンジャケットは自宅で洗えます。ただし、洗えないものも中にはあります。その違いを見ていきましょう。

洗濯表示をチェック

まずは、洗濯表示をチェックしましょう。洗濯機マーク、手洗いできるマークがあればOKです。手洗い不可のマークでしたら、残念ながらあきらめましょう。

表地の素材をチェック

ウールのものは洗うと縮みが出る場合がありますのでプロにお任せするほうが安心です。レザーダウンジャケットも家庭で洗うのは無理です。クリーニングに出しましょう。自宅で洗えるダウンジャケット、とうたっているものなら、安心してお洗濯いただけます。

ダウンジャケット、コートの気になるクリーニングのお値段は?

ちなみにダウンジャケット、コートをクリーニングに出すといくらぐらいかかるでしょうか?安いクリーニングショップだと1,000円以下でもできるようですが、相場は2,000~3,000円程度、コートタイプのものを専門的なクリーニング屋さんに出すと7,000~8,000円することもあります。これが1着ならともかく、家族全員分となるとかなりの負担となります。今年は家でダウンを洗濯しましょう。

まとめ

超人気アイテムであるSupreme×THE NORTH FACEのコラボアイテムについて紹介しました。この記事でSupreme、THE NORTH FACEのコラボアイテムについてより興味を持って頂けたら嬉しいです。

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