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日本でも人気のアジア圏切手!その理由と代表的な切手を紹介します!

日本でも人気のアジア圏切手!その理由と代表的な切手を紹介します!

日本でも発行されている切手。普通切手や記念切手、ふるさと切手、お年玉切手、軍事切手…と数多くの切手が発行され続けています。そんな切手ですが、日本だけではなく、海外の国々でも発行されています。本記事では、日本の近隣諸国、アジア圏の国々で発行されている切手について紹介していきます。

日本で人気のあるアジア圏切手、その国とは?

日本では昭和30年前後に切手ブームが到来しました。特に昭和40年~昭和50年代が全盛期で、記念切手が販売されると郵便局に行列ができていたそうです。大人から子どもまでが容易に入手可能な価格ゆえ、その手軽さが人気の理由でした。

その頃の人気は過ぎ去った現在ですが、今でも切手コレクターの方はたくさん存在します。そんなコレクターの中では、日本切手だけではなく、海外切手も大変人気があります。その中でも特に人気がある海外切手を発行している国は、「中華人民共和国」です。中国切手の中には、1枚数十万円という高額切手も存在します。

日本切手の買取相場とは?

中国切手は高額な切手があるというお話はしましたが、当然日本発行切手の中にも高額で取引されている切手は存在します。まず日本切手は現在郵便局に持ち込んでも現金に換金することはできません。一定手数料を払えば、普通切手と交換してもらえます。この方法を使えば、ご自宅にある大量の切手(バラ・シート)を現在発行している普通切手に交換できます。もし切手を現金に換金したい場合は、切手取り扱いのある買取店に持ち込む方法しかありません。

買取店での切手買取相場はお店によって多少異なりますが、大まかに言いますと、バラ切手は図柄に関係なく額面の30%~50%になります。シート切手は30%~70%となりますが、図柄によってはプレミアがついていることがあるので、一概には言えません。ここからは、日本切手で人気のある切手についていくつか紹介していきます。

日本で人気のある日本切手―①見返り美人

「見返り美人」は1948年(昭和23年)に発行された切手で、普通切手とは異なりコレクター向けに発売された切手です。終戦直後で印刷技術が未発達であった為茶色一色で発行されました。1枚当たりの大きさは、縦67㎜×横30㎜と普通切手より大きく、5枚綴りのシートで作製されました。

(※普通切手のサイズは、縦22.5㎜×横18.0㎜ほどです)

図案は江戸時代に活躍した有名浮世絵師・菱川師宣(ひしかわもろのぶ、1618-1694)が描いた作品「見返り美人図」です。「見返り美人」は収集用に発行されたこと、大判サイズであること、美しいデザインが採用されたことなどが理由で、切手コレクターから絶大な人気を得ました。現在でも、切手買取市場において非常に人気かつ価値の高いプレミア切手となっています。

日本で人気のある日本切手―②月に雁

「月に雁」は1949年(昭和24年)に郵便週間に発行された切手で、昭和23年に発行された「見返り美人」が好評だったことを受け、翌年に発行されました。切手図案に採用された「月に雁」は歌川広重(安藤広重)の1832年頃の作品で、最高傑作と称される1枚です。冴え冴えと輝く中秋の名月と蒼く流れる雲の合間、しなやかな動作で着水しようと地におりる雁という、歌川広重の思い描く優美で理想の秋の夜を詠う句です。

「月に雁」が人気となったのは、昭和20年代後半の切手ブーム時期で、「月に雁」よりも1年前に発行された「見返り美人」とともに一躍有名になりました。現在も「月に雁」は根強い人気があり、バラ切手でも額面を上回る金額で取引されています。

日本で人気のある日本切手―③文化人切手

文化人切手は、日本の特殊切手シリーズの1つとして発行されており、過去2度に渡り、シリーズとして発行されています。特に1949~1952年に渡って計18種類が発行された第一次文化人切手のシリーズには、人気が高いものが多く、高い価格で取引されています。額面価格は8円と10円となっており、夏目漱石や福沢諭吉など日本紙幣の肖像となっている偉人も多くなっています。第2次文化人切手に関しては1992年~2004年に毎年2~3種ずつ31種が発行されており、比較的新しく、発行枚数も多いため、高額になる事は少ないですが、通常の切手と比べて人気が高いため、通常の切手よりは高額で買取が可能です。

中国切手の価値が高い理由とは?

切手買取で多くの中国切手に高い価値が付くのには理由があります。まず1つ目の理由として1966年~1976年に中国で起きた社会主義革命である「文化大革命」の影響です。この革命の最中、中国ではコレクションとしての切手保有が禁止されていました。その為、文化大革命以前に発行された中国切手の多くが失われており、希少価値が高いものとなっています。

2つ目の理由としては中国の富裕層による投機目的の実物資産として、大量の中国切手が購入されている影響です。文化大革命の影響で希少性が高いうえ、投機用に大量購入される為需要量が多く、需要のバランスが崩れているため一部の中国切手は非常に高値で取引されています。

それでは次項より日本で人気のある中国切手について紹介します。

日本で人気のある中国切手―赤猿

中国十二支切手シリーズの第1弾として1980年に発行された切手で、赤い背景に子猿が描かれています。毛の1本1本の細部まで繊細に描かれ金粉がまぶされた子猿の絵は大変美しいと評判で、中国国内だけでなく世界中の切手コレクターから人気を集めています。

赤猿切手は発行枚数が当初予定されていたものより大幅に減らされた経緯があり希少性が非常に高くなっています。それゆえ中国の切手コレクターの間では、郵便物に赤猿切手を貼ると郵送中に盗まれるという噂があるほどでした。その為、中国国外での流通量はさらに少なく、日本の切手コレクターにとって非常に希少価値の高いプレミア切手となっています。

通常、切手はシートの状態から切り離されたバラ状態だと買取価格が下がってしまうことが多いですが、赤猿切手は希少価値が大変高いのでバラ状態であっても高額買取が期待できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本で人気のある日本切手、中国切手は今回紹介したほかにまだまだたくさんあります。今回紹介したのは、ほんの一部になります。日本切手は最近発行されたものだからあまり価値がないのかな、、、そんなことは全くありません。記念切手は種類により発行枚数が少なかったりしますのでそういった切手は額面以上で取引されることも度々あります。もし大量に切手をお持ちの場合は、発行年やデザイン、どういった経緯で作られたものなのかを調べてみるのも楽しいかもしれませんね。本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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