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質入れ?買取?どういう意味?何が違う?

質入れ?買取?どういう意味?何が違う?

いらないものを買取に出して手っ取り早く現金に代えたい!でも、売ってしまうのはもったいない気もするし、質入れしたほうがお得?そんなふうに迷ってしまうのが、質入れをご利用いただいたことのない方のお悩みかもしれませんね。そこで、今回は、「質入れ」と「買取」のメリットとデメリットを徹底解説したいと思います。

一般的には「買取」査定して受取る現金の方が、「質入れ」で受取る現金より多い

「買取」と「質入れ」、実は「査定額」は同じです。どちらもお客さまから持ち込まれた品物そのものへの評価であって、見極めるポイントは同じです。どちらの査定額も以下のように・もともとの定価・いつ製造されたものなのか・デザイン・希少性・人気の状態・保存状態・付属品の有無などを総合して決まります。ところが、実際にお客さまが受け取る金額は、一般的に「買取」の方が「質入れ」より2~3割ほど割高となります。

たとえば、ロレックスの時計1本を買取に出したとき、査定額が50万円だとして、買取価格は50万円、質入れ価格は40万円という感じです。これは、お客さまから買い取った品物を店頭や市場で販売する「買取」と、品物をお預かりする代わりに現金を融資して利息をお支払いいただく「質入れ」の、システムの違いから生じる差額になります。質入れの場合は、品物をお預かりしたときと同じ状態を保てるよう、厳重に管理するための「保管料」がかかります。買取価格よりも安くなる主な理由は、この「保管料」とお考えください。そう考えたら、「買取に出した方がお得」と思うかもしれませんね?ただし、質入れにも「質入れならでは」のメリットがあるのです。

だけど「買取」は1度のみ、「質入れ」は何度も利用できる

「質入れ」最大のメリット。それは「お金に変えた品物がのちのち手元に戻ってくる」ということです。さらに、同じ品物を何度でも預けることができるので、利息さえ払えばピンチのときに必ず換金できる秘策として利用することができます。ところが「買取」ではそうはいきません。「買取」は、品物の所有権がもともとの持ち主から買い取った業者に移ってしまいますから、「質入れ」より割高で現金化できるとはいえ、一度換金したらそれっきり。

「いますぐ手放したい」という急をようする様な理由でなければ、「質入れ」しながら「買取」に出すかどうか検討するのも良いかもしれません。質入れの場合、期限内に利息と元金を払わなければ自動的に「質流れ(それ以上買い戻すことができない)」となるので、手続きなどの手間がいらないということもメリットのひとつですね。

質入れのメリット

① 返済義務がない

先程述べた通り、質屋では返済義務がありません。預けた物は取り戻せなくなりますが、諦めてしまえば元金や質料を支払う必要もなくなります。期日が過ぎれば勝手に質流れとなり、質契約は終了しますので、連絡や来店も不要です。

② 督促がない

上記の理由で店舗からの督促もありません。そのため質屋を利用していることは家族や会社などに知られることもまずありません。

③ 融資履歴に残らない

生活する上で銀行などにお金を借りることは多々あると思います。住宅ローンや車のローンなどですね。その審査の際に質屋での融資履歴は公開されていないので、審査結果に影響することはありません。そのため安心して何度でもご利用いただけます。また質屋でお金を借りる際にも他の融資履歴は関係ありません。商品を担保にするわけですから、人柄は関係ありません。

④ 満額借りる必要はない

私たちは商品を査定し、融資できるMAXの金額をお伝えします。しかしその金額が必要額を超える金額であれば、満額を借りず、必要金額だけに抑えることもできます。その方が質料も少なくなるので、取り戻すときに楽になるのでお勧めです。

買取のメリット

その場ですぐに現金化できる。店舗の雰囲気がわかるため安心できる。自分のタイミングで査定に向かえる。対面のため、詳しい査定理由が聞けたり値段交渉がおこなえたりする。早ければ10分もしないうちに査定が終わる。店舗買取の場合、自分のタイミングで店舗にむかえ、なおかつ他の買取方法に比べ現金がすぐに手に入るという点が最大の特徴。

また、店舗にて査定士と直接やり取りをしながらの買取方法となるため、査定理由もわかり他の買取方法と比べて安心感があります。持ち込んだ商品の売却に迷っているのであれば、査定士にその旨を伝えて、アドバイスを受けることも可能です。より納得したうえで商品を買取に出せるでしょう。

そもそもどうやって金額ってついてるの

ブランド品やブランドバック、高級腕時計の買取価格は、どのようにして決まってゆくのでしょう。それは大手チェーン買い取り店であっても質屋であっても同じで、業者専門オークション落札価格が店頭買取相場に影響します。買い取り専門店も質屋も、店頭で買取した品物は転売して資金化します。資金化する方法はいろいろありますが、自社の店頭で販売したりECサイトを使ったり、自社のWebサイトで販売したり様々な手法は有りますが、いずれの手法であっても高値で販売商品を売るには時間がかかります。販売商品を高値で売り続けていれば、仕入れの現金も不足してくるので、どこかの段階で売りさばいてお金を回してゆかなければなりません。利益を出すには価格設定を高めにしますが、高めの価格設定の販売商品はすぐに売れるわけではないのです。

業者が商品を大量に売却したり、仕入れをしたりする場が業者専門のオークション市場です。このオークションでの落札価格を参考に買取価格を決めてゆけば、自社で売却が出来なかったとしてもこのオークションで売却して資金化することが出来るわけです。

でも、ブランド品や高級時計の買取価格は、どうしてどのお店でも同じにならないんでしょうね。それは、業者専門オークション市場は日本だけでなく世界中に多数あって、日々たくさんのセリが行われて落札価格が決定していきます。たくさんのオークション市場があると、A市場は宝石が高い、B市場はダイヤモンドが高い、C市場はブランドバックが高い、D市場はネックレスや指輪などアクセサリーが高いなど、オークション市場ごとの特色が出てきます。質屋も買取専門店も、多数のオークション市場の結果を調査して各市場の特色を把握し、多数のオークション市場を使い分けている様な店舗は高い買取価格を提示できることになります。

まとめ

「質入れ」と「買取」には、それぞれにメリットとデメリットがあります。それらを自分の希望や状況と照らし合わせたうえで、どちらも賢く利用していただきたいと思います。もちろん、どっちが良いのかわからないというときは、「買取大吉」にご相談を!高価査定させていただきます!

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