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そもそも「ミニマリスト」とは？
物を極力持たず、最小限の家庭用品だけで暮らす
ミニマリストという言葉はすでに定着したライフスタイルのひとつでしょう。では改めて、ミニマリストとはどういう意味か。シンプルさや最小限の要素を重視し、過剰な物や複雑さを排除しようとするライフスタイルや哲学を指します。
「ミニマリスト」の語源は、ラテン語の「minimum（ミニマム）」から派生したといわれています。この言葉は「最小限の」や「最小の」といった意味を持ちます。ミニマリストという言葉は、1960年代にアメリカの美術界で広まり、アートやデザインの分野で特に使われるようになりました。
実はミニマリストには「これだ」という具体的なルールがあるわけではありません。部屋に置いている物の量はバラバラですし、「ミニマリスト」の言葉のとらえ方も様々です。ミニマリストの部屋として「布団一式と机とiPhoneしかない」といった室内をイメージしがちですが、生活する上で不便に感じるほど物を減らしてしまうのは、いささか行き過ぎたとらえ方です。物が少なければミニマリストと呼ばれるわけではありません。
シンプルな生き方を選ぶこと
ミニマリストとは、シンプルな生き方を選んだ人のことだと言えます。必要なものだけに物を減らしたシンプルライフを送っていると、いつの間にか言動や人間関係などもシンプルになっていきます。自然と全てがシンプルになり「ミニマリスト」と呼ばれるようになるのです。
デメリットも理解した上で、ミニマリストの哲学に興味を持った人は、少しずつ物を減らすことから挑戦してみてはいかがでしょうか。家具も生活用品も必要最低限にしてすっきりと暮らしてみる。くれぐれも無理をしないことが肝心ですが、ミニマリストの生活にチャレンジしてみて、「すっきりするし気持ちが良い。なんか楽。これからも物のない生活が良い」と思えたならば、あなたはミニマリストとして歩み始めています。
ミニマリストになると得をする
部屋にある不要なものを処分することで家の中をすっきりさせ、同時に心もすっきりとさせる。断捨離は単なる部屋の片付けではなく、精神的にも開放されようという考えです。本当に重要なものに焦点を当てるプロセスや行動なので、多くの共感を集め広く受け入れられています。
断捨離で家にあるものを処分するミニマリストの方は、大きく分けてふたつに分かれているといえるでしょう。ひとつは不要なものを「片っ端から捨てる人」、もう一方は単純に捨てるのはもったいないからと「誰かに買い取ってもらう人」です。
片っ端から捨てる人
捨てることができる人は、恐らく決断力に優れている方に多いタイプでしょう。即決が得意で、思い立ったらすぐに行動できる。まさに断捨離の言葉をそのまま体現している方です。物理的な対象物を捨てるだけでなく、思考や感情においても不必要であれば手放すことができるので、「もの」への執着から、さっと離れられるのは間違いなしです。
誰かに買い取ってもらう人
フリーマーケットやメルカリ、または買取業者に依頼する方は、物に対して執着が残っているタイプかもしれません。
「お気に入りだった時もある」
「飽きちゃったけど今でも好きだし」
「でも使ってない」
「せっかく買ったものをただ捨てるのはもったいない」
「使ってくれる誰かのもとに渡ってほしい」
このように考えてしまい、誰かに買い取ってもらいたくなります。
誰かの要らないものは誰かの宝物
どちらも物を手放すということ自体は同じですが、どちらが得をするかで言うと、誰かに買い取ってもらう方です。捨てればゴミですが売ればお金になりますし、手放したことを後悔せずに済むかもしれません。
本当に使えなくなってしまったものは、捨てるしか方法がないとは思いますが、まだ着ることができる、まだ使うことができるものに関しては、自分が不要になっただけかもしれません。買取を検討するのは非常に合理的な行動でしょう。
ミニマリストから愛されるエルメス
エルメスは一般的に、高級な素材や職人技術を駆使して製造された高級ブランドとして知られています。エルメスのアイテムは耐久性が高く、長持ちすることが一般的です。ミニマリストは、高品質なアイテムを選び、シンプルなライフスタイルを重視する傾向があるため、エルメスの製品はその要求を満たすことができます。
またシンプルで洗練されたデザインを持っており、使う人に自然と自信や勇気を与えてくれるでしょう。「このバッグに恥じない品格を持とう」と思わせてくれる力がエルメスにはあります。
エルメスの品格
エルメスのアイテムは高価ですが、その品質と希少性から、長期的な投資として見られています。エルメスの品位はそのロゴマークに表現され、主人は不在で描かれているのは馬・馬車・従者だけ。これは『エルメスは最高の品質の馬車と従者を用意しますが、それを乗りこなすのはお客様です』という意味。
物をただの「もの（物質）」と扱うのではなく、愛し、使いこなしながら、その本質を享受するのは、私たち次第です。そんな哲学にロゴマークひとつから読み取ることができるエルメスは、ずっと使い続けたいアイテムです。
エルメスのアイテムを選ぶということは、ミニマリストが持つ「一生もののアイテムを選び、持続可能な消費を奨励する」という理念に沿う、魅力的な選択肢だといえるでしょう。
投資としてのエルメス
エルメスのアイテムは耐久性が高く、代々受け継ぐことができるほどの長期間にわたって価値を保つ傾向があります。また、何らかの理由で大切にしてきたエルメスを手放そうと思うことがあるかもしれません。エルメスのアイテムは実は高いリセールバリューで買い手が見つかりやすいのです。例えばケリーバッグなどは、中古品であっても人気があり、購入時の価格以上の査定価格を期待できます。
まとめ
ミニマリストとは、快適な暮らしのために、部屋や人間関係をシンプルにするライフスタイルです。「不便なんて関係ない。とにかく捨てるのがミニマリスト！」ではありません。ミニマリストとしてのライフスタイルは、勘違いしなければメリットの多い、素晴らしい生き方のひとつです。少しでも気になる方は、まずクローゼットで眠っている物を処分してみると良いかもしれません。買取店を利用するなどして賢く物を処分してみてはいかがでしょうか？
