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人気の高まっている出張買取のメリット・デメリット

人気の高まっている出張買取のメリット・デメリット

最近使わなくなったものを手放すのに便利な「出張買取」。そこで、人気が高まっている出張買取のメリットとデメリットを解説します。自宅で簡単に査定・売却ができる利便性が魅力ですが、一方で店舗査定との違いや注意点もあります。出張買取を利用する際のポイントもご紹介します。

はじめに

不用品の処分には回収の他にも売却するという選択肢があります。不用品を廃棄しようと考えたときにまだ使えそうなものが残っていませんか?そういった商品は買取り業者に買い取ってもらい処分しましょう。

ですが、「買取してもらいたいけど、店舗に行くのは面倒くさい…」や「宅配買取りは、顔が分からないから不安…」などの心配がある方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、出張買取りです。出張買取りは実際にお家に来てもらうことが出来るので、楽に買取してもらうこともできますし、顔を見て目の前で査定してもらって買取ってもらうことが出来ますので安心できます。

買取サービスの利用方法は、店頭・宅配・出張の3パターンがあり、使うシーンや売りたい商品によって選び方が変わります。ここでは、それぞれの買取り方法の特徴をご紹介するので、自分にあった買取方法がどれか確認しましょう。

まずは、出張買取り、店舗での買取り、宅配買取りの各メリットからご紹介いたします。

店頭買取

不用品を当日中にサクッと売ってしまいたいなら「店頭買取」がベストでしょう。売る商品の数にもよりますが、30分~60分もあれば査定は終わるので、数日間も待たされるということはありません。大掃除で出てきた不用品を、そのまま売ってしまうという使い方もありといえます。デメリットとしては売りたい商品を、お店まで持っていく必要があることを覚えておきましょう。買取店によっては買取が可能な物や買取不可能な物は持ち帰ってくださいと言われることもあります。

宅配買取

近所にお店がないなら「宅配買取」がおすすめです。自宅から出ることなく不用品を売ることができるので、仕事や家事が忙しく、わざわざお店まで行く時間が取れないという人に向いています。

ただし、店頭での買取と比べて、買取金を受け取るまでに時間がかかるので注意してください。商品をお店に発送してから買取金が振り込まれるまでは、大体3日~1週間ほどかかります。不用品をすぐにお金に変えたいなら、店頭での買取を検討したほうがよいでしょう。

また、不用品を送るための段ボールが家にないなら「宅配買取キット」の利用がおすすめ。無料で配送用の段ボールを送ってもらえるので、わざわざ準備する手間が省けます。

デメリットとしては自分で大きい段ボールに詰めたり、段ボールが足りない場合には再度梱包キットを頼んだり宅配の最中に送った品物が破損してしまうこともあるので破損を防ぐための緩衝材などの詰め物を入れるなど、面倒なことが多いです。

出張買取

出張買取は、基本は電話1本、または買取業者のホームページから申込みが完了できます。業者によってはメールでの受付けをしていることもありますが、多くの業者では電話で出張依頼するのが基本となっているようです。

電話で出張依頼をすると、どんな商品を売りたいのかを尋ねられるので、商品名やジャンル、状態や売りたい点数などを具体的に伝えたほうが良いですね。また、出張査定を依頼するときは、出張査定の対象商品と最低商品数を確認しましょう。

なかには、出張査定できるのは家具や家電だけなど、商品が決まっている場合や、3点以上から出張査定可など、一定以上の商品を売るときしか利用できないケースがあります。ホームページのほか、記載がない場合は、事前に電話でチェックしてください。

商品名やジャンル、状態などを伝えた後は、大抵はある程度の買取価格を教えてくれることもありますが、このとき伝えられる買取価格は実物を見ていない状態での概算としての価格、見積もりのようなものなので、実際に状態を確認した後で価格が大きく変わることもあるので注意しておきましょう。

また、業者によってはおよその査定額を訪ねても「状態を実際に見てみないとわからない」と回答してくれないこともあるので、その場合は出張買取に来てもらってから査定額を聞くことになります。

(こうしたケースでも大吉の出張ではキャンセル料や出張費用はかからないのでわたしたち安心して利用できます。)

商品と査定額の確認が終了すれば、最後に出張買取の日時を決めていきます。これは業者側から提示してくれることもありますが、自分で都合のいい日を伝えて業者が応じるというケースもあります。業者が提示する日時でOKなら了承、無理なら自分が都合のいい日を提案すれば大丈夫です。

業者と自分の都合が合う日が見つかれば、日時の決定となり、出張買取の申し込みも完了となります。後は当日に自宅で業者が来るのを待っていれば大丈夫です。

大抵は玄関で査定がおこなわれるので、売る商品を玄関まで運んでおけばスムーズに査定・買取へと進んでいけます。はじめて利用する人でも、大体は電話越しのスタッフが丁寧に質問してくれるので困ることはないでしょう。

スタッフの問いかけに答えていけば申し込みは簡単にできるので、万が一、申し込みするときの業者の電話対応が気に入らなければその場で止めることもできます。

出張買取のトラブルを防ぐには

そうは言っても出張買取は危険って聞いたこともあるし、何だか怖い・・出張買取を初めて利用する場合、心配ですよね。出張買取とにていますが訪問買取というのも存在しますのでご紹介しておきます。

押し買い業者・無理やり買取しようとする企業の存在

出張買取業者の中には悪徳で、実際の訪問時、貴金属などを異常に安い値段で買いたたこうとしたり、買取できないとムキになってくる人もいます。ネットでの評判を調べないうちに無名の業者を自宅に招き入れることは非常に危険なことだと覚えていてください。

押し買い業者リストなどを参考に危険を避けるようにしましょう。また、予約していないにも関わらず突然ピンポンを押してやってくる訪問買取にも注意しましょう。こちらは違法行為となっているので自宅には絶対に入れないようにしましょう。

出張買取のトラブル例をご紹介

実際にあったトラブル例や、トラブルを防ぐ方法を知っておくと、実際に利用する際に安心です。

有名店を名乗る

1つ目のトラブル例は有名店を名乗って買取に来た例です。依頼をしていないにも関わらず、突然家に有名店を名乗って訪問してきます。有名店だから、大丈夫だと思って家にあげたら、貴金属を安い値段で買取された例です。

聞いたことがあるような買取業者の名前だと安心してしまいますよね。しかし、ココでのポイントは依頼していないのにある日訪問してくるということです。突然家に訪問してくるような業者は違法です。たとえ有名店を名乗ったとしても絶対にドアを開けない、利用しないようにしましょう。

同情を誘って買取る

2つ目のトラブル例は同情を誘い買取る例です。例えば、「遠方から来たから品物1点だけでは帰れません。」「上司に貴金属を買取するように言われてきていて帰れないでいる」など、わたしたち消費者に精神的に同情を誘ってきます。

若いスタッフに同情を誘われ、売る予定のなかった貴金属を売ってしまった例です。あきらかに、世間話とは違うスタッフの私情を伝えてきた場合は怪しい業者と考え、キッパリと断りましょう。

居座り続けて帰ってくれない

3つ目のトラブル例は居座り続ける例です。「貴金属売ってくれるまで帰りません」などと、自宅に居座り続けます。帰ってほしいから、怖いからと売りたくないと思いながらも貴金属を売ってしまった例です。帰ってほしいと伝えても帰らない場合は、すぐ警察へ110番通報しましょう。

しつこく貴金属を要求してくる

4つ目のトラブル例は、しつこい貴金属の要求例です。巧妙な話術を使って、貴金属を買取しようとします。例えば、「センスの良いカバンやですね。アクセサリーもいいものを持っているでしょう」と、消費者側を良い思いにさせて貴金属を出せさせるような例です。

買取をしてもらう予定でないものは、見せないようにしましょう。中には、良く見せてほしいから売らなくても良いからここに置いてほしいなどと言って帰り際に盗まれてしまったなんて話もあります。

複数名で訪問してきた

5つ目のトラブル例は数名で訪問してきた場合です。例えば、1人で出張買取を依頼して男性3人のスタッフで訪問してきます。心理的に買取を断わり辛い環境を業者側が作る例です。特に気を付けていただきたいのは女性1人で利用する時です。女性のスタッフの対応が可能か伺いましょう。

電話で対応したスタッフではないスタッフが訪問してきた

最後のトラブル例は電話受け付け時と違うスタッフが訪問してきた例です。たとえば、女性1人で伺うから安心との話で依頼をしていたのに実際には男性のスタッフが訪問してきます。こちらも心理的に買取を断わり辛い環境を業者側が作る例です。

女性1人で利用する場合は、実際に訪問するのは女性のスタッフかどうかを事前に確認しておきましょう。

出張買取の注意点

ここからは出張買取を利用する際の注意点をご紹介します。

手数料と費用を確認しましょう

出張買取を利用するときは、まず第一に手数料と費用をチェックしておくようにしましょう。出張買取では主に出張費や査定料、キャンセル料や搬出料といった手数料と費用があるが、業者によってかかる手数料はバラバラで、すべて無料の業者もあればいくつも手数料がかかる業者もあります。

たとえば、出張費は無料とうたっていても、出張に来てもらって査定額を確認し、納得いかなくてキャンセルした場合に費用がかかるケースもあります。また、大型の家具や家電を売る場合は、出張や査定料は無料でも、搬出料として別途費用がかかるのも少なくありません。

そのため、手数料と費用をチェックする際には、出張費や査定料だけでなく、キャンセル料や搬出料といった料金までしっかりとチェックしておくようにしておけば安心です。

買取額の支払い方法

出張買取の利用で忘れてはならないのは、買取額の支払い方法です。基本的に出張買取では玄関で査定がおこなわれ、査定額に納得した場合はその場で現金払いされる流れになります。しかし、業者によっては後から振込みになっていたりすることもあり、しっかりとチェックしておかなければ、いつ買取額がもらえるのか不安になることもあります。

せっかく高く売れたとしても、振込みに1週間もかかってしまうとあまりすっきりしないでしょう。買取金額を気にしないという人なら問題ないですが、いつ、どういう方法で買取額がもらえるかをチェックしておくのは、買取で不安を解消するためにも大事なことです。

そのため、できるだけ即現金払いに対応している業者がおすすめです。

対応エリアの確認

出張買取では、業者によって対応エリアが限定されていることもあります。たとえば、東京に店舗がある業者は関東近郊にしか対応していなかったり、大阪の店舗は関西、札幌の場合は北海道にしか対応してないことがほとんどです。

また、全国展開している買取業者ですと、本部で全国からの電話を一括で対応している場合もあります。せっかく良さそうな業者を見つけても、自分の地域に対応してなければ意味がありませんのでも、しっかりと確認しましょう。

また、対応エリアに該当している場合でも、商品のジャンルによっては対応してもらえないケースもあるので注意しておきましょう。

出張買取は業者側も大量買取や大型のものを基本に対応しているので、小さいものや1点だけの買取では対応してもらえないこともあります。対応エリアは、対応しているジャンルと一緒にチェックするのがおすすめです。

押し買い業者・無理やり買取しようとする企業の存在

出張買取業者の中には悪徳で、実際の訪問時、貴金属などを異常に安い値段で買いたたこうとしたり、買取できないとムキになってくる人もいます。ネットでの評判を調べないうちに無名の業者を自宅に招き入れることは非常に危険なことです。押し買い業者リストなどを参考に危険を避けるようにしましょう。

また、予約していないにも関わらず突然ピンポンを押してやってくる訪問買取にも注意が必要となります。こちらは突然訪問をすること自体が違法行為となっているので絶対に自宅に入れないようにしましょう。

トラブルにはクーリングオフが使えます

訪問買取にあってしまった時の対処方法の一つとして、クーリングオフはあるのかどうか?警察に通報しても大丈夫なのかも合わせての解説をいたします。訪問販売(訪問購入)でクーリングオフが利用できるのはよく知られていますが、実は訪問買取の場合でもクーリングオフは可能です。

悪徳訪問買取業者による押し買いの被害が増えているので、クーリングオフについて今一度学んで財産を守りましょう。

まずはクーリング・オフ制度についてもう一度確認!

クーリングオフとは、契約後一定期間内に契約を取り消すことができる制度のことであり、主に、訪問販売などの不意打ち性のある取引で適用ができます。取引後に消費者が頭を冷やすための期間です。クーリングという言葉は英語の「cool」から派生していて、「冷やす」の意味となります。

不意打ち性のある取引だと「口車に乗せられてつい契約してしまった…」というようなケースが頻繁に起こるので、そういった誤判断から消費者を守るため、クーリングオフ制度が「頭を冷やして考え直せる期間」を設け、契約を取り消せるようにしています。

クーリングオフを利用すれば損することを防げます。冒頭で少し触れたように、訪問買取でもクーリングオフが利用できます。2010年頃から始まった貴金属押し買いの爆発的増加を受けて、特定商取引法が改正。それまで規定のなかった訪問買取もクーリングオフの対象になりました。

改正法が施工された2013年2月21日以降の訪問買取の契約について適用されています。訪問買取のクーリングオフ可能期間は、「売主が売買の申込書や契約書を受け取った日から8日以内」となります。この期間内は売主は物品の引き渡しを拒否できるし、買取業者は強引に引き渡しを要求することもできません。売主は一度冷静になるためにも、契約書と同時に物品の引き渡しを行うのは避けた方がおすすめです。

万が一、買取業者がすぐに第三者へ物品を売ってしまったら?買取業者がクーリングオフ期間内に、売主から買い取った物品を新しい第三者の買主に売り渡してしまうケースも考えられます。この場合、買取業者は元の売主と新しい第三者の買主の双方に、取引に関する情報を通知しなければなりません。

具体的には、元の売主に対して「売却先」や「売却日」を新しい第三者の買主に「売主からクーリングオフされる可能性があるということ」を知らせる必要があります。そして、新しい第三者の買主にクーリングオフされる可能性を告げることから分かるように、元の売主は新しい第三者の買主に物品が渡った後でも、その物品に対する所有権を主張できます。

そのため、原則的には返還請求をして物品を取り戻すことが可能となります。

訪問買取のクーリングオフのやり方は?

訪問買取のクーリングオフをするには、売主が買取業者に対して書面で通知することが必要となります。この書面を発送した時点で、クーリングオフの効果が発生する。そのため、簡単に日付の証拠が残せる「特定記録郵便」や「簡易書留」で送るのが一般的です。ハガキに必要情報を記載して郵送します。

特定記録郵便や簡易書留の場合、紙ははがきでOK。裏面には「契約年月日」「買取業者の名前・住所」「取引対象(物品)の名前」「買取金額」「契約を解除する宣言」「送付する日付」「自分(売主)の名前・住所」を記載します。

すでに物品を渡している場合には、返還を要求する文言も付け加えると良いでしょう。表面にはしっかりと相手に届くように、買取業者の住所と名前を記入しましょう。

完成したはがきは郵送する前に両面をコピーして手元にコピーを残しておくと安心ですね。その後、郵便局の窓口へ持っていき、特定記録郵便簡易書留で送付したい旨を告げましょう。手続き終了後に渡される受領証は証拠になるので、家に持ち帰って大切に保管しておきましょう。内容証明郵便も利用可能です。

他に、より詳細に書面の内容まで証拠として残せる「内容証明郵便」を利用することも可能となります。内容証明郵便で送る場合は、はがきではなく普通の紙に書く必要があります。内容は簡易書留で送る場合と同じで良いですが、「1行20字以内」など細かく書式が定められているので遵守しましょう。また、郵便局へ行く前に2枚コピーして原本と合わせて3枚を持って行きましょう。送付用・売主の手元に残す用・郵便局で保管する用として、郵便局に一度提出する必要があるからです。

警察に通報した方が良いケースは?

訪問買取は、買取業者が強引に事を進めないように法律によって制限事項が設定されている。

書面の交付をされない場合はアウト。クーリングオフに関して言えば、買取業者は「クーリングオフができることを伝える書面の通知」をしなければなりません。書面を交付せず無知につけこんで契約を進める業者は悪徳なので、すぐに帰ってもらいましょう。

さらに、「クーリングオフの妨害」は禁止されています。よくある文句として「今キャンセルするとここまでの経費を負担してもらうことになる」や「違約金を請求することになる」というものがありますが、これは嘘である。そのような脅しに惑わされず、安心してクーリングオフしましょう。

クーリングオフ以外も違反の場合はある

クーリングオフ以外でも「電話もなしにいきなりの訪問買取」「事前に承諾していないものの買取」「事前に査定のみと約束したのに買取」「買取拒否後の再勧誘」は禁止されています。また、「買取業者が名前を隠すこと」「契約に必要な書面を交付しないこと」も違反です。

法律を無視した業者に困ったら、警察に通報したほうがいいケースだ。売主は手厚く保護されていることを意識して、騙されないようにしましょう。通報した場合、違反業者には業務停止命令や、悪質な場合は懲役や罰金などの罰則が下ります。自分の財産を守るだけでなく、他の人への被害も未然に防ぐことに繋げましょう。

※物品によっては、クーリングオフが適用できません。

クーリングオフには、例外物品が定められている。例外物品とは「2輪以外の自動車」「携帯が容易でない家電」「家具」「書籍」「有価証券」「レコード・CD・DVD・ゲームソフト類」だ。これらの物品を訪問買取で取引した場合、クーリングオフはできません。

例外物品の基準は?

例外物品は、「クーリングオフがなくても消費者側の利益を損なう恐れがないもの」や「クーリングオフを適用可能にすると流通が著しく阻害されるもの」を対象として定められました。例外物品を訪問買取してもらう際は、より慎重に選ぶようにしましょう。

※取引形態によっては、クーリングオフが適用できません。例外物品でなくとも、取引の方法によってはクーリングオフの対象外となります。

買取前提で売主が訪問を依頼した場合

1つは、売主側がその買取業者に売ると決めて買取のために訪問を請求した上で結んだ取引だ。事前にメールなどで査定のやり取りをして、引き渡しのために売主が訪問を頼んだケースなどが当てはまります。

この場合、事前にじっくり考えることができるので、頭を冷やす期間は必要ありません。ただし、実物を見て査定額が変わった場合は別の取引になるので、クーリングオフの適用可能です。

クーリングオフがなくても損しない場合

2つめは、業者側が営業所以外で契約締結することが通例であり、クーリングオフが無くても売主側が利益を損なわない取引の場合。これに当てはまる取引形態には「引越し時の訪問買取」「御用聞き取引」「常連取引」があります。

御用聞き取引とは、店舗を持つ買取業者が家を訪問し勧誘ではなく「何か御用はありませんか」というスタンスで営業を行い、契約する取引を指します。常連取引とは、買取業者と売主の間で頻繁に取引が行われている状態での取引のことです。

具体的には、店舗を持つ買取業者だと「過去1年間にその売主との取引が1回以上あった」場合、店舗を持たない買取業者だと「過去1年間にその売主との取引が2回以上あった」場合は常連取引にあたります。

BtoB取引

3つめは、厨房機器やオフィス機器などのBtoB取引。BtoB取引とは、Business to Business取引のことで、企業と企業の間で交わされる取引を指しますが、個人であれば該当することはありません特定商取引法改正後も、悪質な押し買いは続いています。

押し売りの買取版である「押し買い」の被害は、訪問買取にクーリングオフが適用された後も続いています。特に狙われている物品は、貴金属。価値ある貴金属をかなり少額に査定して強引に買い取っていくやり方ですので要注意です。

高齢者の方は要注意

特にターゲットにされやすいのは高齢者です。押し買い被害相談の約7割が60歳以上の高齢者によるものです。押し買い業者はある日突然訪問してくる事もあれば、「家庭であまった古着を買い取ります」などと電話がきて訪問の口実を作って来る事もあります。

後者であれば、実際に訪問した際に「他にアクセサリーなどはありませんか」などと事前の話にない査定を申し出るのが常套手段です。そして、とにかくしつこく買取を迫ってくる。「あまりのしつこさに疲れ、帰ってもらうために」「長い時間をかけて査定されて断りにくくなった」という様な気持ちで買取に応じてしまう人も多くみられるようです。

また、亜種として「査定のために持ち帰る」といって盗んでいく手口や、高額の見積もりを出すが後日払いできちんと振り込まない手口もあるので要注意です。

まとめ

インターネットが普及した現代で、飛び込み営業という非効率な業務をしている業者はあてにならないと言っても過言ではありません。貴金属買取における飛び込み営業は法律で禁止になっているのにも関わらず「リサイクル」と伝えて貴金属の買取につなげる業者も存在します。

飛び込み営業は絶対に相手にしないようにしましょう。長くなりましたが、上記の注意点をしっかりと守っておけば出張買取に失敗することはほとんどありません。女性、高齢者の方はお一人の時は何かあった時の為に、すぐに友人、知人に連絡、相談をしておくのをお勧めします。

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