サスティナブルとは
サスティナブルとは自然の環境に配慮をした行動に対しての表現する際によく使われる言葉です。サスティナブルはSustain(維持)とAble(可能)をつなぎ合わせた言葉で日本語で直訳すると「持続可能な」という意味になります。
持続可能エネルギーなどのキーワードを聞いたことはないでしょうか。意外と身近で使われている言葉ですよね。最近では環境問題にかかわらず、ファッションや食品等の様々なジャンルで浸透してきており、あらゆる分野でサスティナブルが使われてきています。アパレル、フード、投資、住宅などその数は多岐にわたります。
様々なサスティナブル
アパレル業界のサスティナブル
ここ最近、アパレル業界に関してもサスティナブルへの推進は強くなっています。アパレル業界で使用されていた原料の中でバッグであれば動物の革、ダウンやファーなどは羽毛が使われており、染色などでも多くの化学薬品が使われています。
また、低価格衣料（ファストファッション）も世に多く生産され、排出しており全てが流通せず、売れ残ってしまい、そのまま廃棄されてしまう事による衣服ロスも問題の一つとしてあります。こういった問題からアパレル業界はサスティナブルな取り組みを推し進めなくていけないと強く意識しています。
最近ではリサイクル素材を使用した衣服、靴が出てきており、中には古くなった製品をリサイクル素材として用い、プラスチックの削減に取り組み始めている企業も出てきています。
食品業界のサスティナブル
食品業界とサスティナブルを考えたときに真っ先に思い浮かぶのが【フードロス】ではないでしょうか。現在、世界ではまだ食べられる食品が年間約13億トンも廃棄処分されています。
この13億トンの廃棄処分ですが、なんと世界全体で作られている食物の3分の1にあたるのです。世界全体では9人に1人が栄養不足と言われている中でなぜこんなにも大量な食品がロスされているのでしょうか。そして、私たちが出来る事が次になります。
私たちに出来る事
フードロスの削減
フードロス削減はサステナブルな取り組みの中でも重要な一つです。例にあげますと、野菜は予想以上に食べられる部分が多く、意外と可食部分を捨ててしまっていることもあるかもしれません。それを修正するだけでもフードロスに繋がります。
または、スーパーで買い物をする際は賞味期限間近の商品を購入するのも一つの手段です。当日中に食べるのであれば、何も賞味期限が長く設定されているものを購入する必要はありません。
また、外食に行った際も、注文を必要以上しすぎないようにすることでフードロス削減への貢献をできます。食は私たちの生活に絶対的に必要で密接に関わっているからこそ、私たちも無駄を出さないように努力していき、未来の豊かさにつなげたいです。
エコバッグの使用
最近、全体的に普及が広がっているエコバッグですが、きっかけは2020年レジ袋有料化でしたね。最初はあまりエコバッグを使っている方はいませんでしたがエコバッグを使う方も多く見かけるようになり、世の中も今の状態に慣れてきたのでしょう。
レジ袋の有料化が定められた背景には環境問題があります。レジ袋の材料であるプラスチックが、環境悪化の原因の一つになっているのです。
特に問題視されている海洋プラスチックは、環境汚染を引き起こし、海の生態系を壊すこともあります。その他、人体にも悪影響をおよぼすといわれており、早急な対応が求められています。
そのため、取り組むべき問題として世界共通で認識しており、さまざまな会合や会議で議論されています。2018年には主要国首脳会議（G7）で、プラスチックごみがおよぼす各国の海洋汚染問題への対策を集約した「海洋プラスチック憲章」が採択されました。
そして、翌年のG20大阪・サミットでは、2050年までに追加的汚染をゼロにするための目標「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されています。こうした流れを受け、日本も国際社会に後れをとらないよう取り組みが強化されています。その取り組みの一つとして始まったのが、レジ袋の有料化です。
これによって、脱プラスチックへの姿勢を示そうとしています。エコバッグもイザベルマランのトートバッグやPRADAのラフィアトートバッグなど、ハイブランドのバッグを使用される方がいらっしゃる様にオシャレアイテムの一つとして取り入れられています。
まとめ
いかがだったでしょうか？意外と簡単にできる事が多く、お手軽にチャレンジできます。未来の為にも意識してみませんか？「買取大吉」では買取の情報以外も様々なコラムを掲載中です！
