中古品の基準
一般的に中古品とは使用済みの品物（衣類や電化製品など）を指す言葉です。しかし、ブランド買取店やリサイクルショップによっては未使用品であっても中古品扱いとされる物もあります。「新品」や「未使用品」かどうかは、私用の有無だけでなく、状態や小売り流通をしたかどうかで判断するケースもあります。
未使用品と新品の違い
未使用品とは、その名の通り、購入してから一度も使用しなかった製品で売られたものに再販するにあたって未使用品と呼びます。正規店にて並んでるものを新品といい、使用はしていなくとも一度でも流通され人の手に渡ったものならば未使用品とされます。状態は説明書や箱がついており、新品でも売られているような状態でないと未使用品とは言えないでしょう。買取店によって基準も様々なので売却するまえに店員さんに確認されるのもいいかもしれません。
未使用品だから何でも高価買取になるとは限らない
未使用品と聞くと、使っていないというだけで高値が付きそうなイメージがしますが、物によってことなります。確かに、基本的に未使用品であるなら、商品の状態が良いことが多いので、現実的に高価買取していただけるケースがほとんどです。ただ、先ほども記載しましたが、買取査定のときに見ているのは未使用であるかどうかだけではなくその商品自体の状態や製造時期を見ます。
例えば、その未使用品が電化製品である場合には、製造日が3年以内の物でなければ未使用品でも高価買取は期待が薄くなります。電化製品は入れ替わりが激しい商品且つ、３年ほどで保証期間がきれてしまうことが多いので、そのため電化製品を購入したのに使う見通しが立たないのであれば、すぐに売却してしまうことをオススメします。電化製品の中では物の大きさや商品によっては売却もできないものも多いので、必ず持っていきたい店舗に確認しましょう。またこのような傾向は、流行の移りが激しい衣類やブランド物にも当てはまります。
今年流行っているデザインの衣類や鞄などは購入して半年もたつと未使用のまま買取に出しても流行りが過ぎたり流通量が減れば高値で売ることは難しいと言えます。この場合は衣類購入して着る機会がないと判断した場合はまだデザインが流行っているうちに買取店にお持ちいただくのがオススメです。しかし衣類は傷みやすく、サイズによって値段の変動は大きくなります。靴などの買取はまさに影響される商品となります。
貴金属の新品、未使用
先ほど述べました、基本的には未使用品の買取価格は高値が付くとのことですがこと、貴金属に関しては新品未使用でもお値段変動は変わらないことがほとんどです。ジュエリー品やブランド品の貴金属なら多少変化しますが、基本的に貴金属の買取の後は貴金属業者によって金を溶かして再利用することがほとんどのためです。逆を言えば、どんなに汚れていようが壊れたアクセサリーだろうが、お値段はほぼ一定だと言えます。買取店によっては買い取ったアクセサリーを商品として並ぶ店舗もあるので店舗に問い合わせて確認される事をおすすめします。
時計の未使用は？
時計を高価買取してもらいたいと思ったときに大事なのは、「商品をいかに新品の状態に近づけるか」という考え方が鍵となります。「新品」や「未使用品」においては、「いかに状態を崩さないまま売却できるか」という点が重要になります。「商品を美しいまま保っておく」のはもちろんですが、「保護シールや、付属品をそのままにしておく」というのも大切なポイントとなります。また発売から年数が経過して、新たな価値が付加される「アンティーク品やプレミア品」と言われるアイテムはごく稀なものです。基本的に購入価格より上回ることは少ないです。ですから基本は「購入後、使用しないならできるだけ期間をあけず売却する」と言うことが大切となってきます。
まとめ
最後までお付き合いくださってありがとうございます。今回記載しております記事は基本的なお話になっております。もちろん買取店やリサイクルショップによって条件は様々ですし、お持ちいただく商品によっても価格の付け方は様々なので、事前に店舗にて確認するなどして情報は押さえておきたいところですね。少しでも高値で売却したいと思われる方が殆どと思いますが、未使用品の買取のタイミングを見極めることで、より有利な価格を引き出せる可能性もあります。
「使わないままで手放すのはもったいない」と考えがちですが、実際には、今まで使用していないものは使用する機会はほとんどないのが現実となります。なので、できるだけ早いタイミングで行動を開始した方が、高く売れることでしょう。買取店は為替状況や流通量などにも気を配っています、店員さんと相談して有利な条件で手放してみてください。写真を撮って送るだけのWEB査定やLINE査定などのサービスを行っている店舗も多いので事前におよその買取金額を調べてみてもいいかもしれませんね。
