不用品の項目を専門で承っている買取り店を活用する
古着屋、古本屋などに代表されるように、リサイクルショップにも専門店や特定のジャンルをメインに扱う店があります。例えば、ジュエリーや宝石等アクセサリーを売るとしましょう。買われる際は何十万、何百万もするアクセサリーですが、何でも買い取ってくれる総合リサイクルショップと比べて、店員の専門知識が高い査定員がいた方が売る側も安心ですよね。石の価値はもちろん、相場など詳しくないアルバイトやスタッフの場合、安く売るリスクもございます。このような事を考えるとやはり宝石買取専門業者等、買取経験が豊富な査定員であれば、納得のできる査定をしてもらえるでしょう。
需要が高まる時期を意識する
売る時期もとても大事です。リサイクルショップでは、季節にあった品揃えを考えて買取りを行っています。衣類の場合は当然ながら、清潔でなければなりません。できればクリーニングの袋のまま持ち込む方が好印象です。ボタンが取れていたり、修繕が必要だったりする物はNG。また在庫の関係で、オフシーズンの物は嫌われます。夏物は春のうちに、冬物は秋に持ち込むほうが高く引き取ってもらえます。女性の服で特に流行がはっきりしている物は、高額買取は期待できません。流行から外れると買う人がいないためです。業者やユーザーは、すぐに販売・着用することのできる服を重点的に購入したいと考えるものです。できるだけ在庫コストをかけたくない業者は、すぐに販売できる商品をなるべく仕入れるようにしており、シーズン直前の服については積極的に買取をします。家電や音楽機器などは、使用可能であることはもちろんですが、説明書やケーブル、付帯品があるかどうかで査定結果に違いが出ます。こちらもホコリを良く払い、できるだけキレイにしておきます。箱がある物は、さらに金額アップの可能性があります。特に家電や洋服などは売る時季によって買取価格が左右されやすく、季節にあわない物は買い取ってもらえないこともあります。また貴金属の場合はネットでも相場は調べればすぐわかるものになるので、一度査定する前に調べておくこともいいでしょう。特に宝石やジュエリーなどのアクセサリーは購入する際の金額は人件費や輸入コストなどが含まれている金額になるので、実際の買取価格は販売価格と比べるとかなり離れている場合もあります。上記にも述べておりますが専門の業者などに査定依頼する際に相場など伺ってみるのもいい方法だと思います。
購入したときの状態を維持する
自分がリサイクルショップで買い物をするときは、できるだけ状態の良い物を選ぼうとするはずです。売りに出すときも購入したときの状態に近づけることを意識しましょう。電化製品でしたら、箱や保証書、取扱説明書、鑑定書や鑑別書の他、時計ならベルトの予備コマなど、家電製品ならAC電源、ケーブルやコード、バッテリーなど。特にテレビ・レコーダーではリモコンをお忘れなくご確認ください。この他、お品物に付属していたものはできる限り揃えて、欠品のない状態でお持ち込みいただくことが高価買取の大きなポイントです。またできるだけとれる汚れがあれば持込前に軽くメンテナンスすることもおすすめです。洋服の場合はシワやほころびも直しておきたいところ。どうしても直せない部分は、できるだけ目立たせないようにしましょう。できればアイロンをかけてきれいな状態で持っていくのがベスト。クリーニングに出していたものを売りたい場合にはタグを付けっぱなしにしておいた方がいいようです。特にハイブランド洋服の場合は買われた際の付属品等もあれば一緒に持って行きましょう。これは効果ありです。
購入したときの付属品があるほど付加価値につながります。とくに説明書は、ないと減額の対象になることがあるので残しておくことが大切です。それ以外にも高価商材であればあるほど状態によって査定金額も変わっていきます。宝石であれば、綺麗に拭いたり、鑑定書や鑑別書は用意しておいた方が良いでしょう。ブランド品の場合はなるべく使用感が少ないように軽くメンテナンスをしたり、とれる汚れはできるだけ取って持込した方がいいです。特に時計に関しては動くか動かないかで金額がかなり変わっていくので、電池交換がそんなにかからないのであれば、売る前に交換することもおすすめです。
大量に持ち込まず、少量ずつ売りに行く
引越しで不用品が大量に出た場合、それを一度に持っていくのは避けたほうがいいでしょう。大量に持ち込まれた商品は査定が雑になりがちな上に、「不用品を処分したい」という気持ちを見透かされて足元を見られるケースもあります。また、査定する量が多いと、お店側も仕事が雑になってしまいがちになるところもあります。高く売れそうなアイテムを正確に見てもらえなかったり、複数のアイテムがひとまとめで数円……といったケースも見られます。面倒くさくても少しずつ持っていくことは、損をしない秘訣です。丁寧な査定を望むなら、店が空いている時間帯に少しずつ持ち込むのがおすすめです。
ネガティブな表現はNG
お店の人につい言ってしまいがちなのが、「汚れ・傷がある」「何度も使った」など、不都合な内容についてです。しかし、アイテムの状態や使用感は、お店の人が査定時に見て判断するものなので、本来はお客がお店に伝える義務はないのだそうです。中には、自分から言わなければ気づかれなかったようなこともあるはずで、正直すぎてしまうのは結果的に自ら損をしてしまうことになう可能性もありますので、気を付けましょう。
まとめ
お店を選び、売りたい物の状態を確認することで買取金額にも差が出てきます。何かの買い替えや処分などにお困りの方は是非、買取専門のところに一度査定だけでもいかがでしょうか。査定のみでも無料で行うところはたくさんあります。販売もしているところであれば、遊びがてらのぞきに行って、お店の特色をつかんでから不要品を持ち込むのが良いかもしれませんね。