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なぜルイ・ヴィトンのバッグは古くても買取ってもらえるのか

なぜルイ・ヴィトンのバッグは古くても買取ってもらえるのか

言わずと知れたラグジュアリーブランド、ルイ・ヴィトン。ルイ・ヴィトンのバッグは古いものでも買い取ってもらえる場合も少なくありません。どうしてなのでしょうか。

歴史と伝統に裏打ちされた品質

Louis Vuittonはルイ・ヴィトンによって創業されたブランドです。彼は1821年、スイスにほど近いジュラの小さな町で生まれました。家具職人の家に育ち、小さい頃から手仕事の基礎を学んだ彼は、16歳でパリに上ることを決心します。しかもジュラからパリまで約400㎞の道のりを歩いていきます。パリに到着するとルイ・ヴィトンは、トランク製造や荷造りを行う「荷造り用木箱製造および荷造り職人」としてこの業界で高名な、マレシャル氏に師事します。手先が器用で、師匠からの信頼も得ていた彼は、重要顧客を任されるようになりました。顧客にはナポレオン3世の后である、皇后ウジェニーもいて、彼女のトリノリン(スカートを膨らませるためにスカートの下に装着された骨組みのようなもの。19世紀後半に流行した)を運ぶためのトランクもルイ・ヴィトンが手掛けました。

様々な旅行客の荷造りを手掛ける中で、彼は平たく積み重ねが容易なトランクが、これからの時代に必要だと考えるようになりました。そして1854年にルイ・ヴィトンは独立し、彼の構想した平らな旅行かばんを生み出します。これはたちまち人気となり、勢いづいたルイ・ヴィトンは運河による輸送から生じる需要を見越して、アトリエをセーヌ河畔に移します。また、エジプトを縦断するスエズ運河の開通によって、アフリカや東洋からの顧客を獲得します。そういったマハラジャなどの王侯貴族にとって、ルイ・ヴィトンが1886年に開発した鍵付きトランクはセキュリティも万全な理想的なトランクでした。

ルイの息子、ジョルジュ・ヴィトン(George Vuitton)の代になると、世界に進出するようになります。ルイ・ヴィトンの店舗がロンドンやニューヨークでオープンします。世界的にブランドが評判になるにつれて、大きな問題もでてきます。それはいまでも深刻な、偽造品の問題です。この問題に対処するために開発されたのがキャンバス地のモノグラムです。1896年に開発されたモノグラムはジャガード織で模様を織り上げていました。今のトワル・モノグラムの原型が出来上がったのは1959年のことで、クロード=ルイ・ヴィトン(Claude-Louis Vuitton)によって開発されました。これはリネンやコットンにPVC加工を施したものでした。1987年にはモエ・ヘネシー社とともにLVMHを結成し、世界最大のコングロマリットとなります。

高い品質

先述のようにルイ・ヴィトンは、もともと王侯貴族も認める高品質なトランクで知られるブランドです。トランク製造によって培われたノウハウで製作されたカバンは丈夫で、高い縫製技術によって縫い上げられています。とくに有名なモノグラムに使用されている「トワル」はPVC加工が施されたキャンバス素材で、トランクにも使用されてきた素材です。傷に強いだけでなく防水性も備えています。一方で経年劣化によるべたつきやひび割れが生じることもあります。

確立されたブランド価値

ルイ・ヴィトンといえば、ファッションに関心がない人ですら知っているブランドです。ブランドとしても歴史があり、高い品質を誇ります。その人気は世界中で確立されており、ラグジュアリーでかつ普遍的なブランド価値は揺るぎないものです。そのため、中古市場でも需要が高く、古いものでも需要があります。

古くても修理してリニューアルできる

ルイ・ヴィトンの直営店では、同ブランド製品の修理を受け付けています。パーツが取れたり経年劣化してしまっても、新しいものに取り換えられるので、古くなってもリニューアルさせて使うことができます。しかし、正規店以外で修理してもらった場合、そのあと正規店にもっていっても修理を受け付けてもらえない場合もありますので、注意しましょう。また、世界的に需要が高いルイ・ヴィトンの製品は、パーツ単位でも中古市場で出回っているため、そういった需要から古くても買取ってもらえるという背景もあります。

古いデザインでも人気があるモデルがある

ルイ・ヴィトンのモノグラムやダミエといえば、もはや時代を超越したアイコン的な存在です。1896年に誕生し、1世紀以上たった今も世界中を席巻しているモノグラムをみれば、時代遅れということはなく、むしろヴィンテージの風格が新品にはない味をもたらす場合もあります。

また1997年にプレタポルテ(既製服)に参入し、21世紀になるとバッグのみならず、ファッションブランドとしても人気を確立していきます。マーク・ジェイコブスやポール・エルバース、キム・ジョーンズ、ヴァージル・アブローそしてニコラ・ゲスキエールといった数々のデザイナーが手掛けたモデルには、それぞれのデザイナーのスタイルが表れており、キム・ジョーンズ期のSupremeとのコラボアイテムなどは、過去の作品といえども依然として高い人気があります。

まとめ

長い歴史を持つルイ・ヴィトンは、上質なトランクを製造するブランドとして名声を築いてきました。クオリティの高さとデザイン性を兼ね備えた同社の製品は世界中で人気となり、中古市場でも高い人気を誇ります。そのため、古いルイ・ヴィトンのバッグなどでも買取ってもらえる場合も少なくありません。もしもう使わないルイ・ヴィトンのバッグをお持ちでしたら、全国500店舗以上を展開する「買取大吉」の無料査定をご活用ください。

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