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ルイ・ヴィトン「アルマ」の使い勝手は?定価やサイズ比較・旧型との違いを解説

ルイ・ヴィトン「アルマ」の使い勝手は?定価やサイズ比較・旧型との違いを解説

ルイ・ヴィトンの代表的なアイコンバッグとして知られる「アルマ」は、丸みを帯びた可愛らしいデザインと高い収納力が魅力で、多くの女性に愛されています。今回は、そんなアルマの特徴やサイズ、展開されているラインについてご紹介していきます。

目次

ルイ・ヴィトン「アルマ」とは?

アルマ(Alma)は、ルイ・ヴィトンの定番バッグの一つで、優美な丸みを帯びたフォルムが女性らしさを引き立てます。

アルマという名前は、パリ本店近くのセーヌ川にかかる橋「アルマ橋」からきています。ラテン語で「恵み」を意味し、女性たちが思い描く「こんなデザインがあったらいいな」「こんな機能が欲しい」といった希望に応える形で作られた、まさに理想的なバッグです。

トップの部分は柔らかいカーブを描き、きちんとした印象を保ちながら、可愛らしさも感じさせるデザインが特徴です。

ルイ・ヴィトン「アルマ」の特徴や使い勝手

アルマは、デザイン面でも機能面でも、その完成度は高く、長年にわたり世界中の女性たちから愛され続けている名作です。そんなアルマの特徴や使い勝手を詳しく解説していきます。

2way仕様

アルマは、便利な2way仕様で幅広いシーンに対応します。ショルダーストラップを付けることで、日常のお出かけや仕事用のバッグとして活躍し、ストラップを外せば、華やかな場面でのパーティーバッグとしても使うことができます。

通常、普段使い用やビジネス用のバッグ、パーティーバッグは別々に用意する必要がありますが、アルマならこの一つでショルダーバッグにもハンドバッグにもなるため、さまざまなシーンで便利に使い分けることができます。

使い勝手がよく機能性が高い

アルマは、開口部が両脇まで大きく開くため、荷物の出し入れが非常にしやすい点が大きな特徴です。バッグを肩にかけたままでも、手軽に中身を取り出すことができ、忙しい日常のシーンでも大変便利です。

また、置いた際の安定感もあり、バッグが倒れにくい設計がされています。ファスナーが開いている状態でも中の荷物が飛び出す心配が少なく、安心して使うことができます。

こうした高い機能性と使いやすさが、ルイ・ヴィトンの中でも人気のモデルである理由となっています。

長年愛されているデザイン

アルマは、1934年の登場以来90年以上にわたり、ルイ・ヴィトンのアイコンバッグとして世界中の女性から愛されてきました。

そのデザインは、流行に左右されることなく、どんなトレンドにも埋もれることがありません。クラシックでありながらも現代的な要素を持ち合わせ、長い歴史を経てもなお、多くの女性にとって憧れのバッグであり続けています。

若い世代から年齢を重ねた女性まで、どのライフステージでも自然にフィットし、どんなシーンでも持つ人に上品さをプラスします。

ルイ・ヴィトン「アルマ」の種類とサイズ展開

アルマの種類とサイズは以下の通りです。

種類 高さ 奥行
アルマBB 約24㎝ 約17㎝ 約11.5㎝
アルマPM 約32㎝ 約24㎝ 約15㎝
アルマMM 約36㎝ 約28㎝ 約17㎝
アルマGM 約30㎝ 約39㎝ 約19㎝
ネオアルマBB 約18㎝ 約25㎝ 約12㎝
ネオアルマPM 約23㎝ 約35㎝ 約15㎝
ナノアルマ 約18㎝ 約12㎝ 約8㎝

アルマBB

〈約 高さ24cm × 幅17cm × 奥行11.5cm〉

アルマシリーズの中でも特に小さいサイズのアルマBBは、最近ますます人気を集めています。キャッシュレス化が進む現代においては、スマホだけで買い物ができるため、大きな財布や多くの荷物を持ち歩く必要がなくなり、小さなバッグが注目されています。

サイズが小さいため収納が不安になるかもしれませんが、実際は長財布も余裕で収まるほどの収納力を備えており、使い勝手の良さも抜群です。

アルマPM

〈約 高さ32cm × 幅24cm × 奥行15cm〉

アルマPMは、底の部分が広めに作られており、長財布や文庫本、A5サイズの手帳なども楽に収納できるため、デイリーユースにぴったりのバッグです。扱いやすいサイズ感が人気で、シーンを選ばずに活躍します。

また、アルマPMは、カジュアルスタイルだけでなくフォーマルな装いにもよく合います。スーツ姿に合わせることで、フェミニンさを引き立てながら、エレガントな印象を与えることができます。

アルマMM

〈約 高さ36cm × 幅28cm × 奥行17cm〉

アルマMMなら、A4サイズの書類やノートパソコン、タブレットなど、ビジネスに必要なアイテムをしっかり収納できます。ビジネスシーンでも大いに活躍するサイズ感で、特に外出が多い方にぴったりです。

飛行機に乗る際も、機内持ち込みが可能なので、荷物を預ける手間を省き、到着後も荷物の受け取りを待つことなく、スムーズに次の目的地に移動できます。忙しいビジネスパーソンにとって頼りになる一品です。

アルマGM

〈約 高さ30 cm × 幅39cm × 奥行19cm〉

アルマGMは、アルマMMに比べてやや大きめの収納スペースを持ち、より多くの荷物を持ち運ぶことが可能です。

外見はMMと大きく変わりませんが、その少し大きめのサイズは、ビジネスシーンだけでなく、旅行時にも便利なため、使えるシーンがさらに広がりました。デザイン性と実用性を兼ね備えた、さまざまなシーンで活躍する頼りになるバッグです。

ネオアルマBB

〈約 高さ18 cm × 幅25cm × 奥行12cm〉

ネオアルマBBのサイズ感は、アルマBBとほぼ同じですが、若干大きめにデザインされています。形も微妙に異なるため、実物を手に取ると印象は意外と違って見えることでしょう。

スマートフォンやメイクアイテムなどがしっかり収納できるスペースがあり、普段のお出かけにぴったりです。さらに、ショルダーストラップを外せば、フォーマルなイブニングシーンでも活用できます。

ネオアルマPM

〈約 高さ23 cm × 幅35cm × 奥行15cm〉

ネオアルマPMは、アルマPMと比べて縦がやや小さめですが、その分横幅が広く設計されており、バッグの中身がより見やすいデザインが特徴です。

見た目はコンパクトながらも、500mlのペットボトルを横にして収納できるほどのスペースが確保されており、実用性に優れています。デイリーユースに適したサイズ感で、比較的荷物が多い方でも問題なく使用できることでしょう。

ナノアルマ

〈約 高さ18 cm × 幅12cm × 奥行8cm〉

ナノアルマは、アルマシリーズの中で最もコンパクトなサイズで、ミニマルなデザインが特徴です。サイズが小さいため、収納力は限られていますが、3つ折りの財布やスマートフォンは問題なく収納できます。

アクセサリー感覚で持ち歩けるためコーディネートに華を添えるおしゃれなアイテムとして人気があります。

ルイ・ヴィトン「アルマ」の定価

2024年9月現在の定価をまとめました。最新情報はルイ・ヴィトン公式サイトまたはブティックにてご確認ください。

アルマ PM モノグラム 299,200円
エピ 366,300円
ダミエ・エベヌ 299,200円
アルマ BB モノグラム 279,400円
エピ 306,900円
ダミエ・エベヌ 279,400円
マルタージュ 638,000円
アルマ GM ラムレザー 1,001,000円
ネオアルマ BB グレインレザー 372,900円
ナノ・アルマ モノグラム 271,700円
エピ 289,300円

ルイ・ヴィトン「アルマ」の新型と旧型の違い

モノグラムのアルマPMには、旧型と新型が存在し、2010年頃に大幅な改良が施されました。一見すると分かりにくい部分もありますが、細かな仕様変更が随所に見られるため、その違いについて詳しく解説していきます。

底鋲の有無

旧型アルマの底部は、ヌメ革でシンプルに仕上げられていたため、接地面が広く、使うたびに黒ずみや水濡れによる変色が起こりやすいという欠点がありました。

しかし、2010年以降に登場した新型モデルでは、底部に鋲が追加される改良が施され、バッグを置いたときの摩耗や汚れが軽減されるようになりました。この改良により、底部のダメージを抑えつつ、より長く美しい状態を保つことができるようになっています。

内側収納ポケットの数や仕様

・1992年

初代アルマが登場。内側にフラットな収納ポケットが1つだけ設置されているシンプルなデザイン。

・2000年

携帯電話の普及に伴い、フラットポケットの対面にモバイルポケットが追加される。

・2010年

フラットポケットとモバイルポケットが隣り合わせに配置され、型番も変更される。

・2012年

スマートフォンの普及により、モバイルポケットが廃止され、フラットポケットが2つに増設される。

ハンドル付け根の縫い目の強度

見逃しやすいポイントとして、ハンドル付け根の縫い目が挙げられます。旧型のアルマでは、ビスの下に縫い目が施されており、長期間使用していると、ビスが抜けるトラブルがしばしば起こっていました。

しかし、最近のモデルでは、ビスを囲む形で縫い目が施され、ハンドル部分の強度が大幅に強化されています。そのため、ビスが抜けるリスクが少なくなり、耐久性が向上しました。

このような改良は、ルイ・ヴィトンの他のバッグにも反映されています。

クロシェット(キーカバー)の追加

従来のアルマにはパドロック(錠前)と2つの鍵が付いていましたが、新型アルマではクロシェット(キーカバー)が追加されました。

このクロシェットを使うことで、鍵をハンドルに取り付けておくことができ、よりスマートで便利に使えるようになっています。また、クロシェットはデザインの一部としても機能しており、アルマの洗練されたルックスに一層の高級感をプラスしています。

ルイ・ヴィトン「アルマ」のバリュエーション

ルイ・ヴィトンは、正規店で扱っている現行ラインに加え、コレクションラインや限定ライン、廃盤となったレアなラインなど、幅広く展開しています。ここでは、アルマのさまざまなラインをご紹介します。

モノグラム

ルイ・ヴィトンの代表的な「モノグラム」パターンは、創業者ルイ・ヴィトンのイニシャル「L」と「V」を基に、星と花を組み合わせたパターンです。このデザインは、薩摩藩島津家の家紋からインスパイアを受けて誕生したと言われています。

モノグラムに使用されているキャンバス素材は、非常に丈夫で耐久性があり、傷や汚れが付きにくいのが特徴です。そのため、美しい状態を長く維持することができるのが魅力です。

ダミエ

ダミエは、モノグラムよりも先に登場し、日本の市松模様からインスパイアを受けたデザインです。このパターンもモノグラム同様に定番ラインとして人気があり、長い歴史を誇るロングセラーアイテムです。

元々はメンズ向けにデザインされたため、男性にも非常に人気があります。そのシンプルでありながら上品なデザインは、カジュアルな装いからフォーマルなシーンまで幅広いコーディネートにマッチし、さまざまなシーンで活躍してくれることでしょう。

エピ

エピは、フランス語で「麦の穂」を意味し、高品質で知られているグレインレザーによって風に揺れる稲穂を模した型押しが特徴的なラインです。

1985年に登場して以来、その豊富なカラーバリエーションと独自のテクスチャーで人気を集めていました。既に生産が終了しているカラーは、中古市場でも非常に高い需要があり、状態の良いアイテムはすぐに売り切れてしまうことがほとんどです。

エピデニム

エピデニムは、さわやかでカジュアルな印象を与えるラインですが、実際にはデニム素材ではなく、エピレザー(牛革)で作られています。

そのため、エピデニムは「デニムカラー」のイメージを持ちつつも、エピライン特有の高品質なレザー感が特徴です。レザーの耐久性と洗練された質感を保ちながら、デニムのカジュアルさを楽しむことができます。

ヴェルニ

ヴェルニはフランス語で「エナメル」を意味し、その名の通り、エナメル加工が施された美しいレザーラインです。ルイ・ヴィトンのモノグラムが施されたデザインが特徴で、エナメル加工が独特の艶を加えています。

さらに、ヴェルニは豊富なカラーバリエーションを展開しており、自分のスタイルに合ったカラーを選ぶことができます。各カラーがエナメルの美しい光沢とともに、華やかな印象を演出します。

ジャングルドット

ジャングルドットは、2016年のクルーズラインで登場したコレクションで、野生動物を思わせるドット柄が特徴です。ヴェルニ素材に施されたこのドット柄は、エナメルの光沢と相まって、非常に印象的で個性的なアイテムとなっています。

マルタージュ

マルタージュは、立体的なひし形の格子柄が特徴で、ルイ・ヴィトン創業時からトランクの内装に使われていた内張りから着想を得たデザインです。

シンプルながらもエレガントな印象を与えるマルタージュは、ルイ・ヴィトンの歴史を感じさせるクラシックなラインで、多くのファッション愛好者に支持されています。

アルマソフト(バブルグラム)

バブルグラムラインは、2022年春に登場したコレクションで、鮮やかなカラー展開が魅力です。カーフレザーに施されたモノグラムパターンのキルティング加工が、柔らかくふんわりとした雰囲気を作り出しています。

ルイ・ヴィトン公式サイトでは、「アルマ・ソフト BB」として表記されていますが、実際のサイズ感はアルマBBとほとんど変わりません。同じサイズ感でありながら、よりソフトで軽やかな印象を楽しむことができます。

ミロワール

ミロワールラインは、2005年から2006年にかけて登場したコレクションで、ミラーのように輝くデザインが特徴的です。その華やかさとゴージャスな印象で多くのファンを魅了しましたが、現在は廃盤となっています。

ミロワールラインは、金(ドレ)と銀(アルジャン)の二色展開があり、どちらも鏡のように美しく光り輝きます。

モノグラムグラフィティ

モノグラムグラフィティは、2001年から2002年に発表されたラインで、ルイ・ヴィトンの定番モチーフであるモノグラムキャンバスに、落書き(グラフィティ)を施したデザインが特徴です。

現在は廃盤となっており、そのため非常に希少なアイテムとなっています。グラフィティが施されたモノグラムは、遊び心満載でありながらも、ルイ・ヴィトンのエレガントさを兼ね備えています。

モノグラムマルチカラー

モノグラムマルチカラーは、2003年春夏に発表されたラインで、アーティスト村上隆によってデザインされたポップでカラフルなコレクションです。

このラインでは、ルイ・ヴィトンのモノグラムが33色で表現され、鮮やかな色合いが特徴です。モノグラムマルチカラーは、従来のモノグラムに新たな魅力を加え、視覚的に楽しませてくれるアイテムです。

ノーティカル

ノーティカルは、2023年春に登場した新作コレクションです。ダミエ・アズールキャンバスにマリンスタイルのプリントを施したデザインが特徴です。ロープやチェーンのモチーフを使って海の雰囲気を表現し、アール・デコ調のラインを現代的に再解釈しています。

クラシックなエレガンスとマリンスタイルの要素が見事に組み合わさった魅力的なコレクションです。

LV×YK(草間彌生コラボ)

2023年に発表されたLV×YK(草間彌生コレクション)は、デザイナー草間彌生氏との再コラボレーションによるラインです。

草間氏の象徴であるドット(水玉)をふんだんに取り入れたアーティスティックなデザインが特徴で、2012年に初めて登場してから10年を経て再び実現しました。草間氏のユニークな世界観とルイ・ヴィトンのクラフツマンシップが融合した特別なラインです。

ルイ・ヴィトン「アルマ」に関するよくある質問

長年にわたり、世界中の女性たちから愛され続けているアルマですが、人気があるがゆえに、偽物も多く出回っています。そこで、アルマに関するよくある質問や、偽物の見分け方などをまとめました。

アルマが似合う年齢層は?

アルマがどの年齢層に似合うかという疑問をよく耳にしますが、実際には20歳から年齢を重ねた方まで、幅広い層の方が持っています。

年齢に応じた使い方や似合うかが気になる方もいるかもしれませんが、20年以上愛され続けているこのバッグは、親子二代で使われることもあるほどのタイムレスなアイテムです。

自分に合ったスタイルで自信を持って使えば、どの年齢層でもエレガントに持ちこなせるでしょう。

アルマの20年前からの値上げ幅は?

アルマが2002年に発売された際の国内定価は73,000円で、税込価格は76,650円でした。その後、20年が経過した2022年には、アルマPMの国内定価が221,000円、税込で243,100円となり、大幅な値上がりを見せました。

そして現在(2024年9月)では、さらに価格が上昇し、税込み299,200円(アルマ PMモノグラム)となっています。このような値上げは、ルイ・ヴィトンだけでなく、他のハイブランドも時代とともに価格は上昇の一途を辿ってきています。

アルマの偽物の見分け方は?

ルイ・ヴィトンは、そのブランド力から全世界で絶大な人気を誇りますが、人気の高さから偽物やコピー品が多く存在するのも現実です。特にアルマはルイ・ヴィトンの中でも人気が高いバッグであるため、偽物も非常に多く出回っています。

ここでは、「アルマ BB モノグラム」を例に、本物と偽物を見分けるためのポイントを詳しくご紹介します。

表面のプリント

バッグの表面を見ただけでは、あまり違和感は感じないかもしれません。しかし、モノグラムの模様をよく見ると、プリントに微妙な違いがあります。

本物と比較すると、偽物は点々感が強く、模様の形にも統一性が欠けていることが多いです。ルーペを使えばその違いが明確になりますので、細部まで気を配ると良いでしょう

持ち手のコバ処理

持ち手部分の革の裁断面、いわゆる「コバ」の処理に注目してみましょう。本物と比べると、偽物は色が明るく、厚塗りされている印象があります。また、照り具合も異ります。

ファスナー金具のメッキ加工

ルイ・ヴィトンのファスナーは、きれいにメッキ加工されており、高級感が漂います。しかし、偽物のファスナーはメッキが雑で、色や質感にムラがあり、安っぽく見えることがあります。

ビス金具の質感

偽物と本物を見極める際、最もわかりやすいチェックポイントはビス金具です。まず、持ち手の付け根部分に注目しましょう。本物の金具は精巧な仕上がりで、質感も上質です。一方で、偽物は丸みを帯び、刻印が浅く、つぶれがちです。

次に、底鋲に目を向けてください。偽物の底鋲も本物と比較して、丸みが強く、作りが粗いです。刻印も雑で、全体的に光沢が強すぎるため、安っぽく見えてしまうのが特徴です。

南京錠(パドロック)や鍵の造り

金具部分と同様、南京錠や鍵も、偽物はメッキが雑で仕上げが不十分です。偽物の南京錠は、鍵を深く刺さなくても簡単に開いてしまう場合があるので、実際に動作確認をすることが大切です。

偽物は必ずどこかでコストを削減しているため、見えにくい部分や金具には特に注意が必要です。特に金具部分は雑に作られていることが多いので、心配な場合は、本物の写真と比較して確認することをおすすめします。

内側の生地の質感や縫い目

バッグの内側の生地は外見が似ているため、一見すると違いがわかりにくいかもしれません。しかし、生地の張り具合や縫い目の位置に注目すると、わずかな違和感が見つかることがあります。

ルイ・ヴィトン「アルマ」の買取相場価格

アルマはサイズや種類、素材のバリエーションが豊富なため、アイテムによって買取相場はさまざまです。以下サイズ別に買取価格の一般的な相場をまとめました。

・アルマBB

一般的な買取相場は、約8万~18万円です。定番のモノグラム柄も人気がありますが、それ以上に、シックなブラックカラーやデニム生地といった少し個性的なデザインは、より高い値段がつくことが多いです。状態のいいものであれば約20万~30万円ほど高値がつく可能性があります。

・アルマPM

一般的な買取相場は、約4万~15万円ほどです。中古市場では、特にレアアイテムが人気を集めており、16万円以上の価格がつくことも珍しくありません。

・アルマMM

一般的な買取相場は、約4万~10万円ほどです。モノグラム柄は市場に多く出回っているため、やや低めの価格帯で取引される傾向がありますが、マルチカラーなどの希少なモデルでは、査定額が大幅に上昇することがあります。

ルイ・ヴィトン「アルマ」を高価買取してもらう4つのコツ

買取価格を少しでもプラス査定してもらうためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。アルマを高価買取に導くための4つのポイントについてご説明します。

定期的にメンテナンスを行う

買取価格にはアイテムの状態が大きく影響します。できる限りキズや汚れを防ぎ、保管状態を良く保つことが重要です。そのためには日ごろから定期的にメンテナンスをする必要があります。

汚れがないかチェックし、柔らかい布で表面のホコリや内部のゴミを払い落とすなど、きれいな状態を保つことが大切です。また、保管するときも直射日光の当たらない場所や風通しのよい場所にしましょう。

査定はなるべく早く出す

使用する機会がなければ、早めに査定に出すことをおすすめします。なぜならバッグの価値は、時間とともに変動する可能性があるからです。特に人気モデルや希少価値のあるアイテムは、需要に変動があるといえるでしょう。

そのため、バッグが最も価値があるときに買取してもらうことが重要です。また、早めに査定に出すことで、バッグの状態が良いうちに査定を受けることができ、査定価格が高くなる可能性があります。

付属品と一緒に査定する

買取業者はアイテムの完全性を重視しているため、可能な限り購入時の状態に近づけることがベストです。

購入した際に付属していた「箱・リボン・ショップ袋・タグ・カード・保存袋」などを、できるだけ揃えていたほうが高価買取につながります。

また、付属品が揃っていると、アイテムの管理や保管が丁寧に行われていた、という印象を受けます。買取業者からの信頼度も高まるので、ぜひ実践してください。

複数の買取業者を比較する

高額買取を実現するコツの一つは、複数の買取業者を比較することです。

同じアイテムでも業者によって価格が異なることがあります。複数の業者に査定を依頼することで、提示された買取価格を比べることができるでしょう。

また、隠れたコストがないか、手数料や手続きについても確認してください。口コミや評判などしっかり吟味して、信頼できる業者を選ぶことが高価買取のコツとなります。

まとめ

アルマは発売以来、さまざまなバリエーションが登場し、今だに高い人気を誇る定番アイテムです。特に新作のアルマは、中古市場でも品薄状態が続いており、買取価格が高くなっています。

もし使っていないアルマがあれば、価値が下がる前に売却を検討してみてはいかがでしょうか。

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