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ルイ・ヴィトン「ノエ」の巾着バッグはもう古い?おすすめコーデや種類・サイズを解説

ルイ・ヴィトン「ノエ」の巾着バッグはもう古い?おすすめコーデや種類・サイズを解説

ルイ・ヴィトンの巾着バッグである「ノエ」は、ルイ・ヴィトンの長い歴史を見てもロングセラーとなっている人気商品です。今回はノエ誕生からの歴史を踏まえつつ、ノエのサイズの種類とカラー、そして、おすすめのコーデについてご紹介します。

ルイ・ヴィトン「ノエ」とは?使い勝手がいい?

ノエとはどのような経緯で誕生したのでしょうか。ノエの歴史を踏まえつつ、見た目や機能性について深掘りしていきます。

ルイ・ヴィトン「ノエ」の歴史

1932年に誕生したノエは、シャンパンボトルを簡単に持ち運べるようにしたいという思いから製作された巾着バッグです。

縦に長い巾着バッグという斬新な見た目は、発売当初から注目を集めました。シャンパンボトルが5本入るほどの収納力を持ち、収納部は開閉できるため、気軽に使えるバッグとして女性人気に火がついたのです。

時代に合わせて柄のデザインやカラーバリエーションが増えていき、現在もなおルイ・ヴィトンの定番商品という地位を維持し続けています。

ルイ・ヴィトン「ノエ」の使い勝手・機能性

シャンパンボトルを持ち運ぶことを目的としているので、収納部にポケットは一切なく、荷物を入れるだけのシンプルな設計になっています。耐久性についても、シャンパンボトルを入れても穴が開かないよう丈夫に作られているので、長年使用しても問題ありません。

それに加え、見た目のデザインがファッションにフィットしやすいため、カジュアルでもビジネスでも使用することができます。

非常に使い勝手のよいバッグです。

ルイ・ヴィトン「ノエ」の見た目

ノエをパッと見た中で目を引くところと言えば、やはり縦に長いショルダーストラップです。肩にかけることができ、楽に持ち運ぶことができます。

また、巾着型のバッグなので、古くから巾着バッグを親しんでいる日本人にとっては、非常に馴染みのある商品として目に映りやすいです。

カラーバリエーションも豊富にあり、レッドやオレンジなど1色だけの鮮やかなデザインの他、市松模様など特別な模様のノエがあります。

ルイ・ヴィトン「ノエ」のシリアルナンバーの場所

製造した年や製造国によって場所が変わりますが、ノエの場合はバッグの外側、ショルダーストラップの付け根を広げた部分にあるようです。見当たらない場合は、Dリングなどをチェックしてみましょう。

製造年が2020年以降のものは、商品へのシリアル打刻が廃止され、代わりにICチップが商品に埋め込まれています。コピー商品の流通を防ぐ目的で変わったようです。

ご購入した年によって場所が変わるので、注意しましょう。

ルイ・ヴィトン「ノエ」は古くない?再ブームになった理由

日本ではバブル期の少し前からノエが人気商品として流行しました。しかし、2000年代になって「ひと世代前の古さ」というイメージが定着し、人気は下火になっていました。そこからどのような流れで再ブームになったのでしょうか。

ヴィンテージブームが来たため

2005年以降、ヴィンテージ商品に対して人々の意識が変化します。親世代のおさがりであるジュエリーを当時の若い世代が注目するようになり、ヴィンテージブームが到来したのです。

それにより、ルイ・ヴィトンの古きアイテムたちがブームに乗る形で再評価されるようになりました。ノエもそのうちの1つと言うわけです。

これが口火となり、2013年頃にはリニューアル商品を発表するなど、ルイ・ヴィトンはノエを積極的に展開しました。その結果、現在も若者への人気が続いています。

エピラインが人気になったため

2013年頃のリニューアル以降、若者に向けて幅広い展開をしていたノエですが、再ブームの火付けとなったのは「エピ」という模様があしらわれたアイテムたち、いわゆる「エピライン」が人気になったためです。

ノエ以外にも、財布やボストンバッグに「エピ」の模様が採用され、人気の高さが伺えます。明るいカラーリングのファッションにも映えるデザインであり、カジュアルでもフォーマルでもフィットしやすい人気アイテムです。

中古市場でもたくさん流通しています。

ルイ・ヴィトン「ノエ」と「ネオノエ」の違いや特徴

ノエに似た商品として、「ネオノエ」というものがあります。見た目はノエにそっくりですが、異なる箇所があります。うっかりノエだと思って購入しないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。

見た目の違い

まずは収納上部にある紐を通す部分(ハトメ)に注目しましょう。ノエには、紐を通す部分が14個あります。それに対し、ネオノエは正面と背面の4個しかありません。紐を通す部分が少ないネオノエの方が、ノエよりもスッキリとした見た目になっています。

紐を絞って開閉口を閉じたときのシワも、ネオノエの方が控えめです。ノエを改良した商品だけあって、ネオノエの方がスタイリッシュに見えます。

収納部分の違い

先述でお伝えしたように、ノエは収納部分にポケットが一切ないシンプルな作りになっています。しかし、ネオノエにはそれがあります。

収納内部にファスナー付きのポケットが1つあり、化粧品や財布などの小物入れとして利用できます。細かいものが多い方には重宝するでしょう。

ヒモの結び目の違い

ノエはヒモをリボン結びで留めますが、ネオノエはスライド式の留め具を使って開閉します。そのため、ネオノエにはヒモを結んで止める必要性がなくなりました。

簡単に留めることができるネオノエですが、リボン結びでヒモを止めるノエの方が華やかな印象になります。

ショルダーストラップの違い

ノエはショルダーストラップがベルト式になっています。そのため、取り外しに時間がかかりますが、ベルト部分を太目の金具(ベルトループ)から引き出せば取り外すことができます。対してネオノエは、ショルダーストラップに着脱式の金具があるので、すぐに取り外すことができます。

ショルダーストラップの長さはどちらも調節可能です。

ルイ・ヴィトン「ノエ」のおすすめコーデ

どんな場面でも使い勝手の良いノエですが、どんなコーデが似合うのでしょうか。ビジネスとカジュアルの2つのシーンから、おすすめのノエとコーデについてご紹介します。

ビジネスシーン

仕事で着るスーツに対し、どんな柄のノエでもよく似合います。後述でご紹介しますが、ノエで展開している3つの柄「モノグラム」、「ダミエ・アズール」、「エビ」は上品なものなので、スーツの雰囲気を壊すことなく使用できます。

ブランドバッグと言えばお硬いイメージが拭えないですが、ノエは巾着型のバッグですので、毎日の通勤・通学でも気軽に使うことができるでしょう。

カジュアルシーン

デートや毎日の買い物など、普段からカジュアルに使用したい方にもおすすめします。

あまりにも派手な服装では浮いてしまいますが、落ち着きのあるシンプルなコーデであれば相性は抜群です。ノエを取り入れるだけ大人っぽい雰囲気になります。

上品さのあるノエだからこそ、他の巾着バッグよりも使い勝手がよいのです。

ルイ・ヴィトン「ノエ」の種類やサイズ展開

ノエは以下のようにたくさんの種類があります。どれもサイズが異なりますので、迷いがちになってしまいます。そこで、それぞれの商品の特徴について詳しく解説します。好みのノエを見つける参考にしてみてください。

ノエ

およそ幅27.5cm×高さ36cm×奥行20cmの定番商品です。元々はシャンパンボトル用のバッグとして発表されていたので、縦に長いデザインとなっています。

シャンパンボトル5本分を持ち運べる収納性の高さ、そして、タブレットやノートパソコンを持ち運べるほどの耐久性があります。サイズに合うものであれば、どんな荷物も入れることができる優れものです。

最もポピュラーなサイズで、歴史が一番長いです。

ノエMM

ノエMMのサイズは、およそ幅37cm×高さ27cm×奥行19.5cmです。横幅にゆとりを持たせたデザインになっています。

通常のノエよりも幅が広いため、荷物もたくさん収納することができます。お出かけや旅行で買い物に行くときには便利でしょう。

「MM」は、「モワヤンモデル」の略で、平均や中間を意味します。つまり、英語に変えれば、ミディアムとほぼ同じ意味となります。

ノエPM

こちらのノエは、およそ幅25cm×高さ28.5cm×奥行20cmのサイズとなっています。

ノエと比べて少し小さいサイズですが、機能面などは変わらないため、使い勝手がよいです。ノエのサイズが大きいと思ったら、こちらを購入するとよいでしょう。

「PM」は「プチモデル」の略で、英語で言えば、スモールとほぼ同じ意味です。

ノエBB

2013年に発表された、およそ幅22cm×高さ24cm×奥行15cmという小さめのノエです。

ノエをコンパクトにしたもので、耐久面や機能面はノエとほぼ変わりません。ショルダーストラップが長めになっており、どんな方でも持ち運びしやすい設計になっています。

ちなみに、「BB」は「べべ」と読み、フランス語で「赤ちゃん」を意味します。小さくてかわいいサイズ、ということです。

ネオノエ

サイズは、およそ幅26cm×高さ26cm×奥行17.5cmという、プチノエに近い大きさになっています。

先述でもご紹介しましたが、ノエそっくりのデザインで、現代風にブラッシュアップされたアイテムです。2017年に誕生しました。

機能性は格段に向上し、開閉しやすくなっているので、荷物の持ち運びも楽になっています。カラーバリエーションも豊富で、様々なシーンに合わせやすいです。

ネオノエMM

ネオノエMMのサイズは、およそ幅26cm×高さ26cm×奥行17.5cmとネオノエと同じサイズです。機能性は変わらないですが、異なるのは限定商品と思わせるかのような模様です。

このネオノエMMは、画像のような「モノグラム・アプラント」のバイカラーのみで展開されています。バイカラーとは「ふたつの色」という意味で、ネオノエMMは、外側と内側のカラーが異なるのです。

3種類のバリエーションがあり、どれもコーデに華やかなさを添えられるデザインです。

ネオノエBB

サイズは、およそ幅20cm×高さ20cm×奥行13cmという、ネオノエの中ではコンパクトなフォルムになっています。

ショルダーストラップを取り外せば、ハンドバッグにもなるという万能なバッグです。ショルダーストラップと本体の色のコントラストが特徴的です。

明暗がはっきりしているので、どのカラーも鮮やかに見えます。

プチノエ

プチノエのサイズは、およそ幅27cm×高さ27cm×奥行21cmです。ノエの高さを少し小さくしたもので、正方形に近い、かわいいフォルムです。

普段使いにピッタリの幅で、ペットボトルを横に倒した状態で収納できます。

ショルダーストラップを調節することができるので、ハンドバッグとして使用してみてもよいでしょう。

ミニノエ

サイズは、およそ幅18cm×高さ21.5cm×奥行13cmで、ナノノエとプチノエの中間くらいの大きさのノエです。

実はこのアイテム、ルイ・ヴィトン ジャパン25周年記念による限定商品として販売されていました。申し込み抽選による1,000個限定で販売されたので、かなり希少なノエであると言えます。

外側は「モノグラム」、内側は赤い生地を使用しています。25周年記念で作られただけあって、高級感のあるデザインになっています。

ナノノエ

サイズは、およそ幅13cm×高さ16cm×奥行10cmで、ノエをミニチュア版に仕上げた商品です。

かなり小さいノエですが、近年のミニチュアバッグブームで人気が高く、お店でなかなかお目にかかれないものとなっています。

こちらもハンドバッグとしての利用が可能ですので、コーデによってショルダーにするかハンドにするか、考えてみるのも良いでしょう。

スマートフォンやカードケースなど、必需品を持ち運ぶのには充分な収納力があります。

ノエリー

サイズは、およそ幅17cm×高さ19cm×奥行11cmで、モノグラム柄を小さくした「モノグラム ミニ」という模様があるのが特徴です。

持ち手部分があるので、ハンドバッグとして使用することができます。「モノグラム ミニ」の華やかな柄が、お出かけの気分を上げてくれるでしょう。

現在は生産が終了しており、中古ショップのみでの販売となっています。

ポッシュノエ

サイズは、およそ幅24cm×高さ9.0cm×奥行22cmという、ポーチ型のノエです。

とても小さなサイズですので、ショルダーストラップはなく、左右にある紐を引っ張って開閉口を閉じる仕組みになっています。柄は、「モノグラム」のみです。

化粧品などの小物を収納するときに便利です。

ルイ・ヴィトン「ノエ」の人気ライン別のおすすめカラーやコーデ

ノエの中で、特に人気の柄に合うおすすめカラーをご紹介します。どれも日常生活を華やかにしてくれる、魅力的なものばかりです。目的に合わせて使用するときの参考にしてみてください。

モノグラム

ルイヴィトンの代名詞と言われるモノグラムは、創始者であるルイ・ヴィトンのLとVを組み合わせた記号とモチーフが均等に並んでいるのが特徴です。カラーバリエーションも沢山あり、その中でノエと相性の良いカラーは、やはり王道であるブラウンを基調としたカラーです。

ファストファッションと組み合わせたら垢抜けた印象になり、一気に大人の魅力を引き立てることができます。ワイシャツやデニムなどのシンプルコーデにもおすすめです。

ダミエ・アズール

日本の市松模様を参考に作られた模様が「ダミエ」です。そのダミエにホワイトカラー足したもの、いわゆる「ダミエ・アズール」が、ノエのカラーとして採用されています。

リビエラ海の青い海と砂浜をイメージしたカラーリングが特徴です。

ホワイトとグレーがベースになっていますので、コーデは明るく軽やかな印象のものにした方がよいでしょう。

例えば、白系統のカラーで爽やかに見せたり、秋冬コーデは色が暗くなりがちなので、バランスを取るためのアイテムとして利用するという方法があります。

エピ

エピは、1985年に発表された人気の高い柄の1つです。先述でもご紹介したように、ノエ以外のアイテムにも採用されています。

フランス語で「麦の穂」という意味で、横に流れているレザーの型押しは麦が風で流れているところを表現しています。

エピを柄にしたカラーは豊富にあり、ノエの中でビジネスやカジュアルに使いやすいのは、ノワール(ブラック)です。定番の黒でも、光の当たり具合によって表情が変化するのが魅力です。

カジュアルなコーデで使用したい方には、レッドやオレンジなどといったビビッドカラーやバイカラー仕様のデザインに高い人気があります。

まとめ

今回は、ノエの種類とサイズを中心にご紹介しました。「巾着袋」というと古臭いイメージが確かにありますが、ルイ・ヴィトンのノエは、スマートな魅力やかわいらしさを引き立てる「現代の巾着バッグ」として、新しい魅力を提案しています。スーツでもカジュアルでも気軽に使用できるバッグですので、コーデに悩んだ時のアイテムとしてご購入してみてはどうでしょうか。

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