ルイヴィトンの素材の秘密
1854年の創業以来、ルイヴィトンの革小物は、世界中で知らない人はいないほど、多くの人々から愛されてきました。ダミエ”モノグラム”などライン名やアイコンは知っていても、各ラインの素材については、知らない人が多いのではないでしょうか。長い歴史の中で時代や流行に合わせてさまざまなラインが生み出され、素材の種類も多岐に渡ります。
モノグラムより前の1888年に生まれたたダミエ・ラインは、日本の市松模様からインスピレーションを受けて作られた大人の雰囲気が漂うデザインです。1996年に新たに発売されたこのダミエ・ラインは、シンプルながらも優美な雰囲気に包まれたおもむきが、多くの女性の心をとらえ、限定発売の予定がその後も定番化されました。トラベルバッグ、シティバッグ、財布・小物類など、洗練されたフェミニンなアイテムからカジュアルでユニセックスなアイテムまで、幅広いラインナップとなっています。
~ダミエ(エベヌ)の特徴~
ブラウンの濃淡が織りなす市松模様が落ち着いた優美な雰囲気を醸し出し、いつの時代にも新鮮な魅力を発揮します。1世紀以上にわたり培われてきた伝統のノウハウにより、キャンバスの表面にはコーティングやプリントなどの加工が丁寧に施され、卓越した職人技により完璧なまでに仕上げられています。真鍮の金具で彩飾されたダミエ・キャンバスは軽くて丈夫で、日常やエレガントな旅のスタイルに最適です。
ルイヴィトンの中でもダミエは需要が高い
ルイヴィトンのダミエラインは、ルイヴィトンのなかでも需要が高く人気も高いラインになっています。更にダミエラインには様々な種類のライン展開があることや服装を選ばないことで汎用性が高いとされています。
また、一般的なブランドの買取率は30%〜40%程度となりますが、ルイヴィトン・ダミエラインはというと、モデルによっては定価価格の80%程の買取値が付くほど、需要は高いこともいえます。状態の良いものは高額買取になりやすく期待が持てますので、お持ちの方は一度見積もりに出してみても良いでしょう。
ダミエの種類
ルイヴィトンのダミエといっても先ほどご紹介させて頂いた、市松模様のものを想像すると思いますが、ダミエにもいくつか種類が存在します。ここでダミエの種類について解説していきます。
・ダミエ・エベヌ
エベヌは、ブラウンテイストなカラーを2色で構成したダミエです。このダミエがダミエの中でも一番の定番で目にすることも多いことかと思います。ちなみに"エベヌ"はフランス語で"黒壇"という意味合いがあります。
・ダミエ・アズール
アズールは2006年から新たに加わったラインです。こちらはエベヌと同様の素材で構成され、模様も市松模様のデザインです。白ベースのカラーを採用することでファンからは"白ダミエ"の愛称で知られています。ちなみにアズールという名前にはイタリア語で"紺碧"という意味合いがあります。
・ダミエ・グラフィット
こちらのシリーズはメンズラインとして、2008年に誕生したラインです。ブラックとグレーの組み合わせが特徴的で、メンズをターゲットにしている商品です。財布以外にもビジネスバッグなどもリリースされており、シックなデザインが大人の男性に高い人気を誇るラインです。
・ダミエ・アンフィニ
上記でご説明させて頂いた、グラフィットによく似たデザインではありますが、よく見ると素材感が全くの別物となっています。ヴェルニやグラフィットには"トアル地"というキャンバス素材に加工が施されたものを採用されていますが、アンフィニにはレザーを採用しています。そのため若干他のダミエシリーズよりは値が張るラインとなっています。そしてアンフィニにはフランス語で"無限"を意味しています。
・ダミエ・コバルト
こちらはリリースからまだ記憶に新しい方も多いことかと思います。2014年から発売されたラインです。メンズディレクターであるKim Jones(キム・ジョーンズ)が手掛けたことで知られており、ブラックと深みのあるブルーが組み合わさることで構成されているデザインです。
まとめ
そのダミエの財布は、比較的手の届きやすい価格設定で、初めてのブランドアイテムとしても選ばれ、そしてずっと愛用したい方にもおすすめできる品質も魅力です。ルイ・ヴィトンのアイコンテーマであるダミエの財布は、デザインや財布フォルムにバリエーションがあるので、大人カップルのペアアイテムにもおすすめできる財布です。