目次
ルイ・ヴィトンの代表的な4つのライン
フランスのスーツケース職人であったLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)。創業当時は主にスラブ、ラテン系王侯族を顧客に持ち、旅行カバンであるトランクを製造していました。
ラグジュアリーブランドでも指折りの耐久性を誇り、代表的なコレクションのモノグラム、チェックパターンのダミエやヴェルニ、スピーディ、ネヴァーフルなど、いつの時代も「ブランドものといえばヴィトン」だとイメージするほどの人気を博しています。
モノグラム(Monogram)
「モノグラム」は1896年に登場しました。ルイ・ヴィトンのシンボルであるLとVを組み合わせたロゴマークと、一緒に並べられた花と星の模様は、日本の家紋からインスパイアを受けています。また、製品へのロゴマーク配置は正対になるように、職人によって丁寧に調整されています。
キャンバス素材に特殊加工された「トアル地」が使用され、エジプト綿にPVCコーティングを施したこの高級素材は、軽量で耐久性や防水性があり、手入れがしやすいのが特徴です。
ダミエ(Damier)
「ダミエ」は1888年の誕生したデザインです。日本の市松模様にインスピレーションを受け、正方形のシンプルなデザインが特徴です。1889年に開催されたパリ万博で金賞を受賞し、1896年にモノグラムが誕生するまで、主要デザインとして活躍しました。
モノグラムの誕生により生産が停止されましたが、モノグラム100周年記念で復刻。定番ラインとして現代に続いています。年代を問わずファッションに合わせやすいデザインです。
エピ(Epi)
1985年に登場した「エピ」は、線状の型押しが特徴です。エピとはフランス語で「麦の穂」を意味し、麦が風に揺れる様子が表現されています。また、29色の豊富なカラーバリエーションで展開され、中古品も高い人気があります。
エピはモノグラムやダミエとは異なり、本革のグレインレザーが採用されています。耐久性が高く、光の当たり方によって異なる光沢や、色彩の変化を楽しめます。線状の型押しはシワや汚れが目立ちにくいので、長く美しく使えるでしょう。
ヴェルニ(Vernis)
1998年に発表された「ヴェルニ」は、フランス語で「エナメル」という意味を持ち、世界中の女性に大人気のラインです。ヴェルニを採用したさまざまなアイテムが展開され、豊富なデザインが楽しめます。
またカラーバリエーションが豊富という点も魅力の一つです。ヴェルニ誕生当初に展開されたのが、「ベージュ」や「ベビーブルー」などです。そして毎年新しいカラーが誕生し続け、これまでに発表されたカラーは50種類以上あるといわれています。
ルイ・ヴィトンの種類|モノグラム系
「モノグラム」
ルイ・ヴィトンの代表的な、高級感あふれる定番のモノグラム。
創設者のイニシャルである「LとV」に、
「花と星」を組み合わせた代表的なパターンです。
「リバース」
ダークブラウンとライトブラウンを
「反転(リバース)」したライン。
定番モノグラムのカラーリングを反転するだけで、
明るく優しい印象になります。
「イディール」
上品な大人の女性らしさを追求した
優しく落ち着いた色合いのライン。
キャンバス生地にモノグラムをあしらったデザインで、
ミニ・ランの後継ラインになります。
「スイート」
モノグラムの花を強調し、カラフルでポップな印象のデザイン。
エナメル加工された素材との相性も抜群の人気ラインです。
「マカサー」
ヌメ皮の代わりにブラックレザーを使用した
渋いモノグラムのメンズライン。
黒檀の一種であるインドネシア産
「マカッサル・エボニー」から名付けられました。
「アンプラント」
カーフレザーに型押しのエンボス加工を施したデザイン。
質感共に落ち着いたモノグラムのパターンが、
ラグジュアリーブランドならではの上質さを感じさせます。
「エキゾチック」
リザードやオーストリッチなど、
エキゾチックレザーを採用した独創的なモノグラムライン。
レザーの組み合わせによって印象が異なります。
「マヒナ」
キッドカーフスキンにモノグラムパターンを
パンチングであしらったライン。
上質で柔らかな高級感があり、大人の女性に人気です。
「アンテイア」
厳選されたラムレザーに、
きめ細やかなモノグラムパターンの刺繍を施したライン。
希少な素材と特殊な技法を採用しているため、
最上級クラスのコレクションになっています。
「エクリプス」
ブラックとグレーのアイコニックなメンズライン。
エスプリのきいたスタイリッシュなモノグラムが人気です。
「エクリプスフラッシュ」
エクスプリスに光が反射する塗料を使用し、
異なる印象を感じさせるライン。
デザイナー・藤原ヒロシとのコラボレーションです。
「モノグラム・ジャングル」
アニマル柄が強いインパクトを残す、
即完売の人気ライン。
大きく施されたモノグラムが印象的な「ジャイアント」を、
更にアレンジしたコレクションです。
モノグラム系の限定・廃盤ライン
「アイラブモノグラム」
モノグラムにキュートな「目玉」を鏤めた、
村上隆とのコラボレーション。
このデザインからマルチカラーが生まれました。
「ウォーターカラー」
17色もの色彩を重ね合わせて、
水彩絵の具のにじみやかすれを再現したライン。
マークジェイコブスとリチャード・プリンスのコラボです。
「オナタ」
ステッチ風が上品な、ルイ・ヴィトン初のスエード素材ライン。
モノグラムスエードとも呼ばれています。
イエローやオレンジなども優しく上品な発色となります。
「カバアンブル」
夏らしいデザインの涼しげなスケルトンのモノグラムライン。
底面やショルダーストラップにはヌメ革が使われています。
「グラセ」
牛革にモノグラム柄が型押しされたメンズライン。
マットな質感ですが光沢もあり、
大人っぽく落ち着いた雰囲気があります。
「グラフィティ」
モノグラムに落書きしたかのようなデザインは、
ストリートアートのようにヴァイブラントなライン。
良い意味で伝統を壊した画期的なデザインです。
「グルーム」
色鮮やかなストライプに、
キュートなポーターがペイントされているライン。
1921年の広告を飾った、
遊び心満載の可愛らしいイラストが採用されています。
「サテン」
シルクのサテン地にモノグラムをジャカード織で描いたライン。
上品な光沢が華やかさを演出してくれるので、
イブニングシーンにもぴったりです。
「シャイン」
シルクサテンを使用した、繊細なきらめきがまばゆいライン。
サテンよりもさらにグラマラスなアイテムです。
「シマー」
ラメを思わせる光沢がゴージャスなライン。
上品で高級感があるレザーが魅力です。
「ジョークス」
雑誌「ニューヨーカー」のジョークが
プリントされたパンチが効いたライン。
画家であり作家でもある
リチャードプリンスとのコラボレーションです。
「モノグラムストーン」
モノグラムをアップリケで表現し、
ストーンウォッシュ加工されたライン。
サーフな雰囲気やヴィンテージ感もある、非常に味のあるデザインです。
「セレブレーティング」
ルイ・ヴィトン創立160周年のプロジェクト
「アイコンとアイコノクラスト」のライン。
現代を代表するクリエーター
「川久保玲」「フランク・ゲーリー」
「シンディ・シャーマン」「マーク・ニューソン」
「クリスチャン・ルブタン」「カール・ラガーフェルド」
によって、伝統を再解釈したコレクションを誕生させました。
「ダンテェル」
職人の手作業によって施された、
繊細なフラワーレースが美しいファビュラスなライン。
モノグラムの中でもゴージャスな印象を与えてくれます。
「チェリー」
モノグラムに笑顔のチェリーが鏤められた
キュートなライン。
村上隆とのコラボレーションで、日本では特に人気です。
「チェリーブロッサム」
チェリーの前年に発表された村上隆と
マーク・ジェイコブスのコラボレーション。
同年にはマルチカラーやパンダも発表されています。
「チャーム」
パドロックやチェーンがプリントされた大人っぽい限定ライン。
現在も人気があり、非常に希少価値が高いデザインです。
「デニム」
ジャカード織のデニム生地に、
ストーンウォッシュ加工とブリーチが施されています。
ヴィンテージ感が強く、カジュアルさもあるラインです。
「テュイルリー」
トラディショナルなモノグラムに、
新たな解釈を加えて生まれたラインです。
クラシックとモダンが見事に融合したデザインとなっています。
「トロンプルイユ」
ベルベット素材にだまし絵のような鍵とファスナーが、
モノグラムと共に織り込まれたライン。
トロンプルイユはフランス語で「眼を騙す」という意味です。
「パルプ」
モノグラムの上に鮮やかな光沢加工を施した、
カラーペイント風のライン。
リチャード・プリンスとマークジェイコブスのコラボです。
「パンダ」
チャーミングな「プティパンダ」のイラストが描かれた、
キャッチーで可愛いライン。
村上隆とのコラボレーションです。
「フラージュ」
モノグラムに迷彩柄を加えた、
非常に珍しいミリタリーテイストのライン。
村上隆とのコラボレーションです。
「フルリ」
パステルカラーがロマンチックな
フラワーモチーフのライン。
内側に華やかな花柄が描かれ、
非常に柔らかな印象を与えてくれます。
「ペルフォ」
モノグラム柄にパンチングの装飾が斬新で、
インパクトがあるレザーライニングのライン。
ペルフォはフランス語で
「perforation(穴を開ける)」に由来します。
「ボンボン」
ビニールコーティングされたカラフルで、
鮮やかなサマーカラーが魅力のライン。
チャード・プリンスとのコラボレーションです。
「マット」
型押しにメタリック加工を施した、
都会的でキャリア女性に似合うコンサバライン。
絶妙な色の違いとマット感がクールで、
派手すぎずビジネスシーンでも活躍します。
「ミニ」
コットンキャンバスに小さなモノグラムを
織りこんだフェミニンなライン。
「ミニ・ラン」が登場したことで
生産終了しています。
「ミニ・ラン」
「ミニ」の後継ライン。
リネン素材と落ち着いたカラーで展開され、
クリスマス限定カラーも発売されています。
「ミラージュ」
オランダの画家「フェルメール」に
インスピレーションを得て誕生したライン。
モノグラムにグラデーションがかかった色合いが
芸術的な仕上がりとなっています。
「ミロワール」
光を反射してメタリックに輝く、
ミラービニール素材を採用したシャイニーなライン。
ゴージャスながらも上品なゴールドや
シルバーが魅力的です。
「ミンク」
柔らかなミンクをふんだんに使った
ラグジュアリーなライン。
ミンクは希少素材のため、
売値も高価で生産数も少ないコレクションです。
「マルチカラーミンク」
ミンクをカラフルなマルチカラーにしたライン。
職人たちによって、上から染めるだけでなく
しっかりと植え込んであります。
「メッシュ」
モノグラムに施されたスパンコールが、
光を反射する美しいライン。
浮かび上がるようなモノグラムがグラマラスで、
生産数が限られているレアなアイテムです。
「モタード」
光沢感を出したラムスキンや、スエードを素材に使った
スタイリッシュなライン。
モタードは、フランス語で「オートバイに乗る人」です。
「ラマージュ」
キュートなサンゴと大きな赤いドットを
大胆にプリントしたフェミニンなライン。
サンゴを配置したデザインは遊び心があります。
「レイユール」
ベージュストライプとモノグラムのコンビが、
大人っぽくエレガントなライン。
レイユールはフランス語で、「ストライプ」を表します。
「レオパード」
ポップなレオパードプリントとモノグラムが、
見事にミックスした目を引くライン。
ニューヨークの巨匠、
スティーブン・スプラウスのオマージュです。
ルイ・ヴィトンの種類|ダミエ系
「エベヌ」
日本の市松模様から着想を受け誕生した、
最も歴史がある人気のライン。
シックなイメージがあり男性からの人気も高く、
万人に愛される人気パターンのひとつです。
「アズール」
リヴィエラ海岸をイメージして作られた、
パターンもカラーもシンプルなライン。
明るく上品な印象があるため、
特に女性を中心に普遍的な人気があります。
「グラフィット」
シックな黒を基調とした、
重厚感のある色使いが特徴のメンズ向けライン。
ネーミングは「グラファイト(鉱物)」が由来です。
「アンフィニ」
カーフよりも厚手で丈夫なトリヨンレザーに、
ダミエ柄をエンボス加工したメンズライン。
アクティブに持ち歩けるアイテムが多く、
メンズラインとしては珍しくカラー展開も豊富です。
「カラー」
ポップな中にも落ち着いた印象を与えてくれる、
カラーバリエーションが豊富なライン。
シアン(青)、ミモザ(黄色)、
ケッチュ(紫)、ピモン(ピンク)、
ピスタッシュ(黄土色)、カーマイン(赤紫)、
グレ(灰色)の全7色です。
「コバルト」
深海をイメージして誕生したダミエのメンズライン。
青と黒の配色は深みがあり、
落ち着いた大人な印象を与えてくれます。
「コバルトラティチュード」
コバルトの表面に「V」のマークを大胆にあしらった
モダンなメンズライン。
ホワイトにレッドやイエローの指し色が
抜群のインパクトを与えます。
「ダミエコーストライン」
アズールに「V」のシグネチャーをあしらった
スタイリッシュなライン。
日本限定のアイテムとして発売されています。
ダミエ系の限定・廃盤ライン
「ヴェルニ」
カーフスキンにエナメル加工を施した
高級感のあるライン。
80年代のディスコ全盛をイメージした、
マーク・ジェイコブスらしいデザインです。
「グラセ」
カーフスキンにダミエパターンを
型押したメンズライン。
コーティングを加えることで、
マットな質感に光沢感を出しています。
「ジェアン」
カジュアルでありながらシックでモダンな、
実用的なアイテムが揃うライン。
強化ファイバーを用いた製織技術によるキャンバス素材は、
軽量で耐久性に優れています。
「ソバージュ」
ルイ・ヴィトン初となる、優しい触り心地の
ハラコ素材を採用したワイルドなライン。
4種のアフリカ動物の名前がネーミングされた
バッグコレクションが人気です。
「プレフォール」
スパンコール刺繍をダミエパターンにあしらったライン。
グラマラスなシルエットが印象なデザインです。
「ダミエ・グラフィット マップ」
ダミエ・グラフィットの上に
ルネサンス時代の地図やグルームなど、
ブランドのアーカイブにまつわるイラストを描いたライン。
「ピクセルキャンバス」
ピクセルキャンバスは新しいダミエライン。
ダミエ・グラフィットに似ていますが、
デジタルピクセルで表現されています。
ルイ・ヴィトンの種類|エピ系
「エピ」
表面に流れるようなグレイン(型押し)が際立つライン。
ヨーロッパでは昔から、麦の穂は豊かな恵みを
象徴する幸運のしるしとされてきました。
「エピデニム」
デニム素材をカラーだけで表現したライン。
牛革であるエピレザーですが、
さわやかでカジュアルな印象です。
「エクリプス × エピ」
モノグラムのエクリプスを
エピに組み合わせたライン。
シックで大人な印象を与えてくれます。
エピ系の限定・廃盤ライン
「エピストレッチ」
伸縮性のある素材を内布に
採用したエピの進化系ライン。
スクエア状にカットされたエピ素材のレザーが、
亀の甲羅のように見えます。
「エピプラージュ」
型押しされたグレイン加工を、
革ではなく透明ビニール素材に施したライン。
光沢もあるのでリゾート感もある
レアなアイテムとなっています。
「エピメタリック」
厳選された上質な牛革を、
独自のなめし工程と技術でメタリックに仕上げたライン。
ゴールド&シルバーのシャイニーなカラーで、
ギャラクシア限定アイテム。
「サイバーエピ」
ブラックライトを当てると、
モノグラムパターンが浮かび上がるライン。
2000年を記念したミレニアム限定の
レアなコレクションです。
ルイ・ヴィトンの種類|ヴェルニ系
「ヴェルニ」
カーフレザーにエナメル加工を施し、
モノグラムを型押ししたライン。
光り輝くようなゴージャスさがあり、
カラーバリエーションが豊富です。
ヴェルニ系の限定・廃盤ライン
「ヴェルニ・フルール」
パステルカラーを用いた、
優しい印象のヴェルニライン。
花柄が大きくデザインされているので、
モノグラムが目立ちにくい特徴があります。
「ヴェルニ・フルオ」
蛍光色を採用したビビッドなカラーが愛らしい、
2002年のクリスマス限定ライン。
ロバート・ウィルソンとのコラボレーションです。
ルイ・ヴィトンの種類|その他
「タイガ」
洗練された大人の男性を演出してくれる上品な、
ルイ・ヴィトン初のメンズライン。
タイガは「北方の針葉樹林帯」を意味し、
北方の自然を彷彿するカラーが展開されています。
「タイガストライプ」
タイガレザーに太めのストライプをあしらったライン。
シティユースなデザインなので、
よりシャープな印象を与えてくれます。
「タイガ・レインボー」
マットブラックとレインボーカラーが映えるライン。
「ダイバーシティ(多様性)」という意味が込められています。
「ユタ」
大きめのステッチとブラウンカーフが、
クールでおしゃれな印象のメンズライン。
グレインを施した上質なレザー、金具はヴィンテージ調で、
太めのステッチが特徴的です。
「ノマド」
表面にまったく傷のない、
ツルリとした牛革を厳選して採用しているライン。
使うほどエレガントな風合いが新たに生まれます。
「パイソン」
エキゾチックでゴージャスな印象を与えてくれるライン。
独特のカラーも魅力的なので人気を集めています。
「アリゲーター&クロコダイル」
高級なクロコダイルとアリゲーターを組み合わせたライン。
ワシントン条約により数が限られているため、
希少価値が高いアイテムです。
「アリゲーターマット」
アリゲーターレザーにマット加工がしてあり、
大人の印象を与える上質なライン。
生産数が少ないため、リユース市場でもあまり見かけません。
「オーストリッチ」
高級素材としても有名で、唯一無二の雰囲気を持っているライン。
オーストリッチレザーは、
大人の女性から圧倒的な人気があります。
「パルナセア」
上質なグレインと光沢が美しいタイムレスなライン。
ギリシャ神話の神々が住むといわれる
「パルナッソス山」から名づけられました。
「キュイールオンブレ」
希少なカンガルーレザーを使用した、
手染めされた味のあるライン。
強度は他のレザーと比較しても2倍あるといわれ、
天然素材ならではの味わい深さを楽しめます。
「キュイールトリヨン」
ソフトな手触りと丈夫で上質なトリヨンレザーを使用した
エレガントなメンズライン。
落ち着いたシックなカラーで展開されています。
「トリヨンイニシャル」
ルイ・ヴィトンのイニシャルが
ダイナミックにあしらわれたライン。
男女共に使えるユニセックスなデザインです。
「ソフィアコッポラ」
映画監督ソフィア・コッポラのラグジュアリーな限定ライン。
マーク・ジェイコブズとのコラボレーションです。
「パテント」
カーフレザーにパテント加工を施した上品な光沢のライン。
ヴェルニと似ているため少し見分けにくいかもしれません。
「トランク&ロック」
ルイ・ヴィトンの旅行カバン(トランク)を
キュートにペイントしたライン。
原点回帰ともいえるデザインで、
モノグラム、ダミエパターンとの相性も抜群です。
その他の限定・廃盤ライン
「Vライン」
カジュアルすぎない、
シンプルでスポーティなメンズライン。
「V」のモチーフをあしらうことで、
ルイ・ヴィトンを感じさせてくれます。
「アーシペル」
真夏の地中海からインスピレーションを得たライン。
カラフルで魅力的なデザインは
バカンスを感じさせてくれます。
「アイオール」
水彩画のタッチをシルクスクリーンプリントで表現したライン。
鮮やかなトーンとシェーディングがキュートで、
内側にはモノグラムが施されています。
「アニメーションステッカー」
ホワイトカラーのヴェルニレザーに、
ユーモラスなプリントを施したニュースタイルライン。
ステッカーを貼り付けたようなインパクトあるデザインです。
「アンティグア」
ルイ・ヴィトン初のオール・キャンバス素材のライン。
マリンテイストでカリブ海に浮かぶ
ヨットレースの盛んな島の名が由来しています。
「ヴェリー」
留め具にあしらわれた、
3Dのメタルブランドロゴがクールなライン。
デザイナーはアヴァンギャルドなエスプリを表現する
ニコラ・ジェスキエールです。
「キモノ」
着物から着想を得た、
日本と縁が深いルイ・ヴィトンならではのライン。
襟元を表現したデザインと、
ブランドの「V」に見立てたシグネチャーが輝きます。
「キュイールソアナ」
希少価値の高いカンガルーレザーを採用した、
かなり男っぽいメンズライン。
愛用することで皮革の変化を感じられる逸品です。
「キュイールベキア」
最高級レザーを使用した、
ビジネスシーンにピッタリのメンズライン。
外側にパンチングのロゴを、
内側にモノグラムを施したシンプルなデザインです。
「グローブショッパー」
コットンキャンバス素材に
T&Bデザインのスタンプ柄を配したライン。
クルーズコレクションとして誕生し、
ポップなデザインが魅力になっています。
「コズミックブラッサム」
ムラカミフラワーとモノグラムフラワーが
カラフルな村上隆とのコラボライン。
ビーチラインですが都会でも似合うデザインです。
「コント・ドゥ・フェ」
イギリス人アーティストのジェリー・ヴァーフバンとのコラボ。
ちょっと毒のある可愛らしさを、
マーク・ジェイコブスが見事に表現しています。
コント・ドゥ・フェは「おとぎ話」という意味です。
「ザッツラブ」
LVのマークをLOVEに見立てた大胆なライン。
「愛の中にはルイ・ヴィトンがある」
というメッセージが込められているそうです。
「シカゴ」
厳選されたナッパ・カーフレザーを使用した
上品なメンズライン。
深みのある色と風合いと、
このうえなく柔らかで極上な手触りが特徴です。
「スハリ」
軽量感のある上質なヤギ革を採用したライン。
ゴールドの金具がふんだんに使われているので、
高級感と存在感が抜群です。
「タイシェンヌ」
ビッグサイズのモノグラムと軽やかなカラーが印象的なライン。
ゴーギャンが描いたタヒチの女性から、
着想を得てデザインされました。
「ナクソス」
しなやかで極上のグレインカーフを使用したメンズライン。
エーゲ海に浮かぶギリシャの
ナクソス島にちなんで名付けられました。
「ブレイディッドレザー」
レザーの編み込みが特徴的な、
ショーのために生産された激レアアイテム。
一部のVIP顧客の注文で完売してしまい、
店頭に並ぶことはほとんどありませんでした。
「ポルカドッツ」
金具のついたボタンでドットを表現したライン。
リユース市場でもあまりみかけることがない、
かなりレアなラインです。
「マルタージュ」
独創的なキルティング加工が斬新で、
シックでダイナミックなライン。
バレンシアガのデザイナーであった、
ニコラ・ジェスキエールの移籍第一弾です。
「ヤヨイ・クサマ・コレクション」
遊び心にあふれる水玉モチーフが、
モノグラムと融合したアクティブなライン。
日本を代表する芸術家・草間彌生とのコラボです。
「ニューウェーブ」
音楽ジャンルのニューウェーブから
インスパイアを受けたライン。
波打つようなキルティング模様とシェイプが上品です。
「タイガラマ」
タイガレザーにモノグラムを纏わせたメンズライン。
春夏の陽気に相応しいビタミンカラーで
持ち主の気分を明るくしてくれます。
ルイ・ヴィトンのアイテムを高価買取するコツ
ルイ・ヴィトンのアイテムを高値で売るためのポイントを5つご紹介します。種類が豊富なブランドなので、人気が高く、定価よりも高く取引されるケースも。
品質や需要を考慮し、販売前の整備も忘れずに行いましょう。
①付属品を保存しておく
ルイ・ヴィトンを高く売るために押さえておきたいポイントは、付属品を揃えておくことです。保存袋や箱、保証書などを揃えると査定額が上がります。特にチャームやショルダーストラップは査定に影響します。
将来売る可能性があるなら、捨てずに取っておくことが重要です。購入時に付属していたものはすべて保管しておきましょう。しかし、付属品がなくても買取は可能です。もしも捨てた後でも諦めずに、査定を受けてみましょう。
②メンテナンスで状態をよくする
高く売るためのポイントととして大切なのは、査定前のお手入れです。定期的なメンテナンスで品物を美しく保ち、キズや汚れを最小限に抑えることが重要です。普段からルーティーンとしてお手入れを継続することで、アイテムの状態を良好に保つことができます。
中古でも状態が良い方が、高額での買取を促します。新品同様の状態であれば買取価格も向上しますので、埃やカビ対策も考慮して保管方法にも注意しましょう。
③できるだけ早く売る
高額買取を狙うなら、早めに売ることがポイントです。ブランド品は時間が経てば経つほど買取価格が下がります。中にはアンティークやヴィンテージ、またレアアイテムなど時間が経つことで高額査定を受けることがあります。ですが、できるだけ早く売却することがセオリーです。
また、状態も時間とともに変化することで劣化してしまいます。使わないアイテムは早めに査定に出すように心がけましょう。
④ルイ・ヴィトン買取の専門家がいる買取店に査定を出す
ルイ・ヴィトンに詳しい、ブランド買取専門店を選ぶことがポイントです。こうした専門店では、ブランドのプロが査定してくれるため、適正な価格で買い取ってもらえます。また、買取専門店はアイテムの再販やクリーニング技術に優れているので、リサイクルショップよりも高額買取が期待できます。
しっかりとした買取専門店を選ぶことが、高く売るための重要なポイントです。信頼できる専門店やオンラインプラットフォームを利用しましょう。
⑤複数の買取店で相見積もりを取る
ルイ・ヴィトンを高く売るための最後のポイントは、複数の買取専門店で査定を受けることです。同じアイテムでも、買取会社によって査定額が異なります。手間はかかりますが、買取金額を比較することで、最適な価格を見つけることができます。
また、他の買取業者の査定額を提示すれば、査定額の交渉もしやすくなります。少しでも査定額を上げたい方は、複数の業者で査定してみましょう。
まとめ
ルイ・ヴィトンのラインについて、一挙にご紹介しました。モノグラムやダミエなどの定番ラインや現行ラインだけでなく、限定品や生産終了となった人気ラインなど、驚くほど種類が豊富です。
もしも将来的に手放す予定があるなら、素材や柄を知っておくと良いでしょう。価格交渉にも積極的に臨み、より良い取引を目指しましょう。