小物を長くきれいに使うためのお手入れ方法
「お手入れ」といっても、柔らかいタオルでふき取ったり、皮革用クリーナーを使ったり、皮革用クリームを使ったりと方法は様々あります。今回はクリームに特化してご紹介しますが、皮革用クリームの中でも効果別で様々な種類が多いです。まずは効果別でどのようなクリームがあるのか、見ていきましょう。
●乳化クリーム
革への栄養補給効果が高いクリームは、浸透性が高く、念入りにケアをしたいという方に適しています。主にビンに入っているタイプやチューブタイプがあります。CollonilのSUPREMEシリーズは革ケアの最高品質としてプロも使用するクリームです。
●ワックスクリーム
革に対する艶出しや防水効果が高いクリームは、浸透性は低いので、革靴などのお出かけ前ケアに適しています。ツヤや光沢を出すのに優れているクリームで、いわゆる「靴墨」です。
●デリケートクリーム
マットな質感が特徴の革 / ラムスキン(仔羊)やキッドスキン(仔山羊)など牛革に比べ断然柔らかい革 / かなり薄い茶色の革を用いた靴には最適で、シミになりにくいクリームです。シミになりにくい分、光沢を与える効果は低いのですが、汎用性の高いクリームです。
ヴィトンのバッグや財布を長持ちさせるの保管方法
●金具部分に発生する緑色のサビ
このカビですが、そのまま放置しておくと、なんと金具が取れてしまうほど劣化してきます。発生してしまったカビも、一手間かけたら元通りになります。以上の事からヴィトン自体高い物ですからケアをし長く使っていきましょう。
●外伝 LVネックレス編
ルイヴィトンが出しているファッションジュエリーは、真鍮にコーティングをしているだけなので純金ではありません。要はメッキです。ですので長年使用すればコーティングが剥げてしまいます。色もまばらになります。ルイ・ヴィトンのお店で修理に出しても再コーティングなどは行ってもらえません。すぐに剥げることはなく、長く使っているとところどころまだらな感じの色になると思います。
※シルバーカラーのヴィトンの他のモデルものがまだらになって再メッキに出ていました。ファッションネックレスですので、お出かけの時に数時間着用する程度ではすぐに剥げることはありません。お風呂や就寝時、スポーツ時、海やプールなどでは外すことになります。長く愛用してメッキが薄くなった場合は、再メッキに出すとピカピカになって戻ってきます。再メッキ ネックレスなどで検索すると、メッキ屋さんの修理例や修理費用など確認することが出来ます。
【ネックレスが錆びる4つの原因】
1.空気に触れることで色が変わる
空気に触れると色が変わると聞くと不思議に思いますが、シルバーネックレスは空気が原因で変色します。一般的に銀は錆びにくく、普通に使っていれば水や酸素に反応することはありません。しかし、湿気が多い場所や温泉などの硫黄水素に反応して、黒ずみを起こします。空気中に含まれる硫化水素がネックレスの色を黒くさせてしまうのです。
2.汗や皮脂が原因でネックレスが錆びる
人の身体から出る皮脂や汗に含まれている硫黄の成分が反応し、汚れたり黄ばんでしまうことがあります。東南アジアの国で作られたアクセサリーにコーティング加工されたものが多いのは、その地域が高温多湿で汗をかきやすいので、ネックレスの変色を防ぐためです。
3.化粧品や香水もネックレスが錆びる原因のひとつ
ネックレスは化粧品や香水のような化学物質によって変色することがあります。ものによっては、表面が溶解してしまうので、注意が必要です。香水、ヘアスプレー、除光液などがネックレスにかからないようにしましょう。
4.温泉の硫黄や入浴剤を入れたお風呂はネックレスを変色させる
基本的に何も入っていないぬるま湯でネックレスが変色することはありません。しかし、入浴剤を入れたお風呂や温泉には注意が必要です。ネックレスの中には、空気中の酸素や硫黄に弱いものがあるので、入浴剤や温泉の硫黄成分はネックレスを変色させてしまう原因になります。また、お風呂に入る時にネックレスをつけたままにすると、身体の皮脂がお湯に溶け出してその皮脂が原因で錆がついたように変色することがあります。
また、石鹸カスや垢がネックレスの細かい部分に入り込むと汚れの原因になるので、お風呂や温泉に入るときはネックレスを外しましょう。
リペアサービス
●クライアントケアサービス
ルイ・ヴィトンでは、製品を末永くご愛用いただくために、さまざまなアフターセールスサービス(リペア)およびケアサービスをご用意しております。
●リペアサービス内容
ルイ・ヴィトンのリペアサービスは、パリのアトリエと同じ卓越した技術を習得した専属の職人が、フランスから取り寄せた純正の部材を使用し、真心を込めて1点1点丁寧に仕上げています。部分的なステッチのほつれからハンドルの交換まで幅広いご要望にご対応します。ヌメ革を使用したバッグの修理についても、オリジナルの風合いを損なわないよう、全体のバランスに配慮しながら、他のヌメ革部分と色を合わせて行います。また、簡単な修理でしたら、その場でお直し可能なものもございます。
現在使用していない大切な想い出が詰まったバッグや小物類(財布など)はございませんか?このリペアサービスを通じて、末永くルイ・ヴィトン製品をご愛用いただけると幸いです。ぜひ一度ルイ・ヴィトン ストアへご相談ください。
【お申込み方法】
全国のルイヴィトン ストアにて承っております。
(阪急梅田店、阪急メンズ店、LOUIS VUITTON DOVER STREET MARKET GINZA店を除く)
納期目安は、6週間となります。
(但し、お預かり時期や部材の在庫状況によって、お見積りのご提示や修理に時間を要する場合もございますので、予めご了承ください)
ルイヴィトンでは、お客様により良いサービスのご提供を行うため、修理の個数制限を設けております。修理品の受付は1回のご来店につき計2点まで、直近12ヶ月間においてのお渡しは計12点までとなります。上記の制限を超えたお客様には、その時点から2年間、新たな修理をお断りさせていただく場合がございますので予めご了承ください。
【お申込みの流れ】
お預かり:修理する製品をルイ・ヴィトン ストアへお持ちください。
お見積り:製品を確認後、お見積り金額をご提示します。
作業:お見積り内容をご確認・ご了承いただいた後、修理を開始します。
検品:修理完了後、品質チェックします。
お渡し/お支払:製品お渡し時に修理代金をお支払いいただきます。
【修理可能な箇所】
●例:バッグ類
・ファスナーやファスナー金具(ファスナーを開閉するためのつまみなど)の交換
・引き手革の交換
・ビスの交換
・パドロック(南京錠)の交換(錠前とキーのセット)
・ショルダーストラップの交換
・ハンドルの交換
・縫い直し(部分的または全体的)
●例:小物類(財布)
・ファスナーやファスナー金具(ファスナーを開閉するためのつまみなど)の交換
・スナップボタンの交換
・縫い直し(部分的または全体的)
・バニッシュ(フチ)塗り直し
・開閉金具(がま口)交換
まとめ
小物のお手入れ方法について紹介しました。新しくルイヴィトンの小物を購入した方や現在、使用している方の参考になれば幸いです。