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ルイ・ヴィトン「エピ」シリーズを徹底紹介!特徴や人気の理由・人気のアイテム一覧

ルイ・ヴィトン「エピ」シリーズを徹底紹介!特徴や人気の理由・人気のアイテム一覧

エピは、フランス語で「麦」を意味します。素材の全てに施された線状の型押しが「揺れる麦の穂」のように見えることが由来となっています。麦の穂?と疑問に感じるかもしれませんが、麦の穂はヨーロッパでは昔から恵みを象徴する幸運のしるしとされてきました。まさに高級ブランドにふさわしいモチーフといえるでしょう。今回の記事では、エピの魅力に迫ります。

シンプルで大人を魅了する「エピ」シリーズ

エピに使用されるグレインレザーは、銀面と呼ばれる動物の原皮の表皮の薄皮を剥いだ状態で型押し加工を施し、製品の表面にそのまま使用した革の名称です。その素材は革本来の美しさを持ち、型くずれしにくく耐久性と耐水性に優れていることが特徴です。

その耐久性は、アメリカではドレスシューズなどにも使われるほどであり、その寿命はおよそ40年持つともいわれています。年月の経過とともに光沢が増し、丁寧にお手入れをすることで、その美しさに磨きがかかります。

モノグラムやダミエのような派手さはありませんが、ムダのない洗練されたデザインが大人の印象を与えてくれるのがエピシリーズの人気の理由です。

ルイ・ヴィトンのエピの歴史

エピシリーズは、1985年に初めて発表されました。エピシリーズ特有の型押しデザインは麦の穂が元になっています。この麦の穂はフランスでは幸運を象徴するモチーフとされ、幸運のモチーフを持ち歩けるということからエピはフランスを中心に瞬く間に世界中に拡がっていきました。

エピシリーズはビジネスバッグなども高い人気を誇り、普段使いしやすいため、当時バブル景気だった日本でも爆発的に需要が伸びていきました。しかし、時代とともにシンプルすぎるという理由でエピの人気は徐々に低迷していきました。

その後、2012年に転機が起こり、カラーバリエーションを一気に増やしたことによって人気が復活しました。

具体的には2012年に11種類、2014年には8種類の新色が発表され、それまでが5色だったことを考えるとかなりの変革であったことがわかると思います。これにより好みに合わせてカラーを選べるエピは現在になっても幅広い年齢層に支持されるラインとなっていきました。

ルイ・ヴィトンのエピの特徴や人気の理由

見る角度で異なる光沢感

ルイ・ヴィトンのエピは麦穂をイメージした、線状の型押しが全面に施されています。レザー特有の光沢感がこの凹凸によって強調され、見る角度によって印象が大きく変わります。

また、光の当たり方の有無はもちろん、同じカラーであってもバッグと財布など、種類が異なるだけで、その印象は大きく変わります。

このように様々な見え方があるのもエピの魅力です。質感や風合いはカラーによっても異なるため、じっくりとカラーに注目してお気に入りのエピのアイテムを見つけ、シンプルながら飽きがこない光沢を楽しんでください。

エレガントで優雅な印象を持つ

ルイ・ヴィトンというとモノグラム柄やヴェルニなどの光沢がある素材をつかったバックをイメージされる方も多いと思います。これらは華やかな印象をアピールできる魅力がある一方で、フォーマルなシーンでは主張が強すぎて浮いてしまうことも考えられます。

一方のエピシリーズは、カラーによってはしっかり華やかさを演出しますが、黒系統のシックなものであれば、上品な印象を与えます。カジュアルなファッションからスーツまで幅広く対応できるため、上質な質感を求める大人にオススメの素材といえます。

耐久性に優れたグレインレザーを使用

レザーはどんなに丁寧にお手入れをしたとしても寿命がきてしまうのが難点として知られています。しかし、エピシリーズには丈夫な本革素材である「グレインレザー」と呼ばれる牛革が使用されています。

染色や型押し加工を施したエピは、耐久性があるのも特徴です。丈夫なうえに耐水性にも比較的強いので、普段使いしてもダメージを受けにくく、経年劣化しにくい素材といわれています。

さらにエピは、レザー全面に麦穂をイメージした複雑な型押しが施されており、キズやシワが目立ちにくいため、長期的に使える革製品といえます。

カラーバリエーションが豊富

エピシリーズの人気の理由のひとつにカラーバリエーションが豊富であることもあげられます。2012年と2014年に色のバリエーションが大幅に追加されましたが、その後もその年のトレンドに合わせて新色を追加しています。

上品な印象をもつくすみ系のカラーや原色系のしっかりとしたカラーなど色の種類は多岐にわたり、ドラゴンフルーツやサンフラワーといった名前にもインパクトがある鮮やかな新色が登場しています。自分のお気に入りのカラーを見つけ、普段のファッションに加えられるのもエピの魅力といえます。

控えめなルイ・ヴィトンの印象

ルイ・ヴィトンの代名詞ともいえるモノグラムは、遠目から見てもルイ・ヴィトンのアイテムということがわかり、それ自体をステータスとして見られるアイテムとしても人気があります。しかし、日常使いするとなると、派手すぎて少しアピールを抑えたいという方も多いと思います。そんな方にもエピはぴったりです。

エピは特徴的な型押しがされているものの、ヴィトン感はかなり控えめです。そのため、さりげなく持ちたいという方にも人気が高いです。

ルイ・ヴィトンのエピは男女共におすすめ

エピはカラーバリエーションが豊富なため、女性向けのシリーズというイメージがあるかもしれません。たしかに、女性に人気のモデルですが、少々御幣があります。

実は、エピシリーズには男性向けのアイテムも多数展開されており、会社用のビジネスバッグの他、財布や手帳カバーなど、スーツに合わせやすいアイテムが揃っています。

特に発売当初からあるカラーのノワール(ブラック)は、男性に人気があります。シンプルなデザインのエピとノワール相性は抜群で、場面を選ばず使うことができます。

ルイ・ヴィトンのエピのカラーバリエーション一覧

【ピンク系統】
特徴
ライトピンク ライトピンクは薄く紫がかった落ち着いたピンクでアルマBBなどに展開されています。
ウィステリア ウィステリアも薄く紫がかった落ち着いたピンクでカードケースなどに採用された新色です。
ローズマイアミ ローズマイアミはかなり濃いピンクで日本限定カラーとして一部のアイテムで採用されています。
ローズトリアノン ローズトリアノンはくすみがかったベージュピンクで上品な印象を与えるカラーです。
ギモーブ フランス伝統菓子でギモーブから名前をとったこの色はお菓子と同様にふんわりとした淡い色が特徴です。
ドラゴンフルーツ ドラゴンフルーツは、ビュシNMに採用されたカラーで南国をイメージさせる彩度の高いピンクです。
クオーツ ベージュがかった落ち着いたピンク色です。
ローズ ローズは鮮やかなピンク色をしており、なかなか見かけないレアカラーです。
ローズペール ローズペールはクオーツ同様、落ち着いたピンクですが、こちらの方がややピンク味が強い色です。
ローズバレリーヌ ローズバレリーヌは2019年から登場した比較的新しい色で、現在もサックプラBBや財布などで人気です。
ローズクレール ローズクレールは淡いピンクカラーで女性らしいカラーとして人気の色です。
【レッド系統】
特徴
コクリコ コクリコはフランス語でひなげしの花を意味し、鮮やかな赤色が特徴です。
ローズポンディシェリ ローズポンディシェリはバラのような深い赤色が魅力的で、アルマやカードケースなどで使われています。
フランボワーズ フランボワーズは深みのある赤色が上品なカラーです。
フューシャ フューシャは濃い赤紫色をしており、ルイ・ヴィトン製のビリヤード台にも採用されたことがあります。
カーマイン カーマインは2013年ごろのアイテムより見かけるようになった色で茶色かかった赤色が特徴です。
ルビー 2010年頃登場の深い赤色であるルビー。アルマやポンヌフといったボストンハンドバッグが人気でした。
カスティリアンレッド 1992年頃に登場した、鮮やかな赤色のカスティリアンレッド。現在廃盤カラーです。
ルージュ ルージュはカスティリアンレッドと交代するように2003年に登場した色です。
【パープル系統】
特徴
リラプロヴァンス 「リラ」はライラックの花を意味し、ピンクがかった紫色が美しいカラーです。 公式サイトでは同色の製品に
プルンニュエレクトリック 深みのある赤紫カラーのプルンニュエレクトリック。エナメルのように表現した特殊なカラーです。
カシス 2008年頃登場し、濃い紫カラーのカシスは品のある大人カラーとして人気。
グルナード 明るい赤紫色のグルナード。同時期に発表されたカシスよりも赤みが強く、朝顔のようなカラー。
ライラック 2000年登場のライラックの花をイメージした薄紫のカラー。
【ブラック系統】
特徴
ノワール ノワールはエピカラーの中でも最古参で、1985年の登場時はクリールブラックという名称で呼ばれていました。
ノワールエレクトリック 通常のノワールカラーをエナメルのように表現した特殊なカラーです。
ブルーマリーヌ ブルーマリーヌは黒に限りなく近い濃紺カラー。メンズ財布系に展開されています。
【ブルー系統】
特徴
ブルー 鮮やかな青色をしており、すでに廃盤になったトレドブルーによく似たカラーのため後継色との見方もあります。
ブルーセレスト ブルーセレストは柔らかな水色をしています。
ブルーニュアージュ ブルーニュアージュは2023年に登場した新カラー空に浮かぶ雲をイメージしています。
ブルーラゴン ブルーラゴンは直訳すると青いサンゴ礁となり、淡く澄み渡る海を連想するようなカラーです。
ラグーン ラグーンは美しいサンゴ礁に囲まれた海を連想するカラーです。
ターコイズ 深いエメラルドグリーンが特徴のカラーです。
ブルーエ ブルーエは晴天時の青空のような水色をしています。
サフィール サフィールは深みのあるダークブルーをしています。
シアン シアンは2012年に登場し、ネヴァーフルやアルマなどに使用されたカラーです。
フィグ フィグは明るめの青紫色が目をひくカラーです。
アンディゴブルー アンディゴブルーは紺色に近い色合いで2013年頃に登場以降メンズ人気が高いカラーです。
ミルティーユ ミルティーユはダークトーンのブルーでスピーディーなどで展開されています。
トレドブルー 1985年の初代カラーの一つで、スペインのトレドにあるタホ川をイメージしたカラーです。
【ブラウン系統】
特徴
コニャック コニャックはブランデーを思わせる味のあるブラウンカラーです。
サフラン サフランは2023年復活したカラーです。
ゴールドミエル ゴールドミエルはネオノエBBやマレルのカラーとして活躍。
ケッチュ ケッチュは渋いこげ茶色が特徴的なカラーです。
カカオ カカオ豆をイメージしたブラウンカラーです。
キャネル 同じブラウン系でもカカオよりも黄土色に近い色です。
ペッパー ペッパーの名の通り胡椒をイメージしたアースカラーで別名としてポワーヴルともいわれています。
モカ モカは使い勝手の良いブラウンで人気のカラーです。
ジパングゴールド ゴールドミエルのカラーと酷似しているカラーです。
ケニアブラウン ケニアブラウンは1985年の初代カラーの一つで、ケニアの雄大な大地のような赤茶色です。
【グリーン系統】
特徴
Vert Noto Vert Notoは2023年に登場した新色で、優しい色合いの黄緑色をしています。
ボルネオグリーン

ポルネオグリーンは発表当初から展開されていたカラーの1つで、自然を連想

させるような豊かで落ち着いた印象を持たせます。シックで落ち着いた雰囲気

を持つため年齢・性別問わず選びやすいカラーです。

【ホワイト・ベージュ・シルバー系統】
特徴
ガレ ガレは使い勝手の良いアースカラーとしてサックプラやツイストに用いられています。
ブロン ブロンはフランス語で白を意味し、ヴィトンのマルチカラーにも使われるなど定番カラーです。
グレ グレは2012年の新色としてに発表されたグレイッシュカラーです。
イヴォワール イヴォワールは2007年に登場したホワイトカラーで、当時人気の高かったアイテムで使われていました。
ヴィニーユ ヴァニーユは2000年頃に登場したベージュ系カラー、ヴァニラとも呼ばれています。
【イエロー・オレンジ・ゴールド系統】
特徴
ジョーヌプリュム ジョーヌプリュムは、黄色の羽といった意味のカラーです。
オレンジミネソタ オレンジミネソタは2023年に登場した新色で、明るい発色が人気です。
サンフラワー サンフラワーはひまわりのようなポップで明るいイエローカラーが特徴です。
ヴェールアシッド ヴェールアシッドは同時期に展開された「サンフラワー」より少しくすみを持たせたカラーです。
コライユ コライユは2014年に登場した珊瑚のようなピンクオレンジカラーです。
ピスタッシュ ピスタッシュはピスタチオをイメージした蛍光黄色にも見える、黄緑系のカラーです。
クオーツ クオーツは2021年頃にマレルやイージーポーチのカラーとして使用されたカラーです。
ジョーヌ 1993年登場のタッシリイエローの廃盤と入れ替わりで登場したジョーヌは明るい黄色が特徴のカラーです。
ジョーヌペール ジョーヌペールは黄色系で人気カラーのジョーヌを淡くした柔らかい色合いのカラーです。
ミモザ ミモザは名前の通り、ミモザの花の色を表現したカラーで発色の良い黄色が特徴です。
シトロン シトロンは2012年に発表されたカラーです。
マンダリン マンダリンは柑橘類の総称を表す言葉でフレッシュなオレンジをイメージしたカラーです。
タッシリイエロー タッシリイエローと入れ替わりでジョーヌがでてきたため、タッシリイエロー=ジョーヌとされています。
ウィニペグベージュ ウィニペグベージュは1985年に登場した初代カラーの一つで、木の板のような色合いです。現在廃盤となっています。
ピモン ピモンは唐辛子・ピーマン(パプリカ)の意味を持つカラーで濃いオレンジ色をしています。

ルイ・ヴィトンのエピの派生シリーズ一覧

ルイ・ヴィトンのエピシリーズには派生ラインが多数あります。その中には革のものもあれば、その他の素材を使ったものもあります。ここではそんなエピの派生ラインを5種類ご紹介していきます。

派生ライン 特徴
エピデニム さわやかでカジュアルな印象。デニム素材ではなくエピレザー(牛革)のため、どちらかというとエピの「デニムカラー」のイメージ。
エピプラージュ 2001年発表。ビニール素材にエピ柄を型押しした、リゾート感あふれるライン。すでに廃盤のためかなりレアなアイテム。
サイバーエピ 2000年ミレニアム限定コレクション。エナメル加工されたエピの表面にブラックライトを当てるとモノグラム柄が浮き上がるレアなアイテム。
エピストレッチ 2002年発表。バッグに物を入れるとスクエアカットされたエピの隙間から伸縮性のある内布が見えるといった斬新なデザイン。
エピノワール

エレクトリック

2010年登場。一見通常のノワールカラーのエピのように見えますが、エナメル素材で光沢感と艶がある素材です。

ルイ・ヴィトン「エピ」の財布の人気モデル一覧

財布は日常的に使うため、キズや汚れがつきやすいアイテムです。また、あまり派手な柄の財布を好まない人も多いでしょう。エピはシンプルながらも汚れやキズに強いため、そのようなニーズに応えてくれます。そこで、ここではエピシリーズの財布で特に人気のモデルをご紹介します。

ポルトフォイユ・サラ

「ポルトフォイユ・サラ」はスナップボタンで開閉するタイプの長財布です。開閉部分にあるソフトな斜めラインが美しく、ロゴ入りボタンのほど良いバランスと存在感が印象的です。

2箇所の札入れや16枚ものカードを収納できる内装が機能的です。ポルトフォイユ・サラは、定番の財布であり、出張や旅行などで収納が欲しい方にも評価されているモデルです。

ポルトフォイユ・ブラザ

「ポルトフォイユ・ブラザ」は高級感があり、ビジネスシーンでも使いやすいことで支持されています。エピの模様が高級感のある印象を与え、スーツや革靴の引き締まった雰囲気に良く合います。ブラックなどのダークカラーが定番ですが、写真のようなブラウン系統も程よく遊び心が演出できます。

長く使ってもキズが付きにくくキレイに使い続けられ、紙幣からカードまで抜群の収納力を誇るポルトフォイユ・ブラザは、男性へのプレゼントに悩んでいる方にもおすすめのアイテムといえます。

ポルトフォイユ・マルコ NM

「ポルトフォイユ・マルコ」はエピのメンズ財布として定番アイテムのひとつです。2つ折り財布でコンパクトであるにもかかわらず、カードポケットは4つ、札入れも2つあり、実用性が高いことから、愛用者も多いメンズ財布として知られています。

2つ折り財布はパンツのポケットに入れることも多く、どうしても劣化しやすいのですが、耐久性に優れキズも目立ちにくいエピを選ぶことで長く使うことができます。荷物を減らし、身軽に動きたい方に特におすすめできる財布です。

ポルトフォイユ・ツイスト コンパクト

「ポルトフォイユ・ツイスト コンパクト」の一番の特徴は金属製の大きなロゴです。このロゴはただの装飾ではなく、Lを捻ってVに重ねる事によって財布のフラップ開閉を行うターンロックとなっています。

カードポケットは6つ、フラットポケットは2か所と収納力がありながら、サイズは手のひらサイズというコンパクトさで、ミニバッグにも収納しやすい特徴があります。レディースアイテムのため、カラーバリエーションも豊富で、自身の好みの色を選ぶ楽しみもあります。

ジッピーウォレット

大きく開くラウンドファスナーで開閉するタイプの長財布です。エピ特有の優れた耐久性と独特の光沢感を放つ型押しが、長く使用しても変わらない美しさを再現してくれます。

もちろん、機能面においても優れていて。8個のカードポケットがついているので、いつもカードをたくさん持ち歩く方も安心です。

シンプルで無駄のないそのデザインは、エピの上質な素材感を最大限に活かしながら気軽に使える実用性の高さが特徴的です。スタイリッシュで使いやすいジッピーウォレットは、デニムなどのカジュアルスタイルやコンサバティブで女性らしいスタイリングにも必ずマッチします。

ポルトフォイユ・コアラ

フロントのシルバーカラーのバネホックが比較的カジュアルな印象を与える三つ折り財布です。ポシェットやミニバッグにもすっぽりと収まるコンパクトさに反して、収納力はバツグンです。エピの美しい光沢とカジュアルなシルバーのコラボレーションは、エレガントなエピをあえて日常を気取らずに使いたいという方にもおすすめのデザインです。

ルイ・ヴィトン「エピ」のバッグの人気モデル一覧

エピのバッグはカラーバリエーションに富んでいるため、どんなファッションであっても合わせることができる万能性からファッションを楽しむ女性からも支持されています。ここではそんなエピシリーズの人気モデルをご紹介します。

アルマBB

サイズ感もよく、明るい雰囲気が特徴的なバッグです。こちらのバッグはハンドバッグ、ショルダーバッグの両方が楽しめる2Wayバッグです。気分やコーディネートに合わせて持ち方を変えられるので、1つで2回分楽しみたい欲張りな方にぴったりなアイテムです。

収納スペースはかなり広く作られており、荷物が少ない人の小旅行程度であればこのバッグ1つで十分収まるかもしれません。丸みを帯びた愛らしいフォルムは、カジュアルなファッションコーディネートによく合います。

プティット・サックプラ

「プティット・サックプラ」は、長方形型のシンプルなデザインのバッグ「サックプラ」のミニチュアバージョンとして展開されています。ショルダーベルトは付け外し自由なため、その日の気分やファッションに合わせて選択可能です。

サイズはコンパクトですが、財布や携帯電話など必需品をすっきりとしまうことができます。ファッションの差し色にちょうどいいサイズなので、カラーバリエーションの豊富なエピはうってつけといえますね。

ツイスト

「ツイスト」は繊細な型押しに、大胆なLVマークをあしらったショルダーバッグです。エピの繊細な型押しによる落ち着きある大人な雰囲気と、大ぶりな金具を使ったLVマークが醸し出すゴージャス感がミックスし絶妙なバランスを再現しています。

普段使いはもちろん、フォーマルなコーディネートにもバッチリ合わせられるでしょう。大胆かつ使いやすいバックルは非常に周囲の目を集める存在です。横幅23cmの広い収納スペースにオープンポケットが2つと、ショルダーバッグとしての機能も十分です。財布、スマホ、化粧ポーチなどお出かけに必要な必需品は全てこのバッグ1つに収まるでしょう。

ネオノエ

「ネオノエ」はカジュアルにルイ・ヴィトンのバッグを持ちたい方におすすめです。ネオノエは過去にエピのラインで製造されていたノエをベースにデザインを一新した巾着型のショルダーバッグです。

豊富なカラーバリエーションに加え、出し入れしやすい形状なため、利便性が高いながらも、エピ素材ならではの高級感が感じられるデザインとなっています。カラーの組み合わせで見た目の印象がガラリと変わるため、ネオノエを選ぶときは色の組み合わせに注目してみてもおもしろいですね。

エピ サン・ジャック

肩掛けショルダーバッグ、トートバッグとして使えるこちらのバッグは、遠くへのお出かけや小旅行など荷物を多く入れる機会に最適です。内側には仕切りをあえて作らずに、荷物をたくさん入れられるように設計されています。

開口部分はファスナーで閉じられるので、たとえ荷物をたくさん入れたとしても中身が溢れることや見える心配もありません。デザインにおいては、逆台形型のフォルムが特徴的で存在感抜群。底部分は置いても安定するので、バッグを置いても横に倒れる心配もないでしょう。

鮮やかなブルーはバカンスに、華やかなレッドはパーティー、シックなブラックカラーはビジネスとプライベートを問うことなく使用できるオールマイティな存在です。

エピ ネヴァーフル MM

ネヴァーフルは「どんなに荷物を入れても溢れない」という意味を持つトートバッグで、タイムレスなデザインと伝統的なディテールが融合した人気のバッグです。エピの落ち着いた雰囲気はビジネスシーンでも違和感なく馴染み、幅広い収納力を活かし、通勤用のバッグや出張時のバッグとして活躍してくれます。

キーポル・バンドリエール

ルイ・ヴィトンの旅行用バッグとして1930年代から製造されている看板商品である「キーポル・バンドリエール」はモノグラムが定番ですが、エピで作られたものも少数ながら販売されています。

シンプルで高級感溢れるデザインながら、キーポル特有の抜群の収納力から4日程度の荷物であれば楽々収納可能です。

汚れやキズが目立ちにくく、モノグラムに比べるとヴィトン感がかなり少なく落ち着いているため、出張の多いビジネスマンにもおすすめのバッグといえます。

ルイ・ヴィトン「エピ」のコインケース・キーケースの人気モデル一覧

エピシリーズはコインケースやキーケースなどの小物にも用いられています。ここではそれらの人気モデルをご紹介します。

エピ ジッピー・コインパース

ジッピーウォレットがそのままスリムでコンパクトになった小銭入れです。シルバーカラーのラウンドファスナーを開けると、小銭を収納する2つのスペースのほかに5つのポケットがあり、折りたたんだお札も収納可能です。

ランチやちょっとしたお出かけシーンでも手軽に持ち運びしやすいジッピー・コインパースは、メインの財布と分けて、コンパクトなサブウォレットとして使用するのもおしゃれです。

エピ ポシェット クレ

こちらのアイテムはエピラインのコインケースです。特徴的なカラーはコンパクトなボディでも映え、さりげなくあしらったルイ・ヴィトンのロゴマークは、主張しすぎない大人の落ち着いた雰囲気を演出してくれるでしょう。

内側には仕切りがなく、非常に使いやすいシンプルなコインケースなので、ちょっとしたお買い物やお出かけの際の持ち物としていかがでしょうか。

ミュルティクレ6

「ミュルティクレ6」はエピで展開されている中でも定番キーケースとして名前が挙がることも多いラインです。バッグの中で擦れても傷がつきにくく丈夫なため、エピはキーケースに適した素材といえます。

ミュルティクレ6は3つ折りタイプのシンプルなキーケースで、中に鍵などを取り付けられるフックが6つ内蔵されています。カラーバリエーションが豊富でデザインが非常にシンプルなため性別・年齢問わず使いやすいキーケースです。

使われている革の量が少ないため、ルイ・ヴィトンのアイテムの中では低価格なラインと言えます。手が出しやすい価格帯なので、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。

ポルトフォイユ・エピZ

「ポルトフォイユ・エピZ」は丸みのあるかわいらしいシルエットが特徴のコインケースで、シックなデザインなため性別問わず持ち歩けます。エピレザー特有の硬さを生かして立体感のあるフォルムになっており、左右対称のレザーパーツが組み合わせられています。

大きな特徴として、エピといえば横に模様がついているのが一般的ですが、これは斜めに配置されているため、通常のエピと違った雰囲気があります。中に仕切り等はないため、整頓して入れるのは難しいですが、がま口財布のようにたくさん入れられるコインケースとして重宝されています。

ルイ・ヴィトン「エピ」のボストンバッグの人気モデル

エピシリーズはその特性から、耐久性などが求められる旅行用バッグにも適しています。ここではエピが用いられているボストンバッグを2つご紹介します。

キーポル

上述したキーポル・バンドリエールのショルダーストラップがない純粋なハンドバッグタイプのボストンバッグがキーポルになります。サイズは横幅によって45,50,55、60と展開され、用途に合わせて容量を決められます。残念ながら現在、エピラインは廃盤となっているため、手に入れるためには2次流通で探すしかありません。

スピーディ30

アルマと並ぶルイ・ヴィトンの代表的なアイテムがスピーディです。ミニボストンバッグとして発売されたスピーディは旅行や出張のお供に最適です。定番のモノグラムも素敵ですが、エピになると大ぶりなボストンをワンランクもツーランクもシックに見せてくれます。

バッグが大きい分、エピの繊細な型押しも存在感が際立ち、その鮮やかなカラーは、コーディネートのアクセントとしても活躍してくれるでしょう。

ルイ・ヴィトン「エピ」の買取相場の特徴

エピは人気アイテムですが、モノグラムなどの他の定番ラインと比較すると買取価格は落ちてしまうと考えている方も多いと思います。しかしそんなことはなくエピは2次流通でも人気のラインであり、毎年のトレンドにも選ばれるほどの人気を誇ります。

エピの買取相場は保存状態によって大きく異なり、新品や状態が非常に良いものであれば定価の〜80%程度の価格が付きます。また、古いモデルであっても、人気のある廃盤モデルなどは、プレミア価値がつくため、相場よりも高額で取引される場合もあります。

具体的な金額が知りたい場合は、「買取大吉」に依頼してください。熟練の鑑定士がお客様の大事な品物を査定いたします。査定やご相談は無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は、ルイ・ヴィトンを代表するモデルライン「エピ」について解説しました。上質な素材をふんだんに使って作られているエピは、耐久性が高く、落ち着いた大人の雰囲気です。

モノグラムやダミエのような派手さはありませんが、ムダのない洗練されたデザインは長い間多くの方に愛され続けています。一歩レベルアップしたい、そんな方はぜひお気に入りのエピを手に入れてみてはいかがでしょうか。

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