製造番号（シリアルナンバー）
偽物か本物か見分ける際に必ず確認しなければならないポイントで簡単なのが製造番号（シリアルナンバー）です。 ヴィトンのバッグや財布に刻印・印字されており、 たいていの偽物は製造番号だけで見分けることが可能です。 ※ブレスレットやキーホルダーなどのアクセサリーには本物のルイヴィトンの製品でも入っていないモノも多くあります。また、同じモデルによっても製造番号があるものと無いモノがあります。
ルイヴィトンは2021年以降の製造の製品からシリアル刻印が廃止になりRFID（ICチップ）を内臓する仕様に変更になっております。 そのため新しい商品はシリアルがないからといって偽物と判断はできなくなります。 こちらは肉眼ではどこに内蔵されているのかを確認することが出来ませんのでRFID読み取りのスマホアプリにて確認することになります。 2021年以降（2021年は今までのシリアルの商品もある）に製造のルイヴィトンでRFIDの読み取りができないものは偽物という事になります。 今後、スーパーコピーなどでRFIDまで内蔵してくる可能性も考えられますのでRFIDを読み取りできるからと言って本物と決めつける事も出来ないため他のポイントも合わせて総合的に判断しなければなりません。
シリアルナンバーの真贋ポイント
・アルファベットや数字の並び、数字の数を確認
・刻印の深さが均一になっているか
・フォントが整っているか
ブランドロゴの真贋ポイント
・まっすぐ綺麗に入っているか
・フォントの種類
・Оの文字が縦長ではなく丸に近い形になっているか
・刻印がつぶれていないか
・縫製などにロゴが被っていないか
ビスの真贋ポイント
・ビスに立体感があるか
・刻印が綺麗に入っているか
・ビス全体の輝き方
・縫製などにビスが重なっていないか
フックの真贋ポイント
・接地面がしっかりと噛み合っているか
・メッキが細部まで丁寧に塗られているか
・作りがしっかりしているか
・刻印がのっぺりしていないか
ファスナーの金具の真贋ポイント
・メッキの塗りにムラが無いか
・ブランド名刻印の周りに凹みが無いか
・LVロゴの線の太さがしっかり区別されているか
・刻印の粗さ
縫製の真贋ポイント
・縫製の間隔
・糸の太さ
・縫い目がぐちゃぐちゃになっていないか
・一つ一つの縫い目の傾き
内側素材
・素材の質感を確認
・革がしっかり固定されているか
・型崩れ、剥がれがないか・生地が柔らかすぎないか
ネジ
・プラスネジが使用されているものはNG
まとめ
以上のように詳しく見ると本物は細部にまでこだわり、丁寧に製造されております。 それに比べ偽物は細部の作りが雑なモノが多く、一見わかりにくいですが詳しく見ると見分けることが可能です。 本物のルイヴィトンで同じ商品でも製造された年代や劣化・傷などで怪しく見える商品も中にはあります。 また、基準外の商品でも多くの種類があり、 すごく本物に近く作られているモノも多く、1か所では判断できない商品も多いです。 作り、生地、金具、刻印など様々な部分をしっかりチェックして総合的に判断しましょう！
