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ルイ・ヴィトンの偽物を見抜くポイント
ブランドロゴ
ルイ・ヴィトンのロゴ部分も見分ける際に必ずチェックするポイントです。
ロゴ部分はブランドでいう顔なので「ロゴの押され方、フォントの種類、傾き」などが雑に作られているモノは偽物の可能性が非常に高いです。
<注意するポイント>
・まっすぐ綺麗に入っているか
・フォントの種類
・Оの文字が縦長ではなく丸に近い形になっているか
・刻印がつぶれていないか
・縫製などにロゴが被っていないか
などです。
シリアルナンバーの有無
初心者でも簡単に判断できるのが、シリアルナンバー(製造番号)の有無です。ヴィトン製品のバッグや財布といったアイテムには刻印があるので、まずはそれを見つけましょう。
アルファベット+数字の並びを基本とした記号で、ルイ・ヴィトン製品のほとんどに打刻(または印字)されています。
これらの記号は製品によっては見つけにくい場所、または経年変化などにより、薄れて見えにくくなっている場合などがありますが、よく目を凝らして探すと見つかります。
偽物はアルファベットが適当だったり、数字が意味をなしていないことがありますのでチェックしてみてください。
縫製について
糸の縫い目も真贋ポイントの一つです。ルイ・ヴィトンの正規品は少し斜めになっているのが特徴ですが、偽物は安いミシンで縫ったかのように直線になっているものが多くあります。
また縫製自体がガタついているものは特に注意が必要で、使われている糸も極端に細かったりするとコピー品の可能性があります。
縫製はブランドが長年の製造過程で培った技術の賜物であり、なかなか真似できるものではありません。高級ブランドであるヴィトンは、縫製技術一つをとっても一級品です。
しかし、コピー品を製造する技術も上がってきており縫製だけでは偽物の判断が出来なくなってきているのも事実です。
偽物のルイヴィトンの買取は売れるの?
偽物のルイヴィトンバッグは売れないです。本物と偽って売ると以下のような法律に違反します。
商標登録されたブランドの偽物を販売
→商標法に抵触する可能性
偽物をオークションへの出品することは、禁止行為に当たる可能性がほとんどです。
もし出品すれば、商標権の間接侵害にあたる販売目的の所持となり、落札されてもされなくても5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または両方を科せられます。
(商標法78条の2)
偽物であることを知りながら販売
→商標権を直接侵害する行為に当たり、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方を科せられる
偽物だと知っているのに、販売することはできません。
(商標法78条)
本物と偽って売る
→刑法246条に抵触。いわゆる詐欺罪となり、10年以下の懲役刑が課せられる
偽物であるにもかかわらず、本物として販売することはできません。
偽物と知らずに販売した場合
→故意ではないため罪には問われません。
ただオークションなどへの出品点数が多いと、故意とみなされ摘発される可能性があります。
1点や2点など個人的な売買にとどまるのであれば、実際に違法行為が摘発される可能性は高くありませんが、行政が本腰を入れればすぐに見つかってしまうので気を付けましょう。
まとめ
ルイ・ヴィトンの偽物は世の中にかなり多く出回っています。特に人気な商品を中古で買う場合は、気を付けましょう。
偽物の見分け方や偽物を売っているサイトには特徴があります。ある程度見極められるようになっておくと、間違って購入しないので安心でしょう。
今回は見分け方や注意点をご紹介しましたが、それでも心配な方は「信用できないところでは買わない」ことがベストだといえるでしょう。