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偽物オパールの種類と見分け方|本物との違いや購入・売却前の注意点

KW_1532_オパール エッセンス 偽物

オパールは、長きにわたって人々を魅了し続けてきた宝石です。うつろうような虹色の光の反射は、神秘的な美しさがあります。さまざまな種類の天然オパールが存在する一方で、人工的に作られたものや、加工によって「かさ増し」されたものもあります。そのため、「天然だと思っていたら人工だった」といった残念な経験を避けるためにも、一緒にオパールの種類を見てみましょう。

本物の「天然オパール」とは?

オパールは酸化鉱物の一種であり、虹のように美しい遊色効果(プレイ オブ カラー)が特徴の宝石です。その光り輝く外見から「前向きな希望を持ち、明るい未来へ導いてくれる」と信じられています。

天然オパールは高い価値があり、主な産地はオーストラリアとメキシコです。オーストラリアではホワイトオパールやブラックオパール、ボルダーオパールなどが採れます。メキシコではファイヤーオパール、クリスタルオパール、カンテラオパールなどを採ることができます。

高い価値がある天然オパールは、美しいカットや遊色の豊かさ、暖色系の色が鮮やかにでているものです。また、傷がなく透明感があり、内包物が濁っていないものが評価されます。

偽物オパールも巧妙に作られていますが、その価値はほとんどありません。遊色効果を巧みに再現できていても、貼り合わせて似せているだけなのです。

こうした違いを理解することで、本物の天然オパールを見極めることが重要です。

人工で作られる偽物オパールとの違い

人工オパールと天然オパールの違いは、視覚的にはなかなか見分けがつきません。しかし、遊色の規則性を見ることで、その違いを見極めることができます。

顕微鏡でオパール内部の発色パターンを観察すると、人工オパールは組織的な構造は見られますが、天然オパールでは不規則です。

人工オパールは小さな柱状の構造を持っており、断面を見るとそれが確認できます。さらに、表面に強い光を当てるとうろこ状の反射が見られます。

一方、天然オパールの遊色効果は、石の内部で乱反射が織りなす美しい光のうつろいがあり、規則的なパターンではなく独特の個性を持っています。

自宅でもできる本物と偽物のオパールの見分け方

自宅でオパールの本物と偽物を見分ける方法はいくつかあります。ポイントは「輝きや模様の独特さ」、「透明度」、そして「価格と重量」です。本物は美しい輝きや独特の模様を持ち、透明度が高く、比較的軽量です。

裏が金属に覆われていないかをチェック

オパールを購入する際には、偽物に注意が必要です。偽物を見分ける定番の方法は「台座の裏側を確認する」ことです。まずは裏側をチェックしましょう。

偽物オパールでは、裏側が金属で覆われていることがあります。特にタブレットオパールやトリプレットオパールでは、裏側の石がオパールではないため、金属で覆われています。

一方、本物のオパールを使用したジュエリーは、裏側が金属で覆われることはほとんどありません。偽物は複数の鉱石を張り合わせていることがあるため、台座で覆う必要があります。

本物は美しい模様が横や裏にも見られるので露出が多く、美しさをアピールしています。

横から見て柱状構造になっているかをチェック

また、横からのチェックも良い方法です。「柱のように見える模様があるか」を確認してください。合成オパールの場合には柱状構造が確認できます。人工的に作られた合成品では模様が驚くほど真っすぐに表われているので、専門家でなくても見抜くことができるといわれています。光にかざしながら傾けてみると判別しやすいでしょう。

さらに、ルーペなどで拡大して観察してください。偽物のオパールは複数の素材を隙間なく接着して作られるため、横から見ると貼り合わせの素材が層になっています。巧妙に作られた偽物の場合は、層の境目をぼかしてありますが、ルーペでよく観察すると、境目の部分に接着剤など、異素材を見つけることができるかもしれません。

これらのポイントを押さえて、本物のオパールを見極めることが大切です。

偽物オパールの種類と特徴

虹を閉じ込めたような輝きを放つオパールは、その人気と比例するように偽物も多くみられる宝石です。一見しただけでは、本物と区別が難しい偽物や加工オパールですが、実は種類ごとに異なる特徴があります。

合成オパール

合成オパールは、人工的に作られた宝石です。天然オパールと同じ素材で、形成される条件を揃えて作られました。この技術は日本の京セラのみが持ち、「クリエイテッド オパール」または「京都オパール」と呼ばれています。

製造する最初の工程で、遊色のバリエーションを調整することもありますが、その後の形成段階は天然のものと同じ過程をたどります。

人工的に作られたオパールは、傷がつきやすいといわれていましたが、技術の進歩により、現在では傷つきにくく、大きなサイズのものも作られています。

ダブレットオパール

貴重なオパールは数が限られているので、どうしても高価な物になってしまいます。そこで誕生したのが、2枚(ダブル)の鉱物を貼り合わせたダブレットオパールです。

この加工により、遊色効果や輝きが増しました。そのため、1900年代初頭から、明るい色味のオパールの下に鉄鉱石などを貼り合わせて、ブラックオパールに似た見た目を作りだすことが可能になりました。

その結果、ダブレットオパールにはブラックオパールの模造品が多く存在します。貼り合わせた上の部分が本物の天然オパールであるため、上から見ただけでは見分けるのが難しいでしょう。

しかし、宝石としての価値はほとんどありません。実際のオパールとは異なる加工品であり、注意が必要です。

トリプレットオパール

トリプレットオパールは、オパールの薄片を鉄鉱石やプラスチックで挟んだものです。ドーム状のプラスチックでカバーをして保護し、美しく見えるようにしています。

かつてはオニキスや薄いオパール、クリスタルを重ねてブラックオパールを模していましたが、現在は安価なプラスチックでサンドしたものが多いです。

しかし、鉱物を貼り合わせているため、オパールに曇りが見られることやプラスチックなどの素材はもろく、傷がつきやすいという欠点があります。

モザイクオパール

モザイクオパールはオパールのかけらをモザイク状に貼り合わせて加工してあり、まるでステンドグラスのようにみえます。さらに人工的に敷き詰められたオパールを、クリスタルで挟むことで遊色を強調します。

細片の並べ方や色ぞろえにより、様々な芸術的なデザインを作りだせるため、専門のアーティストによる「モザイクオパールアート」は高く評価されることがあります。ちなみに水気には注意が必要です。

オーパライト

「オーパライト」や「オパライト」と呼ばれるオパールに似た人工石もあります。こちらはガラスやその他の素材で人工的にオパールの輝きを真似して作られたものです。パワーストーンなどの一種として扱われることも多く、これらは宝石とは言えない「シンセティックストーン(人工石)」です。ガラスの一種でもあります。

オーパライトは、人工的にオパールに似せて作られた偽物と断言できる石です。ガラスやその他の素材で、人工的にオパールの輝きを真似しています。

「オパライト」とも呼ばれ、ホワイトオパールやクリスタルオパールの偽物に多い人工石です。これらは宝石とは言えず、「シンセティックストーン(人工石)」とされることが多く、主にパワーストーンとして販売されます。

ギルソンオパール

ギルソンオパールは合成オパールです。「クリエイテッドオパール」とも呼ばれ、宝石合成の先駆者であるスイス人のピエール・ギルソンが作りだしました。

天然オパールの成分である石英を調合し、理想的な環境で自然にオパールが形成されるのを待つ製造方法です。模造品というよりも、再結晶宝石という名がふさわしいでしょう。

その品質は高く、傷や不純物が混ざらないため、肉眼で人工オパールだと見抜くことは難しいでしょう。見分けるにはルーペを使う必要があります。斑の境目が天然と違い、モザイクのような「トカゲの肌(Lizard Skin)」になっているのが特徴です。

成分がブラックオパールと同じであるため、ブラックオパールの偽物に多い人工オパールです。本物そっくりですが、販売元のギルソン社が厳重に管理を行っているので、不当な販売をされたという話はあまり聞きません。日本では、京セラが唯一製造販売しています。

模造オパール

模造オパールは、樹脂やシリカゲル、プラスチックなどの素材を使用して作られた人工石です。化学的な処理や着色を施して、透明度の高いウォーターオパールのような見た目をしています。

模造オパールは、天然オパールよりも安価で入手しやすいのですが、耐久性や価値は天然のものと比べて劣ります。高品質な模造オパールも存在しているので、これらは見た目が本物に近く、軽さや手触りで区別するのが難しいかもしれません。天然オパールに慣れていないと見抜くのは難しいでしょう。

偽物オパールを購入しないための注意点

オパールを購入する際に偽物を避けるためには、以下のポイントに留意することが重要です。そして可能であれば、鑑定士や専門家の意見を求めることも有効でしょう。

信頼できる宝石店やジュエリーブランドで購入する

オパールを購入する際は、信頼できる宝石店やジュエリーブランドを選ぶことが重要です。宝石業界で評判の良い店舗やオンラインショップを選ぶと、偽物のリスクを減らすことができます。

品質に注意する

本物は、内部に独特の模様や輝きを持っています。特徴や色合い、模様の不自然さに注意が必要です。購入前に注意深く品質を確認してください。特に安価なものや大量生産品は偽物の可能性が高いです。

生産地や取引の透明性を確認する

オパールの産地や取引経路が明確であるかどうかを確認しましょう。オパールは特定の地域で産出されることがあり、正規の生産地からの取引であるかどうかを確認することが重要です。

鑑別書の有無を確認する

購入の際は、宝石鑑別書が付属しているかどうかを確認しましょう。信頼できる宝石鑑定機関によって鑑定された証があれば、オパールの品質や真贋についての信頼性がさらに高まります。

また、製品の返品ポリシーや保証について、十分に理解しておくことも重要です。これらの対策を講じることで、偽物のオパールを避けることができるでしょう。

オパールの売却時は鑑別書があると高価査定を期待できる

オパールを売却する際、宝石鑑別書の存在が大きな影響を及ぼします。品質を証明できる証があれば、真贋を明確にできるので信頼性が高まります。特に、知名度の高い協会で鑑定を受けていれば、買取業者も安心して高額査定を行うことができるでしょう。

そのため鑑別書は高額査定に直結する可能性があります。もちろん、宝石鑑別書がなくても査定は受けられますが、残念ながら鑑定士が正確な査定を行える保証がありません。安価に査定されてしまう可能性もあります。

将来的な売却を見据えるなら、鑑別書の有無を重視したほうが良いでしょう。

まとめ

オパールは唯一無二の神秘的な美しさを持っています。その美しさから高価なため、安価で手に入れられる、模倣品や加工品が市場に出回っているのです。

これらはオパールの魅力を身近に感じる機会としては素晴らしいものですが、残念ながら正確な情報で流通していないことがあります。そういったまがい物に惑わされないよう、オパールを購入する際にはこの情報が役立つことを願っています。

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