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世界5大ジュエラーで一番の格式を持つ「ハリー・ウィンストン」とは?

世界5大ジュエラーで一番の格式を持つ「ハリー・ウィンストン」とは?

世界5大ジュエラーにも数えられ、全世界の女性から憧れの存在である高級ジュエリーブランドであるハリーウィンストンをご存じでしょうか?今回はそんなハリーウィンストンについて、成り立ちや歴史に触れながらご紹介していきます。

ハリー・ウィンストンとは?

ハリー・ウィンストン(Harry Winston)は、1932年からアメリカで創業している老舗ジュエリーブランドです。世界5大ジュエラーの中では一番新しいブランドですが「キング・オブ・ダイヤモンド」と讃えられるほど、ダイヤモンドのクオリティにこだわりをもっており、もっとも格式高いジュエラーであるともいわれています。

ハリーウィンストンは世界各国の王侯貴族やセレブ達から高い支持を得ており、ハリーウィンストンのジュエリーを身につけることはひとつのステータスとなっています。世界最高峰の品質を持つダイヤモンドのみを使用したハリーウィンストンのジュエリーは、高額ではありますが、婚約指輪や結婚指輪に選ぶカップルにとって憧れのブランドとして幅広い世代に人気があります。

ハリー・ウィンストンの歴史

ハリー・ウィンストンはブランド名の通り、創業者ハリー・ウィンストンが自らの名前からとって名づけ、1代で世界有数のジュエラーに成長させました。その歴史について簡単に触れていきます。

 

◆創業者ハリー・ウィンストンの逸話

創業者ハリー・ウィンストンは査定眼が大変優れており、1代にして有数のジュエラーに成長させた一因を担っていると考えられます。その査定眼に関するエピソードがあります。

当時12歳だったハリー・ウィンストンは父親であり、宝石商のジェイコブ・ウィンストンの元で仕事を手伝いながら査定眼を磨いていました。ある日、質屋で2カラットほどある緑色のきれいな石が20セントで売られているのを見て、エメラルドと確信して購入、その翌日に800ドルで売ったという逸話があります。その歳から査定眼が素晴らしかった事を証明するエピソードといえますね。

 

◆プレミアムダイヤモンド社

ビジネスとしては1920年、彼が24歳の時に始まります。ハリー・ウィンストンの前身といえる、プレミアムダイヤモンド社を設立し、宝石店をオープンします。第一次世界大戦が終戦後、ヨーロッパの貴族が資金集めのために持っていた高価な宝飾品を大量にオークションで売り出しました。その出品されたジュエリーをハリー・ウィンストンが購入し、当時の流行りであるモダンでシンプルなデザインにリメイクし、販売しました。

このビジネスが大当たりし、多くのセレブ達がプレミアムダイヤモンド社のジュエリーを求めました。その結果、上流階級に対しての知名度が圧倒的に高くなり、その階級の人に向けた宝飾品を取り扱う高級ジュエラーとして成長しました。

 

◆ハリー・ウィンストンの誕生

1932年に前述のプレミアムダイヤモンド社を閉鎖して自身の名前であり、ブランド名でもあるハリー・ウィンストンをニューヨーク5番街に設立します。リメイクだけでなく、自身のブランドとしてデザインしたアイテムを販売し、数々のセレブ達を魅了しました。その後、ハリー・ウィンストンのダイヤモンドのカットや研磨の技術に長けていることが認められ、King of Diamonds(ダイヤモンドの王)と呼ばれるようになり、現在でもその名に恥じぬジュエリーを世に送りだしています。

 

◆創業者ハリー・ウィンストンの死去

1978年に創業者ハリー・ウィンストンが亡くなり経営権争いが起きました。ハリー・ウィンストンにはロナルドとブルース二人の息子がおり、ハリー・ウィンストンが亡くなると兄のロナウド・ウィンストンに経営権が渡るのですが、どちらが経営権を持つのか10年間争います。結果として兄のロナウド・ウィンストンが経営権を所持し経営を行うことになりました。

ハリー・ウィンストンの人気アイテム

HWロゴ・コレクション

ブランドロゴであるHWを主役にデザインしたHWロゴ・コレクション。このシリーズはリング、ブレスレット、ペンダント、イヤリングまで幅広いラインナップが揃い、18Kホワイト/イエロー/ローズゴールドのベースに、ラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドが輝きを添えています。ひとつでも重ね付けでも着用できるデザインが特徴で身に着ける人のスタイルや個性に合わせ、それらを際立たせます。

ウィンストン・クラスター・コレクション

創始者ハリー・ウィンストンのもつ信念である「ダイヤモンドが持つ自然の輝きがデザインを決定づけるべきだ」という思いから生まれたのが、ブランドを象徴するデザインでもあるウィンストン・クラスターです。この特徴的なモチーフは1940年代に考案され、様々な角度からセッティングされたペアシェイプ、マーキース、ラウンド・ダイヤモンドが立体的なデザインを形作り、あらゆる方向から光を取り込むことで至高の輝きを放ちます。

Harry Winston Midnight Collection

ハリー・ウィンストンはジュエリーだけでなく時計も販売しており、人気があります。HW ミッドナイト・コレクションは、時計製造の伝統を取り入れたデザインが特徴です。優雅かつクラシックなHW ミッドナイトは、男女を問わず人々を惹きつけ、人気があります。

ハリー・ウィンストンによって寄贈された希少な宝石がある?

ハリー・ウィンストンはアメリカのワシントンD.C.にあるスミソニアン自然博物館にたくさんの希少なジュエリーを寄贈しています。そのため、この博物館にはその功績を称え、【ハリー・ウィンストン・ギャラリー】という展示室があり、寄贈された希少ジュエリーが飾られています。以下は寄贈された代表的なジュエリーです。

ホープダイヤモンド

ホープダイヤモンドとは、45.52カラットのブルーダイヤモンドです。世界で最も有名なダイヤモンドのひとつとされ、所有した人に不幸が訪れるという伝説をもつ、呪いのダイヤモンドとしても知られています。

ヘイゼン・ダイヤモンド・ネックレス

ヘイゼン・ダイヤモンド・ネックレスはハリー・ウィンストンによって製作されたプラチナネックレスで、合計約131.43カラット、325石にもおよぶダイヤモンドがあしらわれています。このネックレスはリタ・アネンバーグ・ヘイゼン夫人によって購入され、その後、1979年に彼女によって博物館へ寄贈されました。

ガチャラ・エメラルド

ガチャラ・エメラルドは寄贈されているものでは珍しく、研磨されていない原石になります。このガチャラ・エメラルドは858カラットにも及ぶ原石で、さらに研磨前にもかかわらず透明度が高く、色も美しいです。

まとめ

ハリー・ウィンストンについて簡単ではありますがご紹介させていただきました。ハリーウィンストンの商品はその品質から中古市場でも人気が高く、「買取大吉」でも高価買取中です。ご自宅にご不要になった品物がありましたら、お近くの「買取大吉」まで是非一度ご相談ください。

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