全国1100店舗以上展開中!
信頼と実績の買取専門店「買取大吉」

ペクトライトの特徴と宝石言葉

ペクトライトの特徴と宝石言葉

ラリマーの鉱物名はブルーペクトライトと言い、和名はソーダ珪灰石と呼ばれております。ペクトライトは透明や半透明が主でそこからピンクや薄黄色などに変色していきます。ペクトライトは、世界3大ヒーリングストーンの一つで、特別な癒し効果があると言われております。見ているだけでも青いカリブ海をイメージできる美しさがあるため、リラックス効果が期待されるのかもしれませんね。今回はそんなペクトライトについてお伝えしてきます。

ペクトライトの色と魅力

上記でも説明した通りペクトライトの色は透明や半透明が主になります。ペクトライトはマンガンを含むとピンク色に、銅を含むと青色に変化すると言われており、銅を含むことによって白の色ムラを呈したブルーやグリーン系のペクトライトがラリマーと呼ばれています。ペクトライトに銅が混入することは珍しく、産出地も限られることから希少石となっています。ラリマーの魅力は美しい模様にあります。白い雲が浮かぶ青空のような、太陽がきらめく南国の海のような、見るものを爽快な気分にさせる美しさです。この特徴的なまだら模様がよく見えるよう、カボションカットなどに加工されることが多いようですが、研磨するには非常に高度な技術を要します。

ペクトライトの産出国

ペクトライトは1828年にイタリアで発見されました。ブルーペクトライト自体は、イギリス、アメリカ、カナダ、グリーンランド、スウェーデン、ロシア、モロッコ、チェコから産出されますが、その中でも綺麗な青い色をしているのはドミニカ共和国のパオルコ鉱山以外今のところ産出されないないそうです。

ラリマーの歴史について簡単にお話しさせて頂きますと、1916年、ドミニカ共和国のバラホナ州教区の神父が青い鉱物を発見したのが始まりになります。その後1974年に再発見され現地の調査で場所ロス・ツパデリョス鉱山と分かったため採掘がスタートしました。

当時の原住民は石が海からの贈り物だと信じブルーストーンと呼び称えたそうです。

ペクトライトのお手入れと保管方法

ペクトライトは扱いが難しく下記には注意が必要になります。ラリマーの硬度は4.5~5と低く衝撃に弱いため衝撃を与えると割れることがありますので、落としたりぶつけないように注意してください。太陽光や紫外線、過度の乾燥で褪色することがあります。日の当たる場所に放置しないでください。長期保管の際は窓際などの明るい場所に置かず、なるべく遮光、密封して保管してください。お手入れには水や薄めた食器用中性洗剤が使用できますが、原液を付けたり、長時間浸けておくことはしないでください。おすすめはの一つとして、水晶のチップやクラスターを使った手軽にできる簡単浄化です!しっかり浄化したい方は、浄化パワーが高いと言われるヒマラヤ産の水晶を使用するとよいでしょう。

ペクトライトの市場価値

世界3大ヒーリングストーンにも数えられておりパワーストーンとしてもとても人気が高い宝石です。ちなみにこの『ラリマー』という名前は別称で正式な鉱物名は『ペクトライト』で、珪灰石グループに属する珪酸塩鉱物です。

ペクトライトは本来、白やピンク、無色、薄黄色、灰色の物が多いのですが、このドミニカで発見されたペクトライトは銅やバナジウムを含むことで非常に美しいブルーを発色しているのです。ラリマーは、ドミニカ共和国の一部の地域でしか採掘されていません。

更に、綺麗なラリマーは採掘全体の5%未満だそうです。これは、2010年の話しで、今では「最高品質は1%未満」と言われています。高品質ラリマーは世界で人気があり、綺麗なラリマーは希少価値が高くなっています。

ペクトライトの値段と価格相場

●最高品質(SA)グレード

濃いブルーにホワイト柄の脈が特徴。SAグレードは1%未満とも言われています。ブレスレットの珠すべてがSAというのは、日本ではほぼ見かけることがありません。

 

●3Aグレード

海と雲を表わした様な模様。この品質までは稀少価値が高く、ラリマー採掘総量の5%未満とも。3Aグレードぐらいまでは、スカイブルーラリマーと呼ばれたりもします。

 

●2Aグレード

このあたりが、日本の市場に流通するグレードです。この品質を最高品質と表示するお店、オークションには注意。販売店によっては、異物、クラックが入っているタイプにAグレード白っぽい。最も一般的なグレード。ほぼ白、ほんのりとラリマーブルーが入っている品質です。といってもAグレードでも、品質は良いほうかもしれません。

 

●ノーマルグレード

異物、クラック、赤茶色のキュープライトが含まれます。ターコイズの様な色合いが特徴です。高品質ラリマーですと、1g/1,200g以上しますが品質によって金額は様々になります。

まとめ

現在ラリマーの偽物は驚くほど多く出回っているようです。模造品の種類を簡単に並べてみると

 

・ガラス

・プラスチック

・別の鉱物を染色したもの

・全く違う宝石

 

など、うっかり騙されそうな品がホントにいっぱい生産されているそうです。特に模造品は見た目がそっくりに作られているので、プロの業者でさえもあっさりと騙されて、ラリマーと信じて仕入れてしまうことも多いとか。注意点もありますが、ラリマーは調和、自然との共生、ストレスの緩和、愛と平和と言われてます。ペクトライト、特にブルーの色味を持つもの(ラリマー)は、愛と平和の象徴とされ、持つ人に平穏を与え、友情を育み、また怒りやイライラなどの不安定な情緒を取り除いてくれる効果があると言われています。令和の時代になって、世界情勢、天候、そして日常生活がめまぐるしく変化しています。今までくすぶってはいたものの、何とか平静を保っていた我慢が爆発したり、人との繋がりも希薄になりつつあります。こんな時だからこそ、ラリマーを身につけてみませんか。

この記事をシェアする

  • X
  • はてなブックマーク
  • LINE

タグ一覧

買取品目のコラムカテゴリー

ブランドのコラム

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。