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芸能人も多数着用する至高のインディアンジュエリー「ラリースミス」の価値と歴史に迫る

芸能人も多数着用する至高のインディアンジュエリー「ラリースミス」の価値と歴史に迫る

芸能人も愛用するインディアンジュエリー「ラリースミス」についてお届けします。

インディアンジュエリーとは

インディアンジュエリーの歴史は、少なくとも紀元前10,000年まで遡ります。アメリカに最初に居住した先住民は、貝殻や石・骨・羽・枝角などの素材を使用して装飾品を作成しました。最も古いインディアンジュエリーとして知られているのは、4つの骨が装飾された約12,000年前のイヤリングです(アラスカ州)。

紀元前8,000年前には、アメリカ南西部の先住民は色とりどりの石や貝殻をドリルでビーズを形成し、ペンダントを作成していました。紀元前7,000年前に骨・枝角・貝殻で作られたビーズがアラバマ州の洞窟内から、紀元前6,000年前に貝殻で作られたビーズがネバタ州から、紀元前3000年前の銅製の宝石はスペリオル湖から、紀元前1500年前に石で作られたビーズはルイジアナ州からそれぞれ発見されました。長い年月をかけて徐々に技術が高度になり、動物の歯や爪、ターコイズ、銅、銀、真珠などの素材も使用するようになっていきます。

インディアンジュエリーの技法はスペイン、メキシコ人から「ナバホ族」へ、「ナバホ族」から「ズニ族」へ、そして「ズニ族」から「ホピ族」、「サント・ドミンゴ族」へと伝えられました。はじめは銀貨を叩いて日用品がメインでスプーン等が主に作られていました。やがて日用品から装飾品のジュエリーが製作されるようになります。

古来ではお金や地位という概念がなく自然界に存在するものはみんなのものという認識でした。インディアンジュエリーに見られるモチーフたちには、彼らの自然に対する感謝や尊敬、願い、誰かを思う優しい心、強く生きるための教えが詰め込まれています。

インディアンジュエリー/ターコイズ

インディアンジュエリーといえばターコイズを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ターコイズは神秘的な力があり、持ち主を守ってくれる石とされ古くから愛されています。

市場の8割近くは処理加工がされたターコイズです。元々ターコイズ自体は無数に穴が開いている石で脆く欠けが発生しやすい硬度をしています。なのでジュエリーとしてターコイズが使われるときは無着色の樹脂などでその穴を埋めて表面を更にコーティングされている物がほとんどなのです。

安価なターコイズはプラスチックを本物のように見せかけたり販売店の知識不足により誤って天然石として販売している事も多いようです。また、ターコイズは石の表面にマトリックスという不純物が現れることがほとんどでこのマトリックスの表情が一点一点異なるので、自分だけの特別なものとして選ぶ楽しさもあります。その自分だけの特別が親から子へと受け継がれていくので、贈られることで益々神秘的な力が強まる石とされています。

インディアンジュエリーの日本ブランド

・ゴローズ(goro’s)

高橋吾郎氏が立ち上げたインディアンジュエリーで1956年に東京の駒込でレザークラフト「goro’s」として設立されたのが始まりです。「サンダンス」というラコタ族の神聖な儀式を受けるまで信頼関係を築き上げ、ついには「イエローイーグル」というインディアンネームを授かったのです。インディアンネームを授かるという事はインディアンとして認められる事を意味し、日本人として初めての本物のインディアンとなりました。

 

・タディ&キング(TADY&KING)

元ゴローズの一番弟子と言われ、レザーカービングの第一人者であった田尻種彬氏とKINGS KNIGHTの創立者にしてシルバーデザインのカリスマとして知られた通称「KING」氏がタッグを組んでできたブランドです。ゴローズ同様、イーグルやフェザーなどのモチーフを多く生み出しており、ネイティブアクセサリー好きに高い人気を誇っています。

 

・アリゾナフリーダム(ARIZONA FREEDOM)

1989年に千葉県市川市で小さなシルバーショップを開いたのが始まりです。全てのものに光とぬくもりを与えてくれる太陽神をメインシンボルとし、生命力の象徴として唐草や、ネイティブアクセサリーの定番、フェザーやイーグル、イーグルクローなどをモチーフとして扱っています。「人の手が生み出す温かい作品を、多くの人に届けたい」という思いで始めたアリゾナフリーダムは、徐々にファンを増やし、設立より四半世紀を経過した今でも、温かい作品を世に送り出しています。

インディアンジュエリーの代表的なモチーフ

インディアンジュエリーのモチーフは多種ありますが、ここでは誰もが見たことあるであろう代表的なモチーフを紹介します。

 

・サンダーバード(Thunderbird)

サンダーバードとは嵐を呼ぶ伝説の雷鳥で、アメリカの先住民たちは一つの部族ではなく、それぞれの場所でそれぞれの部族が生活していました。にもかかわらず共通の姿や伝説が語り継がれています。サンダーバードが持つ特徴として複数の部族が共通しているのが「とにかく大きい」、「自然を司る精霊(風・嵐・雨)」、「雷を発することができる」ということです。

伝承にはある部族が災害で食料がなくなり、多くの人が亡くなったとき、精霊に祷りを捧げると轟音と共に天に稲妻がはしり大きい翼と大きいクチバシがあり、生きたクジラをつかんだ見たことない大きな鳥がやってきたとされています。

このように登場したサンダーバードは、人々が食料を得る手助けをし、飢餓から救ってくれたと言われているようです。また、サンダーバード の住処は山の頂上にあるとされ、一説にはオリンピック山脈のどこかにある洞窟に住むと言われており、人の侵入を拒んでいたとの記述もあります。その恩恵と信仰心から代表的なモチーフとなっています。

 

・ココペリ(Kokopelli)

笛で春を呼ぶ精霊で人気のあるモチーフで背中を丸めフルートを吹く姿で知られています。ココペリが笛を吹くと、地面から緑が吹き出し、花が咲き乱れ、木々は生い繁り、花粉は風に舞い飛び、動物たちは次々と子供を産み落とします。 ココペリは、発芽と豊穣を体現している神的存在と語り継がれています。この音色で冬を追い払って春をもたらし背中から種を蒔くと言われます。

ある一説では背中の膨らんだ部分には”子種”が入っており、子宝に恵まれない女性たちから心待ちにされていたという話もあります。

 

・イーグル(eagle)

空高く羽ばたくイーグル(鷹)は物事を全体的にみて判断を下すことから名声や『リーダーシップ』を表しています。空高く太陽に一番近い存在の為、空からの神の使いとしてメッセージをもたらすとされています。

 

・アロー(Arrow)

古来インディアンの生活では矢は狩りや戦いに使われてきました。アローは『守護』を意味し、自分を守る力があるといわれています。矢の本数でも意味は異なり2本のアローがクロスしているデザインは『友情』を意味します。折れた矢はブロークンアローと呼ばれ戦いを終わらせ、矢が必要となくなった『平和』を表します。

 

・フェザー(feather)

主に鷲の羽根を指しており、イーグルは太陽に最も近い位置にいるもので神の使いとされています。そのためイーグルフェザーには神と交信するための重要なアイテムとされていました。

イーグルの羽根を手にしたときは必ず真実を語ります。自分に対して正直に向き合う事で魂が解き放たれた時、その羽根が進むべき道しるべを示し持ち主を次の段階へと飛躍させてくれると言われています。また戦績の象徴でもあるので多く持っていることが名誉とされています。またその羽根を贈るときは歓迎や友情などを表しています。

ラリースミスとは

ラリースミスは2009年に林田吉史によってスタートしました。1880年代から1940年代のネイティブアメリカンが作り出していたジュエリーからインスパイアされ、伝統的なスタイルと林田吉史の感性、日本人の技術力によってオリジナルに仕上げられています。

ネイティブアメリカンとはアメリカの先住民族であり自然や動物とともに共存していました。自然や動物をモチーフとし、作り出されていたジュエリーには「魂」が込められています。その魂をラリースミスは受け継ぎ伝統的な技法手法をベースに独自の魅力を生み出します。伝統的な製法でありながらもモダンに仕上げるセンスは、現地のネイティブアメリカン達からも絶大的な評価を受けており、現地のシルバースミス(銀細工職人)たちが認めた唯一の日本人です。

シルバースミス(銀職人)こと林田吉史

シルバースミスとは銀細工職人、銀製または金製の物を製作する職人です。銀細工と鍛冶の技術は、ほとんどが独学によって身につけたものです。技術だけではなくネイティブアメリカンの居留地へと赴きネイティブアメリカンの文化に触れたりアーティストとの交流を通じて技法を学びました。現状に満足せずに常に自分を進化させ続けています。ネイティブアメリカンのモノ作りの姿勢を模範としつつ、日本人の発想と感性で、人の心に響くシルバージュエリーを追求しています。

ラリースミスのブランドロゴのフェザー

ネイティブアメリカンは、鳥の中で最も勇猛で飛翔能力の高いゴールデンイーグルを神聖な鳥として崇めてきました。そのゴールデンイーグルを、ラリースミスは国境も人種も超えて自由に羽ばたく存在と考え、ブランドの象徴としてロゴマークのモチーフに選びました。そして、ゴールデンイーグルの羽を代表的なモチーフの一つに掲げています。中でも、鳥の翼後方にある長くて強い「風切羽(かざきりば)」を象った「KAZEKIRI FEATHER」は、ブランドのアイコンとも言えるコレクションになっています。

ラリースミスのレザーアイテム

ラリースミスはオリジナルのサドルレザーである通称ローレンスレザーを使用しています。それは適度なオイルを含ませた革で絶妙なオイルの含ませ方が極上のエイジング(経年変化)をもたらしてくれると言われています。

「エイジング」とは、「経時(時間が経過すること)」という意味があり、時間と共に起こる変化のことを指します。レザー製品は基本的にどんなものでも変化がありますが、色味や艶、形の変化が重要になってきます。エイジングは、人の油や汗、日光などが革に反応し変化していくので新品から使い続けたレザー製品はまさに自分だけの物であると言えます。

ラリースミスのローレンスレザーは、色味、艶、形、どれをとっても極上と評価されています。エイジングが見えにくい黒色のレザーでさえ一目で上質と分かります。また表面ばかりではなく裏面にも工夫があり、あえて裏面の起毛の毛足を均一に揃えない事で使用するうちに毛足が潰れ深見のある雰囲気に変化していくといわれています。ラリースミスの極上なローレンスレザーとインディアンジュエリーが合わさったウォレットも展開されています。

 

・LARRY SMITH / FIXER 2021 LIMITED Flap Travelers Wallet -Thunderbird-

サンダーバードをモチーフに周りにシェルコンチョが豪華に16個も並べられた、ラリースミスを語る上では外せない定番アイテムのひとつとなっています。

ラリースミスの定番アイテム

・LARRY SMITH / 18K ROSE KARAKUSA BANGLE

LARRY SMITH KARAKUSAラインである唐草バングルになります。18KのSANTAROSA(サンタロサ)、サイドには浮き彫りという技法で唐草柄デザインの入るバングルになります。

ラリースミスの虜になった著名人

・B’z 稲葉浩志さん

稲葉浩史さんといえばクロムハーツと思う方もいらっしゃいますが実はラリースミスも多く着用されています。PVで着用された事で一気にラリースミスの名も広まっていきました。

 

・3代目JSB 山下健二郎さん

所説ありますが、同じグループ内で被らないようにスタイリストがセレクトしたのがきっかけと言われています。山下健二郎さんご自身もラリースミスの製品を多く所有されており、その中でワンオフ作品が多い事でも有名です。ラリースミスといえばワンオフ作品といっても過言ではなく、ワンオフ作品であれば世界中の人と比べても絶対に被ることがないアイテムなので、人とは違った物を身に着けたいと思っている方にもラリースミスはおすすめできます。

高価買取のコツ

日頃からメンテナンスを行っていてもシルバー製品となると、どうしても酸化によってくろずみが目立っていきますよね。ホームセンターや百均で販売している貴金属磨き(布地)が売っているので、優しく拭いてなるべく綺麗な状態で査定を出すのがおすすめです。状態だけではなく人気のモチーフは高く売れます。

ラリースミスの中で人気のモチーフはサンダーバード、イーグル、フェザー、クロスです。ワンオフ作品もラリースミスでは多いので、そういった品物も高額になりやすいです。インボイスや付属品の有無などでも価格は変化しますので、購入時に付いてきたものを一緒に持ってきていただくと高額になりやすいです。芸能人着用モデルも高額になりやすく中でもB'zの稲葉浩志さん、三代目JSBの山下健二郎さんなどが着用されたモデルは手に入れたくても手に入らないことが多く中古市場でも高額になりやすいです。

芸能人着用モデルについては鮮度があり、新たなラリースミスを着用されるとそちらに人気が移ってしまい価格帯も変化していきますので、早めのご売却をおすすめしています。またインディアンジュエリーは買い取り業者によっても、ピンキリになることが多いです。必ず相見積もりをお勧めします。買取業界でインディアンジュエリーの買取数が多い「買取大吉」にお任せください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ラリースミスは独自の完成と確かな技術でこれからますます有名になっていくブランドと思います。既に人気や注目が集まってきており新作を発表しても手に入らない状況になりつつあります。芸能人も着用するブランドなのでこの機会に手に入れることをおすすめします。またラリースミス以外のインディアンジュエリーブランドも「買取大吉」では高価買取を行っているので、まずはお問い合わせくださいませ。

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