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アクアマリンってどんな宝石?価値の高いものとは?

アクアマリンってどんな宝石?価値の高いものとは?

アクアマリンは「船乗りの石」としてその名を知られており、透明感のある薄水色の色合いが特徴的な宝石です。また3月の誕生石でもあります。品の良い輝きに魅了される方も多いのではないでしょうか。今回はアクアマリンの特徴や価値などをご紹介します。

アクアマリンとエメラルド

アクアマリンとは、エメラルドと同じ「ベリル」という鉱物からできた宝石です。同じ鉱物で色が青ければアクアマリン、緑色ならエメラルドと名付けられています。とはいっても、エメラルドとアクアマリンの違いは色だけではありません。基本的にエメラルドは、原石として掘り出された瞬間から、多くの傷が入ってしまっているもののため、加工するのにも長い時間が必要となります。

一方でアクアマリンの原石には、傷はほとんどみられず、非常に美しい状態で発掘されます。また、それぞれが産出される産地にも違いがあります。アクアマリンが船乗りに愛されるのは、その美しい色合いの石に、海の精霊を宿していると考えられていたためです。宝石に宿る精霊のパワーで、海の危険からその身を守ってもらおうとお守りにと考えたのでしょう。近年では、心を浄化してくれるパワーストーンとしても注目を集めています。

そして、エメラルドよりも傷がつきにくいアクアマリンは、日常生活においても、傷がつくかもしれないと神経質になる必要はないでしょう。

アクアマリンの特徴

先ほどもお話したようにアクアマリンは同じ鉱物からできたエメラルドに比べ、傷つきにくい宝石ですが、人間の皮膚から分泌される皮脂には、とても弱いという特徴があります。

これゆえに指輪やネックレス、ブレスレットなど、皮脂が付着する可能性が高いアクセサリーは、「皮膚に直接つかないよう、身に付け方に工夫する」、「身に付けたあと、定期的に皮脂をぬぐい取る」といった工夫やお手入れで、石を守るようにしてください。皮脂が付着したまま放置されたアクアマリンは、その独特の透明感や輝きを失ってしまうだけでなく、アクアマリンとしての価値がなくなるので、十分に注意しましょう。

アクアマリンの産地

エメラルドとは異なる産地で掘り出されるアクアマリンで特に有名なのは、ブラジル産のものです。品質が高く精度が良いため、非常に価値が高いことで知られています。大きな粒の石も多いため、その存在感を楽しみたいジュエリーや、パワーストーンとしても人気があります。ブラジル産以外には、以下のような産地のものが多く出回っています。

・ナイジェリア産

・モザンピーク産

まず、ナイジェリア産のものは「ブラジル産のものよりも傷がつきやすい」という特徴があります。次にモザンピーク産には「アクアマリンにしては色味が濃い」という特徴です。産地によってそれぞれ異なる特徴を持っているので、アクアマリンのついたジュエリーやパワーストーンを購入する際はどの産地のものが好みか、それぞれの特徴に注目して選んでみてください。

ちなみに、モザンピーク産のアクアマリンは、近年採掘がはじまったもので、「淡い色合い」が好まれるアクアマリンという宝石の特徴から、その価値はそれほど高くはないようです。

アクアマリンの品質と価値

アクアマリンの価値を決めるのは、「宝石の色」です。ルビーやサファイアを購入するときには、「できるだけ色味の濃いもの」を探し求める方が多いのではないでしょうか。これらの宝石は、「色が濃い宝石ほど価値がある」と考えられているためです。しかし、アクアマリンは少し異なっており、色味が濃い宝石はそれほど求められず、アクアマリンらしい薄い色合いが楽しめるものほど、高値で取引されています。

まさに「海の宝石」という雰囲気の、絶妙な色合いの宝石が好まれ人気があります。先ほど紹介したように、たとえばモザンピーク産のアクアマリンには、濃い色味のものも目立ちます。しかしこの場合、「きれいな水色一色」というよりは、どこかくすんだような、灰色がかった色合いのものが一般的です。

アクアマリンならではの透明感が失われた、くすんだような色合いのものは、その価値を一気に低下してしまいます。灰色の混色がひどいものになってくると、「宝石ではない」と判断されてしまう可能性もあるようです。

価値の高いアクアマリンを見極めるためには、透明度の高く「水色(青色)が濃いもの」を選びましょう。くすんだりよどんだりしている石を避けるだけでも、美しいアクアマリンを選びやすくなるはずです。そして、色の中にも上品さと涼しげな輝きを放つこの宝石は淡い青色~濃い青色までありますが、中でも最高品質と呼ばれるのが『サンタマリア』と呼ばれるカラーとなります。

一般的なアクアマリンは淡いブルーを持っているものが殆どとなりますが、サンタマリアカラーにおいては、色濃く目が覚めるような美しいブルーを持っています。現在、アクアマリンはいくつかの原産国はありますが、その中でもブラジルにあるサンタマリア鉱山から最高品質の天然石が産出されることは有名です。しかし、サンタマリア鉱山は、アクアマリンの鉱石が枯渇しているといわれています。このことからさらに希少価値が上がり、高い価格で販売されているようです。

まとめ

ジュエリーに使用されるアクアマリンのほとんどが透明度を持っている宝石です。心を落ち着かせてくれる癒しの力を持っていますので、宝石としてだけではなくパワーストーンとして愛用する人も多い天然石です。一口にアクアマリンといっても、やはり色合いや形、原産地などによって品質や価値に差が出てしまいますし、人間の皮脂や汗に弱い性質があるので、使用後にはきちんとしたお手入れをする必要があります。

また、査定において重要とされるのは、色の品質によって良好なカッティングが施されているか、透明感を最大限に引き出し、ブルーカラーの美しさを引き出す良好なカッティングであるかという点がポイントとなります。これからアクアマリンの購入や売却をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

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