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ヘリオドールとは?

ヘリオドールとは?

アクアマリンやエメラルドなどが有名なベリルという宝石の種類があり、ヘリオドールもべリルの一種で、ベリルの中でも黄色に発色するものをヘリオドールと呼んでいます。「イエローベリル」や「ゴールデンベリル」と呼ばれることも多いです。今回はそんなヘリオドールについてご紹介していきます。

ヘリオドールの特徴

ヘリオドールはベリルの一種で、ベリルの中でも黄色に発色するものをヘリオドールと呼んでいます。「イエローベリル」や「ゴールデンベリル」と呼ばれることも多いです。

他のベリルでは、水色なら「アクアマリン」、緑なら「エメラルド」などが有名です。これらのベリルの色は、含有されるものによって色が異なり、黄色のヘリオドールは「鉄分の作用」によるものです。ヘリオドールはアクアマリンと同じく、ペグマタイト鉱床から産出され、美しい六角柱状の結晶で大きな塊で発見されることも少なくないようです。ヘリオドールは、太陽のように輝く色をしていたことから、ギリシャ語の「太陽(ヘリオス)」と「贈り物(ドロス)」を組み合わせた「太陽の贈り物」という意味の造語として名付けられました。

パワーストーンとしての効果

ヘリオドールは、生きることに対して、喜びや楽しみを膨らませる幸せの石です。太陽のエネルギーが内包されると言われており、とてもエネルギッシュで、希望に満ちた明るい未来を切り開くと信じられてきました。そのため、不安や恐怖の感情を取り除く効果があるとされ、新しい物事にチェレンジする勇気を与えてくれると言われています。また、行動力を高めてくれるとされています。

他にもヘリオドールは、感性を刺激し、生きることに対しての喜びや楽しみを膨らませる力を持つ石でもあります。自分の中にある喪失感、自己否定感等の心の闇の部分を明るく照らし、活力や精神的な余裕を与えてくれると信じられています。また緊張を解きほぐすパワーを持つ事から、日頃から緊張状態が続いている人は、ヘリオドールをお守りとして持つと良いとされています。また、プレッシャーが重いと感じた際にも身に着けると効果を発揮してくれると言われています。

ヘリオドールは、人生を切り開く力があるとして大切にされてきた石の一つです。気持ちを前向きにしたり、心にゆとりをもたらしてくれることで、人に優しさを与えられ、恋愛運や家庭運を上昇させることにも繋がるとされています。大切な人との関係を発展させ、これからも良好な関係を築きたいという人も効果を発揮してくれます。

ヘリオドール、石言葉

ヘリオドールの産出量が多くなったのは今世紀にはいってからですが、古来より珍重されており、明るさに満ちたエネルギーを持つとされ、その石言葉は気力や希望です。不幸を遠ざけたり、心の平安をもたらすといった効果が古来より言い伝えられており、パワーストーンの中でもヘリオドールはポジティブな意味合いを持ちます。

太陽が宇宙の中心的存在である事からも解釈されるように金運や恋愛など特定の狭い目的に効くというよりはむしろ全体的にプラスの方向に引っ張っていってくれるパワーが強く、心身の健康を保つにも有効とされ、単独で、あるいはほかの天然石と合わせてブレスレットやその他の護符的なアクセサリーとして活用される事の多い貴石です。

未来の展望が開けるほか、カラーとしての効力は特に芸術や目など視覚的な分野に効きやすいのが特徴です。ヘリオドールは長期間身につけたままでいるとパワーが落ちるため、効力を保ち続けるには定期的に塩や水などで浄化をした方がよいとされています。ヘリオドールという名前は、太陽のように輝く色をしていたことから、ギリシャ語の「ヘリオン」と「ドロン」という「太陽からの贈り物」という意味に由来していると言われています。太陽のように気持ちを軽く前向きしてくれる、ヘリオドールの石の効果にピッタリな由来と言えます。

漫画・アニメ「宝石の国」でも登場

「宝石の国」は、講談社の青年漫画誌「アフタヌーン」で連載されている市川春子原作の漫画です。2012年末より始まり、累計100万部を超える現在も連載中の人気コミックで、アニメ化もされています。この人気漫画となった宝石の国は、擬人化した28人の宝石たちと、その宝石たちを装飾品にしようと攻撃してくる月人(つきじん)との戦いが主なストーリーです。ヘリオドールはメインキャラクターではありませんが、過去月人にさらわれ捕らわれてしまった宝石として登場。

同じベリル系の鉱物である人気キャラ「ゴーシェナイト」と組んでいた人物としても知られ、物語の主人公「フォス」の過去にも登場するという需要な役どころです。

ベリル系その他宝石

・エメラルド

エメラルドはダイヤモンドなどと並び、世界四大宝石の一つとして非常に有名な石です。紀元前4000年頃のバビロニアで使われていたのが記録に残る最も古いものです。鉱物としてはアクアマリンと同じベリルグループに属し、クロムを発色原因とします。しかし、ベリルグループの中でも極めて産出量が少なく、良質の物は小さな結晶にしか成長しません。

エメラルドは内部に多くの傷を持つのが特徴で、液体、固体、気体の三つの相があります。エメラルド鉱山の多くはかつては海底にあったため、インクルージョンとして岩塩の結晶や塩水を含むものも多くあります。更に気泡が入っている物を三相インクルージョンと呼び、神秘的な美しさから非常に高い人気を持っています。硬度は高い石なのですが、非常に割れやすく、取り扱いには十分な注意が必要です。

(産地:コロンビア・ブラジル・ザンビア・マダガスカルなど)

 

・アクアマリン

アクアマリンという名はラテン語で"水"を意味する『アクア』、"海"を意味する『マリン』から由来しています。呼び名のままの、穏やかで美しい海のような宝石です。近年、『幸せな結婚を象徴する石』として、女性からの人気が非常に高まってきている石です。深いマリンブルーの物を一般的に「サンタマリア」若しくは「サンタマリア・アフリカーナ」と呼んでいます。

(産地:ブラジル・スリランカ・マダガスカルなど)

 

・レッドベリル

初めてレッドベリルが発見されたのは1905年、美しいトパーズの結晶で有名なアメリカユタ州のトーマス山脈です。そのトーマス山脈の流紋岩に含まれる半透明の小さな結晶がレッドベリルでした。過去最大のルースでも7カラットの大きさで、かつ1カラットを超えるものは年に2,3個程度、大半が0.5カラット以下と小さいサイズになります。レッドベリルは芳醇な赤ワインを連想させるクリアで深い色合いが魅力な宝石で、採石されること自体が稀でかつ、その中でも宝石質のもののほとんどは1ct未満のものしかありません。現在は、ハリス一家が細々と採掘しているものの、すでに枯渇しているのではないかとも言われています。現在流通しているものは以前に採石された石をカットしている状態です。そのため、上質なレッドベリルは同じカラット数のダイヤモンドよりも非常に高値で取引されています。

(産地:アメリカ・メキシコ)

 

・ゴシェナイト

ベリル(緑柱石)の中でも無色透明なものを、ゴシェナイトと呼びます。命名はアメリカにあるゴーシェンという地名から取られました。高い屈折率を誇り、ダイヤモンドに近い輝きを有することから、「模造ダイヤモンド」や「ダイヤモンド類似石」として機能していたこともありました。フォールスネーム(※1)としてライン・ダイヤモンド(※2)と呼ばれている石はゴシェナイトのことです。

(産地:アメリカ・マダガスカル・インド・ロシア・ブラジル・ナイジェリア・スリランカなど)

まとめ

太陽の贈り物と言われるヘリオドールについてご紹介しました。ヘリオドールは金色に近い黄色の物から黄緑色の物まで幅広い黄色を示す宝石です。また、そのカラーからゴールデンベリルやイエローベリルなどとも呼ばれるこの宝石は同じベリル系の宝石エメラルドとは違い、眩いほどの輝きを放ちます。キラキラと輝く宝石ヘリオドールを手に入れてみてはいかがでしょうか?

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