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2月の誕生石「アメジスト」の宝石言葉は?意味や効果があった事象を解説

2月の誕生石「アメジスト」の宝石言葉は?意味や効果があった事象を解説

アメジストは2月の誕生石として有名な宝石です。特に2月生まれならアメジストを身につけるとお守りになり、運気がアップするといわれています。そこで今回は、アメジストの宝石言葉や持っていることで得られる効果を詳しく紹介します。

2月の誕生石「アメジスト」の基本情報

名前 アメジスト
英語名 Amethyst
和名 紫水晶(むらさきすいしょう)
紫、褐色、灰色がかったものの
産地 ブラジル、ウルグアイ、ボリビア、ザンビアなど
硬さ(モース硬度) 7
光沢 ガラス光沢
化学成分 SiO2
比重 2.65
誕生石 2月

アメジストはどのような特徴がある石なのでしょうか。原産地や歴史などを知ることで、よりアメジストの魅力を理解できるでしょう。まずは、アメジストの基本情報からチェックしていきましょう。

アメジストのモース硬度

モース硬度とは、硬さを1から10までの10段階で表したもので、1に近いほど傷がつきやすいことが特徴です。

アメジストのモース硬度は7です。アメジストは、正しいお手入れをすれば耐久性が高い宝石であり、指輪やネックレスなど様々なジュエリーに適しています。

アメジストの原産地

アメジストのほとんどはブラジル産です。ブラジル産のアメジストは、黒紫色で内部に黒い斑点があるものが多く、黒い斑点が出ることで価値が大きく上がるケースもあります。

ザンビア産の濃い紫色が特徴のアメジストもありますが、色むらのある石が多いです。

さらに、ウルグアイでも産出することがあり、ザンビアと同じく濃い紫色をしていますが、粒が小さい傾向があります。ウルグアイでは大きな結晶は少なく、硬度も低いことが特徴です。

産地によって特徴があるため、購入の際は状態をチェックすることが大切です。

アメジストの歴史

アメジストは、紀元前2000年以上前の古代メソポタミアでは身分の高い方の印材として使われていました。歴史は非常に古く、アメジストは古来より魂を浄化する聖なる宝石だったということがわかります。

また、キリスト教会では、アメジストの指輪が司祭の正装として使われていたともいわれています。

アメジストの由来

キリスト教では指輪の装飾に、ユダヤ教では胸当ての飾りや、儀式のためにアメジストが使われていたといわれています。古代エジプトでは、アメジストはお守りとしても使われていました。

アメジストの語源はギリシャ語で「酔わない」という意味であり、ギリシャ神話に登場する月の女神「ディアナ」の侍女「アメジスト」に由来します。

アメジストを救うため、ディアナがアメジストの体を水晶に変え、そこにワインを注いだところ、美しい紫色になったという神話があり、そこからアメジストという宝石が生まれたとされています。

また、古代ローマの司教であった聖バレンタインがアメジストの指輪をしていました。そのため、結婚を禁じられていたカップルを助けたという伝説があり、「愛や恋人を象徴する石」ともされています。

アメジストの特徴

アメジストの見た目にはどのような特徴があるのでしょうか。色や効果など、主な特徴を解説します。

透明度の高いパープルカラー

宝石には様々な色がありますが、透明度の高いパープルカラーをした宝石は、実はあまり多くありません。

特に深みのある美しい紫となると数種類しかなく、アメジストは最も美しい色をした宝石のひとつです。

アメシストとも呼ばれる

アメジストは英語で「Amethyst」と書きます。発音をカタカナで書くと「アメシスト」となり、これが正しい宝石名です。

ただし、一般的にはアメ「ジ」ストと言われいます。どちらの言い方でも問題はないため、発音しやすい方を使いましょう。

ラベンダーアメジストはピンク色が強い

アメジストのなかでも、淡い紫色でピンクに見える柔らかな紫色のものを「ラベンダーアメジスト」と呼びます。

透明度が高く優しい色合いなので、様々な色のジュエリーや衣服に合わせやすいため、アクセサリーに最適です。

パワーストーンとしても効果がある

アメジストは古来より高貴さ、美しさの象徴として用いられてきました。気持ちをリラックスさせ、浄化するパワーストーンであり、愛の象徴といわれています。

そのため、恋愛成就を願う方が持つことが多いです。なかでもピンクアメジストの石言葉は「真実の愛」「女性らしさ」であり、自分の魅力を表に出すことで、愛される力を高めてくれます。また、マイナスのエネルギーを放出するパワーもあるため、幸せや良い縁を手に入れられるでしょう。

アメジストの宝石言葉

アメジストの石言葉は、「高貴」「安らぎ」「誠実」です。昔は聖なる人だけが身につけることを許可されたほどの神聖な石で、ネガティブなパワーをプラスのパワーに変化させる効果があるといわれています。

絆を深め、愛を守る強さを育むことから、「愛を守る石」としても人気です。

アメジストの一般的な3つの効果

アメジストは、宝石言葉であるように「高貴」「安らぎ」「誠実」「心の平穏」を象徴している石です。

精神的なストレスを解消し、心を健やかに保つ効果があるといわれています。ここでは、アメジストの主な効果を3つ紹介します。

恋愛がうまくいく

誠実さと真実の愛を表すことから、恋愛のお守りや、恋人や夫婦で身につけるペアジュエリーとしてもおすすめです。

また、インテリアとして夫婦の寝室に飾ると、悪夢を払い安眠する効果、夫婦関係が良好になる効果が期待できます。

精神が安定する

アメジストにはリラックス効果も期待できます。学生も社会人も、日常生活でストレスを抱えがちです。石が放つ優しい癒しの効果は、高ぶった感情を落ち着かせ、心を安定させてくれるでしょう。

また、アメジストは日常生活で起こる様々なトラブルにより傷ついた気持ちを癒し、疲労回復のヒーリング効果に優れた石です。恋を成就させたい方や、気持ちを安定させるためのお守りとして使用する方も多いです。

心身が疲れているとき、アメジストを手に持ったり、静かに見つめることで、心身ともにリラックスすることができるでしょう。

マイナスをプラスに変える

アメジストにはネガティブなエネルギーをポジティブに変える効果もあります。

アメジストの紫色は高貴さを象徴する色であり、良い波動を発するというスピリチュアルな意味があるといわれています。ネガティブなエネルギーをポジティブに変えれば、気持ちも前向きになり、性格も明るくなるでしょう。

ストレスにも強くなり、幸せを感じやすい体質に生まれ変われるかもしれません。最近うまくいかないなと感じるとき、何か嫌なことがあったとき、アメジストの神聖なパワーで運気を浄化することをおすすめします。

アメジスト実際に効果があった不思議な事象

アメジストは霊力が非常に強いといわれていますが、相性の良い人はさらに高い効果を得られるようです。そこで、アメジストを持った方の体験談を見ていきましょう。

魔除け効果

アメジストは身を守る石ともいわれ、悪い気を払う効果が高いとされています。お守りと聞くと、神社で購入できるものというイメージを持つ人もいるかもしれません。

ですが、お守りは霊や悪魔を追い払うためだけのものではありません。お守りには「悪いものを近づけない」という効果もあります。たとえば、アメジストには災難から身を守ったり、ネガティブで不快な出来事を未然に防ぐ効果が期待できます。

「悪いことが連続して起こっている」という方は、お守りとしてアメジストのアクセサリーを身につけると良いでしょう。

物事がうまくいく

アメジストを手に入れた後、「ある物事が順調に進んだ」という人の口コミもありました。詳しいことは書かれていないものの、嬉しそうに投稿している様子から、何かとても良いことがあったのだと想像できます。

勉強や仕事、対人関係など、あらゆる場面でよい結果を引き寄せる効果があると前向きになれるものです。アメジストの力を借りることで、良い出来事が自分のもとにやってきて、さらに良い結果をもたらしてくれることでしょう。

癒されて落ち着く

アメジストには気持ちや身体もリラックスさせる、ヒーリング効果があることはよく知られています。

X(旧ツイッター)には、実際にアメジストのヒーリング効果を体験した人の投稿もありました。「両親から贈られたハートのデザインのアメジストは、気分を落ち着かせる」との投稿です。

このアメジストは、投稿者が落ち込んでいるときにもらったものらしく、アメジストを胸に当ててゆっくり呼吸をすると、心が落ち着く効果があるとのことです。

アメジストは怖い?スピリチュアルな意味とは?

アメジストは「怖い石」といわれるほど、スピリチュアルな効果が高いことが特徴です。そこで、アメジストのスピリチュアルな意味について解説します。

アメジストの魔除け効果

アメジストは別名「守護石」とも呼ばれ、魔除よけの力が強いといわれています。

古代エジプトでは、魔除けの石として使われていただけではなく、キリスト教では「司教の石」とされ、レオナルド・ダ・ヴィンチも使用していたといわれています。

また、ヒーリング効果も高いことが特徴です。アメジストを胸に当ててゆっくり呼吸することで、精神が安定する効果が期待できます。

アメジストは怖い石とも言われている

様々なエネルギーを持つアメジストですが、持つことが「怖い」という方もいます。その理由のひとつは、「アメジストは人を選ぶ」と言われているからです。

持ち主と波長が合わないと、体調を崩したり、違和感を覚えたりするといわれています。感性の敏感な人は石酔いという症状が出ることもありますが、体が慣れると収まるようです。

「デリーの紫のサファイア」と呼ばれるこの宝石は、1800年代にインドの寺院から盗まれ、持ち主に不幸が重なりました。都市伝説だという声もありますが、真実は不明です。

アメジストの色の種類

アメジストは紫色のものが多いですが、同じ水晶の中にアメジストとシトリンの2色の水晶を含む「アメトリン」があります。

アメトリンは南米ボリビアのアナイ鉱山でしか産出しないため、希少価値が高い石です。バイカラーのように2つの色を持つ宝石は宝飾品として人気があります。

アメジストとの相性は石によって違う?

アメジストはスピリチュアルな効果が期待できるため、組み合わせる石によっては効果が半減したり、反対に効果を高められたりします。ここでは、アメジストと相性がよい石、悪い石を紹介します。

アメジストと相性がいい石

アメジストは、水晶系の石全般と相性がよいことが特徴です。特に相性が良い石として、以下の4つが挙げられます。

・シトリン

・アクアマリン

・ルチルクォーク

・ローズクォーク

浄化作用のある石と組み合わせると、アメジストがさらにパワーアップします。

シトリンは、金運を高めるほか、ポジティブな力も与えてくれるため、アメジストと組み合わせると財運だけではなくヒーリング効果も得られます。

恋愛成就など愛のお守りとしては、心に潤いを与え、心を豊かにするといわれるアクアマリンと一緒に持つのがおすすめです。

ルチルクォーツは障害を取り除いて物事を発展させるパワーがあるため、収入アップなど金運アップに効果があるといわれています。

ローズクォーツは、女性の喜びや幸せ、愛を引き寄せるといわれている石であり、アメジストと組み合わせると恋愛運がアップするでしょう。

アメジストと相性が悪い石

調和や精神の安定といった「心の平穏」を重視し、柔らかく優しいエネルギーを持つアメジストと相性が悪い石はほとんどありません。

ただし、使用する石によっては、アメジストのヒーリング効果が十分に得られない場合もあることを頭に入れておく必要があります。

たとえば、圧倒的な行動力を手に入れられる「タイガーアイ」はエネルギーが強いことが特徴です。タイガーアイとアメジストを組み合わせた場合、アメジストのヒーリング効果が薄れてしまう可能性があります。

精神安定などのヒーリング効果を期待してアメジストを持つ際には、組み合わせる種類に注意が必要です。

アメジストの人気の身につけ方

アメジストは上品で落ち着いた紫色が美しく、落ち着いた色合いのコーディネートに合います。

特にブルー系の華やかなコーディネートや、白を基調とした清楚な服装にアメジストのネックレスを合わせると、大人のエレガントなイメージを演出できるでしょう。

また、髪をアップにして、アメジストのピアスをつけるのもおすすめです。

アメジストを選ぶ時のポイント

品質にこだわったアクセサリーを購入すれば、何年も愛用できます。ここでは、アメジストの選び方について紹介します。

傷や汚れ・濁りがないものを選ぶ

アメジストに傷やひび割れ、白い濁りがないものは高品質とされています。経年劣化したアメジストは白っぽく濁ることがあります。

劣化が進行していることもあるため、表面の滑らかさだけではなく中までチェックしましょう。

色が鮮やかで濃く透明度の高いものを選ぶ

アメジストは、薄い紫色や濃い紫色など様々な色があります。

アメジストの質を左右するのは、鮮やかな色と抜群の透明度です。一般的には、紫色が明るく濃いほど価値が高く、薄いほど価値が低いといわれています。

また、色だけではなく、透明度もアメジストの価値の高さに比例することもポイントです。

アメジストの取り扱い時の注意点

アメジストにとって、光は天敵です。光に当たると、アメジストの美しい紫色が褪せることがあります。特に直射日光に長時間当てると、アメシストの美しい色が損なわれる可能性が高いため注意しましょう。

ガラスのジュエリーケースではなく、外から中が見えない素材やデザインのケースを選ぶと、日光による変色を防ぐことができます。

まとめ

色や透明度だけにこだわるのではなく、自分の直感で「欲しい」と感じたアメジストを購入すると、より大切にできるでしょう。また、不要なアメジストや宝石類は使用やメンテナンスをせずに保管していると、状態が悪くなります。

スピリチュアルな効果も得られなくなる可能性があります。そのため、使用していないものは買取りに出し、現在の自分が求めているパワーを得られる宝石を購入しましょう。

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