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クリソベリルキャッツアイを所有する意味とは?効果や価格について!

クリソベリルキャッツアイを所有する意味とは?効果や価格について!

神秘的なイメージをかきたてるクリソベリルキャッツアイは国内外問わず人気の宝石です。猫目石とも呼ばれる通りに、石の中央に筋状の光があらわれるシャトヤンシー効果を持つことからキャッツアイの名がつくようになりました。猫好きでなくとも憎めないのが子猫のつぶらな眼。よく見ると眼の中の瞳は黒くタテ長でそれが尚更愛くるしくも魔性的でさえあります。
そんな猫の眼の情景を宝石の中に再現したのが、猫眼金緑石、すなわちクリソベリルキャッツアイなのです。クリソベリルキャッツアイの特徴や効果、価格について説明していきます。

クリソベリルキャッツアイの名前の由来

名称の由来クリソベリルの由来は、ギリシャ語の「chrysos(金)」とベリル(緑柱石)の名称の基となった「beryllos(宝石)」からきています。「クリソベリルキャッツアイ」という宝石名は、見た目そのままに、シャトヤンシーの輝きを「キャッツアイ/Cat'sEye」と呼んだことから生まれました。猫目石とも呼ばれる通りに、石の中央に筋状の光があらわれるシャトヤンシー効果を持つことからキャッツアイの名がつくようになりました。

ちなみにクリソベリル以外にもシャトヤンシー効果を持つ宝石には、トルマリンやアクアマリンなど50種類以上存在します。しかし美しさと希少価値においてはクリソベルキャッツアイがナンバーワンといえます。

クリソベリルキャッツアイの産地

変色効果のあるアレキサンドライトをはじめとするクリソベリルは、非常に稀少な宝石で年間の生産量は1万カラット前後といわれています。さらにクリソベルキャッツアイのようなシャトヤンシー効果を持つ石はさらに少なく、年間1000カラットにも満たないことも。以前はインドなどでも産出されていましたが、現在宝石レベルの石が産出される場所はブラジル、マダガスカル、スリランカの3か所に過ぎません。

クリソベリルキャッツアイの歴史

産地が極めて限定されることが影響してか、クリソベリルキャッツアイが宝飾史に登場した回数はそれほど多くはありません。クリソベリルキャッツアイがクローズアップされた歴史に残る事件といえば、英国王室がエンゲージリングに選んだことが挙げられるでしょう。19世紀に英国王子がプロシアの王女にクリソベリルキャッツアイの指輪を贈ったことで、英国はじめヨーロッパ各国で一躍人気の宝石となりました。

よく知られたクリソベリルキャッツアイには、アメリカのスミソニアン博物館に所蔵されたスリランカ産「マハラニキャッツアイ」や英国王室が所有する世界最大の312ctのスリランカ産「ケーキアイ」があります。日本ではオリンピック景気に沸いた当時の首相「池田勇人」氏が、スリランカ訪外遊時に1000万円ものクリソベリルキャッツアイを購入したことで話題となりました。これがきっかけとなり日本女性に「猫目石の指輪」が流行した時期がありました。

クリソベリルキャッツアイに込められたパワー

クリソベリルキャッツアイは、古くからアジア全域で邪気を払い幸運を呼ぶと言い伝えられてきました。高いパワーを持ち、所有者に幸福と繁栄を約束してくれまる石として大切にされてきました。

そのほかのクリソベリルキャッツアイには以下のような効果があると信じられています。

「思いやり」「許し」「優しさ」「寛大さ」「善意」「希望」「楽観」

稀少価値の高いクリソベリルキャッツアイ

クリソベリルキャッツアイはキャッツアイ効果=シャトヤンシー効果を持つクリソベリルですが、クリソベリル自体が稀少宝石のひとつ。さらにクリソベリルキャッツアイと呼ばれるにふさわしいシャトヤンシー効果や理想の色合いを持つ石となると極めて貴重です。

シャトヤンシー効果の秘密

シャトヤンシー効果の有無によって価値が大きく変わるクリソベリルですが、シャトヤンシー効果が実現するためにはどのような条件が必要なのでしょうか?シャトヤンシー効果を得るためには、石の内部に密集する平行に並んだ繊維状組織に沿った正しいカットが必要です。

この内部組織が光を受けたときに反射することによって、シャトヤンシー効果が表れるのです。正しく位置合わせされたカットによって、シャトヤンシー効果がもたらす神秘的な光の筋を見ることができるのです。ちなみにシャトヤンシーのスペルは、フランス語の猫(Chat)に由来するものです。

市場から見たクリソベリルキャッツアイの評価基準

カボションカットされた石の表面にシャトヤンシー=光の筋が出る宝石は50種類あるといわれています。しかし通常キャッツアイと呼ばれるシャトヤンシー効果を持つ宝石といえば、クリソベリル・キャッツアイのことを指しています。ここでは一般的なクリソベリルキャッツアイの評価基準についてご紹介します。

シャトヤンシー効果

クリソベリルキャッツアイの価値を決める最大のポイントは、どれだけ鮮やかな「シャトヤンシー効果」が現れているかにあります。シャトヤンシーとは明るい場所で見る猫の目の瞳孔のように、石の中央にあらわれる光の線が鮮明にあらわれる現象を指しています。また光源のあたり具合によって色が切り替わる点も面白い特徴です。このシャトヤンシー効果が強く表れる石ほど評価が高くなります。

カラー

クリソベリルキャッツアイで最も高くされるカラーはハニーイエローと呼ばれる緑がかった黄色です。また「ミルクアンドハニー」と呼ばれる濃い褐色にミルク色のシャトヤンシーが際立つ石は特に高値で取引されています。

透明度

クリソベリルキャッツアイにおける『透明度』も重要なポイントのひとつとなります。シャトヤンシー(キャッツアイ効果)を生み出す為に不可欠なものが液体チューブ、平行繊維状のインクリュージョンの存在です。このインクリュージョンにより内部で光反射が起こり、線が浮かびます。キャッツアイ効果に必要なインクリュージョンが多く含むほど鮮やかな線が出ますがそのインクリュージョンが多すぎると透明度は当然損なわれてしまうこととなります。シャトヤンシー効果が鮮やかに浮かび、透明度が高ければ高い程その評価は大きく変わります。

大きさ

ほとんどのクリソベリルキャッツアイは1カラット未満となり、1カラットを超える大きさになればその価値も大きく変わります。元々希少性が高い宝石ですので、0.3ct程の小粒であっても質により高値がつくことも多い宝石です。また上記でお伝えの通り、スリランカ産は比較的大きいものがとれますが質はやはりロシア産、ブラジル産に劣るため大きな価値はつきません。

宝石通を惹きつけるクリソベリルキャッツアイの魅力

クリソベリルキャッツアイの石の内部には、主成分が水でできている平行状のインクルージョンが入っています。それは針状だったりチューブ状だったり、形状は一つではありませんが、いずれも同じ向きに平行状に入っています。これらの平行線状の含有物が底面に対して平行になるようにカボションカットを行うと、キャッツアイ効果が発生します。カボションカットのカット面がレンズのような役割となって光を集めるため、キャッツアイ効果が得られるというわけなのです。

ですので、もともと針状のインクルージョンを持つクリソベリルであっても、カットを失敗してしまうとクリソベリルキャッツアイとしての市場価値がなくなってしまうということなのです。宝石にとっていかにカットが大切かというのがよく分かります。

特に希少価値の高いキャッツアイ

キャッツアイにも、様々な種類の宝石があります。宝石というと、やはり価値が高いものが気になりますよね。そこで、希少価値があると言われているキャッツアイについて紹介します。

クリソベリルキャッツアイ

クリソベリルキャッツアイは、皆がよく知るキャッツアイです。よく知られているものの、とても希少価値が高い宝石と言われています。ブラウンやイエロー系の石で、和名では「金緑石」と呼ばれています。クリソベリルキャッツアイの中でも、光の筋が綺麗に入っているものは特に希少価値が高いとして認められています。また、色が「ハニーカラー」のものや「アップルグリーン」のものも高価な取引がされることで有名です。

アレキサンドライトキャッツアイ

アレキサンドライトは、蛍光灯の下では青く見え、太陽の光の下では赤く見える不思議な石です。アレキサンドライトは非常に高価な宝石と言われています。そのアレキサンドライトにキャッツアイ効果が見られるものは、かなりの希少価値とされており、非常に高値で取引されます。アレキサンドライトキャッツアイは、最も高価なキャッツアイの1つです。

エメラルドキャッツアイ

エメラルドだけでも高価な宝石と言われています。しかし、キャッツアイが含まれるエメラルドは、さらに希少価値があるとされ稀な宝石と認識されています。

アクアマリンキャッツアイ

アジアやアフリカなどが産地になるアクアマリンにも、キャッツアイ効果が見られるものがあります。「サンタマリアアクアマリン」が特に価値が高いとされていますが、キャッツアイが入ったものも希少価値があると言われています。

トルマリンキャッツアイ

トルマリンには、グリーンやピンクなど様々な色があります。中には、バイカラーのものもあり、「バイカラーキャッツアイ」と呼ばれます。トルマリンのバイカラーキャッツアイはとても珍しいので、貴重と言われています。

シリマナイトキャッツアイ

シリマナイトは、ゴールド系の石です。珍しい石と言われており、識別も加工も難しいと言われています。そのため、綺麗に加工されたものには、それなりの価値が付けられるでしょう。シリマナイトにキャッツアイが入るものは、より珍しいと言われています。また、シリマナイトキャッツアイは、「ファイブロライトキャッツアイ」と呼ばれることもあるので覚えておきましょう。

アパタイトキャッツアイ

深めのブルーが綺麗な宝石です。ブラジルなどで採れる石ですが、最近はブルーアパタイトが希少になってきていると言われています。ブルーアパタイトにキャッツアイが入っていると、より高価な値段で取引されることでしょう。

レッドベリルキャッツアイ

レッドというくらいなので赤い色の宝石ですが、その色はルビーやガーネットのような発色ではありません。どちらかというと、ピンクが強めの赤です。レッドベリルは、アメリカのユタ州やその周辺でしか採れません。そのため、ただでさえ希少価値があるのに、キャッツアイが入っているとなるとさらに高価な宝石になるでしょう。

キャッツアイの効果

希少価値が高いキャッツアイは、持っているだけで様々な効果を発揮しそうですね。お守りとして、自分自身を守ってくれるような気持ちにもなります。キャッツアイには、どんな効果があるのか詳しく紹介していきます。

魔除け効果

キャッツアイはクリソベリル(金緑石)の変種で「猫目石」とも呼ばれる、暗闇で光る猫の目のような蜂蜜色の輝きを持ったパワーストーン。非常に強い陽エネルギーを持った魔除け効果がある石として、古代よりお守りとして使われてきました。邪悪なものを跳ね除け、幸運を呼ぶと言われています。

持ち主を他人の悪意や危険から守り、悪いエネルギーを転換して良いエネルギーにしてくれるでしょう。邪悪な波動をシャットアウトするので悪縁を絶つためにも効果的。持ち主に嫉妬や怒りを感じている人を寄せ付けません。そして障害や困難を乗り越える力を持ち主に与え、運気を良い方向に流れるように定めてくれます。憂鬱さをなくしてやる気や判断力をもたらしてくれるので、日常生活やビジネスなどあらゆるシーンに期待できます。悩みや不安を取り除き、新たな道を開いてくれるパワーストーンです。

縁起りの効果

キャッツアイは硬度が高い、比較的丈夫な石なので取扱いに注意することはあまりありません。どんな浄化方法でも大丈夫です。ただし日光に当てる際にはやや退色する恐れがあるので、短時間で済ませるようにしてください。流水を使った浄化や盛り塩に埋める方法なども有効ですが、宝石的な価値が高い石でもあるので、水晶クラスターに乗せる方法やセージの香りによる方法などで石をなるべく傷めないようにすると良いでしょう。おすすめは月光による浄化です。猫は夜に活動するものですから、月の光との相性が抜群。新月から満月になっていく、月が満ちていく期間に行いましょう。

最も効果が高いのは満月の夜です。窓辺など直接月の光が当たる場所に30分から2時間ほど置いておきましょう。真夜中になる前に行ってください。柔らかな月の光で、より石が輝きを増すはずです。

ポジティブになる

自分が抱えるネガティブなエネルギーやオーラを取り除き、さらにはポジティブなパワーを引き付けることができると考えられています。自分自身の考え方や気持ちがポジティブになるという効果も期待でき、直観力が研ぎ澄まされるうえ、発想が豊かになると言われています。

まとめ

いくつか紹介いたしましたが、キャッツアイと言ってもたくさん種類が存在しています。キャッツアイは、「シャトヤンシー効果」というものがあり、この効果があるだけでまるで全く違う宝石に見える効果があります。キャッツアイは、希少価値が高い宝石です。もし、キャッツアイをお持ちならば、大切に取り扱ってくださいね。そして、キャッツアイが持つ効果を信じて、お守りとしても持つことをおすすめします。

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