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1月誕生石「マリガーネット」の石言葉とは?価値や効果・色の特徴を解説

1月誕生石「マリガーネット」の石言葉とは?価値や効果・色の特徴を解説

マリガーネットは1月の誕生石であり、他の宝石と同様にヒーリングストーンとしても知られています。ここでは、マリガーネットの価値、効果、そして色の特徴について詳しく解説します。

1月の誕生石「マリガーネット」の基本情報

名前 マリガーネット
英語名 Mali Garnet
和名 柘榴石(ざくろいし)
黄色、黄褐色、黄緑、薄緑、赤茶色、赤褐色、茶色
グループ ウグランダイト
硬さ(モース硬度) 約7
光沢 ガラス光沢
化学成分 (CaFe)3Al2(SiO4)3
結晶系 等軸晶系
誕生石 1月(ガーネット全体)

マリガーネットの特徴

マリガーネットは、1990年代にマリ共和国で発見されたガーネットの一種です。この天然石は、グロッシュラーガーネットとアンドラダイトガーネットの成分が混ざり合って形成された固溶体です。

透明感が強く、含まれる成分によってグリーンだけでなく、黄色や茶色になることもあります。そのため、幅広いカラーの宝石として市場に流通しています。

マリガーネットのモース硬度

マリガーネットのモース硬度は約7です。

モース硬度とは、「鉱物同士を引っ掻いたときに傷がつくかを示す指標」で、1から10までの範囲で表されます。1が最も柔らかく、10が最も硬いとされ、モース硬度が約7のマリガーネットは比較的硬い石とされています。そのため、日常の着用にも十分な耐久性を備えています。

マリガーネットの原産地

マリガーネットの主な原産地は、西アフリカのマリ共和国のケイズ周辺です。最近では、スリランカやマダガスカル、タンザニアなどでも産出されています。

さらに、1994年にセネガルとモーリタニアの国境近くのサハラ砂漠で、美しい黄色の色調を持った天然石が発見されました。

この中でも、マリ共和国は採掘量が多く、西部には約4億年から5億年前の苦灰石と石灰岩からなる大きな層があります。その付近は、金緑石などの天然石が多く発掘されるエリアになります。

マリガーネットの歴史・由来

マリガーネットの名前は、原産国のマリ共和国にちなんで「マリガーネット」と呼ばれています。

しかし、これはコマーシャルネームであり、鑑別書にはグロッシュラーガーネットとアンドラダイトガーネットの2つの種別が記載されます。

また、マリガーネットを英語で表記する際に「Mari」と書かれているのを見かけることがありますが、国名由来であるため、「Mali」が正しいスペルとなります。

マリガーネットの石言葉や意味

マリガーネットの石言葉は、勇気、情熱、権力、勝利などです。これは、何にでも挑戦する力を高め、未来を開拓する勇気と情熱を持つことを意味します。

困難を突破する力があると言われており、厳しい状況下になるほど強いパワーを与えてくれると信じられています。

さらに、エネルギーバランスを調整して気の流れを良くする効果もあるとされています。金運にも効果があるとされており、非常に人気のある宝石です。

マリガーネットのヒーリング効果

他の宝石と同様に、マリガーネットもヒーリングストーンとして使用できます。ここでは、マリガーネットを身に着けることで得られる3つのヒーリング効果をご紹介します。

治癒効果

マリガーネットの治癒効果として主に以下の6種類が挙げられます。

・出血

・悪夢

・敗血症

・肝臓の問題

・心臓の問題

このように、マリガーネットを身に着けることで、血液関連の問題や内臓のトラブル、悪夢の改善などに効果があると考えられています。

※上記はスピリチュアル的な思想であり、効果効能を保証するものではありません。

自信を高め心を癒す効果

マリガーネットは、親密さを深め、人間関係に恩恵をもたらすと信じられています。また、創造性や自信を高める効果もあると言われています。

その他の効能として、人生の転機を好転させること、家族の絆を深めること、混沌とした時期やストレスの多い時期に平和をもたらすことが挙げられます。

※上記はスピリチュアル的な思想であり、効果効能を保証するものではありません。

問題解決効果

マリガーネットは、精神的な閉塞問題を解決できると言われています。

この石は、自尊心やアイデンティティの中心である太陽神経叢チャクラと関連しており、身に着けることで、自信喪失や混乱が生じた際に調和をもたらすと信じられています。

そのため、マリガーネットはネガティブなエネルギーを浄化し、精神的なバランスを整える効果があるとも考えられています。

※上記はスピリチュアル的な思想であり、効果効能を保証するものではありません。

マリガーネットの色の特徴

マリガーネットのカラーは、緑色や茶色、黄色などが一般的です。しかし、自然が作り出したさまざまな色合いが存在するため、非常に魅力的な宝石です。

また、単色だけでなく、2色で構成されたバイカラーや、2色以上のパーティカラードなど、複数の色が混在する場合があります。

個体によって色の表情が変わるのが、この宝石の最大の魅力であり、珍しい2色以上の宝石はコレクターに人気があります。

このように、多くの色彩が存在するのは、グロッシュラーガーネットとアンドラダイトガーネットの成分比率によって色が決まるためです。

グロッシュラーガーネットの成分が多いと緑色系に、アンドラダイトガーネットの成分が多いと鉄分が増え、黄色や茶色のカラーになります。

マリガーネットの価値基準

マリガーネットは、透明感があり美しい色を持つものほど高価になります。

その輝きはカットによっても大きく左右されるため、価値にも影響します。さらに、カラットやサイズ、分散度も重要な評価ポイントです。ここでは、マリガーネットの価値を決める5つの基準をご紹介します。

価値基準➀ 色

マリガーネットは色によって価値が異なります。

中でも最も価値が高いのは、希少なクロムグリーンです。ただし、石の発色具合によっても評価が異なり、黄色系や黄緑色でも発色が良ければ高い評価を受けることがあります。

一方、透明感がなく濁っているような茶色系は、最も低い評価を受けます。また、緑色や黄色でも暗い色調になると、価値が下がる傾向にあります。

価値基準➁ カット

宝石品質のマリガーネット原石は、その多くがファセットカットされます。優れたカットによってまばゆい輝きを引き出せるため、高額で取引されることが一般的です。

特に茶色系のマリガーネットは、カットによって輝きが一層際立ち、市場価値が高まる傾向があります。

一方、低品質の原石はカボションカットされることもありますが、マリガーネットのカボションは非常に珍しいです。

価値基準➂ 透明度

マリガーネットの価値は、透明度が高く、高品質なものほど高く評価されます。

高品質なマリガーネットでは、肉眼で見える内包物がほとんどありません。しかし、他のガーネットと同様に、気泡のような内包物を含むことがあります。このような内包物を含むものは低品質とされ、その価値が下がる傾向にあります。

価値基準➃ カラット・サイズ

マリガーネットは、サイズが大きいほどカラット当たりの価値が高くなることがあります。

これは、ほとんどのマリガーネットが1990年代に採掘されており、大きなサイズの原石が非常に少ないためです。

現在市場に流通しているファセットカットされたマリガーネットの多くは3カラット未満で、その中でも1カラット以下のものが大半を占めています。

そのため、マリガーネットは希少価値が高く、大きなものほど価格が高くなる傾向があります。

価値基準⑤ 分散

マリガーネットの評価には、分散も重要な基準となります。

分散とは、宝石に光が当たることで生まれる虹色のような輝きを指し、宝石業界では「ファイア」と呼ばれています。

分散度が高いほど、色彩の幅が広がり美しい輝きを放ちます。そのため、マリガーネットの価値を判断する際には、その輝きも価値基準の1つになるのです。

マリガーネットの買取・価格相場

マリガーネットは産地が限られている上に、大きな原石の採掘が難しいため、希少価値が非常に高いとされています。では、実際の市場価格はどの程度なのでしょうか。ここでは、マリガーネットの買取相場と価格相場について詳しくご紹介します。

マリガーネットの買取相場

マリガーネットの買取相場は、宝石の品質やカラットだけではなく、ジュエリーの地金部分の材質や重さによっても金額が大きく変わります。

サイズが大きいものや、高品質のマリガーネットであれば高額で買取をしてもらえることもあります。詳細な金額が知りたい場合は、宝石鑑定の実績がある専門店に相談し、その価値を確認してみることをおすすめします。

マリガーネットの価格相場

マリガーネットの価格相場は、品質に大きく左右されます。

内包物や窪みがなく、クリアなビビッドイエローカラーを持つものは希少価値が高く、1.32カラットで約70,000円で取引されることもあります。

一方、美しい輝きが特徴のイエローゴールドのマリガーネットは、1.99カラットで約3,000円の相場です。

また、希少なライムイエローカラーのマリガーネットは、小さくても高値が付きやすく、0.79カラットで約7,000円で取引されます。一般的にオレンジ褐色のものが多い中で、ライムイエローは特に珍しいです。

アクセサリーとして加工されたマリガーネットは、10,000円台から50,000円台で購入可能で、使用される石の大きさやクオリティによって価格に幅があります。

そのため、石の品質にこだわらなければ、比較的手頃な価格で購入することもできます。

マリガーネットのお手入れ・保管方法

マリガーネットのお手入れや保管にはいくつかのポイントがあります。特に、マリガーネットは熱や直射日光に弱いため、保管には注意が必要です。ここでは、マリガーネットのメンテナンスのコツを2つご紹介します。

マリガーネットのお手入れ方法

マリガーネットの普段のケアは、表面を優しく拭くだけで十分です。傷をつけないよう、柔らかい布でお手入れしましょう。

布で丁寧に拭いても汚れが取れない場合は、水やぬるま湯で汚れを洗い流すか、薄めた中性洗剤を使用して汚れを取ると良いです。

その際、柔らかいブラシなどを使用して丁寧に優しく擦り洗いを行いましょう。中性洗剤を使用する場合は、しっかりと洗い流すことがポイントです。

また、マリガーネットは熱に弱い性質があるため、熱いお湯などの使用は避けるよう注意しましょう。洗い流した後は、乾いた布やタオルで丁寧に水分を拭き取ってください。

マリガーネットの保管方法

マリガーネットを保管する際は、直射日光を避け、涼しい場所での保管が望ましいです。

そして、仕切りのあるジュエリーボックスや専用の箱を用意して、他の宝石と分けて収納しましょう。これは、宝石同士が触れ合うことでお互いに傷をつける可能性があるためです。

マリガーネットのモース硬度は約7と比較的硬いですが、ダイヤモンドやルビーの方が硬度が高く、触れるとマリガーネットが傷つく恐れがあります。

また、モース硬度がマリガーネットよりも低い宝石と一緒に保管すると、逆にそれらの宝石を傷つけてしまう可能性もあります。

そのため、マリガーネットは涼しい場所に保管し、他の宝石と触れ合わないよう注意して収納することが大切です。

マリガーネットと相性の良いジュエリー

マリガーネットと相性の良いジュエリーとして、以下の4種類が挙げられます。

・リング

・イヤリング

・ネックレス

・ブレスレット

では、それぞれについて確認していきましょう。

リング

マリガーネットはリングとの相性が良く、センターストーンとして美しく輝きます。

鮮やかな色合いが手元に注目を集めるため、婚約指輪やカクテルリングに最適です。また、ダイヤモンドやサファイア、アクアマリンなどの他の宝石を引き立てるアクセントストーンとしても使用できます。

さらに、マリガーネットとダイヤモンドを組み合わせたエタニティバンドは、美しい色のコントラストを生み出します。

イヤリング

イヤリングは、マリガーネットと相性の良いジュエリーで、輝きを表現するのに最適なアイテムです。

スタッドイヤリングやダングルイヤリングでは、さまざまな形にカットされたマリガーネットを取り付けることができます。

美しさを引き立てるために、ダイヤモンドと組み合わせて、K18のイヤリングにセットするのも良いでしょう。

ネックレス

マリガーネットは、あらゆるネックレスのデザインに美しいアクセントを加えます。

特にダイヤモンドや他の色の宝石と組み合わせると、ペンダントネックレスにポップな色と輝きを加えます。また、マリガーネットのビーズをつなげて美しいネックレスを作ることもできます。

ネックレスをデザインする際は、宝石の特性と色を考慮しましょう。例えば、宝石が深いオレンジの色合いをしている場合、イエローゴールドと組み合わせると、温かみのある魅力的な組み合わせが生まれます。

一方、宝石が落ち着いたグリーンの色合いをしている場合は、ホワイトゴールドやプラチナにセットすると、その独特の色が引き出されます。

ブレスレット

マリガーネットを使って、人目を引くユニークなブレスレットを作ることができます。

テニスブレスレットやバングルにセットすることで、美しく洗練された外観が演出されます。ブレスレットをデザインする際には、小さな石が適しているため、宝石のサイズを考慮することが重要です。

また、宝石の色を引き立てるために、ダイヤモンド、真珠、ガーネットなどの他の宝石と組み合わせるのも良いでしょう。

まとめ

今回はマリガーネットについてご紹介しました。

マリーガーネットにはさまざまな色合いがあるため、自分好みのジュエリーを探せるのも魅力の1つです。そのため、どのような人にもおすすめできる宝石です。

少しでも興味が湧きましたら、ぜひお気に入りのマリーガーネットを探してみてはいかがでしょうか。

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