ブランドのはじまり
「アガット(agete)」は日本のアクセサリー・ジュエリーブランド。サザビーリーグが展開するブランド。シンプルで洗練されたなかにも、時代感覚のあるファッションジュエリーやアクセサリーを製作している。ゴールド、シルバー、半貴石、貴石を使ったベーシックアイテムを中心に、コンテンポラリーな素材を使ったアイテムから、オリジナリティーに富んだ海外デザイナーもの、古き良き時代のアクセサリーまで幅広い。素材や国にとらわれず、ミックス感あふれる商品を多彩に展開しています。
【1990年】ブランドスタート
【1990年6月9日】東京・青山の骨董通り沿いにアガット1号店がオープン
【1990年 中期】ラブラドライトを使ったジュエリーを多数提案
エボニー(黒壇)やチェリーアンバーなど自然が育んだ素材や、隕石や花崗岩など通常ファッションジュエリーにはなかなか使われない石が持つ、ありのままの美しさ。中でもラブラドライトは他には無い独特のニュアンスがとても魅力的な石で、この頃から数多くのジュエリーに使われるようになりました。様々な石や鉱物に触れ、アガットの石への想いもこの頃からより強くなりました。
【2000年 初期】「モチーフ」「チャーム」の登場
デザインの中によりクラシカルな雰囲気が強く見えてくるようになったこの時代、今やアガットのアイコンとも言える「モチーフ」と「チャーム」を定着させていきました。自分好みのデザインを選び、スタイルに合わせて重ね着けが出来るチャームは、アガット独自のファッション性が感じられる代表的なアイテムとなりました。また「アニバーサリー」という考え方が生まれたのもこの頃。ジュエリーがよりパーソナルな存在であり、人生に寄り添う価値ある逸品であってほしい、と願うアガットならではのコレクションも誕生しました。
【2000年 中期】よりフェミニンで華奢なデザインが主流に
ファッションジュエリーとしては、少しかしこまった雰囲気のあるカメオやアンバーなども、アガットのエッセンスを加える事で、今までにない新しいデザイン生み出しました。それはジュエリーの可能性を広げ、若い女性たちにも受け入れられるようになりました。同時に趣向の多様化と選択肢の広がりは商品にも表れ、シーズンモチベーションに合わせた「期間限定」という考え方も確立していきました。
【2010年 初期】ファッションとして楽しめるタイムレスなジュエリーを
トレンドを意識しながらもベーシックなデザインが好まれるように。新しい挑戦をしながら素材にフォーカスし、上質なK18やダイヤモンドのラインナップも拡充していきました。中でもダイヤモンドのルース(粒)に直接穴をあけてネックレスにアレンジするデザインは、石の輝きをそのまま楽しむ贅沢なものでした。例え同じダイヤモンドのネックレスであっても、石の留め方やチェーンのデザインにこだわり、“アガットならでは”と言えるこなしを忘れません。
to be continued…
アガットのライン
■agete(スタンダードライン)
agete内の1つのブランドとしての「agete」とは、明確な記述はないものの、ageteのメインブランドと思われるブランド。オンラインショップでも一番商品数が多い。シンプルで洗練されたデザインの中にも、時代感覚のあるジュエリーを集めたアガット。
■agete classic(ハイエレガンスライン)
オンラインショップを参考にすると、アガットやアガットファーストより明確に価格が高く、ある程度金銭的に余裕のある大人世代の女性がターゲットと思われるブランド。 4℃の大人向け「EAU DOUCE 4℃」などが競合ブランドと思われます。オンラインショップの商品数は少なめ。価格帯は幅広く、一部15万円前後の高額品もあり。繊細なのに印象は深く、 素材や技法にこだわりながらも主張はさりげなく。古き良き時代の輝きが洗練を重ねて蘇る、気品あふれるジュエリー。
■agete SELECTION(セレクトショップ)
刺激を楽しむ大人の女性たちへ。ときに繊細に、ときに大胆に、存在感たっぷりのジュエリー&アクセサリーが揃うセレクトショップ「agete SELECTION」。おしゃれ心をくすぐる世界各地のクリエーションを発信します。海外のジュエリー作家さん達の作品を取り扱っていたりしています。
■agete first(初めて身に付ける人向け)
agete事業内のブランド、貴金属を使用しないカジュアルなアクセサリーから、ゴールドやカラーストーンを使用した本物のジュエリーへのファーストステップとなることをイメージしたラインです。明記はないものの、例えば 4℃ブランドとファーストジュエリー世代向けブランドとして「canal 4℃」というブランドがあるように、価格帯の安さから考えても、まだジュエリーには手を出したことのない若年層でも買えるような価格帯の若い世代ターゲットと思われるブランド。価格帯はcanal 4℃と大体同じくらいで、単価1万円弱から2万円が中心。(一部はもう少し高額)そして、オンラインショップでの商品数も豊富。ジュエリーへの憧れと、おしゃれへの好奇心を刺激する 「アガット・ファースト」。洗練されたファッションアクセサリーが揃います。
■agete FOR MEN(メンズライン)
アガットフォーメンは、日本発のジュエリーブランド・アガットのメンズラインブランドです。リング、ピアス、ネックレス、時計など、西洋の伝説や伝統をスマートに表現したジュエリーたちは、大人の男性を引き立てるジュエリーとして人気が高く、アガットらしく繊細で華奢なデザインに惚れ込まずにはいられません。
■agete ADDITION(デザイン性豊かなライン)
「ぴったりのサイズを一番似合うデザインで」今までサイズが無くてアクセサリーを諦めてしまっていた方や、いつもと違う雰囲気でアクセサリーをつけてみたい方へ。アガットならではの華奢で繊細なデザインはそのままに、サイズや長さを変えただけではなく、幅広い方へ似合うように厚みや大きさを絶妙なバランスで変えて展開しています。
まとめ
様々なラインやデザインで人々を魅了するagete。その時々の生き方やファッションといった時代の流れを映しながら、常に新しいファッションジュエリーやアクセサリーを提案しているジュエリーブランドです。