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【0.1~2.0ct】ダイヤモンドの買取相場一覧!価値基準と売却時のポイントとは?

【0.1~2.0ct】ダイヤモンドの買取相場一覧!価値基準と売却時のポイントとは?

ダイヤモンドは永遠にうっとりできるような輝きで魅了している宝石ですが、年々高騰し続け、簡単に手を出せるものではありません。価格相場はどのように決まるのでしょうか。今回は現在のダイヤモンドの買取相場とダイヤモンドの価値を決めるポイントについてご紹介します。

カラット別のダイヤモンド参考買取相場価格の目安

ダイヤモンドはカラットごとに相場が存在しますが、ダイヤモンドのグレード(ランク)によって細分化されています。基本的にカラットの大きさが大きいほど高くなりますが、ダイヤモンドそのものの評価によって上下する仕組みとなっているのです。

評価基準については後述で詳しく紹介しますが、米国宝石学会が提唱する「4C」と呼ばれる国際基準に沿って、鑑定機関がダイヤモンドを鑑定します。そして、その結果は「鑑定書」として、商品の中に付属しています。

ここでは、その評価基準に沿った、2024年11月1日現在の価格相場をまとめてみました。社会情勢によって変動する場合するため、あくまでも「買取参考価格」として見てください。

0.05ctのダイヤモンドの買取相場価格の目安

ブレスレットなどのアクセサリーでよく使われます。

しかし、ダイヤモンドとしての価値は0.2カラット以上と言われていますので、買取金額は控えめです。

一般的に平均5,000円ほどの相場となっていますが、他の宝石の飾りとして配置された商品であれば、金額が高くなる場合があります。

0.1ctのダイヤモンドの買取相場価格の目安

0.1カラットもネックレスやペンダントなどのアクセサリーとして販売されています。

0.05カラットよりも金額は高いですが、0.2カラット以下のサイズなので、やはり控えめな金額になります。

平均で5,000円~8,000円前後の価格ですが、評価が高ければ1万円以上となるケースもあります。

0.3ctのダイヤモンドの買取相場価格の目安

・VVS1

Excellent Verygood Good
D ¥81,750 ¥74,310 ¥66,900
E ¥76,650 ¥69,660 ¥62,700
F ¥68,970 ¥62,700 ¥56,430
G ¥58,770 ¥53,430 ¥48,090
H ¥53,640 ¥48,780 ¥43,890

・VVS2

Excellent Verygood Good
D ¥71,520 ¥65,040 ¥58,530
E ¥63,870 ¥58,050 ¥52,260
F ¥58,770 ¥53,430 ¥48,090
G ¥53,640 ¥48,780 ¥43,890
H ¥51,090 ¥46,440 ¥41,820

・VS1

Excellent Verygood Good
D ¥61,320 ¥55,740 ¥50,160
E ¥56,190 ¥51,090 ¥45,990
F ¥53,640 ¥48,780 ¥43,890
G ¥51,090 ¥46,440 ¥41,820
H ¥48,540 ¥44,130 ¥39,720

・VS2

Excellent Verygood Good
D ¥53,640 ¥48,780 ¥43,890
E ¥51,090 ¥46,440 ¥41,820
F ¥48,540 ¥44,130 ¥39,720
G ¥45,990 ¥41,820 ¥37,620
H ¥43,440 ¥39,480 ¥35,550

・SI1

Excellent Verygood Good
D ¥45,990 ¥41,820 ¥37,620
E ¥43,440 ¥39,480 ¥35,550
F ¥40,890 ¥37,170 ¥33,450
G ¥38,340 ¥34,830 ¥31,350
H ¥35,760 ¥32,520 ¥29,280

・SI2

Excellent Verygood Good
D ¥38,340 ¥34,830 ¥31,350
E ¥35,760 ¥32,520 ¥29,280
F ¥33,210 ¥30,210 ¥27,180
G ¥30,660 ¥27,870 ¥25,080
H ¥30,660 ¥27,870 ¥25,080

0.3カラットのダイヤモンドは、人気があるサイズです。結婚指輪はよくこのサイズを選ぶことが多いです。直径は4.3mmであり、手が小さめの方でも存在感を感じられる大きさで、様々なシーンで身に着けることができます。

0.2カラット以上であれば、一般的なダイヤモンドとしての価値がつきますので、買取業者では上記のような表を載せていることが多いです。他の宝石とは異なり、基本的に鑑定書に書かれている、VVS1やVS1といったクラリティグレードを基準に鑑定するため、価格の差が大きくなります。

表の左側にあるD~Hは、カラーグレードを表しています。Dであれば無色、Hであれば若干の色味があるということになります。濁りがないほど評価される仕組みです。そして、角度を変えたときの輝き方やカットによって最終的な価格が決定されます(買取業者によって変わる場合がございます)。

0.3カラットでもクラリティが高ければ7万円以上になることもあります。ジュエリーであればデザイン性が加味される可能性があり、さらに高値で鑑定されるケースもあります。

0.5ctのダイヤモンドの買取価格相場の目安

・VVS1

Excellent Verygood Good
D ¥225,650 ¥205,150 ¥184,600
E ¥204,350 ¥185,800 ¥167,200
F ¥183,050 ¥166,450 ¥149,800
G ¥149,000 ¥135,450 ¥121,950
H ¥127,750 ¥116,100 ¥104,500

・VVS2

Excellent Verygood Good
D ¥183,050 ¥166,450 ¥149,800
E ¥166,050 ¥150,950 ¥135,850
F ¥153,250 ¥139,350 ¥125,400
G ¥132,000 ¥120,000 ¥108,000
H ¥119,200 ¥108,400 ¥97,550

・VS1

Excellent Verygood Good
D ¥153,250 ¥139,350 ¥125,400
E ¥140,500 ¥127,750 ¥114,950
F ¥127,750 ¥116,100 ¥104,500
G ¥119,200 ¥108,400 ¥97,550
H ¥110,700 ¥100,650 ¥90,600

・VS2

Excellent Verygood Good
D ¥136,250 ¥123,850 ¥111,500
E ¥127,750 ¥116,100 ¥104,500
F ¥119,200 ¥108,400 ¥97,550
G ¥110,700 ¥100,650 ¥90,600
H ¥102,200 ¥92,900 ¥83,600

・SI1

Excellent Verygood Good
D ¥114,950 ¥104,500 ¥94,050
E ¥106,450 ¥96,750 ¥87,100
F ¥102,200 ¥92,900 ¥83,600
G ¥97,950 ¥89,050 ¥80,150
H ¥89,400 ¥81,300 ¥73,150

・SI2

Excellent Verygood Good
D ¥89,400 ¥81,300 ¥73,150
E ¥85,150 ¥77,400 ¥69,700
F ¥80,900 ¥73,550 ¥66,200
G ¥76,650 ¥69,700 ¥62,700
H ¥72,400 ¥65,800 ¥59,250

0.5カラットのダイヤモンドは、直径約5.2mmの大きさで5円玉の穴よりもちょっとだけ大きいサイズです。このサイズも結婚指輪や婚約指輪として加工されることが多いです。

美々しく着飾ることができ、存在感を引き立たせることができます。結婚式やお食事会などのプライベートはもちろん、ビジネスシーンでも違和感なく着用できるでしょう。

価格も0.3カラットよりも大きいので、クラリティが低くても10万円以上となる可能性があります。

また、買取価格が高くなるということは、買取業者による鑑定の差が大きくなるということです。その場合は、公平性に配慮した価格であることの他に、再販ルートが豊富にあるか確認してみましょう。

例えば、買取後の再販ルートで高額に買取してくれる業者を確保しているのであれば、鑑定額が高額になる可能性があります。

1.0ctのダイヤモンドの買取価格相場の目安

・VVS1

Excellent Verygood Good
D ¥1,362,300 ¥1,238,400 ¥1,114,600
E ¥1,157,900 ¥1,052,700 ¥947,400
F ¥1,055,800 ¥959,800 ¥863,800
G ¥860,000 ¥781,800 ¥703,600
H ¥698,200 ¥634,700 ¥571,300

・VVS2

Excellent Verygood Good
D ¥1,098,300 ¥998,500 ¥898,700
E ¥987,700 ¥897,900 ¥808,100
F ¥911,000 ¥828,200 ¥745,400
G ¥791,800 ¥719,900 ¥647,900
H ¥647,100 ¥588,300 ¥529,500

・VS1

Excellent Verygood Good
D ¥919,600 ¥836,000 ¥752,400
E ¥842,900 ¥766,300 ¥689,700
F ¥783,300 ¥712,100 ¥640,900
G ¥698,200 ¥634,700 ¥571,300
H ¥596,000 ¥541,800 ¥487,700

・VS2

Excellent Verygood Good
D ¥740,800 ¥673,400 ¥606,100
E ¥681,200 ¥619,200 ¥557,300
F ¥638,600 ¥580,500 ¥522,500
G ¥596,000 ¥541,800 ¥487,700
H ¥544,900 ¥495,400 ¥445,900

・SI1

Excellent Verygood Good
D ¥570,500 ¥518,600 ¥466,800
E ¥527,900 ¥479,900 ¥431,900
F ¥493,900 ¥449,000 ¥404,100
G ¥459,800 ¥418,000 ¥376,200
H ¥417,200 ¥379,300 ¥341,400

・SI2

Excellent Verygood Good
D ¥459,800 ¥418,000 ¥376,200
E ¥425,700 ¥387,000 ¥348,300
F ¥400,200 ¥363,800 ¥327,400
G ¥374,700 ¥340,600 ¥306,500
H ¥349,100 ¥317,400 ¥285,600

1カラットのダイヤモンドは、直径約6.5mmの大きさで、0.1カラットと比較して2倍以上の大きさになります。高級感のある場所でも調和が取れて、フォーマルな場所では一段と存在感が際立つでしょう。

最低ランクであっても価格が数十万円と高く、評価が高ければ、アクセサリーでも100万円以上で売買されるものがあります。買取に関しても同様で、評価が高ければ100万円以上の高額買取をしてくれる可能性があります。

1カラット以上のものは、資産価値としても高いと言えるでしょう。

1.5ctのダイヤモンドの買取価格相場の目安

・VVS1

Excellent Verygood Good
D ¥2,266,000 ¥2,040,000 ¥1,723,000
E ¥2,097,000 ¥1,887,000 ¥1,594,000
F ¥1,855,000 ¥1,669,000 ¥1,410,000
G ¥1,527,000 ¥1,374,000 ¥1,161,000
H ¥1,236,000 ¥1,133,000 ¥939,000

・VVS2

Excellent Verygood Good
D ¥1,867,000 ¥1,680,000 ¥1,419,000
E ¥1,734,000 ¥1,560,000 ¥1,317,000
F ¥1,600,000 ¥1,440,000 ¥1,216,000
G ¥1,381,000 ¥1,243,000 ¥1,050,000
H ¥1,126,000 ¥1,014,000 ¥856,000

・VS1

Excellent Verygood Good
D ¥1,624,000 ¥1,462,000 ¥1,234,000
E ¥1,479,000 ¥1,330,000 ¥1,123,000
F ¥1,381,000 ¥1,243,000 ¥1,050,000
G ¥1,200,000 ¥1,080,000 ¥912,000
H ¥1,006,000 ¥904,000 ¥765,000

・VS2

Excellent Verygood Good
D ¥1,455,000 ¥1,309,000 ¥1,105,000
E ¥1,333,000 ¥1,200,000 ¥1,012,000
F ¥1,248,000 ¥1,123,000 ¥948,000
G ¥1,078,000 ¥970,000 ¥819,000
H ¥921,000 ¥829,000 ¥699,000

・SI1

Excellent Verygood Good
D ¥1,164,000 ¥1,047,000 ¥883,000
E ¥1,078,000 ¥970,000 ¥819,000
F ¥1,018,000 ¥916,000 ¥774,000
G ¥945,000 ¥850,000 ¥718,000
H ¥861,000 ¥774,000 ¥654,000

・SI2

Excellent Verygood Good
D ¥945,000 ¥850,000 ¥718,000
E ¥861,000 ¥774,000 ¥654,000
F ¥811,000 ¥730,000 ¥616,000
G ¥763,000 ¥687,000 ¥580,000
H ¥715,000 ¥643,000 ¥543,000

直径約7.4mmのサイズで、ドレスアップのあしらいとしても相性がよく、高級感と重厚感を兼ね備えております。

1.5カラットにもなれば、クラリティがSI1評価であっても100万円以上の高額買取が期待できます。

しかし、ぞんざいに扱った状態で買取依頼をすると、100万円以下の鑑定額になる可能性もあるということです。

納得のできる買取につながるよう、お手入れはしっかりやりましょう。

2.0ctのダイヤモンドの買取価格相場の目安

・VVS1

Excellent Verygood Good
D ¥5,619,400 ¥5,108,400 ¥4,597,600
E ¥4,768,000 ¥4,334,400 ¥3,901,000
F ¥4,172,000 ¥3,792,600 ¥3,413,400
G ¥3,490,800 ¥3,173,400 ¥2,856,200
H ¥2,894,800 ¥2,631,600 ¥2,368,600

・VVS2

Excellent Verygood Good
D ¥4,597,600 ¥4,179,600 ¥3,761,800
E ¥4,172,000 ¥3,792,600 ¥3,413,400
F ¥3,746,200 ¥3,405,600 ¥3,065,200
G ¥3,150,200 ¥2,863,800 ¥2,577,600
H ¥2,639,400 ¥2,399,400 ¥2,159,600

・VS1

Excellent Verygood Good
D ¥3,916,600 ¥3,560,400 ¥3,204,400
E ¥3,576,000 ¥3,250,800 ¥2,925,800
F ¥3,320,600 ¥3,018,600 ¥2,716,800
G ¥2,809,800 ¥2,554,200 ¥2,298,800
H ¥2,384,000 ¥2,167,200 ¥1,950,600

・VS2

Excellent Verygood Good
D ¥3,235,400 ¥2,941,200 ¥2,647,200
E ¥2,980,000 ¥2,709,000 ¥2,438,200
F ¥2,809,800 ¥2,554,200 ¥2,298,800
G ¥2,469,200 ¥2,244,600 ¥2,020,200
H ¥2,128,600 ¥1,935,000 ¥1,741,600

・SI1

Excellent Verygood Good
D ¥2,469,200 ¥2,244,600 ¥2,020,200
E ¥2,315,800 ¥2,105,400 ¥1,894,800
F ¥2,145,600 ¥1,950,600 ¥1,755,600
G ¥1,958,400 ¥1,780,200 ¥1,602,200
H ¥1,805,000 ¥1,641,000 ¥1,476,800

・SI2

Excellent Verygood Good
D ¥1,975,400 ¥1,795,800 ¥1,616,200
E ¥1,822,000 ¥1,656,400 ¥1,490,800
F ¥1,702,800 ¥1,548,000 ¥1,393,200
G ¥1,600,800 ¥1,455,200 ¥1,309,600
H ¥1,498,600 ¥1,362,400 ¥1,226,000

2.0カラットは直径約8.2mmの大きさで、圧倒的な存在感があります。クラリティが低くても100万円前後の価格となり、なかなか手を出せない希少品です。

買取価格も1.5カラットよりも差がかなり広がり、クラリティがSI1でも買取価格が200万円以上の可能性があります。

丁重に扱いましょう。

ダイヤモンドの価値や買取相場を決める要素

カラットに比例してクラリティグレードが高ければ、高価買取につながる可能性があるのが分かりました。では、このクラリティはどのようなポイントで決めているのでしょうか。鑑定士によって実力差が出るところでございますので、ここでしっかり頭に留めておきましょう。

品質評価(4C)

4Cとは、ダイヤモンドにおける品質評価を定めたものです。

アメリカに拠点を置くGIA(米国宝石学会)が定めた世界共通の価値基準で、Carat・Color・Clarity・Cutという4つの“C”の観点に基づいて、それらの総合的な評価がダイヤモンドの質を表わします。

この基準は、一般の方は耳にしないものであるため、ダイヤモンドのグレードを見極めるのは非常に困難です。業者間のみで用いられるため、鑑定士には公平に行えるよう確かな知識が必要となります。

では、4Cと言われるそれぞれの評価基準について、詳しく見ていきましょう。

Carat(カラット・ct)

世界中で知れ渡っている、ダイヤモンドの重量を表す単位です。1カラットの重さは0.2gで、先ほどの価格表の通り、カラット数が大きいほど価値は上がります。大きいほど希少価値が高いというわけです。

業者でなくても見た目の違いで判断しやすい評価基準と言えるでしょう。

Color(カラー)

ダイヤモンドの地色の程度を表わします。

4Cにおいてダイヤモンドは、無色透明に近ければ近いほど価値が高いとされます。自然界で生まれたダイヤモンドの多くは、わずかに黄色がかっているものや褐色の色味をしており、色味が薄いものほど希少性が高くなります。

カラーの最高グレードは「D」で、そこからアルファベット順に「Z」までの段階で格付けされています。Dが最も無色透明に近く、反対にZには明らかな色味が見られます。

一般の方では判断することが難しく、鑑定士の技量が問われるポイントでもあります。

Clarity(クラリティ)

透明度の具合を表わします。鑑定する際に価格の基準を決定づける、重要な指標です。

天然のダイヤモンドには生成過程で中に混入してしまった異物、いわゆる内包物(インクルージョン)があります。この位置が外観やカットに大きく影響します。

また、表面にも自然由来の擦り傷や欠けなどのブレミッシュ(疵)と呼ばれる外的な欠損がわずかに見られます。この2つの要素を一般的に「クラリティ特徴」と呼びます。

4C基準では、この内包物が少なく、かつ外傷の少ないダイヤモンドほど、価値が高いとされます。最もクラリティが高いのはFL(フローレス)、逆に最も低いのがI1・I2・I3(インクルーデッド)です。

Cut(カット)

ダイヤモンドのプロポーションの美しさ、効率的に光の輝きを引き出しているかを見極めます。そのために、カット(研磨)の仕方、角度、割合などを計算・分析します。

カットの良し悪しは、ダイヤモンドに光を当てたときの美しさで左右されます。光が美しく反射しなければ魅力が損なわれ、評価を低くしてしまいます。一方で、評価の高いカットは、内部の白色光の量が多く、ファイアーと呼ばれる虹色に輝く光の分散が見られます。

さらに、シンチレーションと呼ばれる光の屈折における明暗のコントラスト(眩しいだけでなくキラキラ光る)を備えています。この3つの光学的効果が鮮明であるほど評価が高いです。

最も評価の高いカットを「Excellent」とし、以降「VeryGood」、「Good」と下がっていきます。最も低い評価が「poor」です。

職人の手によってカットされているため、鑑定する側も高い技術が求められます。

蛍光性(フローレッセンス)

天然のダイヤモンドの中には、ブラックライト照らすと青白く光るものがあります。これは、肉眼では見ることのできない微粒子が含まれていることを表します。この微粒子にブラックライトを当てると蛍光する現象を「蛍光性(フローレッセンス)」と呼んでいます。

ダイヤモンドの価値を決める際に重要なのは、透明度が高いことです。つまり、目で見ることができない微粒子であっても蛍光性が高ければ、評価が下がってしまう場合があります。

天然物/人工物

ダイヤモンドは自然界で採れる天然の鉱物です。しかし、人工的に作られたものが流通しているケースが多くあります。どのように見分ければよいのでしょうか。

ダイヤモンドにはガイドラインが存在します。その中に人工的に作られたダイヤモンドに関する用語が載っており、例えば、「合成(synthetic)」、「人工(man-made)」、「ラボで製造された(laboratory-grown)」、「ラボで作られた(laboratory-created)」の用語があります。

つまり、それらの用語が商品のラベルなどに記載されているということです。用語は統一されていませんが、例として挙げたものがあれば人工物と考えてよいでしょう。

ちなみに、人工ダイヤモンドの価格は天然ダイヤモンドの半分くらいの価格となっています。購入するときは、商品をよく見てみましょう。

流通ルート

ダイヤモンド以外での宝石でも同じことが言えますが、流通ルートで2回、3回と、何度も企業を通している場合は買取価格も低くなります。その企業に対する手数料が発生するためです。

買取業者が適切な流通ルートを確保していれば買取相場も高くなりますので、流通ルートがシンプルな業者を選ぶことも大切です。

ダイヤモンドの色

カラット数が0.1以下の場合は色付きのものが評価が高くなる場合があります。特に明度と彩度が共に中程度のファンシーカラーと呼ばれるダイヤモンドは評価が高いです。その種類の中にはイエローやレッド、ブラウンカラーが高い傾向にあります。

この中でもレッドは特に希少性が高く、100万円以上の高額買取につながる可能性があります。

0.1カラット以下の購入を検討している方は、ファンシーカラーダイヤモンドを検討してみてはどうでしょうか。

買取相場価格が上がるダイヤモンドの特徴

買取価格をより高くするためには、どのようなダイヤモンドが良いのでしょうか。そのためには、ダイヤモンドの価値を示す要素を抑えておくことが必要です。どのようなダイヤモンドが良いものなのか、特徴を見ていきましょう。

ブランド物のダイヤモンドジュエリーである

ダイヤモンドはルース(裸石)で買うよりも指輪やネックレスなどのジュエリーとして購入した方が価値が高いです。これは、ルースの状態よりもジュエリーとしての価値を重視している傾向があるためです。

なので、買うならダイヤモンドジュエリーで人気の高いブランドで購入するといいでしょう。例えば、海外であれば、ティファニー、ハリー・ウィンストン、ブルガリなどが挙げられます。日本国内であれば、agate(アガット)、TSUTSUMI(ツツミ)、4℃(ヨンドシー)といったブランドが人気です。

ブランド人気が高いということは、商品価値も高くなるということです。ネックレスや指輪はもちろん、贈り物としても定番の人気商品があります。

人気ブランド店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

鑑定書や付属品がある

先述でもお伝えしました通り、ダイヤモンドには「鑑定書(グレーディングレポート)」が発行されます。内容は先ほどご紹介した品質評価(4C)や形や重さの詳細など、専門家による評価が記載されています。いわゆる専門機関からのお墨付きなので鑑定する際の参考になり、高額買取につながる可能性があります。

例えば、鑑定士の目で判断しにくい箇所があるときに鑑定書があれば、それが判断基準となり、評価が高くなるケースがあります。鑑定書なしでも買取業者が対応するお店は多くありますが、鑑定書も併せて渡した方がよいでしょう。

併せて、付属品もなくさないよう保管しておきましょう。買取した後には流通ルートを通して売り出されるので、あった方がさらに高価になるでしょう。

将来、購入していただく方の気持ちを考えることが高い買取につながる秘訣なのです。

昔に比べてダイヤモンドの値段はどう変わった?

ダイヤモンドの価値は時が経つにつれて上昇し、現在のような高価格へと変化しました。

1990年から比較すると、実に2倍以上の数字になっています。1990年に100万円で購入したものが、2020年代では200万円以上で販売されているのも少なくありません。なぜ、年々高騰するのでしょうか。これには2つのポイントがあります。

まず1つ目は、ダイヤモンドの希少性の高まりです。

ダイヤモンドは自然界で採れる天然の鉱物です。一時期は南アフリカを中心に大量に採掘されていましたが、供給量が需要量よりも過剰になり、バランスを取るために供給を抑えないといけない事態が発生しました。その先導に立ったのがダイヤモンドの卸売会社である「デビアス社」です。

デビアス社によって供給量を抑え込むことはできましたが、今度はダイヤモンドの需要が高まりました。デビアス社による宝石の需要と供給の調整は今も続いており、この影響で希少性が高まり続け、価格が高騰しているのです。

そして2つ目は社会情勢です。1つ目のポイントにも関連しますが、ダイヤモンドは外国為替の円高・円安の影響にも大きく左右されます。

2009年のリーマンショックによるの株価の下落によって価格が減少したケースもあります。近年は戦争による円安・ドル高で様々な影響がありましたが、円安になればダイヤモンドの価値は高まり、必然的に価格も高くなっています。

しかし、逆に言えば買取価格も上がっているということです。売却するときは為替市場の動向をチェックするとよいでしょう。

0.1~0.2ctのダイヤモンドは買取してもらえない?

0.2カラット以下の小さなダイヤモンドは、「メレダイヤ」と呼ばれます。メレは、「小粒石」という意味であるフランス語の「melee(メレ)」からきています。

このようなダイヤモンドは、指輪などの商品の飾りとして配置されることが多いのですが、ネックレスなどのアクセサリーとしても売られています。

将来、売却することを考えるならば、できるだけ大きいものを選ぶとよいでしょう。なぜなら、カラットごとの買取価格相場表でもお伝えしたように、ダイヤモンドのカラット数が大きいほど価値が高くなるからです。

しかし、場合によっては買取業者に買取してもらえないケースがあります。理由は、ダイヤモンドの大きさが小さいため、正確に鑑定することができないからです。小さなダイヤモンドは鑑定書も発行されないことが多く、価値を判定することが鑑定士にとってもリスキーなのです。

とはいえ、積極的に買取を行っている業者がいることも事実なので、買取を行っている業者を訪ねるとよいでしょう。「買取大吉」でも買取を行っていますので、ぜひお近くのお店へご相談ください。

ダイヤモンドを高い値段で売却する方法

ダイヤモンドの相場は年々高くなっています。そうであれば、ダイヤモンドをできるだけ高く売るためのコツはないのかと思うのも事実です。どのタイミングで、どんなお店がよいのか、そんな悩みへのヒントになる方法をご紹介します。

ダイヤモンド鑑定を正しく行える店で鑑定する

やはり一番重要なのは、鑑定をきっちり行えるお店であることです。

今までお伝えしたように、ダイヤモンドの鑑定は一定の技量を習熟する必要があります。もし、この技術がない方が鑑定すると、他の買取業者よりも低く見積もられる危険性があります。

ダイヤモンドの鑑定を公正に判断できるお店を選んでください。

宝石を鑑定する資格「GG(Graduate Gemologist)」、「FGA(Fellow of the Gemmological Association)」などを取得している鑑定士がいるお店であれば、適正な価格で鑑定してもらえるでしょう。

再販ルートが豊富な店で鑑定する

再販ルートが沢山あるお店であることも大事です。例えば、買取業者の場合は、買取後、再販ルートに沿って再販売できる企業様へお願いするのですが、その数が少なければどうでしょうか? 企業様と安い価格で取引される場合は、買取価格も安くなるというわけです。

逆に再販ルートが豊富にあれば、高い価格で取引できる可能性もあるため、買取価格が高くなることが期待できます。

HPに多くの情報が掲載されている店で鑑定する

買取を行っている業者は、これまでの買取実績や買取価格の相場をホームページに更新しています。買取実績が豊富にあり、参考買取相場価格を毎日更新している業者であれば、買取した際の金額のイメージがつきやすく、業者の信頼度も高くなります。

また、鑑定士の情報も確認できるので、適正に買取してもらえるかどうかもチェックできます。

最低2社以上の業者を比較し、自分にとってベストな買取ができるようにしましょう。

まとめ

ダイヤモンドには鑑定書があります。これは他の宝石にはないものであり、「ダイヤモンドは永遠の輝き」と言われるからこそ、一生の資産として身に着けてほしいという職人の思いが込められていると思います。そんなダイヤモンドだからこそ、鑑定側も慎重にならなければいけないということです。

今回お伝えした評価基準は、価格を鑑定する1つの基準となります。買取を考えているのであれば鑑定書も用意しておきましょう。

また、ダイヤモンドを正しく扱えるお店であるか確認するためにも、2社以上の業者で比較することをおすすめします。買取相場の情報は、買取業者のホームページで確認できますので、売却を考えているなら見ておきましょう。

「買取大吉」はダイヤモンドの買取実績がございます。もし迷っているのであれば、ぜひ1度ご相談ください。

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