なぜエルメスのコンスタンスは人気なのか?
ベアン・シルクイン・ドゴン・アザップ・バスティア等…
バッグの種類と同じくらい、エルメスの財布も多くの種類があります。この記事を読んでいるあなたであればご存知でしょうが、コンスタンスには同じ名前のバッグがあるということです。そしてコンスタンスという財布にも、ロングウォレットとコンパクトという二種類の財布があるのです。バッグと財布のコンスタンスに共通するのが、ひと目見ただけでわかるHマークの金具です。この「H」の部分を押し上げるだけで簡単に開くので、開閉の多い財布としての使い勝手が非常に良いとされます。
コンスタンス・ロングウォレットに関しては、Hマークを押し上げて開くと、札入れが2箇所・カードポケットが14箇所・ポケット4箇所・ファスナー付き小銭入れが1箇所・背面ポケット1箇所と、実際に使用する上での機能が充実しているのです。ブランド財布というと格好ばかりが良くて機能面ではイマイチ…という物も珍しくありませんが、エルメスのコンスタンスという財布はエルメスというブランドでありながら機能面も非常に優れているのです。
これがコンスタンスという財布に人気が集まる理由のひとつなのです。またサイズが幅20.5cm×高さ13cm×奥行き2.5cmと財布としてはやや大きめに作られているので、クラッチバッグの様に持ち運べる事も人気の理由のひとつです。反面、通常の長財布より少し大きめのサイズなので、バッグに入れた時にはかさばります。
コンスタンス・コンパクトは、コンスタンス・ロングウォレットと比べると文字通り小さいモデルです。サイズは幅13cm×高さ11.5cm×奥行き3cmで、コンスタンス・ロングウォレットは少し大きすぎるという方にお勧めです。機能面もコンスタンス・ロングウォレットに負けず劣らず素晴らしい物なので、非常に人気があります。
コンスタンス・ストーリー
1967年、当時エルメスの会長だったジャン=ルイ・デュマは、当時新進気鋭の女性デザイナーにエルメスのバッグのデザインを依頼しました。彼女は赤ちゃんを身籠っており、バッグに娘の名前をつけました。それが「コンスタンス」なのです。そんなコンスタンスを一躍有名にしたのが、第35代アメリカ大統領であるジョン・F・ケネディの妻であるジャクリーン・ケネディ・オナシスが愛用していたことなんです。ジャクリーン・ケネディが身に着けていたことで世界中にコンスタンスの名は広がり、女性が憧れるバッグとなりました。この記事でご紹介している財布のタイプが出たのは、バッグの後のことです。
コンスタンスの財布はいくらくらい?
バッグにしても財布にしても、コンスタンスはシンプルでありながらエルメスらしいエレガントさも味わえるデザインを持ち合わせています。カジュアルコーデにも合わせやすいコンスタンスは高い人気を誇り、それに伴い新品の入手が困難なアイテムとなっています。コンスタンス・ロングウォレットにしてもコンスタンス・コンパクトにしても、購入するとなると中古品が選択肢に入ってくると思います。市場には程度の良い中古品が流通しています。
コンスタンス・ロングウォレットの販売価格相場は安い物だと200,000〜300,000円から、高い物だと1,000,000円台が多い傾向にあります。コンスタンス・コンパクトの販売価格相場は安い物だと150,000円台から、300,000〜500,000円が中心の相場となっています。インターネット通販ですと実際に自分の目で見て確かめることができないので、店頭で販売している物を購入することをオススメいたします。
まとめ
いかがだったでしょうか?様々なコンスタンスの魅力を紹介しましたので、コンスタンスを実際に購入しようと考えたとき、こちらの記事を参考にしてもらえたら幸いです。ロングウォレットにしてもコンパクトにしても、コンスタンスという財布は非常に機能面で優れています。その上見た目もエルメスらしいシンプルでオシャレな物なので、女性から大変人気のアイテムです。新品を購入するとなると非常に難しいですが、中古品だと比較的簡単に手に入れることができます。
ロングウォレットだと良い物であれば1,000,000円台、コンパクトだと300,000〜500,000円台が狙い目と言えます。インターネット通販サイトの写真だけではわからない…という方はぜひ販売している店頭まで足を運んでみることをオススメいたします。たとえ遠方であったとしても足を運んだ甲斐があると思える程の魅力がエルメス・コンスタンスにはあります。