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エルメスならではのボーダー柄素材「ロカバール」とは?
印象的な濃いイエローを中心に、レッドとネイビーを配色したぬくもりあるデザインが特徴です。もともとは、寒い冬の時期、乗馬には欠かすことのできない馬用のブランケットが始まりでした。ロカバールは1930年代にイギリス出身の職人が、その名を名付けたという説があります。
現在はマフラーやバッグなどもこのパターンが取り入れられています。もちろん、品質も上質な素材で、保温性に優れたウール100%の天然マテリアルを使用しています。起毛した独特の見た目と柔軟性、豊満な風合いと肌触りの良さが魅力的です。
エルメス「ロカバール」用いたアイテム5選
「ロカバール」はエルメスのアイコニックな柄の1つであり、さまざまなアイテムに使用されています。それではロカバールを使用した5つの人気アイテムをご紹介しましょう。
マフラー
エルメスのロカバールを用いたアイテムのひとつはマフラーです。個性的な3色の配色が施されたマフラーは高い人気があります。バッグやストールにも使われることがありますが、マフラーが最も代表的でしょう。
寒い季節には特に人気が高まります。ロカバールはもともと馬用ブランケットの柄であり、暖かみのあるカラーリングが寒い季節にぴったりです。素材はウール100%で保温性が高く、肌触りも良いので、見た目だけでなく防寒具としても優れています。
キャバリエ
ロカバールのアイテムといえば、「キャバリエ」でです。ロカバールはエルメスをカジュアルに持てることで、人気の高いワンショルダーバッグです。コットンキャンバス地とトワルアッシュで作られています。
樽型の本体にはナイロンキャンバス地のハンドルが取り付けられ、下部にはロカバール柄のテーピングデザインが施されています。しかし、実はこのアイテムはすでに生産が終了となっており、希少価値が高まっています。
そのためリユース市場でも高値で取引されることがあります。キャバリエを単体で持つだけでなく、ロカバール柄のマフラーとのコーディネートもおすすめです。
コート
エルメスのコートは、高品質な素材や洗練されたデザインで知られています。これらのコートは、ウール、カシミア、レザーなどの贅沢な素材で作られ、エレガントでモダンなウォームスタイルを追求しています。
ロカバールの色鮮やかなスリーカラーとの相性も良く、エルメスらしいシンプルながらも洗練されたデザインのディティールなのです。保温性にも優れた高品質の素材を採用しているため、中古であっても高い人気があります。
マグカップ
ロバカールのマグカップは、その独特でグラフィカルなデザインが人気です。エルメスとしては比較的手に入れやすい価格帯で、贈り物としても喜ばれるアイテムです。
サイズが大きくて安定感があり、紅茶やコーヒー、スープなど、さまざまな飲み物に適しています。デザインも種類があり、リユース市場でも高値で取引されることがあります。食卓をワンランク上にする、価値がある食器といえるでしょう。
香水
エルメスの香水ラインにも「ロカバール」が存在します。この香水は、1998年に発売されたメンズ用のもので、ロカバールのイメージして開発されました。その香りは冬の季節を彷彿とさせるリッチなアロマです。
ロカバールは、針葉樹やジュニパーベリーのさわやかさと、ヴァニラの温かみが調和しています。周囲に控えめに漂い、物静かながらも力強い印象を与えるこの香りは、大人の男性にふさわしいでしょう。
エルメス「ロカバール」×人気ラインのコラボアイテムも!
ウール素材のロカバールはエルメスの人気ラインと共に展開されています。特に、スタンダードライン、そしてロカバールとのコラボレーションは人気が高く、ウォーム感あふれるデザインが斬新で高く評価されています。
ガーデンパーティー
エルメスのトートバッグ「ガーデンパーティー」は、幅広い層に支持される人気アイテムです。もともとは園芸用品を持ち運ぶために考案されたバッグです。コットンキャンバス素材とレザーの組み合わせや、オールレザー製が一般的です。
しかし、ロカバールのガーデンパーティーは、コットンキャンバスの部分がロカバール柄になっています。シンプルながら個性的なデザインで、おしゃれなスタイリングにぴったり。
ホワイトのコットンシャツにデニムを合わせたカジュアルスタイルとの相性も抜群で、セレブ感漂うお出かけコーデが完成します。
アリーヌ
エルメスのカジュアルショルダーバッグ「アリーヌ」は、ラフでおしゃれなアイテムです。コットンキャンバス素材の長方形のフォルムにレザーストラップが通され、休日のお出かけに活躍します。
定番のアリーヌは「HERMES」のロゴが前面に描かれますが、ロカバールのアリーヌはバッグ本体がロカバール柄です。ストラップもロカバールカラーになっています。開口部も広く、普段使いしやすいでしょう。
たとえば、春夏はコットンキャンバス、秋冬はロカバール柄を使い分けるスタイリングがおすすめです。アースカラーのロングスカートとの組み合わせなど、ナチュラルなスタイルにロカバールのアリーヌを合わせると、洗練されたボヘミアンスタイルが楽しめます。
エルメス「ロカバール」アイテムのお手入れ方法
もしもエルメスのロカバールを売却する予定があるなら、日頃のお手入れが欠かせません。今売る予定がなくても、正しいお手入れを実践することで、いつまでも美しい状態を維持できます。ここでは、マフラーやバッグのお手入れ方法をご紹介します。
エルメス「ロカバール」のマフラーの場合
ブランドのマフラーは、高品質の素材で作られています。そのため、「自宅での洗濯は避けるべき」です。家庭用洗濯機にはドライコースがありますが、これは食べ物など水溶性の汚れを落とすことはできますが、コスメや皮脂の汚れを十分に落とせません。
マフラーのお手入れには専門のクリーニング店を利用しましょう。プロに依頼することで、ごわつきや縮みなどのトラブルを防ぎつつ、しっかりとお手入れができます。臭いや汚れが気になる時やシーズンオフに依頼するのがおすすめです。
エルメス「ロカバール」のバッグの場合
布素材のロカバールのお手入れは、レザーバッグと同様に「柔らかい布で汚れを拭き取ること」が大切です。側面や持ち手部分も丁寧に拭き取りましょう。直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管することも重要です。
汚れが気になった場合は、自宅での洗濯は避けてください。型崩れや色褪せを防ぐためにも専門のクリーニング店に依頼しましょう。
エルメス「ロカバール」を高価買取してもらうコツ
使わなくなったロカバールをお持ちの方は、売却を考えることもあるでしょう。そこで売却前に知っておくと役立つ、高価買取のポイントをご紹介しましょう。
買取前にお手入れしておく
ロカバールを査定に出す前に、状態をきれいにしてください。汚れや傷が少ない方が高額査定になるでしょう。バッグの場合は、底面やハンドル部分など、可能な範囲でお手入れしてください。
また普段からアイテムに合わせた洗浄方法や保管方法などを守り、日頃からこまめなお手入れを習慣づけるようにしてください。
付属品は揃えておく
ロカバールに限らず、ブランド品の買取査定を依頼する際は、できるだけ新品に近い状態にするのがポイントです。購入時に付属していたすべてのアイテムを揃えておきましょう。
バッグであれば外箱や保存袋だけでなく、金属の保護シールやフラップ部分の当て布など、細かな付属品もぜひ持参してください。
エルメスの買取実績が豊富な店に出す
ブランドの専門知識がある買取専門店での売却をおすすめします。エルメスなど高級ブランドの場合、商品知識の高いスタッフがいる買取専門店を利用することで、安心して売却できるでしょう。
最近はフリマアプリを利用する方も増えていますが、購入者が見つからない場合や、販売手数料などのデメリットがあります。また、相場よりも安く売却してしまうことも考えられます。
売るものはまとめて出す
ブランド買取店での売却時、他のアイテムも一緒に「まとめて複数で売る」と査定額が上がります。買取店は一度に複数のアイテムを査定することで、時間と手間を節約できます。査定金額もそれに応じて増額してくれるでしょう。
まとめ売りはエルメスだけでなく、他のブランドの商品と組み合わせても可能です。ロカバールの売却では、まとめ売りを検討することで高額買取を目指せます。
まとめ
馬用のブランケットにインスピレーションを受けて生まれたロカバール、いかがでしたでしょうか。エルメスのアイコンである人気のパターンなので、自分にぴったりのアイテムをぜひ見つけてください。
そしてクローゼットの中に眠っている、もう使わなくなったエルメスは「買取大吉」にぜひお任せください。皆さまのお越しをお待ちしております。