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エルメスの廃盤モデル「ヴァルパライソ」の定価や使い勝手・サイズ感を解説

エルメスの廃盤モデル「ヴァルパライソ」の定価や使い勝手・サイズ感を解説

ヴァルパライソは、レザーがアクセントになったキャンバス素材のアイテムで、使い勝手の良さとエレガントさがミックスされた人気のバッグです。今回は、エルメスヴァルパライソの特徴やサイズ展開、色のバリエーションなどを紹介します

エルメス「ヴァルパライソ」とは?使い勝手はいい?

エルメスのカジュアルラインとして人気のヴァルパライソは、コットンキャンバス素材を使用していることが特徴です。最初に、ヴァルパライソの使い勝手や名前の由来など基本情報を紹介します。

カジュアルかつ上品なので普段使いしやすい

ヴァルパライソはコットンキャンバスを使用したアイテムで、フラップを開けたところのハンドルにHの刺繍があります。

キャンバス素材はラフなイメージが強く、普段使いにも最適です。軽いため荷物が多いときでも持ちやすく、実用性も高いです。

ベースはキャンバス地で、カジュアルなコーディネートにも合いますが、美しいフォルムがエレガントな雰囲気を醸し出しています。細かい部分にもハイブランドらしいエレガントさがあり、ラフ過ぎない程よい高級感があります。

エルメス「ヴァルパライソ」の名前の由来

ヴァルパライソは、南米チリのヴァルパライソ地方にある都市の名前です。

首都サンティアゴ・デ・チリの西の太平洋を望む都市で、「天国の谷」という意味があります。

エルメス「ヴァルパライソ」の魅力

2006年に発売されたエルメスのヴァルパライソの魅力を3つ紹介します。

収納力も高く機能性が高い

ヴァルパライソの形はガーデニンググッズを持ち運ぶためのバッグである「ガーデンパーティ」をベースにしており、開口部が広く、収納力が高いことが特徴です。

また、ヴァルパライソの開口部はフラップでしっかり閉じられるため、中身がこぼれたり、盗難の心配もありません。

さらに、内側にはポーチとポケットが付いており、収力や機能性も高いです。

フラップがついていてオシャレで耐久性が高い

見た目はシンプルで目立つデザインではありませんが、フラップが高級感を演出しています。

コットンキャンバス素材の風合いは、カジュアルユースはもちろん、通勤にも使えるでしょう。シンプルなため、さまざまな服装に合わせられるのも魅力のひとつです。

また、キャンバス素材は摩擦や傷に強く、特にブラウンやブラックなどの落ち着いた色なら、汚れや傷も目立ちません。

使用するほど味が出てくる

天然素材を使用しているため、コットンキャンバスの風合いも増します。

毎日使ううちに徐々に柔らかくなり、手触りも変化します。使い始めは少し硬いですが、使い続けることで自分だけの特別なバッグになっていくでしょう。

また、コットンキャンバス素材のもうひとつの利点は、レザーのように手入れが難しくないことです。気軽に使えて、汚れもすぐに落とせます。

エルメス「ヴァルパライソ」の定価

ヴァルパライソの価値を知るために、定価がどのくらいなのか気になる方も多いでしょう。現段階で確認できた定価は以下のとおりです。

モデル 定価
ヴァルパライソ MM 207,900円
ヴァルパライソ PM 172,000円
ヴァルパライソ GM 不明
ヴァルパライソ ロング 不明

※上記の定価は参考価格になります。

 エルメス「ヴァルパライソ」のサイズ展開

ヴァルパライソは通常サイズ3種類とロングタイプがあります。いずれのサイズも、左右スナップボタンを外せばマチが広がり、収納力が高くなります。ここでは、ヴァルパライソのサイズ展開と、それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

ヴァルパライソ MM

サイズ 横幅42cm×高さ29cm×奥行き17cm

MMサイズは、タブレットやA4サイズのファイル、書類などが入ります。

ビジネス用や、通学などの普段使いに人気です。PMサイズやGMサイズと比べると標準的なサイズですが、横幅が42cmあり、マチや開口部も広いため、荷物が多くても物の出し入れがしやすくなっています。

ヴァルパライソ PM

サイズ 横幅22cm×高さ30cm×奥行き14cm

PMサイズはMMサイズよりやや小ぶりですが、スマートフォンや財布、小さめのポーチなど、出かける際に必要な物は収納可能です。

シンプルなデザインでサイズも小さいため、コーディネートの邪魔になりません。小旅行や買い物など、大きいサイズのバッグは不便なシーンに最適です。

ヴァルパライソ GM

サイズ 横幅38cm×高さ50cm×奥行き24cm

GMサイズは外見はトートバッグですが、荷物はたくさん収納できます。

キャンバス地のため軽くて持ちやすく、オールレザーのバッグよりも扱いやすいでしょう。荷物が多い日のお出かけ、小旅行などに適したサイズです。

ヴァルパライソ ロング

サイズ(ロングMM 横幅42cm×高さ20cm×奥行き8cm
サイズ(ロングPM 横幅31cm×高さ14cm×奥行き5cm

ロングタイプは、ロングMMとロングPMの2種類あります。

ノーマルタイプと比較してマチ幅が小さいため、すっきりとした印象を与えられます。実用的でスタイリッシュ、更に機能的で使いやすいことが魅力です。

エルメス「ヴァルパライソ」の人気カラー

ヴァルパライソはカラーバリエーションが豊富なのも人気の理由です。ここでは代表的な4色を紹介します。

エトゥープ

エトゥープとはフランス語で「麻」という意味があり、ブランドごとに色は異なりますが、主にブラウンとベージュの中間色を指します。 

高級感を演出するカラーですが優しい印象で、さまざまなスタイルに合わせやすいでしょう。

ブラック

定番のブラックは品があり落ち着いた印象で、どのような服装にも合う安定感があります。

暗い印象になるブラックですが、ヴァルパライソではレザーのフラップが付いていることで、重い雰囲気になりません。

エルメスというと女性向けのブランドというイメージが強いですが、ブラックのヴァルパライソは使い勝手がよく、男性もビジネス用に使用できます。

エルメス・オレンジ

エルメスのブランドカラーのオレンジは、ヴァルパライソ以外のさまざまなアイテムに使われており、ブランドの象徴でもあります。

ヴァルパライソのオレンジは、明るく爽やかな色味も特徴です。エルメスらしい品のよさがあり、ヴァルパライソを目立たせたい方におすすめです。

ブルージーン

ヴァルパライソのブルージーンは、適度に色が落ちたデニムを思わせる印象的なブルーです。

他の色と比較して、キャンバスとレザーの境目がはっきりとしているため、素材の特徴が際立ちます。

エルメス「ヴァルパライソ」はコーデの幅が広い

デザインはシンプルなため派手さはなく、カラーバッグを使ってもファッションを楽しめます。

ブランドロゴは持ち手に刻印されているので目立ちませんが、ブランドを象徴するオレンジは一目でエルメスだとわかります。オレンジはアイコンカラーのため、ヴァルパライソの存在感を重視するならオレンジがよいでしょう。

さまざまな服装に合わせるなら、ブラックやブラウンなどの定番カラーが合わせやすいといえます。バッグを主役にしたカジュアルなコーディネートを楽しみたいなら、オレンジやブルージーンなど明るい色を選ぶことがおすすめです。

エルメス「ヴァルパライソ」の刻印場所

ヴァルパライソの刻印は、レザー部分に押されています。蓋の革とキャンバスの境目部分にあります。

ただし、刻印があるバッグとないバッグがあるため注意しましょう。

エルメス「ヴァルパライソ」は廃盤?新品での購入は難しい?

ヴァルパライソは現在生産が終了しているため、中古品での購入となります。

中古市場での価格相場は色やサイズによって異なりますが、人気の色できれいな状態のヴァルパライソであれば約10万円です。

多少傷んでいても5万円程度ですが、相場はその時々の流行によって常に変化します。そのため、安いときに購入する、相場が高くなったら売ることが大切です。

エルメス「ヴァルパライソ」の買取相場価格

ヴァルパライソのモデル別買取相場価格は次のとおりです。

モデル 買取相場価格
ヴァルパライソ MM 約160,000円
ヴァルパライソ PM 約108,000円
ヴァルパライソ GM 約115,000円
ヴァルパライソ ロング 約100,000円

※上記はあくまでも参考価格であり、実際の買取価格を保証するものではありません。

商品の状態、素材、カラーによって買取価格は大きく異なることがあります。そのため、自分が持っているアイテムの買取価格は査定で確認しましょう。

エルメス「ヴァルパライソ」を高価買取してもらうためのコツ

ヴァルパライソの売却を検討している方のために、高価買取をしてもらうコツを紹介します。

定期的にメンテナンスを行う

ブランドバッグをベストコンディションに保つために、正しい方法でクリーニングやメンテナンスを行いましょう。

ブランド品のほとんどは、ヨーロッパなど日本と湿度や温度が異なる場所で製造されています。高温多湿な場所でメンテナンスをせずに保管していると、カビが生えたり、加水分解による外観の劣化が著しくなったりします。

状態をよくするために、正しいメンテナンスや保管が重要です。

・汚れやホコリは拭き取る

・直射日光を避ける

・定期的に陰干しをする

・保管場所の湿度を下げるため換気する

・バッグの型崩れを防ぐ

バッグの型崩れを防ぐため、保管の際はバッグの内側に新聞紙を入れることが大切です。また、除湿器の使用や換気で保管場所の湿度が上がらないようにして、防虫剤を入れて保管しましょう。

正しくメンテナンスをすれば、長期間保管していてきれいな状態を維持でき、高価買取をしてもらえます。

査定はなるべく早く出す

ブランド品の売却を検討している方は、早めに買取してもらうようにしましょう。

特に毎年新モデルが発売されるブランドの場合、型落ちになると買取価格が大きく下がる可能性があります。

そのため、新しいデザインが発表される前に買取に出すことがおすすめです。近所に買取業者がない場合は、宅配買取や出張買取サービスがある買取業者に依頼するとが良いでしょう。

付属品と一緒に査定する

ブランドバッグ本体だけではなく、箱や保存袋、保証書などの付属品もまとめて売却することで高額買取をしてもらえます。

ヴァルパライソの場合、箱や保存袋、付属の袋などがないと、買取依頼は付属品なしで販売することになるため、価格が下がる可能性があります。

一方、付属品がすべてあり、新品と同じ状態で査定を依頼できれば、高額査定してくれるかもしれません。買取依頼の際は、あらかじめ付属品がすべて揃っているかチェックしておきましょう。

複数の買取業者を比較する

ヴァルパライソを売却する際は、1社だけに査定の依頼をせず、いくつかの買取業者に査定を依頼しましょう。

少しでも高値で買い取ってもらうためには、複数の会社から1番高い査定額で売る必要があります。

また、各社キャンペーンを実施しているため、キャンペーン期間中であればより高く売れる可能性があるでしょう。高値で買い取ってくれる業者を見つけるためにも、最低3社程度に査定依頼をすることが大切です。

まとめ

エルメスのアイテムのなかでも、カジュアルな要素が特徴のヴァルパライソは、実用性が高いトートバッグです。カラーバリエーションも豊富で、デザインはシンプルなためどのような服装にも合い、普段使いしやすいでしょう。フラップを開けるとハンドルがありHの刻印が施されているなど、細かい部分までエルメスのこだわりが詰まったアイテムです。カラーやサイズも豊富なため、自分が気に入る1点を選びましょう。

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