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1ドル銀貨他 銀貨の価値や種類について

1ドル銀貨他 銀貨の価値や種類について

金貨・銀貨・銅貨など、長い硬貨の歴史の中で、各国の造幣局が発行したものはたくさん存在します。希少価値が高く、世界中のコレクターの間で人気のものもたくさんあり、また銀の素材価値も年々高くなっています。今回は、そんな銀貨を取り上げてみたいと思います。

銀貨とはどんなもの?

そもそも、銀貨とは、銀を素材として作られた貨幣です。金貨や銅貨とともに、古くから世界各地で流通していました。銀で作られた貨幣は、実際に流通するお金として人々に使われてきた歴史があります。銀は美しく、加工がしやすいので、銀本位制下では銀貨は本位貨幣として、自由鋳造自由融解が認められた無制限法通貨でした。では順に、現在でも人気のコインを紹介してきます。

1ドル銀貨

まずはかなり有名な、アメリカ発行、1ドル銀貨3種をご紹介します。

 

・モルガンダラー

モルガンダラー(モーガン・ダラー)は1878年より、1905年から1920年の期間を除き、1921年まで製造された。「1921年」の製造年が刻まれた硬貨が最も一般的であるが、一般に出回っていない希少な製造年やミントマークが入った、未使用の見本硬貨を扱う取引も多く存在します。また、特に人気が高いのがミントマークが無い(フィラデルフィア造幣局で打ち出された)1895年のプルーフ硬貨と言われています。

 

・ピースダラー

1921年12月に導入されたこのピース・ダラー硬貨は、アメリカ合衆国とドイツ・オーストリア側の間で形式的な平和条約が調印され、第一次世界大戦におけるこれら2つの国との交戦状態が公式に終結したことを記念して、一般に広められたものである。メダル意匠家のアンソニー・デ・フランシシによりデザインされた。発行年は、1921年〜1928年、1934年〜1935年と、僅かな期間のみである。

 

・イーグルダラー

メリカン・シルバー・イーグルとも呼ばれている物ですが子の銀貨は特殊で額面1ドルの法定貨幣ではあるのですが流通を目的とした硬貨ではなく純銀仕様の地金型銀貨です。そのため硬貨に含まれている純銀の量は額面価値である1ドルを超えてしまい、価値は銀の相場により取引価格も変動している変わった銀貨になりました。

世界の銀貨の種類

・中国 パンダ銀貨

パンダ銀貨は、中国語で「熊猫銀幣」とも呼ばれている銀貨です。パンダ銀貨は中華人民共和国の中国造幣公司が発行している銀貨です。このパンダ銀貨は1982年から発行されています。純度が99.9%の1オンスの純銀で、表面には「ジャイアントパンダ」がレリーフされています。裏面は「世界遺産の北京天壇(明・清の皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な祭壇)」がレリーフされています。また、中国ではパンダ銀貨の他に、純度が99.9%以上の純金のパンダ金貨も発行しています。

 

・カナダ メイプルリーフ銀貨

メイプルリーフ銀貨は、カナダ王室造幣局が発行している地金型銀貨のことです。これは、片面に英国エリザベス2世の横顔、もう片面にメイプルリーフ(楓の葉)がレリーフされている純度99.9%の銀貨です。メイプルリーフは世界中で認知されている人気のあるコインで、流通量も世界一を誇ります。

 

・メキシコ メキシコ銀貨

メキシコ銀貨とは、メキシコを中心にラテンアメリカで発行された銀貨です。メキシコは銀の生産量が多く、古銭にも銀が多く含まれています。16世紀からは当時メキシコを植民地としていたスペインが、メキシコ産の銀で銀貨を発行していました。

 

・オーストリア ウィーン銀貨

ウィーン銀貨はオーストリア造幣局が1989年から発行している、美しいデザインの銀貨です。ウィーン銀貨の絵柄はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をモチーフにしており、表面にはパイプオルガン、裏面にはビオラなどの楽器が描かれている銀貨です。

 

・イギリス ブリタニア銀貨

1997年、初の地金型銀貨(投資型銀貨)「ブリタニア銀貨」が発行されました。「ブリタニア銀貨」の品位・純度は、2012年までは95.8%、2013年以降は99.9%(純銀)となっており、イギリス政府がその品位と重量(31.21g)を保証していることもあり、現地ではもちろん、世界中の収集家や投資家などから高い人気を得ており、売却の際には高い価格が期待できる銀貨です。

日本の銀貨

わが日本でも、銀貨の歴史は古く、その中で時代の推移とともに銀貨の役割、流通は大きく変化してきました。明治以降の金本位制など基軸貨幣制度の変更に伴い、銀貨も貨幣としての役割から遠ざかります。その後銀貨は、国家的記念事業・行事に際し発行されるようになりました。

 

・1円銀貨

1円銀貨は、明治時代から大正初期にかけて流通していた銀貨です。外国との貿易用に使用された旧1円銀貨と国内で使用された新1円銀貨の、デザインが異なる2種類があります。旧1円銀貨には竜と旭日が、新1円銀貨には「一圓」という文字と竜が描かれています。未使用であれば高額になり、使用済みでもプレミアが付きます。人気のため贋作も多いので注意が必要です。

 

・鳳凰100円銀貨

鳳凰100円銀貨は、昭和32年から33年の1年間のみ発行された銀貨です。現在でも使用でき、銀行で両替することも可能です。表には美しい鳳凰が羽ばたく姿が、裏には桜の花が描かれています。発行期間が短く、銀の含有量が60%以上と高いため、希少性が高い硬貨といえます。

 

・旭日竜50銭銀貨

旭日竜50銭銀貨は、明治4年に発行された銀貨で、3種類存在します。すべて同じ旭日竜が描かれていますが、銀貨の直径が違う「旭日竜大型」「旭日竜小型」。さらに旭日竜小型の中でも、竜の内径が21mmの「大竜」と、19mmの「小竜」に分けられます。大竜は特に流通枚数が少ないため、状態によってはプレミア価格が付く銀貨です。

 

・東京オリンピック記念メダル

東京オリンピック記念メダルは、1964年にアジア初のオリンピック開催を記念して作られた硬貨です。当時は金・銀・銅の3種類のセットになったものと、単品のものが発売されました。日の丸と、オリンピックのマークがデザインされています。

まとめ

国内・国外問わず、様々な銀貨が存在します。その種類や価値は様々で、発行年、発行枚数、製造年、銀の純度などで大幅に変わり、その人気から贋作が存在するくらいです。さらに銀貨は種類も多く、贋作やレプリカもたくさん作られていることから、専門的な知識が必要になります。

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