Rolex相場高騰のワケ
通常、相場があがる要因としては、市場に在庫がなくなる→欲しい人はたくさんいる→市場の中で、希少価値が生まれる→相場が上がるという流れになります。いわゆるプレミアムというイメージです。ですが、Rolexは今は在庫がたくさんあります。Rolexの流通量では日本が世界一と言われているほど在庫自体はあります。では、なぜ相場は上がり続けているのでしょうか?ざっとまとめてみると次のような流れになります。
1. ロレックスが作られる
2. 流通の段階で組織的に買い占める
3. 正規店の在庫がなくなる
4. 正規価格の少しだけ上で、非正規店に流通させる
5. 欲しい人が「定価より少し高い金額」で買う
6. 今度はさらに上の価格で非正規店に流通させる
7. ロレックスの相場があがってるという認識が市場に生まれる
8. 値上がり前に押さえておこうという人が買いに走る
9. さらに上の値段で流通させる
10 .ロレックスは継続して価格が上がり、儲かるという認識が発生する
11. 一般の投機筋がロレックスを投機商品として扱い出す
12. 高値相場が形成される
と、流通量自体は多いのですが、こういった流れがあるために相場が高騰しているのも一つの要因になります。もちろんRolex自体が長い歴史を持つ高級時計ということで注目されていると言った理由などもあります。他にも購入制限による需要の拡大という理由もあります。2019年からロレックスは国内正規店での購入に制限をかけました。デイトナやGMTマスターなどの人気シリーズが対象ですが対象シリーズを購入すると1年間は他の対象シリーズも購入できない、同シリーズの場合は5年間購入できないという内容です。この規制によって数本購入したい方は定価で購入できなくなり多少高くても並行輸入や中古でも買うしかなくなりましたので価格が高騰したとも言われています。
特に相場の上がってるモデルとは?
Rolexではスポーツモデルが高騰しています。その中でも頂点にあるのがデイトナ116500LNの黒と白です。黒の場合今の相場ですと、最大換金率は+160%と言われています。定価は1,457,500円ですので、最大3,850,000円までになります。また、通称パンダで知られる白デイトナは、最大で+191.6%となります。定価は黒と同じく1,457,500円ですが、最大で4,250,000円です。やはりロレックスは白文字盤の方が値段が高くなる傾向があるみたいです。すごい換金率ですよね。他にもデイトナに次ぐ人気のサブマリーナの116610LV。通称グリーンサブの場合は、定価987,800円に対して最大2,350,000円の、換金率にすると137.9%とサブマリーナの中では一番高い数字です。次はGMTマスター126710BLRO。こちらは定価1,072,500円に対して、最大2,450,000円と換金率では128.4%とGMTシリーズの中では一番高い数字になります。
今あげさせていただいたのは特に上がっているモデルの物です。これ以外の物を持ってるけどそんなに高くないのかなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんがそんなことはありません!Rolexのスポーツモデルは全体的に相場が上がっていますので、もし手放されることを考えていたら今が売り時になります。スポーツモデル以外にも、アンティークのロレックスなども物には寄りますが、高価で扱えることもあります。スポーツモデル以外は金額が高くないのかと思われるかもしれませんが、もちろんそんなこともはありません。ロレックスであれば高価買取の対象になります。
まずは査定をしてもらうことがおすすめ
さてここまで、Rolex相場高騰のワケと、相場の上がってるモデルをご説明させていただきましたが換金率はあくまでも最大の数値になります。換金率+100%目指せるかもと思われる方も多いと思いますが、こちら最大換金率にはいくつか条件があります。
1. 新品未使用であること
2. 付属品(箱、ギャランティカード、コマなど)が全てあるかどうか
3. 保証書の期間が一定期間内であること
以上、3つの条件がそろっていた場合、換金率100%超えも夢ではないかと思われます。じゃあ、正直これ以外だったら相当下の換金率なんじゃないかと考えられると思いますが普通に使用され、生活の中でもつけられてる方などは、平均的には換金率は70%~85%ぐらいになることが予測されます。もちろんモデルによってはその限りではありません。
それでも、他の高級時計ブランドに比べてかなりの高水準だと言える数字だと思われます。ご売却を考えられてる方は、全国400店舗ある、「買取大吉」にてぜひお査定だけでもされてみてはいかがでしょうか。お査定は完全無料ですので是非お気軽にご来店くださいませ。
まとめ
Rolexのようなとても長い歴史のある、時計ブランドの高騰というのはなかなかありません。昔から高いデザイン性と機能性が人気のブランドでしたが相場自体は、安くなったり、逆に高くなることもありませんでした。今でこそ高い水準で取引されることが増えましたが、今後どこまでこの人気が継続していくのかどうかは読めない部分の方が大きいと思います。当然コロナのウィルスの影響で、各地の工場が新しいデザインの作成などを止めているというのも高騰の理由にあるからです。ぜひお家の中などを探してみるのもいいかなと思います。
昔なんとなく買ったけど当時は今ほど価値がなく、家で眠らせてるだけだったものだったり、ご家族、友人から頂いたけどもったいなくて使えていないなど、様々な理由があると思われます。当然在庫が増え、買う方よりも売る方の方がおおければ、相場も元の定価ぐらいまで落ち着くこともあり得るかと思います。悩まれる前にまず査定でどれくらいになるかなど知っていても損はないかと思われます。もしかしたら、隠れた高額のRolexが出てくるかもしれません。その時は「買取大吉」にてお待ちしております。