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インゴットの分割加工で小分けする意味とは?メリット・デメリットをご紹介します!

インゴットの分割加工で小分けする意味とは?メリット・デメリットをご紹介します!

金のインゴットは世界的に需要があり、いつでも換金することが出来る上、実物資産かつ価値が安定しているため有事に強く、投資のリスクヘッジとしても重宝されています。そんな金のインゴットを分割加工で小分けにする人が多いことをご存じでしょうか。今回、分割加工で小分けにする理由とメリット・デメリットについて解説します。

インゴットの分割加工とは?

インゴットの分割加工とは、大きなサイズのインゴット(500g以上が一般的)を分割することで、総量を変えずに複数の小さなインゴットに加工することを指します。これは、相続や譲渡の際に分けやすくしたり、毎年少しずつ売りたいといった要望に応えるために行われることが多いです。

分割加工するメリット

金のインゴットを分割加工するメリットは大きく3つあります。

税金面

まずは、税金の節約が可能という点です。金地金の売却については「金地金を売ったときの所得は、原則、譲渡所得として、給与所得など他の所得と合わせて総合課税の対象となる。」と国税庁が定めており、「売却時の利益」から「譲渡所得の控除額50万円」を差し引いた額に対して確定申告が必要です。

金の売却に関わる税金についてはこちらをご参照ください。

金の価格が上昇している昨今、1㎏のインゴットの売却価格は1,000万円程になることを考えると課税に関わる金額は高額となります。これを避けるために、分割加工を行い、1年間の利益額が50万円に収まるように売却すると大幅な節税に繋がります。

財産分与

財産分与の目的としてもこの分割加工はよく使われます。一例ではありますが、財産分与(特に不動産などの価値があり、分けるのが難しいもの)の際に親族内で揉め、なかなか話がまとまらないということは実際に起こります。大きなサイズの貴金属地金に関しても同様で、全てを換金し、分ける方針でまとまれば良いのですが、そうでない場合はこの分割加工を用いて、均等に分割することで分けやすくすることができます。

リスクの軽減

金はそれ自体に価値があるため、万が一紛失や盗難されてしまった場合、その価値が0になってしまいます。分割加工し、インゴットの保管場所を分散することで、価値が0になるリスクを軽減することができます。一方で、管理する場所が増えるという欠点も存在していますが、価値が0になるリスクと比べると些細なことといえます。

分割加工するデメリット

一方で金のインゴットを分割加工することで発生するデメリットは以下の2つになります。

加工賃がかかる

分割加工の最も大きなデメリットが加工賃といえるでしょう。金の分割加工では重量の0.5%〜1%程度の金の目減りが起き、目減り分の金を補填するため高額な加工賃がかかります具体的な相場でいうと、1㎏の金インゴットを100gのインゴット10本に分割する場合、その金額は15万円〜20万円程度が相場になっています。100gより小さなサイズに分割したり、500gのインゴットを分割する場合、費用が割高になることも多く、それなりに費用がかかってしまいます。

申し込みからしばらくの期間売れない

インゴットの分割加工は、申し込みから手元に届くまで1カ月以上かかることもあります。その間に金価格の急騰や暴落が起き、所有しているインゴットを手放したいと思っても、その期間中は売却が出来ないため注意が必要です。

まとめ

金の分割加工は金という高額資産を節税しながら、賢く売却するために重要な役割を果たします。金地金の売却を考えている方は売却想定額とそれに伴う税金を計算し、高額になるようでしたら分割加工を考えてみてはいかがでしょうか。「買取大吉」では分割加工をした金のインゴットはもちろん、大きなインゴット、破損したアクセサリーなど金の種類や品位を問わず、熟練の鑑定士が査定し、その場で現金決済も可能なため高額な買取や急な資金調達にもご利用いただけます。ご査定・ご相談は無料で行っておりますので、ぜひお近くの「買取大吉」各店までご来店ください。

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