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純金に近い輝きを放つカラーゴールドの人気色、イエローゴールドをご紹介

純金に近い輝きを放つカラーゴールドの人気色、イエローゴールドをご紹介

金は古来より人々を魅了し、愛されてきた金属ですが、純金は硬度が低くアクセサリーに向かないというデメリットがあります。そのため、純金の輝きと硬度の特性を併せ持つイエローゴールドはカラーゴールドの中でも特に人気のあるものとなっています。今回はそんなイエローゴールドについて詳しくご紹介していきます。

カラーゴールドと純金の違い

金製品には純金製をはじめイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドといった様々なものが存在しています。純金とカラーゴールドの違いは純粋な金か他の金属を混ぜ合わせた金合金かどうかです。金は物質的に展延性が高く、様々な形に加工され、利用されています。

一方で硬度は非常に柔らかく、人の爪でひっかいただけですら傷がついてしまうほどです。そのため、アクセサリーなどでは利用しづらく、硬度を上げるため、他の金属を混ぜてカラーゴールドとして利用します。この時に配合する金属やその比率によってカラーゴールドは様々な色合いになり、用途に合わせて様々なカラーゴールドが利用されています。

【人気の高いカラーゴールド】

・イエローゴールド・・・・金+銀+銅で構成され刻印はYG

・ホワイトゴールド・・・・金+パラジウム+銀または金+ニッケル+亜鉛+銅で構成され刻印はWG

・ピンクゴールド・・・・・金+銀+銅+パラジウムで構成され刻印はPG

イエローゴールドの特徴

純金のもつ黄金色の輝きを保ったまま、硬度を上げるために銀と銅を混ぜ合わせて金合金にしたカラーゴールドをイエローゴールドといいます。銀と銅の成分比率によって色味が若干異なりますが、どれも美しい黄金色をしており、その輝きからさまざまなアクセサリーで活用できる金合金です。ハイブランドでも多く取り扱われており、高級感のあるアクセサリーを求めている人に適しています。

イエローゴールドの種類

イエローゴールドには、K18YGやK10YGなど金の含有量に応じていくつかの種類があります。この数字が大きければ大きいほど、金独特のオレンジがかった山吹色の輝きが強く見られ、K10などのように純度が下がると黄色味が薄れ、暗い色合いが見られるようになります。金の含有率が高ければそのぶん価格が上がります。色味を重視して含有量の多いものを選ぶか、コストを重視して含有量の少ないものを選ぶかは用途によって決めるとよいでしょう。

イエローゴールドでも金属アレルギーになる?

金製品は金属アレルギーになりにくい素材といわれています。しかし、イエローゴールドをはじめとしたカラーゴールドでは金属アレルギーになってしまうケースもございます。これはどういうことなのでしょうか。

金属アレルギーとは

金属アレルギーは発汗や皮脂によって金属が腐食し、金属イオンを放出します。それが私たちの体に接触すると、過敏症やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。実際、私たちの免疫細胞はこれらのイオンを微生物やバクテリアの類と認識して攻撃することがあります。金属アレルギーの最も一般的な反応は、接触性皮膚炎です。症状として赤みを帯びた発疹やかゆみを引き起こします。

なぜカラーゴールドで金属アレルギーが起こるのか

金は物質として非常に安定しており、その性質上金属アレルギーの原因となる金属イオンをほとんど放出することがありません。そのため純金製の製品で金属アレルギーが起こる事はありません。しかし、カラーゴールドは上述したように他の金属を混ぜている金合金になるため、金以外の金属が原因となり、金属アレルギーの反応が起こる事があります。

特に「パラジウム」「ニッケル」「銅」などは金属アレルギーの原因になりやすく、それらの金属を多く含むカラーゴールドは金属アレルギーになりやすいといえます。また、カラーゴールドには金の含有率が一律ではないため、金の品位が高ければ高いほど金属アレルギーを起こす確率は低下します。

金属アレルギーの対処法

金属アレルギーを治すというのは現在の医療では難しいといえます。そのため、金属アレルギーが発症してしまった場合は、上手く付き合っていくしかありません。そのための対策を3つご紹介します。

金の品位が高いものを使う

金は上述した通り、金属アレルギーを起こさない金属になります。そのため原因となる金属の割合が下がるほど金属アレルギーの可能性を減らすことができます。そのため、金属アレルギーが心配な方はK18 以上の品位の高いカラーゴールドを使うようにしましょう。

どの金属が原因なのかを調べる

金製品を身に着けた時に、アレルギー反応が出てしまった場合はすぐにその製品の着用を辞め、皮膚科の病院にいきましょう。病院ではどの金属にアレルギーがあるのかを調べるパッチテストを行ってくれるので、自分がどの金属に対してアレルギーをもつのかを調べることができます。原因さえわかればその金属を使っていないカラーゴールドを使うことで金属アレルギーの反応を避けることができます。

肌に直接触れないようにする

金属アレルギーは金属イオンが肌に触れる事によって起こる現象のため、それを避ける事で金属アレルギーを避けることが可能です。今はコーティング剤やピアスカバーなど、金属アレルギーの対策商品も販売されているため、それらを活用し、カラーゴールドを利用することができます。

イエローゴールドのお手入れ方法

イエローゴールドの変色を防ぐためには、定期的なお手入れが必要です。ケアを丁寧に行いながら使っていれば、イエローゴールドの美しい色合いを長くキープすることができます。イエローゴールドの変色を防ぐため、具体的なお手入れ方法を2つ紹介します。

毎日のお手入れ方法

使用後に酸化の原因となる皮脂汚れや化粧品などをジュエリー専用クロスや眼鏡拭き、セーム革などの柔らかい布でしっかり拭き取ることで、イエローゴールドの変色を防ぐことができます。この際、ティッシュや目の粗い布で拭くと、細かな傷が増える原因になるため、使用は避けるようにしましょう。

イエローゴールドの変色やくもり、小傷が気になってきた場合は、貴金属専用の磨きクロスを使用すると輝きが戻ります。しかし、これは表面部分だけとはいえ金属を削る行為なので、毎日磨きクロスを使うと徐々に金属自体が擦り減っていくため、注意しましょう。

定期的に行うメンテナンス方法

定期的に薄めた中性洗剤でメンテナンスすることも、イエローゴールドの変色防止に効果的です。方法は、ぬるま湯と中性洗剤を1:1の割合で混ぜ、イエローゴールドを5分ほどつけ置きし、その後しっかりすすいでください。

すすいだ後は柔らかい布で水気を拭き取って終了です。5分程度つけておけば汚れや油分は十分に落ちるため、無理にこすって洗う事は避けましょう。また、宝石などがついている場合はついている宝石や留め具部分に対して問題ないかを確認してからこの作業を行いましょう。この他に大きな傷がついてしまっている場合、宝石がついていてメンテナンスしてもよいかがわからない場合は買ったお店や宝石店などのプロに依頼したほうが安全です。

まとめ

どんな肌色にも合い、そのファッション性の高さから国籍や年齢関係なく愛されているイエローゴールドは様々なデザインのアイテムが販売されています。「買取大吉」でもイエローゴールドのアクセサリーは買取強化中です。所有しているイエローゴールドのアクセサリーを売却し、新たなデザインのものを購入し、新しい気分でファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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