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ゴールドアクセサリーの変色について

ゴールドアクセサリーの変色について

みなさんは日頃どのようにアクセサリーを選んでいますか?中でも私たちが普段よく手に取るのが、ゴールドのアクセサリーやジュエリーではないでしょうか? カジュアルでもフォーマルでも、どんな服装にも合わせやすいゴールドは、日本人でも肌馴染みの良いアクセサリーなのだそう。「ゴールド」・「金」とは言っても18Kと10K、KGPとKGFの表記など細かく見ていくと違いがありますよね。たくさんの種類のゴールドアクセサリー・ジュエリーがあります。「名前は聞いたことあるけれど、どう違うのか知らない」という方のために、今日はゴールド・金についてまとめました。

ゴールドのアクセサリーに記してあるKとは

K18やK10など数字の前についている「K」は、「カラット(karat)」の略で、金製品に含まれているゴールドの純度を表す単位のこと。日本の造幣局が決めた制度では、数字の前にKをつけることが決められているので、日本の正規品としてつくられたゴールドはK18と数字の前にKがつきます。18Kや10Kのように数字のあとにKがついているものもよく見ますが、これは通称「後K」と言われ、アジアなどの外国でつくられたものにつく場合が多いです。

ゴールドの含有量を示す数字の違いとは

K18やK10のカラットのあとについている数字、18や10などは、金製品に含まれているゴールドの量を示しています。ゴールドは100%を24分率で表すので、K24と表示してあります。純金というのは100%ではなく、99.99%以上の金が含まれているものを指します。今現存する最高品位は99.999%ですが、このパーセントのものを作成するには特別な技術が必要で、市場に出回っている量はとても少数です。特に出回っているものは99.99%(フォーナイン)のK24なのでこれを覚えておきましょう。

「GP(ゴールドプレーテッド)」と「GF(ゴールドフィルド)」とは

ゴールドアクセサリーを選ぶ時に必ずと言ってもいいほど見かける表記、「GP(ゴールドプレーテッド)」と「GF(ゴールドフィルド)」。こちらの2つは名前こそ似ているものの、使用されている金の量が異なります。ゴールドプレーテッドとは、金メッキのことで、金で薄くコーティングされている状態のことです。対して、ゴールドフィルドは金の厚さがゴールドプレーテッドの約100倍。ゴールドプレーテッドは、使っていくうちに摩擦で擦れてゴールドが剥げてしまうことがありますが、ゴールドフィルドは厚い金でできているため、剥げて下地の金属が見えてしまうことがほとんどありません。

「GP(ゴールドプレーテッド)」真鍮などのパーツに電気の力で金の膜を張ったもののことを言い、「GP」などの表記がされます。金同様に防腐食の効果がありますが、金メッキの膜は非常に薄いため、ちょっとした衝撃で剥がれやすく傷つきやすいので取り扱いには注意が必要です。

「GF(ゴールドフィルド)」厚い金のプレートの中に、芯の役割として真鍮が入っている構造のものを言い、「GF」と表記されます。金の部分が厚いので金メッキに比べ、長期間使用しても剥がれることがほとんどありません。

国産は「K18」海外製は「18K」!?

K18と18Kの違いについてお話していきますと、K18は国産で18Kは海外製のものと分けられます。ちなみに、数字の後ろにKがついているものを後K(アトケー)と呼ばれています。18Kは海外製品の中でも“怪しい”金製品に分類されるものになります。18と表記されていても金が75.00%含まれていることが少なく、K18の品位での買い取りをしてもらえない場合があります。もし海外で金製品を購入される場合には、後Kのアクセサリーはなるべく避けたほうがいいでしょう。他にはK18KT、18KT、K18KPというものがありますが、これはいずれもK18ということを意味するものです。KTはカラット(KaraT)のKTとなります。KPはKarat Plumb Goldで、Plumbはピッタリという意味なので、金ピッタリと覚えておきましょう。

ゴールドのお手入れについて

ゴールドは錆びない金属といわれています。変色や腐食も起こりにくい金属で、そのため昔から非常に価値の高い金属として扱われてきました。純度が最も高いのがK24で、金の純度が99.99%以上のものです。ゴールドは純金では柔らかく、また値段も非常に高くなるため、アクセサリーとして広く出回っているものはK18やK10が多いです。K18は金の含有量75%、K10は42%です。他の金属を混ぜることで加工しやすくなり、アクセサリーの価格もお手頃になります。ただし金の他に入っている他の金属の成分によっては錆びを起こしやすいものもあり、扱いに注意が必要です。

特徴としてはK18(75%以上の純度)でもSV(銀)が含まれていて、温泉など硫黄成分に触れると変色して一部または全体が黒くなります。K24(99.99%以上の純度)は硫黄による硫化はしにくいですが傷つきやすいため、海水の砂などが傷の原因になる場合があります。

 

★硫化・塩化による黒ずみ

18金のアクセサリーに黒ずみが起こる原因には、硫化と塩化の2種類があります。原因によって対処法が異なるため、それぞれの原因に合った方法で黒ずみを取り除くことが大切です。硫化による黒ずみの場合硫化による黒ずみは、18金の中に含まれている銀の成分が、皮脂や汗に触れることが原因です。硫化は、硫黄成分が銀に付着して起こるため、硫化による黒ずみを改善する際は、「還元反応」を利用して硫黄を取り除きましょう。自宅にあるもので対処する場合は、重曹とアルミホイルを使用します。お湯と重曹を3:1の割合で溶き、アルミホイルを敷いた容器にアクセサリーと溶液を浸けておくことで、硫化による黒ずみを除去することが可能です。塩化による黒ずみの場合塩化による黒ずみは、塩素系の漂白剤が18金に含まれる銅に付着することが原因です。塩化による黒ずみは手強く、完璧に落とすことは難しいため、日頃から漂白剤の取り扱いに注意しましょう。

 

★酸化による変色

18金の変色は、18金の中に含まれた銅の成分が、皮脂・汗・空気に触れて化学反応を起こすことが原因です。酸化による変色を改善するためには、「酸化還元反応」を利用して変色を抑えましょう。「酸化還元反応」は、お酢やレモン汁に酸化したアクセサリーを浸すだけで、18金の変色を改善させることが可能です。お酢に塩を加えることで、より効果が高まります。宝石の付いたアクセサリーは、水分で接着成分が落ちたり、溶液の成分で石が悪影響を受けたりする恐れがあるため、貴金属専用のクロスで優しく磨くことがおすすめです。金の美しい色味を守るためには、普段からの取り扱いや保管方法に注意しましょう。金の変色予防としては、湿度・温度の低い場所に収納しましょう。アクセサリーをジップロックに入れて保管する方法もおすすめです。さらに、使用後は柔らかい布で拭いて清潔に保つことで、酸化による変色を防ぐことができます

 

★汗や皮脂汚れ

汗や皮脂はネックレスを劣化させてしまう原因になります。汗の成分で化学変化を起こし、ネックレスの金属が黒ずんだりくすんだりします。皮脂汚れもアクセサリーの細かい部分に入り込んでしまうと、そこから次第に色合いが悪くなってきます。東南アジアなど暑いエリアで作られたアクセサリーにはコーティング加工が施されたものが多く、これは汗による金属素材の劣化を防ぐためです。汗をかきやすい環境ではネックレスを外しておくか、汗をかいたらネックレスをやわらかい布で拭いてお手入れすることをおすすめします。汗や皮脂以外にも、お肌につけた化粧品や香水が錆びの原因になることもあります。直接かかったり汗で溶けて付着したりしないよう気をつけましょう。

 

★温泉や入浴剤

温泉や入浴剤の成分で硫化し、ネックレスが黒ずんでしまうことがあります。身に着けたままの入浴は禁物。浴室で外して置いておくのも、湯気で反応したりお風呂のお湯がかかったりするので避けたいものです。温泉に入ったり、入浴剤を入れたお風呂に入ったりする際は、旅館の部屋や自分の部屋など湿気の届かないところで外しておきましょう。お湯だけのお風呂でも、着けたまま入るのは避けたほうが無難です。汗や溶けた皮脂、石鹸のカスがアクセサリーの細かいところに入り込んで劣化を引き起こす可能性があります。

 

★海水

海辺で遊んだり海水浴をしたりする際も気をつけたいところ。海水の成分に反応してネックレスの金属が劣化し、錆びたり変色したりすることがあります。また、ネックレスの金属の強度によっては、海辺の砂にこすられて傷がつくことがあります。その傷に海水が触れて腐食し、錆びや変色につながることも。夏の海辺のファッションにはネックレスが映えますが、砂浜で遊んだり海の水に入ったりするときは外して、盗難にも気をつけながら大事に保管しておきましょう。

金メッキが変色してしまったときのお手入れ

①重曹を用いるお手入れ

重曹はお掃除でも大活躍するため家庭に常備されていることも多いですが、アルミホイルと化学反応を起こすことで金メッキの変色にも抜群の効果を発揮してくれます。

まず、容器にアルミホイルを敷きます。アルミ製の容器があれば、そのままご使用ください。次に、重曹をティースプーン一杯入れます。1カップの水を電子レンジで2分弱まで温めたものを投入して、よくかき混ぜます。1分~5分ほどなじませると、重曹とアルミホイルの化学反応が起こり変色した部分がキレイになっていきます。アクセサリーを取り出して水ですすぎます。

 

②中性洗剤を用いるお手入れ

食器用洗剤などの中性洗剤OK!また、中性洗剤も金メッキの変色を戻すのに効果的です。必ず家にある中性洗剤と言えば、食器用洗剤!これならアクセサリーのお手入れのためだけにわざわざ揃えるという必要が無く、いつでもすぐにお手入れできます。

耐熱性の容器に、沸騰する手前(80度くらい)のお湯を入れてください。中性洗剤をその容器に入れ、軽く混ぜます。そこへアクセサリーを投入してください。そのまま30分ほど置き、すすぎます。アクセサリーの水分をしっかりと拭き取りましょう。

イエローゴールドとピンクゴールドの違いとは

金の純度が100%に近いのものは24金ですが、24金はやわらかすぎてジュエリーへの加工が難しく変形しやすいため、銀や銅、パラジウムなど他の金属「割金(わりきん)」を混ぜて金の割合を下げることで硬度を保ちます。このように割金を混ぜて作られた金はカラーゴールドとも呼ばれ、混ぜる金属やその割合によって金の色や特徴に違いが生じます。イエローゴールドは鮮やかな金色をした金で「YG」の刻印が、そしてピンクゴールドはやわらかい雰囲気のピンク色で刻印は「PG」と表記されています。イエローゴールドとピンクゴールドは、色以外にも硬度やメンテナンスのしやすさなど、素材の特徴にもさまざまな違いがあります。

ピンクゴールドの特徴や価値について

指輪やピアスなどのジュエリーにはピンク色の地金のものがありますが、この金が「ピンクゴールド」です。ピンクゴールドは金に含まれている「銅」の分量が多いという特徴があり、銅の色が強く出てピンク色に見えているのです。例えば、18金ピンクゴールドの一般的な割合は、金が75%、残りの金属は銅7:銀2:パラジウム1です。この銅やパラジウムなどの割合はメーカーによって異なり、その色合いはどれも全く同じというわけではありません。メーカーにより色の加減が違っているところも魅力の一つといえるでしょう。

また、ピンクゴールドは硬度の高い銅を多く使用しているので、ゴールドのなかでとくに変形しにくく、キズがつきにくいという特徴があります。この銅には酸化しやすいという性質もあるため、年月が経つと酸化してピンク色が徐々に強くなります。この酸化を防ぐためには、普段から汗や化粧品が付いたときに拭きとったり、温泉のときに外したりなど気をつける必要があります。もしすでに変色してしまったという場合には、専用の道具で磨いたり、業者に依頼して研磨してもらいましょう。

自分でお手入れする場合には、ぬるま湯と中性洗剤を入れた容器にジュエリーを数分つけてから流水で流すときれいになります。宝石がついているジュエリーは、洗剤を使っても大丈夫な宝石かどうか確認してから行いましょう。ピンクゴールドは基本的にイエローベース、ブルーベースどちらの肌にもなじみやすいといわれています。日本人の肌に似合う色としてジュエリー市場では人気が高く、売る場合には買取価格が高額になる傾向があります。

イエローゴールドの特徴や価値について

イエローゴールドは、黄色味の強い金のことです。含まれている銅の割合が少ないため、黄色がかった色をしています。メーカーによって含まれている金属の割合は異なりますが、18金の場合には金75%と他の金属25%(銅1:銀1程度)が一般的です。イエローゴールドはCIE色座標によって色が定められていて、純金や20金以上ではその規格に当てはまる色は出せないともいわれています。明るく華やかな輝きが特徴のイエローゴールドは、健康的でカジュアルもしくはゴージャスな雰囲気が出せるところが魅力です。イエローベースの肌や健康的な小麦色の肌の人、ベージュやブラウン系の服を着ているときによく合います。

最後に

大好きだったジュエリーでも、流行の変化や、自分自身の好みが変わったりすることによって、全くつけなくなってしまうことがありますよね。特に、購入価格が高かったジュエリーの場合、ほとんどつける機会がないのにもかかわらず、手放すのはもったいない気がして、ついつい引き出しの奥にしまいっぱなし……というケースも多いのでは?ジュエリーの場合は、買取業者によって査定額が大きく変わることもあります。その際は是非、買取大吉にて確認しますのでご利用お待ちしております。

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