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金1キロ辺りの大きさや価格について

金1キロ辺りの大きさや価格について

金はコロナショックやロシア軍の軍事侵攻により過去に類を見ないほど高額で取引されています。今回はそんな金について詳しくご紹介していきます。

金の価格はどう決まる?

金の世界4大市場は、ロンドン、ニューヨーク、香港、チューリッヒ市場と言われています。それ以外にも、東京、中国の上海にも金の大きな市場がございます。金の取引には、2種類あります。現物取引と先物取引です。現物取引の中心はロンドン市場、先物取引ではニューヨーク市場が中心になっております。国際金価格はドル建てですが、指標価格は1666年開設という伝統を誇るロンドン市場で決まっています。1トロイオンス「約31g」あたり国際的にいくらで取引できるのが分かります。

金の延べ棒1キロの大きさ

金の延べ棒1キロの大きさを見ていきますね。縦113mm(11.3cm)×横52mm(5.2cm)×高さ10mm(1cm)です。大きさをたとえるならiPhonSEの大きさになります。手のひらにのるサイズなので、意外と小さいですよね。しかし、金(K24)の比重って19.3あるので、小さいですがズシっとした重さがあります。iPhoneSEより小さいぐらいの大きさなのに1キロもあれば、それは重いはずですよね!

金の相場が急落する条件とは

初めて金を購入する際に、気になるのが「金相場が急落する可能性」です。ほかの投資対象と比較して、安定性が魅力といわれる金ですが、これまでの相場をチェックしてみますと、上がったり下がったりを繰り返していることがわかります。投資対象としての金とどのように向き合っていくべきかを知るためにも、「急落の可能性」について考慮しておくことが重要です。では具体的に、金の相場はどのような条件が重なったときに急落する可能性が高いのでしょうか。5つの条件をまとめます。

 

・金の供給量が増える

・金の需要が減少する

・世界経済が安定し、金以外の投資対象の魅力度が上がる

・テロや戦争など、地政学的リスクが極めて低い

・世界的な富豪や投資家たちが、金の買い占めを行わない

 

金だけにとどまらず、市場に出回っている量が潤沢で、なおかつ多くの人に求められない商品は、価値を下げていきます。
さらに金ならではの特徴として、「様々なリスクに対応できる一方で、所有しているだけでは何も生み出さない」というものがあります。戦争やテロ、そしてあらゆる経済リスクが低く、順調に経済成長を遂げているような場合には、「金」よりも「株」などの持つことで利益を生むものに投資をした方がはるかにもうかるでしょう。対して、反対の事実も当てはまります。株など一般的な投資対象のリスクが懸念されているタイミングでは、金に信頼が集まる傾向があるようです。
特に以下の3点に関する状況に変化があれば、金相場の動きも変化すると考えられています。

 

・ドル上下動
・米金利上下動
・景気動向および世界情勢(各国の緊張状態など)

 

通常、米金利が上昇すればドルが高騰し、金価格は下落。逆に米金利が低下するとドルも下落し、金の相場が高騰します。金の相場はドルと米金利、それぞれと逆相関関係にあるわけです。また、世界情勢も金の相場に影響を与えます。実際に、投資ニュースでは株が不安定になっているタイミングで金の保有量が上昇しているという事実が報道されています。過去に急落した例をいくつか見ていきましょう。

 

・ソ連崩壊にともないドルが高騰し、金相場が急落。国内価格は史上最安値となる865円を更新(1999年9月)
・リーマンショックにより世界的な金融危機に。金の国際価格は681ドル/1TOZ、国内価格は2,104円まで急落(2008年10月)
・キプロス問題により投資家心理が悪化。国際価格が1TOZあたり1,501ドルから1,360ドルまで急落(2013年4月15日)

※TOZ:トロイオンスのこと。金貨の質量の計量に用いられる単位
※国際価格と国内価格の両方を記載

 

もし世界の富豪や投資家たちの間に、「金を購入してリスクに備えるなんて、ナンセンスだ」という考え方が広まれば、「金相場の急落」というシナリオもあり得るのかもしれません。しかし、「有事の金」という評価からもわかるとおり、長期的に保有する投資対象としての揺るぎない信頼性は崩れていません。2020年4月現在、世界は新型コロナウイルスの脅威にさられています。

この“コロナ・ショック”を受け、“安全資産”と謳われる金に着目する投資家が急増。同年3月の国際価格は1,691ドル/1TOZまで高騰し、その勢いは止まることを知りません。まさに「有事の金」が注目されている状況といえます。

金価格は為替の影響を受ける

金の国際価格がドル建てということは、金は外貨預金等と同様、為替相場の影響を受ける金融商品です。なので、国内の金価格はドル円相場の影響を受けます。たとえば、円高ドル安になれば円建ての金価格は値下がりし、円安ドル高になればなるほど金価格は上がることになります。例えば「1トロイオンスの金=1000ドル」だと、日本円で購入するためには、円高の時の方が有利です。一つ例を作ります。

 

【1ドル=80円】の場合

1トロイオンス1000ドルの金を購入する為に必要な金額…96000円

金の国際価格が同じでも、為替次第で値動きしてしまいます。金の価格もありますが、【金を買うなら円高】【金を売るなら円安】こちらの2点を押さえておけば問題ないです。

金価格の推移

約30年間の金価格を年代別で見ていくと、短期的に下がることはありますが、長期的に見ていくと上昇傾向になっています。1980年1月にはgあたり6495円の高値を記録しています。この頃の社会情勢としては、1979年2月にイラン革命と第二次石油危機、11月にテヘランのアメリカ大使館占拠事件、12月には旧ソ連によるアフガニスタン侵攻、翌1980年にはイラク戦争の本格化など混乱が続いたことが原因となっています。アメリカと旧ソ連の対立が深刻化していた時期にあたり、このことが相場にも大きな影響を与えたと見られます。約20年後の1999年9月になると、1gあたり917円の安値となっております。

なお1999年以降、金価格は上昇を続けております。2020年の年明け以降は新型コロナウイルスの影響で金価格が高騰、2022年にはロシアの軍事侵攻によりさらに上昇し、2022年4月には1gあたり8800円の高値となりました。

まとめ

金は株とは違い持っているだけで何かを生み出してくれるということはございません。時期を見極めて売却すれば儲けを出すことも出来ます。相場価格を知った上で売却を考えてみてはいかがでしょうか。

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