金地金を購入できる場所
金の地金(インゴット)を購入したいと思った場合、まずどこで買えるのか、と考えることでしょう。金地金を購入できる場所は、貴金属メーカーや地金商、宝石商が一般的ですが、デパートや鉱山会社、商社でも購入することができます。金地金を購入する場合、500g未満の購入には「バーチャージ」という手数料が別途かかります。加工手数料の意味で、少量の金地金を売買する際には、知っておく必要があります。
購入方法について
①店頭での購入
店頭で購入する方法です。直接店舗に赴いて申込書に記入し、必要に応じて本人確認資料を提示の上、購入代金を支払います。店頭に在庫がある場合はその場で受け取ることができるのが一般的です。金属メーカーの直営店などいくつかの会社では、金地金を購入できるだけでなく、金投資の方法についても相談できるので、時間のある場合、じっくりスタッフに相談したいという場合には店頭に訪れるのが良いでしょう。
②電話注文での購入
電話で注文して購入することも可能です。遠方や多忙などで店頭に赴くのがむずかしい場合には便利です。電話で注文した後は、代金の振り込みを行い、確認されたら、金地金が発送される流れが一般的です。電話で購入する際も、店頭と同じくオペレーターに不明点や金投資について相談することも可能です。金地金は貴重品扱いの宅配便などで発送されることが多く、万が一の紛失などに備えて保険が適用されるのが通例です。
③インターネットを介しての購入
インターネットでも購入可能です。電話と同じく、遠方もしくは「電話する時間もない!」という多忙な場合に便利です。インターネットで注文する場合、金を自分で管理するか、管理を会社に任せるかによって、次の2つの方法があります。
・郵送(個人で管理)
電話で注文した場合と同じく、ネット上で注文後、代金を振り込み、金が指定された住所に届く流れです。この場合、金地金は個人で管理することになります。
・純金積み立て
もう一つの方法は、地金商やメーカーで純金積み立て口座を開設し、インターネット上で取引をする方法です。口座開設により、インターネットで場所や時を選ばずに金を取引することができます。その日の金の価格を見て、安くなったタイミングですぐに購入できるだけでなく、どこかの月で定額分の金を積み立て購入することもできます。積み立てた金は金地金として引き出すことも可能です。インターネットを利用する方法なので、遠方の人や多忙な人にとってはメリットがありますし、個人で管理するのと比べて安心感もある場合もあるでしょう。
④金ETF(上場投資信託)を購入
金そのものを購入するのではなく、金ETF(上場投資信託)を購入する方法もあります。金ETF(上場投資信託)は運用の成果が金価格の動きに連動するように設定された投資信託で、証券会社などが窓口になって取り扱われています。取引所に上場しているため株式のように売買することができます。また盗難のリスクもありません。ただし、金の現物とは交換できない金ETF(上場投資信託)もあります。
まとめ
金の購入方法を本当に様々あります。すでに金投資を始めている人も少なくないでしょうか。2022年高騰している今、売却するのか長期保有で今後も保持していくのか迷う方も多いでしょう。見極める必要ありますが、上手に資産運用していけるといいですね。