全国1100店舗以上展開中!
信頼と実績の買取専門店「買取大吉」

金・プラチナ・銀投資、それぞれの特徴を解説!

金・プラチナ・銀投資、それぞれの特徴を解説!

普遍的な価値を持つ金やプラチナ、銀などの実物資産が投資対象として注目を集めています。ここではその理由からそれぞれの貴金属投資の特徴について説明していきます。

金の特徴

金は、ジュエリーとしてインドや中国で好まれ、ジュエリーとしての需要はインドと中国の景気に左右されます。また古くからその希少性を理由に世界中で資産として扱われ、紙幣の登場までは広く通貨として利用されてきました。それは21世紀となった現代でも同じこと。2008年に起きたリーマンショックでは、それまで高い価値を持っていた大企業の株式や債券、さらに不動産までもが一瞬にしてその価値を失ってしまいました。通貨も経済情勢や社会情勢により、その価値が大きく変動する可能性があります。

一方、「有事の金」という言葉があるように、金がその価値をもっとも発揮するのは、戦争や経済危機、自然災害などが起きた「万一」のときです。普遍的な価値を持つ金は、無価値になることがないのです。金がこれまで採掘された総量は約18万トンでプール4杯分で、現在年間3,000トンペースで採掘されている。地球に残されている金は約5万トン程度で、約16年後には採掘できなくなるかもしれない。

プラチナの特徴

世界で古くから通貨の役割を担ってきた金や銀とは異なり、通貨としては性格の弱いプラチナ。一方、金と比べても生産量は圧倒的に少なく希少価値の高い貴金属です。基本的に金より高い値で取引されてきましたが、最近では値を下げ、国内では金価格を下回って推移しています。

 

①自動車用としての需要

②南アフリカに偏った供給

 

自動車の需要が60%を占めており、プラチナ価格は自動車の生産量に左右されやすい面があります。そして、金が様々な国から産出されるのに対し、プラチナは南アフリカが73%も占めていることから、南アフリカ共和国の政治経済の影響を受けやすいとされています。プラチナの有史以来の生産量は、約5,100トンと金の約17万トンと比べてもその30分の1しか生産されておらず、さらに精錬が金より難しいため精錬コストも高く、希少価値が金よりも高い。そういった経緯からもともとジュエリーでも金より価値が高かったが、金への投資が増え金価格を下回っている状態が常態化しています。

銀の特徴

銀の用途は様々で、ジュエリーはもちろんのこと、電気関係製品や自動車のシールド、工業製品、最近では太陽光電池での利用による需要が増えています。金に比べると非常に安価で、一部の海外投資家を中心に人気の高い銀です。金には手が届かないが小口の投資ができるため、その値動きは金とよく似る傾向があります。ただし、市場規模が小さく安価なことから、金より大きく値動きする特徴があり、過去には投資家ウォーレン・バフェット氏の買い占めによって大幅に値を上げたこともありました。銀も需要の約6割が工業用です。

用途は半導体などの電子材料分野をはじめ多岐にわたり、デジタル化に伴い写真用の需要が激減した後も、太陽光発電など新しい需要が生まれています。これが金と大きく違う点で、経済危機状況下で金は安全資産として買われ値を上げますが、銀は工業需要の減速に伴い値を下げることから金とは対照的な値動きをする場合があります。

金が上がる、下がる理由とは?

リスクオフでは金が買われて値上がり傾向があります。ドル建て金価格の変動は、需要と供給の関係が基本的な要因ですが、世界のさまざまな政治や経済状況にも影響を受けます。一般的にアメリカの景気が良い時には金が売られてドルが買われます。一方で、不況時や紛争、テロなどで地政学的リスクが高まった時に、リスクの高い株式や金融商品が売られて市中にドルが増え、ドルから金へと資金が流れてドル建て金価格が値上がりする傾向があります。

金とドルの間には、一般的にこのような逆相関関係があり、この関係は現在も特に短期的な値動きによく見られます(※国内の金価格を考える際には、さらにドル円為替相場の変動を考慮する必要があります)。

2022年以降の金相場の動き

ここでは、2022年以降金価格がどのように動いていくかを見ていきます。戦後金価格が上昇したのは1980年のオイルショックと2011年のリーマンショック時の2回のみでしたが、今回コロナの影響を受けて9年ぶりに上昇しました。

 

①新型コロナウイルス後、9年ぶりの高値に

2011年のリーマンショック後9年ぶりに、金相場はコロナショックにより高騰しました。2021年には米長期金利が上昇し、金利が付かない金の相対的な魅力を低減させたため多少下落したものの、それほどの下落傾向ではありませんでした。また、コロナ危機から市場に対する不安感が増し、金相場の上昇傾向は続くでしょう。米国で利上げが行われる見込みがあるため、実質金利が上昇して金離れ傾向があるにもかかわらず、中間選挙に対する不安感から安定した金への投資傾向は続くだろうと思われます。

 

 ②「オミクロン株」出現による影響も

コロナウイルスのオミクロン株が出現して世界各地で感染拡大したことで、不安の高まりにより金が買い傾向になりました。とはいえ、オミクロン株は比較的軽症で済むことや、ワクチンが開発されたことで、金の売り材料となりました。またイングランド銀行が政策金利を引き上げ、欧州中央銀がPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の22年3月終了を決定したことでドル安が進んで金が売られたものの、オミクロンの更なる感染拡大とインフレ懸念により金相場はそれほど下がりませんでした。

まとめ

金相場が高騰している今、売却を迷われている方はこのタイミングであらためて価値を確かめてみてはいかがでしょうか。資産としての金だけでなく、金アクセサリーも今が売り時ではないでしょうか。金製品、プラチナ製品、銀製品のお買取りはぜひ「買取大吉」にお任せください。

その他にもお困りの物や買取してもらえるか不安な物などありましたら無料相談もしておりますので、お電話または最寄りの「買取大吉」各店へお越しくださいませ。お客様の大切な商品一つ一つ丁寧に査定させて頂きます。もちろん査定のみでも大歓迎です。お気軽に「買取大吉」へお越しください。皆様のご来店従業員一同心よりお待ち申し上げております。

この記事をシェアする

  • X
  • はてなブックマーク
  • LINE

タグ一覧

買取品目のコラムカテゴリー

ブランドのコラム

カンタン 無料買取査定

どんなご相談でもOK! 無理な交渉はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
※一部、拝見しないとお伝えできないお品物もございます。