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金の相場が上昇中!その要因は?いつから上がっているの?

金の相場が上昇中!その要因は?いつから上がっているの?

常に変動を続けている金相場。売却のタイミングを見定めるためには、常に金の値動きや世界情勢に注目する必要があります。過去最高価格・最低価格も参考になる情報かもしれません。こちらでは、金相場が過去最高・過去最低になったタイミングについて、当時の状況を踏まえながらお話します。金や貴金属についてのお問い合わせは、ぜひ「買取大吉」へ!!

金価格の推移はどうなっている?

日本における金価格の過去最高値は2022年4月18日(月)、金の国内公表価格が【8,843円/1g】を記録し歴代最高値を更新です。この時、金相場が史上最高値を更新となりました。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により世界情勢への不安や恐怖が世界中に広がり、経済のリスクが高まった結果「有事の金」として金を購入する需要が急激に増え、価格も上昇しています。加えて世界基準通貨となっているドルは金の相場とも密接な関係を持っており、アメリカの情勢が不安定になると特に価格が上昇しやすくなります。

主に金相場を押し上げた要因として、コロナウイルスの感染拡大によるアメリカや世界経済への影響が上げられます。2020年7月米連邦準備制度理事会のパウエル議長が、今の経済低迷が「われわれが経験したことのない」厳しさだとの認識を示し、その後の記者会見で「経済の今後の道筋は極めて不透明であり、大部分はウイルスを抑制できるかどうかに左右される」と指摘したことで経済への不安が高まり、ドルを手放して金を買う人が増えました。それらの要因以外にも米中の半導体貿易戦争が激化するなどによって生じた複数の材料が金相場を押し上げたと考えられます。

金相場と主要の基軸通貨との相関性について

1979年2月にイラン革命、第2次石油危機、同年11月にはテヘランにあるアメリカ大使館の占拠事件、12月に旧ソ連のアフガニスタン侵攻など矢継ぎ早に事件が勃発。さらに翌年の80年にはイランとイラクでの戦争も本格化しました。こうした混乱の中迎えた1980年代は、アメリカと旧ソ連との対立が深刻化していた時期でありました。これら一連の事件が金の相場にも大きな影響をもたらし1980年に金相場は6,945円/1gの高値をつけました。しかしながら、この史上最高値のわずか4か月後の5月には、3,000円以上の下落となる3,645円を記録しています。きっかけは米と旧ソ連との緊張緩和です。これまでの対立状態が緩和されたことでドルに対する信頼が戻り、今度は金ではなくドルが大量に購入され、金価格は急激に下落していったというわけです。

この下落は当初、一時的なものにすぎないと考えられていましたが、結果的には実に20年以上続くことになりました。つまり40年ぶりに史上最高値を更新した金相場の高騰であっても、コロナウイルスのワクチンが開発され感染拡大のリスクが解消、経済への不安が払拭されるや、米中間での貿易戦争の緊張緩和が起きれば、金の相場が下落する可能性もあることが分かります。

過去最低価格は?

1980年に過去2番目に高値をつけた金価格でしたが、その後は20年以上下落の一途をたどります。そして、1998年にはついに1g865円という史上最低価格を記録しました。現在でもこの記録を下回る下落は起きていません。この長期にわたる下落トレンドは、1983年にOPECが実施した原油価格の大幅な値下げから始まったとされています。基本的に金価格は原油価格と比例の関係です。

また、80年代後半は日本が高度成長期に突入した時代でもあり、平均株価は大きく上昇して一時期は4万円近くにも達しています。株価と金の相場は基本的に逆相関のため、金相場は大きく下落することになりました。そして、1991年にバブルがはじけても金の価格は下がり続け1000円台に突入。1998年には先にもあげた1g865円という史上最低価格を記録してしまいました。

直近の金価格の推移について

80年代から90年代の20年近くにわたって続いた金価格の下落でしたが、2000年代に入ると下落トレンドが上昇トレンドへと転化します。その要因には、2001年に起きたITバブル崩壊、世界同時多発テロ、2003年のイラク戦争といった地政学リスクの懸念があげられます。史上最高の高値をつけたとき同様、株式や通貨の信用が失われてしまい、そのかわりに多くの金が購入されて値段が高まったというわけです。また、2007年のサブプライムローン問題も金価格上昇の要因となりました。このときまでに金価格は、3000円台を突破しています。また、2008年にはリーマンショックによって金価格は一時期値下がりましたが、3年もたたぬ間に再び金価格は上昇傾向へ。2012年にはアメリカも景気回復の兆しをみせています。

そして、翌年には2013年金融緩和政策「アベノミクス」が実施され円安が促進。同時に金価格も1年で4000円台前半から5000円台に迫る急激な値上がり傾向を迎えています。2020年のコロナ禍においても、感染リスクが与える経済への不安以外にも、企業破綻連鎖やアメリカの経済支援策を含めた政治動向など、様々な要因が金の相場に影響を及ぼすので複数の材料を俯瞰し、それらの関係の変化を注意深く観察することが相場を見極める上で重要です。現在金製品の買取相場が上がっています!是非ともお近くの「買取大吉」へお問合せくださいませ!

まとめ

金や貴金属に限らず、ご自宅にあるお品物の多くはご売却する事が出来ます。処分にお困りの物や買取してもらえるか不安な物などありましたら無料相談もしておりますので、お電話または最寄りの「買取大吉」各店へお越しくださいませ。お客様の大切な商品一つ一つ丁寧にご査定させて頂きます。もちろん、査定のみでも大歓迎です。少しでもお力になれたらと思っておりますのでぜひ、「買取大吉」へお越しください。皆様のご来店従業員一同心よりお待ち申し上げております。

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