金箔は金閣寺でも使用されています
華やかさを引き出すことができ、権力の象徴等にもよく使われますが金閣寺でもこの金箔が使用されております。流石にあんなに大きな建物、果たして一体どのくらいの金が使われているのでしょう・・・?ご想像できましたか?実はあの大きな大きな金閣寺20kg使われているとの事です。多いか少ないかどちらに感じましたか?私は思ったよりかなり少ないことにびっくりしました。20kgって人が持ち上げられる重さですからね、とても足りるとは思えませんがそれが金箔の優秀なところなのでしょう。
当然2003年の改修の際にも20kg使用されました。当時は権力の象徴とされており、あの豊臣秀吉も茶室を金箔で装飾をしていたそうです。ですが金閣寺は不思議な事に1層目には全く金箔を貼っていません。足りなかったのでしょうか?違うんです、実は優位性を表現するために敢えて貼ることをしなかったのです。1層目が公家を表し、2層目が武家造り、3層目を寺院造りとしました。将軍は偉いんだぞ、という意思表示が堂々と見えますね。
1gの金は5㎡まで伸びます
たった1gの金でも5㎡まで引き延ばすこともできます。ピンとこないかもしれないですが、身近な物で表すと大きめのベッドシーツくらいまでになります。たった1gでこれなのですごい技術と素材ですね。澄(ずみ)といった金箔になる前の材料もありこちらは工芸品作りに対応するためのものです。よく目にする陶器等は実はこの澄(ずみ)を巻いたり吹きかけて作成しております。ガラスとの融合により美しい作品へと仕上がります。
金メッキは金として買取が可能か?
結論を申し上げると微量にしか使用されていないので殆ど抽出することができません。なので、金としてのお買取りはどこの業者でも難しいです。ただし、アクセサリーとしてのデザインが評価される事も御座います。中にはあえて金メッキ仕立てにすることにより輝きを出しているブランド商品も存在するので一概に金じゃないから安い、という事はありません。コストを抑えるのは勿論ですが、映える為に使用している場合も非常に多いです。もしかしたら金以上の価値が出る物も、お家に眠っているかもしれませんね!
まとめ
僅かな量での汎用性の高さの金メッキ。金としてお買取りは難しいですが製品として評価される可能性もあります。「買取大吉」では金メッキも1点1点確りとデザイン査定をさせて頂いております。もしかするとびっくりするお品物が混ざっているかもしれないです!もしかしたら普通の金製品も出てくる可能性もあるかもしれません。金じゃないから、と諦めていたりずっと眠らせているままのアクセサリー、御座いませんか?「買取大吉」ではプロの鑑定士が多数在籍しており、鑑定士が親切丁寧に高額査定をいたします。査定は無料で出来ますのでお気軽にご来店ください。