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なぜ純金積立はやめとけといわれる?おすすめしない理由を解説

なぜ純金積立はやめとけといわれる?おすすめしない理由を解説

純金積立は安全で手軽に始められる方法として注目されていますが、「やめとけ」と言う方もいます。なぜ純金積立はこのように否定されるのでしょうか。今回は、純金積立はリスクが高いのか、「やめとけ」といわれる原因やおすすめしない理由を解説します。

 純金積立とは?

純金積立とは毎月同じ金額もしくは一定のグラム数の純金を買い、貯蓄する方法で、定額積立と定額貯金の2種類があります。定額積立は毎月同じ金額を投資し、定額貯金は毎月同じ量の金を買う方法です。

積み立てたものは換金することができ、投資した際の金額よりも高額で売却できれば利益を得られます。さらに、運用会社によっては貴金属やアクセサリーと交換でき、現物の金の延べ棒や金貨に変えることも可能です。しかし、運用会社ごとにサービス内容が異なるため、事前によく確認する必要があります。

金は安全資産で世界中で売買されており価値も比較的安定しているため、純金積立に注目が集まっています。また、通貨や株式に比べて安定しており、投資初心者でも始めやすいとされています。近年、COVID-19のパンデミックや世界情勢が不安定になったことにより、資産価値が安定している金への投資への注目が集まっています。

純金積立は「やめとけ・おすすめしない」といわれる4つの理由

純金積立「やめとけ」「おすすめしない」といわれる理由は主に4つ挙げられます。なぜ否定的な意見があるのか、自分にとってリスクがあるのか、理由を参考に判断しましょう。

手数料が高い

純金積立は買う際の手数料が高く通常2~3%なので、株式取引の約1%と比較すると2~3倍です。例えば、金価格が2%上がった際、2%の手数料がかかると利益は出ません。

また、出金時にも手数料がかかり、年会費などの費用がかかることを考慮するとマイナスになることもあります。

インカムゲインがもらえない

インカムゲインとは資産を持っていることによって得られる収入を指しますが、純金積立にはありません。

債券の利息、株式の配当のようなものは存在せず、金を持っているだけでは利益を得られないのです。金の価格が高くなり適切な時期に売ることができれば利益が出ますが、金の価格が変わらなければ年会費や手数料などの損失が出るだけです。

売値と買値の差が大きい

市場価格の差や価格差、金利差をスプレッドと呼びます。純金積立をはじめとした金の取引は一般的に他の投資よりもスプレッドが広いことが特徴です。

スプレッドが広いとそれだけ取引にかかる費用が高いということであり、取引回数が増えるほど不利になります。スプレッドの設定は運営会社によって異なりますが、純金積立は全体的にスプレッドが広いため注意が必要です。

単体ではなく相対的に価値が決まる

金の価値はほかの資産との相対的に価値が決まります。例えば、株式投資では企業の成長とともに株価が上昇します。

一方、金そのものの価値は一定で、金の価値が上がるのはインフレや経済危機など他の資産の価値が下がったときが主な理由です。そういう意味では金単体としてみた場合に投資対象としては不向きです。

純金積立の4つのメリット

純金積立は「おすすめできない」という話もありますが、メリットもあります。いずれの投資にもリスクはあるため、メリットもあわせて確認しておきましょう。

少額から投資できる

純金積立のメリットは月々1,000円から購入が可能であり少額で始められます。同じ金の取引でも金地金への投資では数万円からです。

まとまった資金を準備する必要がなくローリスクで少しずつ積立ができるため、初心者でも始めやすいでしょう。

資産価値が0になるリスクが極めて低い

金は世界中で価値があると認められた資産であり、金そのものの価値がなくなることはありません。信頼性が高く安全なため、リスクを分散しながら資産を保有できることもメリットです。

保管リスクがない

金の現物を自分で保管すると、倉庫や貸金庫を契約し防犯対策が必要になります。

しかし、純金積立であれば運用会社が現物の金を管理します。自分で現物の金を保有することはないため、防犯面でも心配がなく管理費用や手間を削減できることがメリットです。

スポットでも購入できる

純金積立は毎月の分割購入だけではなく、「スポット取引」として少額から購入することもできます。金価格の下落時や家計に余裕がある場合などに買い足すとよりよい運用利回りが期待できるでしょう。

さらに、スポット購入やドルコスト平均法の長所を組み合わせた「毎月スポット分割購入」も選択できます。

純金積立より現物保有の方がおすすめな理由

金地金を現物で持つ最大のメリットは純金積立で発生する手数料が不要なことです。

購入価格と売却価格の差による損失を心配する必要がなく、金価格が上昇したタイミングでは手数料を意識せずに利益を十分に得ることができます。金を安く買って高く売ることができれば、差額で利益を上げられるのです。

現物の金は中古の金製品や純金として質屋や専門業者、オンラインショップでも購入することができます。

安全性が高いとされる金投資ですが、投資に不慣れな方は損失を被るリスクもあります。そのため、リスクを可能な限り抑えながら投資をしたいのであれば、純金積立よりもコスト負担の少ない金現物の保有が賢い選択といえるでしょう。

金投資をおすすめする人の特徴

投資にはさまざまな種類がありますが、自分に向いている方法を見極めるのは難しいものです。ここでは、金投資をおすすめする人の特徴を紹介します。

リスク分散して投資したい人

金は株式や債券とは値動きが異なるため、同時に持つことでリスクを分散できます。

株や債券は発行する企業が倒産すれば、価値がゼロになってしまいます。しかし、世界的に共通して価値が認められる金は埋蔵量に限りがあり無価値にはなりません。

そのため、リスク分散を図りながら資産として保有したい方におすすめです。

NISA(成長投資枠)で安全資産に投資したい人

金関連投信・ETFは、NISA(成長投資枠)で購入することができます。

現在NISAを利用していて非課税枠が余っている方や非課税枠内で資産を増やしたい方は金投資がおすすめです。金投資は少額から行えて非課税枠まで金額のコントロールができます。

短期投資を目的にしていない人

金の価格は緩やかに上昇することもあるため、日々の価格変動を気にせず長期保有できる人におすすめです。金を長期的に保有したいのであれば、純金積立で少しずつ投資するのがおすすめです。

純金積立は月々1,000円から始められるため、元手が少ない人でも長期的にチャレンジできます。

金投資をおすすめしない人の特徴

金投資はメリットが多いですが、おすすめできない場合もあります。ここでは、金投資をおすすめしない人の特徴を紹介します。

NISA(積立投資枠)のみで投資したい人

金関連投信・ETFはNISA(積立投資枠)の対象外です。

そのため、NISA(積立投資枠)を利用して金に投資することはできません。非課税枠を利用して金に投資したい場合はNISA(つみたて投資枠)で金関連投信・ETFを購入しましょう。

為替やアメリカ情勢の知識がない人

金の価格は米ドルと逆方向に動くことが多いといわれています。ドル高になれば金価格は下落し、ドル安になれば金価格は上昇する傾向があります。

また、金の取引は米ドルであり為替リスクがあるため、米国経済や日米為替情報にアンテナを張っていない人やこれらの知識がない人にはおすすめしません。

手数料が高いのが嫌な人

金現物投資では売買する金の重量によって購入・売却手数料、保管料の手数料がかかります。購入した金を販売店や銀行の貸金庫に預ける際には保管料がかかり、契約する金庫のサイズごとに手数料が異なります。

また、金関連投信では投信によっては手数料がかかったり、保有期間の信託報酬のみがかかる場合もあります。

投信に比べて運用費用が高い傾向があるため、できるだけ手数料を抑えたい場合は金投資はおすすめできません。

まとめ

純金積立や金投資には、おすすめできる人とおすすめできない人がいます。投資をする目的や経済面などを考慮し、金投資が適しているかどうかを判断することが大切です。

自分がどのような投資をしたいのか投資方針を明確にし、金投資が向いているかどうかを事前に見極めることが重要です。紹介した投資以外の方法もチェックし、リスクを抑えて投資をしましょう。

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