お金儲けが得意な民族
世界で一番お金儲けが得意な民族はユダヤ人と言われています。世界にいるユダヤ人の人口は約1,500万人と言われており、世界の全人口の約0.02%。世界有数の経済誌であるフォーブスに掲載されている億万長者の上位15%はユダヤ人。また、平均年収においてもユダヤ人はアメリカ人の約2倍。そんなユダヤ人が投資を行う際に大半の方がセットで購入するものがあります。
それが【金】です。なぜ金に目をつけたのか、そしてなぜユダヤ人は金投資が得意なのでしょうか。
金融に関わりの深いユダヤ人
ユダヤ人は歴史的に見ても、金融に関わりの深い民族として有名です。彼らが金融で築き上げてきた資産は膨大であるとされ、彼らの融資によって様々な国が恩恵を受けているという事実もあります。また、ビジネス界では、投資家のジョージ・ソロス氏やFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグ氏、Googleの共同創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏など、ビジネスで大成功を収めている起業家に、多数のユダヤ人がいます。
ユダヤ人の歴史
ユダヤ人ってそもそもどこのどんな人?と思う方がいるかもしれませんがユダヤ人とは主にユダヤ教を信仰する人々を指しています。そんなユダヤ人はヨーロッパを中心とし、歴史上世界でひどい迫害を受けてきました。その一つとして、職業選択の自由がありませんでした。そのため、諸々の事情で金融業者の仕事を担わされる事となります。その結果、ユダヤ人は迫害されながらも、社会的に力をつけ、資本主義社会で成功していくようになります。ユダヤ人の金融手腕は次第に国を豊かにさせるほどになります。しかし、そうした成功はのちに再び迫害の理由となってしまう事となります。現在も、ユダヤ人に対する偏見は未だ多くの地域で残っていると言われています。しかし再び歴史を繰り返さないためには、これまでの歴史をよく知っておくことが大切ですね。
安定を求めるユダヤ人
ユダヤ人は迫害や強制移住などを経験し、自由を奪われてしまった事で、安定した価値の金に魅力を感じました。通貨は国により価値が異なり、不安定なものと感じたのでしょう。いつ、なにが起こるか分からないことを経験しているからこその考え、判断だったのではないでしょうか。
まとめ
ユダヤ人は成功の半分は忍耐という考えを持っています。そのため、儲け話が転がりこんできても、全てを投資せず必ず安全なものも保有する傾向です。だから、なにか投資する際は、もしもの時に使えるものに投資を行っています。そのため、金を購入する訳です。全てを失わないためにも金を買う。多くの富豪を輩出しているユダヤ人をお手本にするのが、お金持ちへの第一歩なのではないでしょうか。