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メイプルリーフ金貨を発行している国といえば?日本で人気の海外金貨について徹底解説!

メイプルリーフ金貨を発行している国といえば?日本で人気の海外金貨について徹底解説!

日本には数多くの海外金貨が流通しています。その目的は様々です。海外金貨は発行国を象徴する細やかなデザインが施されています。そのデザイン故、日本だけではなく世界中でコレクターの方がいらっしゃいます。また、金貨の多くが純度の高い金で作られている為、投資目的で所持されている方もいらっしゃいます。

日本の金貨

冒頭では海外金貨について紹介すると言いましたが、もちろん日本にも日本発行の金貨があります。まずは、日本でどのような種類の金貨が発行されているのか。代表的な金貨を紹介します。

■日本の金貨―①天皇陛下御在位60年記念10万円金貨

昭和61年(1986年)に昭和天皇の在位60年を記念して発行されました。表のデザインは鳩と水、裏のデザインは菊花紋章が描かれています。
この金貨は日本で初めて発行された記念金貨としても有名です。
直径3.0cm、重量20g、品位純金で作られています。

■日本の金貨―②天皇陛下御即位記念10万円金貨

平成2年(1990年)に平成天皇の御即位を記念して、日本造幣局より発行された額面10万円の記念金貨です。表のデザインは鳳凰と瑞雲、裏のデザインは菊花紋章と桐と唐草が描かれています。
直径3.3cm、重量30g、品位純金で作られています。

■日本の金貨―③皇太子殿下御成婚記念5万円金貨

平成5年(1993年)9月9日に皇太子殿下御成婚記念として日本造幣局より発行された5万円金貨です。皇太子殿下の婚約を詠う和歌にちなんで、表のデザインは瑞鳥の鶴2羽と波、裏のデザインは菊花紋章と皇太子殿下の御印である梓が描かれています。直径2.7cm、重量18g、品位純金で作られています。

アメリカの金貨

アメリカは1930年代まで金本位制(※)のもとで多くの金貨を発行し通貨として流通させていた国です。現在のアメリカで金貨をそのまま使用することはありません。アメリカも日本同様に投資、コレクション目的での収集・所持がされています。
※金本位制…その国の貨幣制度の根幹を成す基準を金と定め、その基礎となる貨幣(=本位貨幣)を金貨とする。さらに自由鋳造・自由融解を認め、無制限通用力を与えた制度。

■アメリカの金貨―①イーグル金貨

以前はアメリカで発行されていた10ドル金貨の事でしたが、現在では1986年から発行されているアメリカの地金型金貨です。表のデザインは自由の女神の立像、裏のデザインはイーグル(白頭鷲)が描かれています。イーグルはアメリカ合衆国の象徴として国章をはじめ、多くの省庁や機関が記章に取り入れられており、誇り高い国鳥です。イーグル金貨はサイズが1oz(33.9g・32.7㎜)・1/2oz(16.9g・27.0㎜)・1/4oz(8.4g・22.0㎜)・1/10oz(3.3g・16.5㎜)の4種類発行され、品位はK22(純度91.67%)です。純金でない理由としては、①合金にすることで加工をしやすくする為、②純度を下げ耐摩耗性を獲得する為です。

■アメリカの金貨―②バッファロー金貨

イーグル金貨発行から20年経過した2006年に地金型金貨として発行されました。20世紀前半に発行されバッファロー・ニッケルと呼ばれた5セント硬貨のデザインを採用し、表のデザインは先住民インディアン、裏のデザインはアメリカ先住民の多くの部族で神聖視されているバッファローが描かれています。バッファロー金貨はサイズが1oz(31.1g・32.7㎜)・1/2oz(15.5g・26.5㎜)・1/4oz(7.7g・22.0㎜)・1/10oz(3.1g・16.5㎜)の4種類発行され、品位はイーグル金貨と異なり純金です。

■アメリカの金貨―③インディアン金貨

1907年~1933年に10ドル金貨、1908年~1929年に5ドル金貨、2.5ドル金貨としてアメリカ合衆国で発行されていました。額面によって表のデザインが異なり、10ドル金貨はインディアンの羽飾りを付けた自由の女神、5ドル金貨と2.5ドル金貨は先住民インディアンが描かれています。裏のデザインは額面問わず木の枝に止まっている鷲が描かれています。インディアン金貨はサイズが10ドル(16.7g・27.0㎜)・5ドル(8.3g・21.6㎜)・2.5ドル(4.1g・18.0㎜)の3種類が発行され、品位はK21.6(純度90%)です。インディアン金貨は人気ゆえ偽物が多く流通しています。見分けは非常に難しいですが、まずは直径・重量の確認をしてみてください。

カナダの金貨

カナダは金産出量の多い国として有名で金産出ランキングではアメリカに次いで5位です。ちなみに1位中国、2位オーストラリア、3位ロシア、4位アメリカとなっています。そんなカナダは金貨の製造も盛んに行われており、日本でもおなじみの金貨を発行している国でもあります。

■カナダの金貨―メイプルリーフ金貨

1979年から毎年カナダ王室造幣局(Royal Canadian Mint)より発行されている地金型金貨です。表のデザインはエリザベス2世の肖像、裏のデザインはサトウカエデが描かれています。メイプルリーフ金貨のサイズが1oz(31.1g・30.0㎜)・1/2oz(15.5g・25.0㎜)・1/4oz(7.7g・20.0㎜)・1/10oz(3.1g・16.0㎜)・1/20oz(1.5g・14.1㎜)の5種類が発行され、品位は純金です。また流通量は世界一を誇ります。

オーストリアの金貨

オーストリアは音楽の国として有名ということから金貨にも楽器などが描かれています。その優美さから世界的に人気を集めています。オーストリア発行の金貨で有名な2種類を紹介します。

■オーストリアの金貨―①ウィーン・ハーモニー金貨

800余年の伝統を持つオーストリア造幣局発行でオーストリア政府が品質を保証する法定通貨です。表のデザインはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会場にある「楽友協会:黄金の間のパイプオルガン」、裏のデザインはウィーンホルン・ハープ・ビオラ・バイオリン・ファゴットなどの管弦楽器が描かれています。ウィーン・ハーモニー金貨のサイズが1oz(31.1g・37.0㎜)・1/2oz(15.5g・28.0㎜)・1/4oz(7.7g・22.0㎜)・1/10oz(3.1g・16.0㎜)の4種類が発行され、品位は純金です。

■オーストリアの金貨―②ダカット金貨

1872年~1915年にオーストリア造幣局により発行されていた金貨です。表のデザインはフランツ・ヨーゼフ1世、裏のデザインはオーストリア帝国の国章であった王冠を被った双頭の鷲が描かれています。ダカット金貨は4ダカット金貨(13.9g・39.0㎜)・1ダカット金貨(3.4g・20.0㎜)の2種類が発行され、品位はK23(純度98.6%)です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回紹介した金貨はほんの一部となります。このほかにも世界中の国であらゆるデザインの金貨が発行されています。もし今後金貨を収集される方はその金貨の歴史やデザインにもこだわりを持つと楽しいかもしれません。

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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