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プラチナの使用用途はアクセサリーだけじゃない!プラチナの意外な使われ方

プラチナの使用用途はアクセサリーだけじゃない!プラチナの意外な使われ方

プラチナと言えば、アクセサリーを思い浮かべる方が多いでしょう。その上品な輝きに魅了され、身に着けたいと思ったことがあるのではないでしょうか。実はプラチナは、アクセサリー以外のさまざまなものにも使われているのです。 そこで今回は、プラチナの様々な使用用途についてご紹介します。

プラチナの特徴とは?

プラチナとは白金ともよばれ、元素記号はPt、原子番号78番にあたります。白い光沢を帯び、酸に強い、融点が高い、王水意外に溶解しない、といった特徴があり、和名では「白金」とも呼ばれます。

金に銀やパラジウムなど別の金属を混ぜた合金である「ホワイトゴールド」と間違われやすいため、プラチナという名称が一般的です。プラチナはレアメタルと呼ばれる希少価値のある貴金属のひとつです。

レアメタルとは、「少ない産出量」「産出されるのは特定の地域のみ」「精錬に技術と時間がかかる」などの特徴を持つ金属のことです。なかでもプラチナは、金に勝るとも劣らない価値を持っています。

使用用途

アクセサリー

ご存知の通り、プラチナはアクセサリーとして大変人気があります。プラチナがアクセサリーの素材として広く利用されるようになったのは1900年代になってからです。

銀のように硫化(変色)せず白い輝きを保つこと、小さな爪でもダイヤやカラーストーンを留められる素材として特長からアールデコのジュエリーに用いられました。世界のプラチナのおよそ35%がアクセサリーに使用されています。

アレルギー反応を起こしにくいという実用面の他、ダイヤモンドを引き立たせるといった見た目の美しさからも好む人が多いのがプラチナです。結婚指輪などでも需要は堅調に推移しています。

医療器具

プラチナは医療分野でも使用されています。プラチナは金と同様に酸化しづらいため、アレルギー反応を起こしにくいことがその理由です。カテーテルやペースメーカーなどさまざまな医療器具にもちいられているようです。

工業用品

私たちの生活に欠かせない工業用品の中にもプラチナが使用されています。たとえば、液晶テレビやパソコンはその一例です。ハードディスクは情報を内部に記録するために微小な磁石を必要とします。実はその磁石部分に使われているのがプラチナなのです。

文房具

プラチナは、万年筆のペン先にも使われています。万年筆は、安定した細い線が書けることが求められますので、プラチナの摩耗しにくい性質が最適なのです。長い間、変わらぬ安定した書き味が保てると好評を得ています。

しかし、プラチナをペン先に使っている万年筆は、高価なものが多いようです。

自動車の部品

自動車産業においても、プラチナの需要が高まっています。実はプラチナの工業用途で主な割合を占めるのが自動車の部品です。その割合は全体の40%ともいわれています。

マフラー触媒として使用されていたのはパラジウムでしたが、より耐久性が高く、質のよいプラチナを使用する自動車メーカーが増えたことです。

また、排ガス規制対策の影響などが、プラチナ利用の増加の原因であるといわれています。ただし、自動車1台につき約100gの重さのプラチナが必要になるため、全体のコストが高くなるのが、デメリットといえます。

プラチナの歴史について

紀元前700年頃、エジプトの女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱で、「テーベの小箱」と呼ばれるものが現存する最古のプラチナ製品としてルーブル美術館に収蔵されています。

10世紀頃では既に高度な精錬技術があり、純度80%以上の装身具としても利用されていたと言われています。 しかし当時の精錬技術ではプラチナを溶かす事は出来ず、大量に破棄されるということもあったようです。

何千年もの間その価値が見出されることも無く、1700年代にコロンビアのピント川で白い金属を発見し「ピント川の小さな銀」と呼ばれ、今のプラチナとなるのです。

都市鉱山と呼ばれるプラチナとは

使われなくなった電化製品などに含まれるプラチナを「都市鉱山」と呼びます。再利用が可能なので回収するべきなのですが、実際には中古品、ジャンク品としてそのまま海外に輸出されることが多いようです。回収ルートが整備されていない上、高い技術が必要なので、回収が難しいというのが現状のようです。

まとめ

このように、プラチナはアクセサリーとしてだけではなく、私たちの生活のあらゆる場面で活躍するものになっています。プラチナの用途がここまで多岐にわたるとは思っていなかった人も多いのではないでしょうか。今後プラチナに投資をする人が増えれば、さらにプラチナの需要は高まることになるでしょうね。

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